私はただのカルデア職員です!!   作:与麻奴良 カクヤ

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家の電話線が切れてしまったので、モバイル通信を使ってPadで書いています。改行などの編集は後日行うつもりなのでご安心を。
今回からオリジナルサーヴァントがでます。苦手な方はブラウザバックを推奨。


348 五節「英霊召喚」

 指で描いた魔法陣も完成です!という事で最後に詠唱を唱えてみましょう!

 

 深夜テンションを更に吹っ切れている私には、何者にも止められない無敵状態です。

 この時の私には何も考えなどは無かったのでしょう。ただ、人類史が焼却されてしまったパニックがあったと思います。助けてを求めていたのかもしれません。

 

 私は子供の頃から触れている呪文を唱えてました。

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。祖には我が師✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎。

 降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

 

 閉じよみたせ。閉じよみたせ。閉じよみたせ。閉じよみたせ。閉じよみたせ。

 

 繰り返すつどに五度。

 ただ、満たされる刻を破却する――――告げる。

 

 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

 誓いを此処に。

 我は常世総ての善と成る者、

 我は常世総ての悪を敷く者。

 汝三大の言霊を纏う七天、

 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!

 

 

 って召喚されるわけないよねー」

 

 と、ようやく冷静になった私が、分かり切っている事を呟いた時でした。

 指で描いた空の魔法陣が光始めたのは。

 

 えっ!ちょっと待った!!!ナニコレ、召喚成功したの!?

 私、指でなぞっただけですよ!?っというかこの状況不味いんじゃ…!

 

 絶叫しても止まりません。光はドンドンと強くなていきます。

 私は脳の処理能力が追いつかず、ショート寸前。激務の後という事もあり、考えること放棄してしまいました。

 

 だって、魔力の篭った血や水銀で書いてないのに、詠唱しただけで召喚されるとは思わないでしょうよ!!あ〜!!状況追求されちゃう!!この忙しい時に出来ないはずの英霊召喚を成功させるなんて…!!!

 

 そうこう考えているうちに光は収まっていきました。「やっぱり失敗してるんじゃ……」と思ったものの、中心には人影が見えます。

 初の英霊とのご対面です。緊張してしまいます。話の通じる人でありますように!

 

 晴れた先に立っていたのはマントを纏ったひ弱そうな男。第一印象は、一般の厨二さんが現れたのだと思った。それくらい、普通の人間だった。

 これといった特徴はない。強いて言うなら、真っ白な肌に自分に似ている瞳色。

 

 惚けている私を置いて、彼が契約の言葉を告げる。

 

 

「召喚されるとは珍しい。キャスター召喚に応じ参上した。貴女が僕のマスターか?」

 

 明らかにまだ十代を思わせる声色で、私に問いかけたのであった。




空の魔法陣
中身のないという意味で使ってます。
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