魔法少女リリカルなのは~二天龍を従えし者~【本編完結】 作:眠らずの夜想曲
―――俺の家。
今、俺の部屋にはリリカル組み以外の御使いが俺の空間にいる。ちなみに、俺の部屋とつながっているようで繋がっていないので、簡単には入ってこれない。
そして、俺は呼び出した理由をみんなに話している。
「俺達……リリカル組以外なんだが、一度神界に行かなければならない」
「なぜ神界に?」
レティシアが聞いてくる。
まっずいなぁ……ただ神さんが来てくれって言ってきただけで内容を聞いてないんだけど。
パチこくか。
「それは………まだ言えない」
「そう、か」
「すまないな」
くぅ~、神の野郎!!覚えてやがれ!!
まぁ、嘆いててもしょうがない。
明日にはもうこの世界を出なきゃだし。
「まぁ、そういうことだから各自準備……心構えでもしておいてくれ」
はぁ、ホントに何事なんだ?まったく、困るわ~。
―――翌日。
今日からフェイト達は学校が始まる。
「さぁ、行って来い!!」
「「いってきま~す」」
「………ゴメンな」ボソ
さぁ、神界へ行くか。
「みんな、準備は?」
「「「「「OK!!いつでもバッチこい!!」」」」」
その返答を聞き俺は……俺達は神界に転移した。
―――神界。
「おぅおぅ、よく来おった」
「まったく……アンタが呼んだんだろう?で?なに?」
「口が少々悪くなったかの……まぁいい、実はの救いに行ってほしい世界があるんじゃ」
………え?
…………………………………え?
「ダルぅ……………で?なんで俺なの?他にもたくさんいんだろ、雑神様達が(笑)」
「(笑)てなんじゃ!!(笑)て!!おっといかんいかん、脱線してしまったわい。理由はの、お主最近マジバトルやってるじゃろ?だからじゃ。その世というのはの……魔……女ま…か……ギカじゃ」
なんだ?ところどころ聞こえないな。
「はっきりと言ってくれ!!結局どの世界なんだ!!」
「魔法少女まどか☆マギカの世界じゃ!!」
「い゛」
マ、マジですか?
同じ魔法少女でも180°話が違くない?
片や、白い魔王……魔砲使いが砲撃ぶっ放す話。
片や、一つの願いをかなえて、一生の絶望味わう話。
でもなぜだ?別に俺がいなくても完結するだろう?
「で?何すればいいんだ、まどマギの世界で」
「………実はの、儂が正月に酒を飲み過ぎての……力をちぃとばかしか暴走さしてしまっての……ラスボスみたいなやつ、えっと、そう!!ワルプルギスの夜がの、6体に増やしてしまったんじゃ」
は?
バカじゃないの?ワルプルギスの夜6体とか!?1体でもあんなんになってんのに……それが6体!?でも……そんだけ影響があるものが6体ってことは…もしかして、
「なぁ、他の世界に影響がでんのか?」
「うぐぅ、ま、まぁそうなんじゃ。とくに、おんしのいる魔法少女リリカルなのはの世界がすごいことになってしまうかもしれないんじゃ」
よりによって今いる世界か……あそこもまぁ故郷みたいなもんだしなぁ、大事な人も結構いる。しかたない。
「いいよ、やってやる。ようはワルプルギスの夜を全部壊せばいいんだろ?完全に」
「まぁ、そうじゃな」
「わかった、もう行く」
「ちなみに、転生すると丁度まどかが魔法少女になろうと決意したタイミングじゃ。ついでにそっちも止めくれんかの?」
「かまわない、頼む。みんな、準備はいいか?」
「「「「「うん!!」」」」」
「では………………ホッ!!」
シュン!!
―――魔法少女まどか☆マギカの世界。
「もぉいい、もぉいいんだよ」
まどかが私に優しく声をかけてくる。
足元にはキュゥべえがいる。
「まどか……まさか!!」
まどかは笑って私に声をかける。
「ほむらちゃん、ゴメンね」
だめ……お願いだから……やめてッ!!
「私……魔法少女になる」
「ダメだよお嬢ちゃん。そのお嬢ちゃんの苦労を台無しにしちゃ。あとは任せろ。今はそっちのお嬢ちゃんについいててあげな、あとは俺に……俺達に任せてな」
彼は、彼らは急に現れた。
特に前触れはなかった。
でも、助かった。
でもすぐにそうでもないと思ってしまった。
ワルプギスの夜が……6体に増えてしまっていた。
なぜ?
今まではこんなことはなかったにのに。
でも、彼らはまったく動揺していない。
私は自然に声を出してしまった。
「あなた達は何者?」
彼らはこう答えた。
「人外(化け物)の集まりさ」
驚いた。
只者ではないと思っていた。
でも
こんな返答は予想していなかった。
私が考えていると
彼が近づいてきて
私に液体を振りかけた。
何事?
そう思った。
でもそれはすぐに解けた。
傷が治っていったのだ。
そうして彼はもう一言。
「今までよく頑張った。今は大切なあの子のそばにいてやれ。そして、俺の……俺達の闘い、死合いをその目に、瞳に焼き付けろ。大丈夫だ、すぐに片がつく」
私はうなずき、まどかのもとに駆け寄った。
そして、一言。
「彼が何とかしてくれるって。だから、だから……魔法少女にならないで!!」
まどかは驚いた顔をした。
でも
「わかったよ……ほむらちゃん。あの人達を見守ろう。でもあの人達の名前はなんていうの?」
そういえば私も知らない。
私は声を張って
彼に名前を尋ねた。
「あなたの名前は?」
彼は答えた。
「俺か?俺は……神をも浄化する刃と書いて神浄刃だ。ただの、万能なだけの人外さ」
は?
私は理解ができなかった。
人外?
それは比喩だと思っていた。
でも
それはすぐに
崩れ去った。
刃の容姿が変わったのだ。
今までは、方にかかり、後ろ髪は腰くらいまであった。
色は黒だ。
でも今は違う。
刃が呪文のようなものをとなえる。
それと同時にの凄い暴風が起きる。
そして、暴風が収まってそこに居たのは。
背中から漆黒の翼を6対12枚生やしていた姿があった。
服装も白いパーカーから変わった。
漆黒のシャツ
漆黒のジャケット
漆黒のズボン
そして純白のネクタイ
その姿にはとても貫禄があった。
まるで、神様みたいだった。
でもこれで
安心して任せられる。
そう思った。
―――街。
さて、転移してきたんだが……
あのおっさんタイミング悪すぎ!!
もう少しでまどかが魔法少女になるところだったぞ!!
まったく……
さて、ほむらに名前を聞かれたし……いっちょカッコつけますか!!
「俺か?俺は……神をも浄化する刃と書いて神浄刃だ。ただの、万能なだけの人外さ」
ちょっとかっこつけすぎたかな///
でも人外ならそれ相応の姿にならなきゃな!!
今回は最初っからクライマックスだぜ!!
「我、目覚めるは」
「破壊を掌りし破壊神なり」
「万物を破壊し、万物を消滅させる」
「我、破壊を掌りし神仏となりて」
「汝を破壊の極地へと導こう」
『Destruction God Wake Up!!!!!』
さぁ、始めようか。
「いくぞ俺の御使いたち!!」
「「「「「は~い(うむ)!!」」」」」
気が抜ける……
ワルプギスの夜は全部で6体いる、だから俺以外がだいたい二人一組で相手をしている。つーかみんなバンバン元に姿に戻ってる。
ワルプギスの夜はでかいもんな……
「さて、サクッと壊してやるから……迅速に!!崩壊しろ!!」
俺はデストを握りなおした。
俺はデストでワルプギスの夜を斬りつけるために神速で近づく。
だが簡単には近づけない。
なにか、こうキモイ奴を投げてくる。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!」
それをひたすら
斬ッ!
斬ッ!!
斬ッ!!!
まるでバッティングセンターだ。
「ATフィールド展開!!」
斬るのがめんどくさいので、防御はATフィールドに任せて俺は攻めに集中する。
「もらったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
俺はようやくワルプギスの夜に一太刀入れた。
そして……
『Over Destroy!!!』
音声が鳴り響く。
ワルプギスの夜は目に見えなくなるほど崩壊して、この世を去った。
俺はほむらとまどかの安否を確認するために瞬間移動をした。
―――街。
ありえない。
私はそう思ってしまった。
あのワルプギスの夜を
刃たちは次々と倒していった。
多くても二人がかり。
でも確実に一人でも殺せる実力はもっている。
「大丈夫か?」
声をかけてきた。
「大丈夫よ」
私は答えた。
そして、ちょうど他の人たちもやってきた。
「ハァ~疲れた。ま、いい運動だったね~」
「うんうん、久しぶりに力を使った気がするよ。でもこの前使ったばかりだけど……」
あ、ありえない。
私がそう思っていると
刃が話しかけてきた。
「お前、これからする事がないなら俺と、俺達と一緒に来るか?」
私は迷った。
今までは、まどかが魔法少女のなるのを防ぐために生きてきた。
でももうそれも終わりだ。
終わったのだ。
なら、もう新しい生き方をしてもいいんじゃないかな。
だから、私はこう答えた。
「私は―――」
―――街。
「私は行く。私も連れて行って」
「そうか……これを付けろ。それでOKだ」
俺はほむらに指輪と十字架のネックレスを渡した。色はクリスタルブラックだ。
「あとは、この世界をもとに戻す」
俺は”時間を操る程度の能力”を使い、ワルプギスの夜が来る前に街の状態を戻した。
そして……
「ついでだ……」
生命の時間軸だけをさらに戻した。それにより、魔法少女になって死んでいった人たちを全員生き返らせた。
「さて、俺たちはもうここをでないといけないな……いくぞ、新たな俺の家族。ほむら。そして、まどか。残りの人生は楽しく生きろ」
俺は御使い全員で神界に転移した。
ちなみにほむらの数字は3だ。
―――神界。
「終わったぞ~」
「お~お~お~すまない。助かったぞい、でもな……ちーとばかし問題が…」
次から次へと……
「リリカルの世界が8年たっちった☆しかも時間の補正が受け付けられないの☆いや~やっぱり影響はどうしてもあったね、うん」
うわ~。
フェイトが怖いなぁ。
まぁ、このさいどうでもいいや。
「さっさと帰して」
「うむ、では」
―――魔法少女リリカルなのは……
―――魔法少女リリカルなのはStrikerS
もどってきたぞーーーーーーーーー!!
短いようで、長かった。
そしてめんどくさかったことが終わった。
だがそうもうまくはいかない。
「だ、誰ですか!!」
「なぜこんなところに急に人が!?」
はぁ、前途多難だな。俺
ほむらは3の御使いにしてしまいました。
StrikerS始動します!!