私はただのカルデア職員です!!   作:与麻奴良 カクヤ

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イベント始まりましたが、執筆が先です……。

グダグダなのは何時も通りです。


456 八説「勝ち取った無実」

 ロマニさんからの質問に対して「全く心当たりがないです!!」と元気よく嘘を付いた私。

 果たして信じてくれるのでしょうか?

 

 

「ほら、フェリネさんもそう言ってることだし、ホントに何も無かったんですよ」

 

「私も先輩の言う通りだと思います。冬木でのサポートも彼女がいなければ、出来なかったかの知れないと聞きました」

 

「立香ちゃん!!マシュちゃん!!」

 

 

 私を援護してくれたのは、人類最後のマスターの立香ちゃんとそのサーヴァントのマシュちゃんでした。

 立香ちゃん、私と接した時間なんてほんの数分だけなのにいい子!!

 マシュちゃんもAチームと言う事で知っていたけど、一介の職員だった私の事なんか知らないはずなのに、ロマニさんのサポートをしていた、と言う話しを聞いてだけなのに………。

 

 感動的なシーンにジーンと目に来てしまします。

 ウルウルとなった目にハンカチを当ててふきふき。

 

 

「ふ~む。私としては完全に謎を断ってからこの件を終わらしたいんだけどね~」

 

「まぁ、いいじゃないか。フェリネちゃんがカルデアに対して敵対する様な理由はない。そうだろ?」

 

「勿論ですよ。私はただの魔術師の家系の次女。時計塔には何とか入れましたけど、天才たちのような取り柄は持ってませんよ。このカルデアにだって、オルガマリー所長が推薦してくれたお陰で就職できたようなものですし……」

 

 

 私はダ・ヴィンチちゃんを必死に説得します。

 正直、かの英霊を丸め込められれば、勝ったもも同然だからです。

 隠し事をするのは非情に申し訳ないのですが、キャスターが霊体化していないので説明もできませんし、この場で姿を見せない理由はきっとあるはずです。

 私は自分のサーヴァントを信じて、無実を証明するかのように説得します。

 

 

「………謎は残る。私は君を完全に信じ切った訳では。でも、このまま並行線を行くのは得策ではない」

 

「「「だったら!!」」」

 

 

 ダ・ヴィンチちゃんの言葉に、私と立香ちゃん、マシュちゃんの声が重なります。

 

 

「人理が焼却された。それの不具合で間違った検出をしてしまった。そう結論付けて終わりにしよう。私だって、こんな可愛い女の子をいたぶる趣味はないからね」

 

「やった~~~」

 

「はい。仲間を失わずに済みました」

 

「立香ちゃんにマシュちゃんありがと~~。あ、ついでにロマニさんも」

 

「僕はついでになのかい!!」

 

 

 一件落着。

 私の疑いは無事に晴れました。

 でも、それで終われば良かったのですけど………。

 

 ほっとしたことで、力が抜けてしまったのでしょうか?

 足に力が入らず、ドテッと尻餅を付いてしまいます。

 

 

「フェリネさん!!?」

 

「あ……あれ?力が入らないです」

 

「だ、大丈夫かい!?ロマニ、本職の見せ所だよ」

 

「フェリネちゃん他に変わった所は?」

 

 

 倒れた私に、立香ちゃんが駆け寄ってくれます。

 声が大きいよ。もうちょっと静かにして欲しいです。

 あれ?視界もぼやけてきましたよ?

 

 

「フェリネちゃん!!?」

 

「ドクター!!医務室に連れて行きます!!」

 

「よし、頼んだマシュ!!」

 

 

 他の四人が慌てている様子が聞こえます。

 でも、段々と遠ざかっていくような………。

 

 

 最後に、私の頭を誰かが撫でた様な感覚がしたような気がする。

 

 




次回から一気に話を加速していきたいと思います。五章辺りまで。
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