ムサシとの艦隊戦にてティターンズの前衛艦隊の壊滅を好機と見て、グラナダのアナハイムのドックから出撃したアクシズのキマイラ艦隊からはジョニー・ライデン大佐を隊長機とする真紅に染められたデルタガンダムとゼータガンダムを簡易量産型にしたゼータプラスのモビルスーツ隊は4機編隊のダイヤモンドフォースを組み、他の部隊の機体にはソロモンで量産されたブラックローズに乗る12機が編隊を組み、ティターンズのモビルスーツ隊へと殺到する。
無論、アンマンからのエゥーゴとアクシズの混成艦隊から出撃したモビルスーツ隊にはガトー中佐機のノイエ・ジールも含まれ、アクシズカラーであるザクカラーに染められたマラサイの部隊に先行し、ムサシから出撃したイチカ大佐を隊長機とするブルーローズMK-Ⅱとアン大佐やシャーロット中佐達のオリムラ中隊の隊員が乗るブラックローズⅡが後に続き、ティターンズのモビルスーツ隊のパイロットには悪夢にしか見えない状況だった。
「シロッコが出るかも知れないから、各機油断するな!!」
『了解!!』
イチカからの通信にオリムラ中隊の面々は気を引き締め、各小隊に別れながらティターンズのモビルスーツ隊へと襲い掛かる。
「落ちなさい!!」
『グッェ!?』
「「エマ小隊長!!」」
高い機動性を生かしながら、エマ中尉機のブラックローズⅡはショットランサーのランスでティターンズカラーのハイザックの頭部からコクピットに掛けて突き刺して撃破し、後に続くサクラとサラのブラックローズⅡはヘヴィマシンガンを放ちエマ中尉を狙うガルバルディβを蜂の巣へと変える。
「エマには負けないわよ!!」
『はっ、早過ぎる!?
グッワァァァァ!?』
「クリス小隊長に続きなさい!!」
「「ケイト、了解!!」」
ブラックローズⅡを駆るクリス大尉がビームシールドを展開しながらヘヴィマシンガン放ちジムⅡの部隊へと突っ込み、ケイト少尉にカエデ少尉とカナデ少尉機の双子姉妹が駆るブラックローズⅡでジムⅡの懐へと入り込みショットランサーのランスをコクピットへと突き刺して撃破する。
「ハッハハ!!
貰ったぞ!!」
「マシュマー出過ぎだ!!」
「あっははは!!
もっと、私を熱くさせて!!」
「あっ、もう!
キャラまで!!」
イリア大尉機のブルーローズMK-Ⅱからイリアは、マシュマーとキャラの二人が暴走しながらハイザックや新型の量産機のバーザムを斬り裂きながら突き進むブラックローズⅡをファンネルとビームライフルで支援しながら叫び、いつも以上に苦労するイリア大尉は艦に戻ったら夫であるイチカに慰めて貰いながらベッドで激しく抱いて貰おうと割り切り二人を追う。
そんな、漫才的やり取りをする三人に追いて行かれ気味のブルーローズMK-Ⅱに乗るカミーユとフォウは、イリア小隊長の苦労を思いながらも暴走する二人にファンネルによる援護を行い後を追う。
「一気に落ちろ!!」
「馬鹿アン!!
もい少し、周りを考えなさいよ!!」
「お姉様の言う通り!!」
「仕方ないじゃない。
全く、イチカは!!」
「俺かよ!?」
集団戦を仕掛けて来た、バーザムのモビルスーツ隊へとハイパーメガビームランチャーを放つアンのブラックローズⅡと一時的なエネルギー切れのアンの機体のスキをカバーするシャロとイヴのブラックローズⅡは寄って集ってくるハイザックやバーザムへとヘヴィマシンガンによる弾幕を張り、モビルスーツを蹴散らす。
アンの八つ当たりの煽りを食らったイチカもハイパーメガビームランチャーで艦隊の本隊には行かせまいと弾幕を張る前衛艦隊の生き残りのアレキサンドリア級へと放ち撃沈しながらアンへと叫び、ティターンズ艦隊本隊へと突っ込だ事へ否定するが、フレンドリーファイヤから下手な弾幕を張れずに安全にモビルスーツの撃破や艦艇を撃沈出来るのだから文句は言われたくないイチカだった。
「えぇぇい、沈め!!」
それは、ノイエ・ジールを駆るガトー中佐も同じで、有線クローアームを射出してバーミンガム級のブリッジへと突き刺してビーム砲を内部で放ちブリッジを破壊し、拡散メガ粒子砲を放ちながら鬼神の様に暴れているガトー中佐もイチカと同じ考えだったとアンも思ったのだ。
だが、ティターンズ艦隊の本隊からの濃密な弾幕に次々と落とされるアクシズカラーのマラサイとエゥーゴカラーのマラサイ。そして、ベテランパイロット向けの量産型のブラックローズは手足を弾幕でもぎ取られてバランスを失くし、弾幕を張る対空兵装強化型のサラミス改の対空レーザー砲へと激突しながら四散して、対空レーザー砲数基を巻き込み爆発する。
オリムラ中隊からも被害が出て、イチカの妻の一員の双子姉妹の機体に対空レーザー砲が襲い、カエデのブラックローズⅡは右脚の膝から下を失い、カナデのブラックローズⅡは武装と一緒に右腕を失った事からムサシへと帰投して離脱し、クリスとケイトのブラックローズⅡはエマの小隊と合流しながら2機共同で対空兵装強化型のサラミス改を撃沈する。
無論、被害はそれだけで無く、マシュマーとキャラのブラックローズⅡはイリアから出すぎた為にバーザム数機に囲まれ、マシュマーは大破したブラックローズⅡで3機を道連れに撃破してから戦域から脱出を図りムサシへと帰投し、キャラも同様だった。
ただ、帰投した二人は隊長機の命令無視の馬鹿な事をした事に怒っていたメカニックチーフの束さんの拳骨による鉄拳制裁を受けたのは言うまでもなく、残るイリアとカミーユにフォウは唯一無事なエマの小隊へと向かい合流する。
そして、凄まじい弾幕を張るドゴス・ギアへともう少しでたどり着く予定だったイチカはジェリドの乗るガブスレイと戦闘となる。
「やっと見つけたぞ!!
カクリコンの仇だ!!」
「ちぃ、あの時のハイザックのパイロットか!?」
「ついてるぜ!!
落ちろ!!」
「ビームなんか効かない!!」
「マウアー、蒼い方は任せる!!」
ガブスレイがロングビームライフルを放つが、ビームシールドを展開したブルーローズMK-Ⅱがビームを受け止めてビームを撃ち返す。アンの乗るブラックローズⅡは、もう1機のガブスレイと戦闘に成りながらもモビルアーマー形態のガブスレイに追い付きながらヘヴィマシンガンを放ち応戦する。
「くっ、ジェリドに任されたけど、コイツ早い!?」
「あたしを落とすなら、腕が足りないわよ。
オ・バ・サ・ン」
「なっ、オバサンですって!?」
「そんな、軽い挑発に乗る時点で、たかが知れてるわよ!!」
「手足が!?」
「うっさいから、寝てなよ!!」
高い機動性を活かしながら、マウアーへと煽りを入れ挑発するアン。マウアーはオバサンと言われ激昂するのは当然であり、彼女はまだ誕生日を迎えたばかりのアンと同い年の17歳と若くまだオバサンではない。しかし、独立戦争を生き抜いたアンの腕の前では赤子も同然で、変形してモビルスーツ形態になりビームサーベルを抜いた時点でマウアーは焦り過ぎただと言え、カブスレイの手足をアンのブラックローズⅡに斬り裂かれて失い、序にアンがコクピットへと殴った衝撃によりマウアーは気絶し、アンにワイヤー固定されると一時燃料補給で戻るついでにお持ち帰りされたマウアーだった。
「マウアーが!?
貴様!!」
「ちぃ」
「クソォォォ!!」
マウアーをやられた事にジェリドはビームサーベルを展開してイチカのブルーローズMK-Ⅱへと斬り掛かる。しかし、イチカに軽くビームサーベルを受け止められ、両手両足に頭部を斬り裂かれ放置されたジェリドはコクピットから叫ぶのだった。
それでも、ティターンズ艦隊本隊への決死とも言えるアクシズとエゥーゴのモビルスーツ隊による猛攻は続いたが、遅れてやって来たシーマ艦隊旗艦のアカツキやアーガマにヤマシロと言ったソロモンからの艦隊が到着し、ムサシと並びながらティターンズ艦隊へと艦砲射撃が始まり、イチカ達は艦砲射撃から巻き込まれない為に一時撤退する。
イチカ達が引いたのを撤退の好機と判断したシロッコが座乗するドゴス・ギアは反転して撤退を始めたのだった。
無論、ジェリドは通り掛かった味方のハイザックに回収されてドゴス・ギアへと帰還し、ティターンズ艦隊は最終防衛ラインの旧ア・バオア・クー、現在はゼタンの門へと撤退したのだった。
ムサシへと帰還したイチカは、シャワーを浴びる為にシャワー室へと入るのだが、使用中の掛け札が掛かって居なかった事からシャワー室に入る。
「報告書はシャワー浴びてからだな」
ガチャリ
「「へっ?」」
何故か、イチカが見た事のない緑色の髪をした女性がシャワーを浴びており、二人の目線が合いながら固まる。無論、シャワー浴びていたのは捕虜のマウアーであり、尋問を受ける前に汗臭いから浴びろとアンにシャワー室へと押し込まれたのだが、アンが掛け札を変えるのを忘れてしまいイチカが使用中だと知らずにシャワー室に入ってしまった事故だった。
そして、マウアー自身も裸をイチカに見られた事による動転した事で石鹸を床へと落とすが全く気付かない。
「失礼っつ、うぁぁぁ!?」
「きゃぁ、って……いっ、痛っァァァァい!?」
イチカがシャワー室から慌てて出ようとしたが、マウアーが落とした石鹸を踏み足を滑らせマウアーに抱き着く形となり、イチカは咄嗟にマウアーを庇うように自身の背中を床に向けたのが間違いであり、お互いにに倒れた方が間違いが起きずに済んだのだが、イチカが背中を向けた事でマウアーが馬乗りになる形となる。
そして、マウアーが痛がるのはイチカのアレが事故でマウアーの蜜壺へと入ってしまい、マウアーの初めてを奪う形となった言わば、マウアーの身の不幸体質と二人へと襲い掛かった多重に起きたイチカのラッキースケベだと言える。
そんな、二人の事態は深刻であり、音を聞きつけ駆けつけたアンとシャロがシャワー室へと突入する。
「イチカ、だい……」
「シャロ、何固まって……」
二人からしたら、この様な光景が逆ならご褒美かも知れないが、転がる石鹸と使用中の掛け札が無いシャワー室と二人は考える事無く、夫の凶悪なレベルと言えるラッキースケベが起きたのだと理解するが、抜きたくても抜けない恥ずかしさとまさか初めてが妻子を持つ妻帯者だったと気付き顔を真っ青にするが、ガタガタ震えるイチカのせいで込み上げてくる快楽と快感の波が自身に襲い掛かり、考えが上手く纏まらないマウアーと浮気だと見られギルティを言い渡されるだろうとガタガタと震えるイチカ。
何故、不幸体質のマウアーと魔王級のラッキースケベを引き起こすイチカの二人が合わさるとどうなるのか結果が目の前にあり、天文学的確率を引き当てた夫に何故と頭を抱え出したアンだったのだった。