魔法少女リリカルなのは~二天龍を従えし者~【本編完結】 作:眠らずの夜想曲
―――三日後、夜。
それは突然だった。
今日はフェイトが、なのはとはやてって女の子のお見舞いに行くっていっていた病院の方から魔力を感じた。これは……ヴォンルケンリターと……やっぱりフェイト達のか…
これは、俺もいかない訳にはいかないな。
今回は誰にしようか?やっぱり……
「レティシア……いけるか?」
「当たり前だ」
俺はレティシアと病院に瞬間移動した。
―――病院。
俺が瞬間移動して、あたりを見渡した時だった。
『ドガーン!!』
爆発が起きた。よく見ると、なのはが巻き込まれている。相手は……幼女か。
しかしなんだ?なんであんなにカンカンなんだ?
そして、爆炎の中からなのはがでてきた。
「悪魔め……」
幼女が一言。……うん、否定できねェ…だってさ、爆炎の中から白いバリアジャケット着て、それもまったく汚れてない状態だったら俺でも驚くし悪魔だ白い悪魔や…ってつぶやきそうだもん。
「悪魔で……いいよ」
ゾォォォォォォォォォォォォォォ!!
ひぃぃぃぃぃぃぃ!!
こ、この俺がびびびびびってるだだだだと!?俺の黄金玉がひゅんひゅんしてるお……
はぁ、ま介入してさくっと解決しちゃいますか。
「はいはいはい、ストップしようね~。さすがに近所迷惑だからね~」
「「「「「!?!?」」」」」
「な、なぜ貴様が!!それに……まったく気が付かなかった」
「それは、お前がまだまだ未熟な証拠だよ~ん」
はぁ、まぁ今にも幼女はなのはに襲い掛かかりそうだけどな。
でもでも、そんなことはさせませ~ん。俺が殺気をおくっちゃいまーす。
「で?こんな夜中になにドンパチしてんの?ねぇ?俺の睡眠(まだ寝てなかったけど…)邪魔して、タダですすむとは思うな!?」
俺は、こっからは言葉が出なかった。
なぜかって?
だってさ、ヴォルケンリッターがバインドくらってんだぞ?しかも…
「ぐぅ……うわぁぁぁぁ!!」
「あぁぁぁぁ」
「あん、あぁあん」
最後の金髪の人、エロいぞ!!
じゃなくて……あの時の仮面の野郎が闇の書をつかって蒐集していた。
そして、闇の書の起動。はやての暴走。はやての姿が変わる。髪が伸び、白…白銀か?に変わり背中からは堕天使のような翼が出てきている。
「また……すべてがおわってしまった」
あぁ………こいつぁ、少々めんどくさそうだな。しかもさ、手を上に掲げたと思ったらさ凄いのつくったよ?真っ黒黒助。ゾゾゾってするよ。
でもまぁ、
「俺の敵じゃない」
「デアボリック……エミッション」
!?
おいおいおいウソでしょ?なのはとフェイトの方に飛ばしやがった!!クソッタレが!!
「オラァァァァァァ!!ATフィールド展開!!」
「「刃!!」」
ぐぅ、浸食してやがる……ATフィールドだぞ?ココロの壁だぞ?絶対恐怖領域だぞ?
どんだけだよ……
まぁ、これだけじゃないんだけどな。
「歩く教会……展開!!」
この術式は歩く教会を球にして俺の、俺達の周りに張ることができる。
これで………ふぅどうにかしのげたな。
しかたないな……
「お前ら離れてろ………レティシア!!」
「やるのか?」
「あぁ、だから……」
「わかっている、こっちは任せろ」
久しぶりだぜ、この状態になるのは。めったにならない、前回なったのは……箱庭の世界だったっけ?
「ハァァァァァァ!!」
俺は気を高める。そして金色の戦士になる。順調に気が高まっていく。髪が伸びる。
そして……
「ォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」
俺は変わった。
スーパーサイヤ人4に。
だが、俺の体毛は赤茶色ではない。
白だ。
純白だ。
白い毛が俺を覆う。
髪の色も純白。
勿論尻尾も純白。
「さて、久しぶりだからな………手加減はできないぞぉぉぉぉ!!」
俺は久しぶりのこの姿にワクワクしていた。まぁ所詮戦闘狂ってやつさ、この姿になると余計にな。
「久しぶりに二刀流だ!!ドライグ!!アルビオン!!」
『『応よ!!久しぶりでヒャッハーしたいぜ!!』』
俺の手には赤龍帝の龍刀と白龍皇の龍刀が収まっている。
さてさて、いっちょやりますか。
フェイトとなのはのために。
おもにフェイトだけど。
だけど………
「おいおいおい、それスターライトブレイカー?」
闇の書さんが魔力を収束しちゃってますよ!!
って打ち出されちゃった!?クソッ!!ここじゃ跳ね返すにも跳ね返せない。
こうなったら、
「オォォォォォォォォォォォ!!」
受け止めるしかないでしょ!!
―――街。
はじめまして、なのはです。今、刃さんが闘ってくれているんだけど……
スターライトブレイカーを撃たれそうなんです。
「なのは、ここから離れよう」
フェイトちゃんがそう言ってきました。私もそうしたほうがいいと思います。
そして、少し離れたところで、フェイトちゃんのバルデッシュが一般人がいる。と教えてくれました。でもその一般人が……
「すずかちゃん!?それに、アリサちゃんまで!?」
なんでこんなところに……でもそう思ったのもつかの間でした。
なぜなら……
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
刃さんが吹っ飛んできたからです。でもいつもの刃さんではありませんでした。白い毛に体が覆われていたからです。
「刃!?だいじょうぶ!?」
すずかちゃんが刃さんに近づいていきます。危ない!!
そう思った。けど、刃さんは…
「ナイスタイミング!!初めてだけどいけるか?」
とすずかちゃんに聞いていました。
「うん、大丈夫!!レティシアさんとも特訓したし」
「そうかなら、いくぞ!!」
「「ユニゾン・イン!!」」
辺りが一瞬すごく光ったと思いました。
そして、そこに居たのは……一人でした。
刃さん。ということはすぐにわかりました。でも真っ白だった髪には紫が少し入っていました。
「ふぅ、初めてだったけどうまくいったな……」
そうつぶやいていました。
―――街。
ふぅ、まったく弾き飛ばされるとは思わなかった……
でもちょうどいいところにすずかがいてよかった。初めてユニゾンしたけど不具合はない。それどころか……
「目がさえるし……頭もすっきりした…」
これが夜の一族の吸血鬼としての力か。いいねぇ。
「あ、あの?刃さん、ですよね?」
アリサが俺に尋ねてくる。
「そうだよ、ちょっち今危ないからなのはと一緒に逃げてくれ」
「は、はい」
そう言ってなのはと一緒に逃げて行った。もちろんフェイトもね。
さてさて、こっからが正念場だ。
とりあえず、写輪眼を開眼して……
すごいエネルギーだな……写輪眼を開眼してからよくわかる。
「さて、ドライグ。頼むぞ」
『応!!』
『Boost』
『Explosion!!』
ってキモーーーーーーーーー!!
なんだこれ!?周りから触手っていうか、なんていうの?ウネウネでてきてるぅぅぅぅ。
「オラァァァァァァ!!斬撃を飛ばしまぁぁぁぁぁぁす!!龍破紋!!」
俺の周り半径50mがなにもなくなった。
さてさてぇ、気持ち悪いのは消えてなくなったしぃ。
「本番いこうかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は叫びながら闇の書のもとに飛んだ。