魔法少女リリカルなのは~二天龍を従えし者~【本編完結】 作:眠らずの夜想曲
―――???。
「えへへ~」///
「まったく………」
俺はヴィヴィオに会いに、気を探って瞬間移動で飛んできたんだが……
病院らしき場所の外で会った。
怖くて抜け出してきたのか?
そんなことを考えていると………
「パパ~!!」
「うおっ!!」
俺を確認すると急に抱き着いてきた。
まぁ、かわいいからいいけど。
「甘えん坊だなぁ~」
「♪」
会ったばかりのペストを思い出すな………
お兄ちゃん。
お兄ちゃん♪
お兄ちゃん♡
懐かしいな………
「あ~!!こんなとこにいた~!!って刃くんも!?」
「なのはか………どうs「――――!!」………なんだテメェ?」
「ぅぅ………」
急に出てきたピンクおかっぱのせいでヴィヴィオが怯えて腰を抜かしてしまった。
このクソアマ………
「おい………俺の娘になんかようか?返答によっちゃ………殺すぞ」
「!?!?!?」
「や、刃くん!!落ち着いて!!この人はシスターシャッハ。聖王教会のシスターだよ!!敵じゃないよ!!」
………ほんとかよ……
すげぇ疑いたい。
だってさ、だって、
「教会のシスターが子供を泣かすとか………ありえねぇ……」
「うっ……」
このあと、俺となのははヴィヴィオを連れて機動六課に戻った。
―――機動六課。
「かわいいなぁ~、和むわぁ~。ペストとか紅に会ったときを思いだすわぁ~」
「ははは………どんだけ子煩悩なの……」
「まぁ、刃らしいっちゃ刃らしいよね」
「そうだね~」
今ヴィヴィオは俺に抱き着いて寝ている。そして、フェイトそれに関しては
……………否定できないッ!!
「で?どったの?」
「えっとね、みんなに紹介したりしたいんだけど……」
「はっきり言え」
「この子の今後の相談」
そうきたか……
ヴィヴィオの力は強い………
それに、な。もっとやっかいなもんも持ってるし。
まぁ、答えは変わらない。
「こいつは……ヴィヴィオは俺がひきとる。こいつは俺をパパって呼んだ。じゃあ、俺がパパになるしかないだろ?」
「ふふッ刃らしいね………あれ?」
「ん?「にゃぁ~、パパ?」…起きたかヴィヴィオ」
「パパ!!おはよ!!」
「あぁ、おはよう」
ちゃんとあいさつもできる……
パパはもう、感動で涙が出そうだよ!!
でも、そんなのも吹っ飛ぶ一言がヴィヴィオの口から出た。
「ママ!!」
「え!?私!?」
なんと、ヴィヴィオがなのはのことをママって呼んだのだ!!
「なのは………どういう事なの?ヤったの?刃といつのまにヤったの?」
「ちょ、違う!!違うってフェイトちゃん!!」
「………ヤったんでしょ?」
「ア、アリシアちゃんまで!!」
まぁ、妬いてくれんのはいいんだけどさ……
「なのはと全然会ってないのにこの短期間でデキるわけないし、歳考えろよ」
「「そ、そうだよね」」
ヴィヴィオって四、五歳だよ?
なのはが十九歳だから………普通に計算しても十四か十五歳で産んでることになるぞ?
まず、なのはの兄貴に殺されるって。
「さて………どうしよ」
「どうしよって言ったって………」
ヴィヴィオはもともと眷属……御使いにしようと思っている。
そうすると寿命も延びるから必然的になのはと別れるのも早くなる。
そこなんだよなぁ………
ヴィヴィオが初めてママって呼んだ。
だからできるかぎり一緒に居させてやりたい……
そしたら!!
「なのは……」
「な、なに?」
「ヴィヴィオは御使いにしようと思っている。お前はどうする?」
「「「!?!?」」」
「ちょ、ちょっと刃!!なのはまで手出すの!?」
「違う、よく聞け。あのな―――」
俺は説明した。
ヴィヴィオが俺の事をパパって呼んだ時から俺はヴィヴィオを御使いにしようとひそかに思っていたこと。
そして、今ヴィヴィオがなのはのことをママって呼んだ。だからできるだけ一緒に居てほしい事。
だからなのはも御使いになってほしい。
まぁ………実はなのはも……
そして、なのはに聞かれた。
「御使いのメンバーって誰なの?」
俺は紹介するために召喚した。
「まったく……急に呼び出してどうしたんだ?」
「そーだよ!!今アニメいいとこだったんだから☆」
などと、思い思いのことを言ってくる。その中で……
「す、すずかちゃん!?」
「な、なのは?どうしたの?そんな声を出して……」
「だ、だって~」
ま、予想通りの反応だ。
「で?どうする?」
「………私もなるよ。御使いに」
「いいのか?」
「うん………それに、嫌じゃない」///
ん?
まったくもってフラグを立てた覚えがないぞ?
こうしてヴィヴィオの今後については話が付いた。
―――翌日。
俺は今ヴィヴィオとなのはと一緒に寝ていた。
起きた。
横を見る。
下着だけのなのはが目に入る。
………スタイルいいな。
ハッ!!
いかんいかん!!俺にはレティシアという本妻がいるんだ!!
「みゅぅ~……」
ブシャァァァァァァァァァァァァァァ!!!
鼻から愛がッ!!
俺はすぐに”空間を操る程度の能力”で鼻からでた愛を別空間に放り込んだ。
危ない危ない……
汚すところだった……
「ぁれ?やいぁくんぉきたぁの?」
なのはが起きた。
「あ、あぁ……おはよう」
「パパぁ……」ギュ
ヴィヴィオが俺の浴衣をつかんでくる。
もう、死んでもいい。
死にたくないけど。
「なのは、今日は俺フリーだよな?」
「うん……そうだけど」
「ヴィヴィオと出かけてくる。まぁ、安心しろ。この前の奴らが来たら死ぬ寸前で機動六課に送ってやるから」
「ハハハ、じゃあ、お願いするね」
「まかせろ」
でも、どこに行くかな?
まぁ、どこでもいいか。
機動六課の敷地ををゆっくり散歩してもいいよな。
そして、俺はヴィヴィオが起きるまでずっと頭を撫でていた。