私はただのカルデア職員です!!   作:与麻奴良 カクヤ

6 / 20
グダグダなのは毎度の事。


371 六節「契約」

「貴女が僕のマスターか?」

 

 そう私には問いかけてきたサーヴァントに、私は声が枯れて何も答えられずにいました。

 だって、まさか成功するとは思わなかったのですもの。

 

 なんとか絞り出した声は、

 

「せ、成功した………?だ、だって令呪なんか………っ!?」

 

 手の甲に見慣れない紋章が刻まれている事に気づきました。

 我がロズネルト家の印がです。

 

 サーヴァントが召喚されただけでも、既に脳内処理はパンク寸前でした。

 そこに、令呪で家の印が刻まれていたら、なお驚くでしょう。

 多分、この時既に考える事をやめた。

 

「えーっと、まさかの誤爆召喚だった?でも、令呪があるなら君がマスターに変わりはない。さぁ、手を出して」

 

「手?わっ!!?」

 

 サーヴァントが私の手を取りました。

 マスターが未熟者だと、呼び出したサーヴァントに殺される可能性もあると、書物には書いてあったはず。

 でも、目の前のサーヴァントは私に敵意はなさそうです。

 一先ず、真っ先に殺される心配はなさそう。

 

 サーヴァントに取られた手がぴかーッと光った。

 途端に魔術回路が活性化し、先ほどまであった疲労が消えています。

 

「よし。これで契約は結ばれた。君と僕の目的の為に頑張って行こうか」

 

 私の目的??彼の目的って何!!?

 そ、そうだ。マスターならサーヴァントのステータスが見れるはず。

 えっと、サーヴァントに視線を合わせて……。

 

「・筋力D・耐久D・敏捷C・魔力A++・幸運EX・宝具EX

  って!!宝具EX!!?」

 

「あぁ、ステータスを見たのか。僕は典型的な魔法使いさ。肉弾戦もできないことは無いけど………当分必要になさそうだね」

 

「え?それって、と言うかなんて呼べば……キャスター?」

 

 聖杯戦争では真名は隠して呼ぶものだと教わった。

 なので、例によって私は彼の事をキャスターと呼んだのですが……。

 

「キャスターは辞めて欲しいな。今回は特に例外のようだしね。う~ん」

 

 キャスターを言う呼び方を嫌がった彼は、目をつぶって名前を考え始めた。

 そんなに嫌だのだろうか?

 

 と私が彼が決めるのを待っていると、廊下から騒ぎが聞こえてきた。

 

 しまった!!

 立香ちゃんがレイシフトから帰って来たばかりで、私以外の皆は忙しいんだった!!

 そんな時に、英霊召喚なんて馬鹿げた魔力を感知されたらロマニさんが吹っ飛んで来るのは当然だよね!!!

 

「や、ヤバい!!こんな状況、どうやって説明したらいいの!!?」

 

「フィリネさん無事!!?」

 

 あ、もう無駄ですか。

 

 部屋のドアが開いて、ロマニさんと立香ちゃんが入ってきた。

 ん?薄紫のメカクレ女の子は、マシュさんなのは見たら分かるけど………その後ろの美女は誰ですか?

 




色々突っ込んでくれたまえ。ただし、説明出来たり、直したりできるかは別。

オリ英霊の名前を募集中。か、考えるのがめんどくさいとかじゃないんだからね!!
詳しくは活動報告にどうぞ。←特に詳しくも無いけど……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。