仕事の休憩中に少しずつ書いていました。
はいフィリネです。この数か月間は怒涛の忙しさでした。
特異点の修復に加えて、現在が不安定な状態にあることから起こった小特異点の解決にも追われていました。
所長代理を行っているロマニさんほどではないにしろ、仕事量は増える一方。
無駄に器用貧乏で色んな部署の橋渡しも出来る自身の能力を恨みました。
人類を救った後、残りの人生に困らない程度の給金を請求しましょう。
時計塔……は難しいのでアニムスフィアですね。ロードだろうが知ったこっちゃないです。
とにかく激動の数か月間でした。
しかし、私たちみんなで頑張ったお陰様で特異点は三つ修復する事が出来ました。
そうです、三つ目の特異点も修復する事が出来たのです。
立香ちゃんは凄いですね。37人のマスターとサーヴァントで挑むはずだった特異点をたった一人で挑んでいるんですから……。
私の回想なので自由ですが、一応の流れは思い出しておきましょうか。
第二特異点の舞台は60年のローマ帝国。暴君ネロが生きていた時代です。
レイシフトして立香ちゃんとマシュは特異点修復の為に散策をしました。
そこで見つけたのが、争っている二つの集団。一つはその時代で生きているローマ帝国皇帝ネロ。もう片方が連合ローマ帝国を名乗る集団。
この時代にローマ連合軍などと名乗る集団は存在しえないので、ネロ陛下を助けることに。
立香ちゃんたちはローマ帝国へと招かれ、ネロ陛下とは共同戦線を張ることに。
そして謎の集団を追っていくと、サーヴァントとしてローマ帝国の皇帝たちが立ちふさがりました。
カリギュラ、カエサル、ロムルス。全員が教科書に載っている程有名な英霊。
ローマ連合軍を倒しきると立香ちゃんはこの特異点の元凶を突き留めました。
レフでした。カルデアを爆破して、私を激務に追いやった元凶です。
あの野郎……レイシフトさえ出来れば私自身の手……は無理があるのでサーヴァントであるディッドを叩きつけたいくらい憎いです。
が、あろうことかレフは聖杯を使って呼び出したアルテラ・フンヌに殺される始末。
…………私は分かっていましたよ?彼は小者に過ぎない敵だったとね。
ローマ帝国を、世界を破壊しようとするアルテラは、立香ちゃんたち一行を軽く蹴散らして移動を開始しました。
流石聖杯のバックアップを得ている大英雄です。並の英霊では太刀打ちできません。
しかし、それでも諦めない立香ちゃん達はアルテラの進行を止め、倒し切る事ができました。
第二特異点の修復が終わり少し経った後、私達は第三特異点を発見し、修復に乗り出しました。
舞台は1570年の海。大航海時代真っ最中です。
立香ちゃんたちは海賊船にレイシフトしてしまい、襲ってきた海賊を返り討ち。そこで得た情報でこの特異点が、突然海に起こった閉鎖空間だということ。迷い込ん出来た海賊も年や場所どころか時代すらバラバラな様子。
調査を進めていくと、この時代の特異点となり得る存在、フランシス・ドレイクに出会いました。確かに、かの有名なドレイクが世界一周を成し遂げなければ人類は地球が球体だと言事の判明が遅れていました。
確かに歴史のターニングポイントです。
調査を進めていくと、黒髭の名で有名な海賊エドワード・ティーチ、女海賊アン・ボニーとメアリー・リードが敵だと言う事が判明。
途中で協力を結んだアステリオスと女神エウリュアレと共に敵対するサーヴァントを倒していきます。そんな中、黒髭陣営でもないサーヴァントが一人戦線を離脱します。トロイア戦争の英雄ヘクトールです。
彼を追って進むとこの特異点の原因である聖杯を所持しているらしいサーヴァントを発見。今度は神代の船乗り達アルゴノーツ号を率いた英雄イアソン、裏切りの魔女で有名なメディア、英霊の格としては最強クラスのヘラクレス。
管制室で見守ることしか出来ない私ですが、正直言って生きた心地がしませんでした。ヘラクレスが相手とか通常の聖杯戦争なら諦めています。
しかしコミュ力と運のステータスが異常に高い立香ちゃん。(私調べ)ヘラクレスから逃げる中でイスラエルを建国したダビデ王、ギリシャ一の脚を持つ猟人アタランテを味方に付けヘラクレスを撃破。
続けざまにヘクトールとイアソンを撃破するものの、聖杯を所持していたのはメディアの方でした。最後の悪あがきなのか、聖杯の力を使って魔神柱を召喚するメディア。聖杯のバックアップがあると言え、神代の魔女は魔神柱を召喚出来るとは……。
ここまで来たらこれで最後、立香ちゃん達は最後の力を振り絞って魔神柱に挑み、無事の特異点修復を達成しましたとさ。
……色々なサーヴァントの力を借りてるとはいえ、三つの特異点を修復できたその偉業。立香ちゃんは物凄い人物ですね。
人理修復の旅が終わったら家に招待するのもいいでしょう。そこで縁を強く結んで置いて、時が来たらロズネルド家のマスターとして戦って貰えるかもしれません。最悪サーヴァントとの関係性を深められる指南役として雇うのも良いかもしれません、
それほどまでに彼女は異常なのです。聖杯戦争を目標にしている家系からすれば喉から手が出るほど欲しい存在なのです。
という感じで、人理が焼却されてから数ヶ月が経ちました。もうすぐ第4の特異点へのレイシフトが近づいてきています。
私現在、特異点へのレイソフトが始まるまで休暇中。レイシフト中は色んな事で忙しくなるので、束の間の休息というわけで振り返ってみました。
次回も無事に終わると良いですが、なんとなく嫌な予感がしてなりません。半分だからでしょうか?
最後にもう一つ。ディッドに関してです。
彼はあれから一切霊体化を解除してません。技術はそこまで無くても、魔力だけは多いので「好きな時に実体化して部屋にあるパソコンを使っても良いよ」と言ったのですが、彼は頑なに実体化を拒否します。
実体化でカルデアスに観測されるのが嫌なのでしょうか?それもと存在を知られることが?
ダヴィンチちゃん程ではないにしても、私よりは断然に頭が良いのですから、私のお仕事を手伝ってくれても良いではないですか。えぇ、サーヴァントは使い魔なので手伝うべきです!
一度それとなく伝えてみましたが、彼は一切取り合ってくれません。受け答えをきちんとしてくれるだけマシと言いますか……。
ロズネルト家の次女としては落第点にも程遠い信頼度です。これが普通の聖杯戦争なら連携不足で死んでも納得が出来ますとも。
……どうしてこんなサーヴァントを引き当てちゃったのでしょうか?彼とどの様な縁があるのか全く検討もつきません。
おっと、急な呼び出しです。こちらは休日だというのに……労働基準法を守って欲しいものですね。もっとも、人理の危機なのでそうこう言っていられる暇もないのですが。
私としても人理が無くなってしまうと困るので頑張りますか。次の特異点はロンドンです。次回も上手く修復出来ますよーに。
私はそう祈りながら、私を呼び出したであろうロマニさん達が居る管制室を目指した。
次回も遅くなります。筆が乗れば早いかも?
次回、遂に黒幕の登場です。