魔法少女リリカルなのは~二天龍を従えし者~【本編完結】 作:眠らずの夜想曲
―――結界内。
ハーデスの野郎が来てから俺はここらへん一体に強力な結界を張った。強度はそうだな………核の攻撃5回もつ程度だな。それよりもっ!!
「チィ!!相変らず気持ち悪い…なッ!!」
≪フォフォフォ、おしゃべりとは余裕じゃな小僧!!≫
「クソッタレが!!」
こいつは3桁の魔王だった。過去形だ。俺が殺したからなんだが…ちなみにこいつ事態は脅威じゃない。問題は鎌だ。こいつの鎌は直接生命力を持っていく。
―――だから俺の力でも再生できないときがある。
ようは、持ってかれた量にもよる、という事だ。
そして今俺はすんごいピンチだ。俺だけならともかく、フェイトや他の奴を守りながらだとかなり難易度は上がる。
≪小僧!!守ってばかりでは勝てんぞ!!≫
「じゃあ、こいつら逃がしても?」
≪いいわけなかろうが!!」
「デスヨネー」
くそ!!もう使うしかないな。
「ドライグ!!」
『応!!』
「『バランスブレイク!!』」
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!』
「行くぞ!!このクソ骸骨!!」
≪懐かしいぞ!!その姿…忌々しい!!消してくれるわ!!≫
奴の鎌と俺のこぶしがぶつかり合う!!
力は俺のが上……だが、
「クソッ!!やっぱりその鎌…やっかいだな!!」
≪甘い…甘いぞ小僧!!≫
「一気に行くぞ!!ドライグ!!紅!!」
『『応!!(うん♪)』』
『Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost!』
『Transfer!!』
瞬時に10回倍化、からのギフトで送る。
「ロンギヌス……スマッシャー!!!」
≪小賢しいィィィィィィィィィィィ!!!≫
「は?」
こいつ………俺の10回倍化のロンギヌス・スマッシャーを鎌一振りで消しやがった………こいつ、かなりパワーアップしてるぞ。まずい、な。
やっぱりこいつをつかうか。いつもお世話になってます。
「ATフィールド……………展開!!」
≪まだ何かしようとしているのか?フォフォフォ、無駄だがの≫
そう、こいつの前では一回も使っていないのだ。
さて、新しいモードを使うか。
「モード、ブレイカー!!」
ATフィールドが新たな形に変わっていく。”エンジェル”のときは天使の輪と翼を模したATフィールドが出てきた。しかし、この”ブレイカー”ではそんなものは出てこない。
背中からでるのはエネルギーの噴出を模したATフィールド。そして俺の右手には…槍がある。この槍は、刺した対象の異能を殺す。ブレイクする。ようは、イマジンブレイカーの槍版だな。
「おらおらおら!!バチこいやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
≪くっ!!なんだその槍は!!≫
『教えるか…よっと」
≪くっ!!≫
俺は槍を操り鎌に当てる。すると鎌はおろか腕まで消えて行った。こいつ、まさか異能の塊か?だとしたら……
「これでおしまいだ!!」
『Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost! Boost!』
「いくぜ!!ブレイクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」
≪そんな直線的な攻撃…通用すると!?なぜ動かない!?小僧なにをした!!≫
「教えねーよっと!!」
≪ウグゥ……………ガァァァァァァァァァァ≫
「あばよ」
ちなみにこれまでやったことを話そう。
ブースデット・デッドギアで倍化、そのうちにホライゾン・バインドをしかけ、ばれないように大声をだした。そして……
「今に至る、さぁ~て大丈夫か?フェイト」
「刃ぁ、怖かったよぉ」
「よしよし、大丈夫、もう大丈夫だ。これからは俺が守ってやる。だから安心しろ?」
「ふぇ!?う……うん//////」
「「ジィィィィィィィィィィ」」
向こうの白コンビの視線がいたい。
「じゃ、帰るか」
「うん……キャッ!!刃ぁ//////」
「嫌か?」
「ううん。嬉しい//////」
こうして温泉での出来事は終わった。
しかし、まずいことになったぞ。ハーデスがこっちに来たってことは、奴がこっちにくる可能性があるってことだもんな……