魔法少女リリカルなのは~二天龍を従えし者~【本編完結】 作:眠らずの夜想曲
―――数日後、夜。
ヴィヴィオと俺が遊びに行ってから、数日がたった。
あの時のヴィヴィオはかわいかった……
あ、もちろん普段のヴィヴィオもかわいいぞ?
そういえばなんでみんな機動六課の本部に居ないんだ?
みんなでメシでも食いに行ったのかなぁ?
しかもヴィヴィオもいないし……
俺、ハブられてる……?
クッ!!違うもん!!ボッチなんかじゃないもん!!
まぁ、しょうがない。もう寝r『ドガーーーン!!』……なんだ?
結構遠いな………しかもフェイトの気がある?
まずいかな?
ちょっち、行ってみるか。
―――???。
フェイトの気をたどって瞬間移動をしようとしたんだが失敗したんで飛んできたら………
「なんだこれ……」
あたりは火の海になっていた。
戦闘か………
よっぽどのことがなければあいつらがやられることはない。
が、
………なんともいえないな。
お?なの、はだ……
スバルの様子がおかしいな……
「なのは、これ今どういう状況?」
「刃くん!!スバルは……わからない。ヴィヴィオが……ヴィヴィオが!!」
………え?
「ヴィヴィオがどうした?」
「あの子たちがさらいに……あっちにいるの!!私はスバルを見てなきゃ何をするかわからないから……だからお願い!!」
俺の娘をさらいに来たのか?
あのクソアマどもは……
そうか……
「まかせろ……あいつらに地獄を見せてやる」
「うん!!頼んだよ!!」
俺はなのはのことばを聞き、その場から神速で移動を始めた。
「アルビオン、今回はお前だ」
『応よ!!白龍皇の力、見せつけてやろうぜ!!』
「あぁ……バランスブレイク!!」
『Vanising Dragon Balance Breaker!!!!!』
まってろ……ヴィヴィオ!!
―――???。
「ヴィヴィオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
「パ、パ?……パパーーーーーー!!」
あのクソアマどもが!!
「クソが!!邪魔すんじゃねェぞ!!」
クソアマの一人が俺を邪魔してくる。
すぐに俺は気弾を放ち、空間ごとクソアマをぶっ飛ばす。
もう少し、もう少しだ!!
「ォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
「ザンネーーーン♡バイバーーーイ♡」
もう少しのところでヴィヴィオをさらわれた。
『待ってるから……信じてるからね。パパ』
!?
ヴィヴィオが俺に念話を送ってきたのか……
教えてもいなかったのにな……
『あぁ、まってろ。……お前のパパは無敵だからな』
俺は手から血が出るほど、拳を握りこんだ。
―――一週間後、会議室。
今、ヴィヴィオがさらわれた件で会議をしている。
「本部からの応援は期待できません」
そんなことはどうでもいい。
はやくヴィヴィオを見つけろ。
いや、見つけたから行かせろ。
ロストロギア?
ジェイル・スカリエッティ?
どうでもいい……
ヴィヴィオが最優先だ。
それ以外はどうでもいい。
「―――~~~―~~」
「~~―~―――~~~~~」
会議が進むが全く頭に入らない。
こうしている間にもヴィヴィオがなにかをされているかもしれない。
だから……
「―――くん!!刃くん!!」
「?、なんだ?」
「もう!!呼んでも全然返事してくれないし……それになんかビリビリ来るんだけど…?」
「あぁ……すまない。殺気が少し漏れてたな」
俺は席を立った。
「ど、どこに行くの?」
「ちょっと、な。まぁ気にするな。世界を破壊し尽くすわけじゃないから」
「はは、ははははは……はぁ」
俺は会議室を後にした。
―――???。
会議室を出た俺は今外にいる。
どうしようか?
どう殺してやろうか……
そればっかりが俺の頭の中をグルグル回っている。
『刃、あまり考えても仕方がないんじゃないか?』
アルビオンが話かけてくる。
「そうだな………誰かが言ってたな。考えるな、感じろ。って」
『それはネタってやつじゃないのか?』
「どこで知ったんだそんな言葉」
ドガーーーーーーン!!
本当に今日は爆発が多いな………
行動が始まったか……
「俺らも行くか……」
今度は広域を殲滅しやすいドライグだな。
「ドライグ、いきなり覇龍でいくぞ」
『わかった。赤龍帝の覇道を見せつけてやろうぜ!!』
「あぁ……」
唱えるとするか。
覇を極める、呪文を。
破滅をもたらせる呪文を!!
「我、目覚めるは―――」