第11話 13年前の悪夢 その3
観測基地は武蔵達の帰還後即座に厳戒態勢が引かれた。ゲッター線吸収装置と言う今の地球に必要な装置を開発しているだけあり、観測基地の地下にはBT-23を初め、タワーで正式採用されているロボットも多数保管されていた。白いインベーダーの時は奇襲だったのが原因だったが、そうでなければ救難要請等を出さずともインベーダーを退ける事が出来るだけの戦力、そしてパイロットはこの南極基地には揃っていたのだ。
「メカザウルスに百鬼獣……だと、くそったれめ。どうなってやがるそんな奴ら南極に出現した記録はないぞ」
南極と言う不毛の大地を恐竜帝国も百鬼帝国も率先して制圧する旨みは無い。武蔵と弁慶の思った通り南極にメカザウルスや百鬼獣が出現したと言う正式な記録は無かった。
「それなら武蔵さん、大将。何かの実験で起動実験していた機体にインベーダーが寄生したって言うのは違いますか?」
「筋は……通っているな」
「だが人間ならまだしも、敵がそんな事を考慮してこんな場所で実験をする必要はあるまい」
凱の意見はイングラムとカーウァイに否定された、試験機を稼動させるのに最悪の事態を想定して人のいない所で稼動させる事はある。だが侵略者である恐竜帝国や百鬼帝国がそんな事をする必要はない、稼動に失敗してもそれを街で爆発させれば失敗作も兵器になる。むしろ失敗前提の兵器を送り込まれた事もある武蔵と弁慶もありえないよなと揃って呟いていた。
「しかし、私達はこの基地を作る時に念入りに周辺の捜索をしましたが、それらしいものはありませんでしたよ」
氷塊の下にも、雪原にも金属反応は無かった。だから南極に埋もれていた当時の遺産と言うのは信じられないと言うリーダー。人類の希望になりえる研究だ、念入りに調査は行っている筈だからその言葉には説得力がある。それなのに、メカザウルスと百鬼獣がいた……その理由は武蔵とイングラム、そしてカーウァイの3人の中では同じ答えが出ていた。
「……じゃあ、オイラやイングラムさん達と同じかもしれない」
「それが一番可能性が高いだろうな」
新西暦からこの時代に戻って来た武蔵とイングラムとカーウァイと言う前例がある。新西暦に生き残っていたメカザウルスと百鬼獣がこの時代に転移して来たと言う可能性は十分にある、そしてそのきっかけも武蔵とイングラムにも思い当たる節はあった。
「アイドネウス島ですかね?」
「……だろうな。あの自爆のエネルギーで未来が不安定になったという可能性は十分にある」
武蔵とイングラムのセプタギンへの特攻。そのエネルギーによって新西暦の地下に早乙女研究所が眠っていたのと同じく、この時代に戻ってきたという可能性はゼロではない……。
「一応警備隊は展開しましたが、もしもメカザウルスや百鬼獣がインベーダーに寄生され群れで襲撃してきたら、この基地は持ちこたえられないでしょう……1度タワーに連絡を取ってこの基地を引き上げる事も相談してみます」
「それしかないよな……でもそうなると……この吹雪が問題か」
武蔵達が帰還すると同時に再び発生した強烈なブリザード。この風と雪ではクジラを飛ばす事も出来ない、間違いなくこの吹雪を発生させている存在はここに武蔵達を足止めしたいのだ。
「でかい戦いになるかも知れない、シェルターの準備をしておいてくれ」
「判ってます。最悪の場合……この基地を更地にすることも視野に入れていますよ」
インベーダーの脅威にメカザウルスと百鬼獣まで加われば今の人類では太刀打ち出来ない。もしも、メカザウルスと百鬼獣がまだ大量に南極に眠っているのならば、南極を地図から消す必要があるかも知れない。それだけの脅威がこの南極には眠っていて、そしてブリザードの中に混じる獣の唸り声のような音がこの温かい観測基地を獣の檻の中にいるように思わせる異様な雰囲気にしているのだった……。
南極のゲッター線吸収装置の観測を行っている基地への応援に向かった武蔵達からの報告を聞いた隼人。その報告を聞いてから、普段のその冷静な表情は一転し、焦りの色が目に見えてその顔には浮かんでいた。それは会議室に呼ばれたランバートとシュワルツの2人もそのピリピリとした雰囲気と鬼気迫る表情に何かがあったのだと悟るには十分な物だった。
「このタイミングでメカザウルスと百鬼獣に寄生したインベーダーだと……」
「ああ、武蔵からの報告で戦闘記録も送られてきている」
タワーの戦闘班のリーダーであるシュワルツとランバートの2人だけを呼び寄せたのは隼人の決断だった。乱暴ではあるは無法者ではないシュワルツとタワーの最年長と言う事で一目置かれているランバートならば血気盛んな戦闘班を止めれると判断したのだ。
「間違いねえ、メカザウルス、それに百鬼獣だ……インベーダーに喰われているが見間違える訳がねえ」
「……隼人さんよぉ。戦闘班から応援は送るんだろう?」
俺を行かせろと目で訴えかけるシュワルツに隼人は首を左右に振った。
「タワーから戦闘班を応援に送る予定は無い、変わりに爆弾等を運搬する輸送班を派遣する」
「ひっひっ、ワシの研究品を大量に送り届ける予定じゃ」
敷島博士の言葉にシュワルツは眉を顰めた。敷島博士の研究と言えば異常な物が多いが、その中で唯一正式に使用された兵器がある。「水爆」である、今のご時勢にそれを引っ張り出すつもりかと口にはしないがシュワルツの視線は攻めるような色を含んでいた。
「……南極を消し飛ばすつもりか……どれだけの批難があると思っている」
「必要があればだ」
もしも南極にまだメカザウルスと百鬼獣がいるのならば、それを野放しにすることは出来ない。多少の批難は覚悟の上で南極を焼き払う決断を隼人は既にしていた。
「じゃあ俺らを呼んだ理由は?」
「偵察ルートの変更だ。今まで2-2編成から6-1に変更する。もしも南極のほかにメカザウルスがいるのならば炙り出す必要がある、
1機に小型ゲッター炉心を搭載する。インベーダーを誘き寄せるが……メカザウルスがいるのならば反応する筈だ」
メカザウルスも百鬼獣もゲッター炉心に反応する、インベーダーに喰われたのはゲッター線に反応して襲撃し襲い掛かったが、逆に喰われた線が濃い。
「もしも無事な固体を発見したら頭部を持ち帰れ、その為の6-1編成だ。判ったな、判ったら偵察組の編成を頼む」
「「了解」」
不服そうだが敬礼した2人を見送り隼人は再び南極での戦いの記録を再生した。
「……」
鋭い視線でノイズ混じりの映像なので鮮明度は低いがそれでも隼人の視線はある事に気づいていた。
「このメカザウルス……あの時のものか」
アメリカを制圧する為に送り出された不完全なメカザウルス……半分だけ機械化されている頭部を見て、数を揃える為だけに製造されたメカザウルスであると隼人は見破っていた。
「敷島博士はどう見ますか?」
「ううーん、完全体ではないだろうな。防御力があまりに低いわい」
敷島博士の意見も隼人と同じだった、最も襲撃が激しかった時の個体と比べると明らかに弱い。だがインベーダーに寄生され、その部分を補っている。
「スペックは下がっているが、その分強暴になっていると見ていいじゃろうなぁ……頭部を回収できれば何かが判るかも知れん」
メカザウルスと百鬼獣の電子頭脳を回収すれば何時製造されるのか判る。 そして何時インベーダーに喰われたのかが判る筈だと隼人と敷島博士は考えていた。
「となると……こっちもか?」
「いやあ、こっちは戦乱が激しい時の固体の特徴に似ているぞ? 角がでかい」
恐竜帝国、百鬼帝国の両方が劣勢に追い込まれた時の個体に良く似ている。だがそれらは全て壊滅させた筈……何故そんな個体がと隼人は眉を顰め、そして再び映像を巻き戻して再生しようとした時会議室の扉の扉が勢いよく開いた。
「会議中失礼します! 南極から緊急報告です!」
「何事だ!」
顔を青褪めさせる若い通信兵は何度も息を整える素振りを見せてから敬礼した、そして青褪めた顔で南極の状況を告げた。
「じゅ、13年前! 早乙女研究所で確認された2体の巨大インベーダー出現ッ! ただいま真ゲッター、ゲッターロボ、ゲシュペンストの3体が応戦中! 更にタワーにメタルビースト、インベーダーの一個小隊が接近中ッ!」
「緊急警報! スクランブル準備ッ!!!」
13年前の巨大インベーダー……それは隼人、竜馬の遺伝子を持つ、ゴールとブライの複製体。そしてタワーの足止めをするかのように現れたメタルビースト、インベーダーの出現情報に隼人は即座に指示を飛ばす。南極でゴールとブライと対峙している武蔵達も心配だが、武蔵達ならば無事に切り抜けてくれる。今自分達がやるべき事はこのタワーを守る事だ。
「隼人ぉッ! 弁慶が持ち出したゲッターロボの修理は済んでいるッ! 行けええッ! 指揮はワシと山崎でとる! 心配はいらんッ!」
「すまん、敷島博士ッ!!!」
そして博士から聞き、司令室ではなく隼人は格納庫に走る。武蔵のゲッターロボには数合わせでイングラムが乗っているが、ゲッター2を操れるというとそうではない、だがタワーの司令官と言う立ち位置の隼人は武蔵に同行する事も出来ない。だが真ドラゴンとの戦いが激しくなれば、まともに操縦出来ないパイロットが乗っているゲッターロボでは間違いなく敗れる。しかし隼人自身も戦場を離れて長い、ブランクを背負ったままでは全盛期の武蔵の操縦にはとても追従出来はしない。故に――錆び落としの為にと敷島博士にスクラップ寸前のゲッターロボ修理を頼んでいたのだ。
「悪いな、イングラム・プリスケン。ジャガー号のシートは俺のものだ、何れ返してもらうぞ」
修理されたゲッターロボに乗り込み、ヘルメットを被る隼人。その顔は獲物を前にした堪らないと言わんばかりの獰猛な笑みに彩られていた。旧友、そして自分が乗り込んでいたゲッターロボが今この時代に存在する……その2つは司令官をしての隼人を消し去り、ゲッターパイロットとしての隼人を再び目覚めさせていた。
「ゲッター2ッ!! 神隼人出るぞッ!」
獣の唸り声のような音を立てながらゲッター2は真っ先に戦場に飛び出し、加速していくその姿は紛れも無く伝説のゲッターパイロットとしての神隼人の姿であり、そして伝説の英雄機のゲッターロボの勇敢なる雄姿なのだった……。
時間は少し遡り、ゴールとブライの出現する前の南極の観測基地まで遡る。
「むー」
「……おいおい、どうしたんだ渓は」
武蔵の後ろにしがみ付いてふーっと唸っている渓を見て弁慶は苦笑し、武蔵は頬をぽりぽりと掻いている。
「いやね、大将。武蔵さんから未来の話を聞いていたんですけどね? くっくっく……」
「なんだ、どうした?」
楽しくて仕方ないという様子の凱を見ながら弁慶も食堂の席に腰掛けた。
「写真を見せたんだがな、そしたらこうなったんだ」
数少ない武蔵の新西暦の写真がイングラムのPBS端末に映っているのだが……それを見て弁慶は笑い出した。
「なるほど、こりゃあ別嬪揃いだ」
「親父ぃッ!!」
渓が美少女ではないと言う訳ではないが、渓と同等かそれくらいの美女、美少女が多い。それを見てボーイッシュな自分にショックを受けたのと、武蔵が助けたという皇女の件から嫉妬心むき出しになって武蔵にしがみ付いて渓は離れなくなったらしい。
「別に彼女とかじゃないんだけどなあ」
「うーッ!」
「はいはい、ごめんよ」
元気としての記憶を取り戻した渓からすれば、自分から武蔵を取り上げる相手がいる。それだけでもやもやするのだ、渓=元気に取って武蔵は親であり、兄であり、そして初めて好意を抱いた異性である。それを奪われる事を渓は心底嫌がったのだ。
「なんか弟分みたいのと妹分見たいのもいるみたいで、面白くないらしいんですよ」
「リョウトとラトゥー二はそう言うのじゃないんだけどなあ……」
「ははは、そうは言っても納得行かないですよ。渓はこう見えて甘えん坊ですからね」
ここにいないと判っていても感情が納得しないのだ。自分の知らない武蔵を知っている新西暦の人間に嫉妬し、でもその嫉妬を向ける相手もおらず、もやもやした結果がこの抱っこちゃん渓である。
「まぁ、納得するまでおんぶしてる」
「あんまり甘やかさなくていいですからね」
武蔵自身も渓に甘いのでそんなに甘やかさなくていいですよと言って、コーヒーを啜る弁慶だが、その顔はとても楽しそうだ。
「凱、渓、メカザウルスと百鬼獣の特徴は頭に叩き込んだな?」
「うっす、もう大丈夫です」
「あたしも大丈夫」
「元気ちゃん、くすぐったい「うーっ!」……オイラが何したって言うんだよ」
自分が言うと唸り声を上げる渓に武蔵は困り果てた表情をする。だが弁慶達からすれば微笑ましい物だ、いつ敵の襲撃があるかも知れない緊張感の中でもこの微笑ましいやり取りは弁慶達の気を穏やかにしていた。
「……悪いが、渓。離れろ」
「え? 何で?」
「判らないのか?」
カーウァイの言葉に全員が1度首をかしげ、すぐに何を言いたいのか理解した。
「吹雪が止んだ……!?」
「お出ましのようだな」
吹雪が止むと同時に観測基地に向かって放たれた獣の雄叫び。だがそれはメタルビーストやメカザウルスよりも遥かに巨大な物だった。それに気付くと同時に全員が弾かれたように走り出す。
「武蔵さん! 観測基地の人間は全員地下のシェルターに移動しました!」
「ありがとよ! あんたも早く地下に隠れてくれ! 出来るだけ引き離す!」
地下のシェルターとは言え南極の大地ではそこまで頑強な物ではない、ある程度は安全だと判っているが完全に安全とは言い切れない。ゲッターロボに乗り込み観測基地を出撃した武蔵達の前に現れたのは巨大な爬虫類の頭部に鬼が生えたような異形の姿。
「ゴール……ッ!」
「それにこいつは……ブライッ!」
ゴールとブライが融合した異形に険しい顔を向ける武蔵と弁慶。だがゴールとブライもゲッターロボ、真ゲッターロボを見て唸り声を上げる。かつて戦いあった怨敵同士がこの南極の大地で一堂に会すのだった……。
「ゲッタァアアロボォオオぉオオッ!!!」
「きやがれゴール! ブライッ! 今度こそぶっ殺してやるぜッ!!!」
南極の大地を蹴り凄まじい勢いで肉薄するゴール&ブライに先陣を切るゲッターロボ。
「號! あたし達も!」
「判ってる、最初から全開だ!」
そしてそんなゲッターロボを追うように真ゲッター、そしてタイプSも雪上を駆け出すのだった……。
敵はゴールとブライだが1体に融合している、それに対してこちら側は3体。数では圧倒的なまでに有利だったが、戦況はゴールとブライが優勢だった。
「うっがああッ!?」
「カーウァイさん! なろおっ! ゲッターミサイルッ!! っ! やべえ! 號避けろぉッ!!」
「うぐっうっ!!」
明らかに化け物と言う姿のゴールとブライに知性は無いと武蔵は思っていた。事実ゴールには知性がなかった、だがブライは違っていた。コブラ状の突起物を掴み、ゴールを自在に操り、その豪腕でゲッター3、そして真ゲッターを完全に圧倒し、そして念力で飛び道具を完全に無効化する所か、それを味方にぶつけることを初めとし、氷塊などを操り障壁にするなど獣性と知性が完全に融合した理知的な戦法で攻め立ててきていた。
「號、大丈夫か」
「……問題ない、だが不味い」
「ああ、思った以上に……強いッ!」
飛び道具が無効化される以上カーウァイに出来る事は少なく、速度の遅いブラスターキャノンではゴールの動きを追いきれず、ゲシュペンストキックはゴールの豪腕に防がれる。
「武蔵、ゲッター1にチェンジは……出来ないな」
「無理っすね。こりゃあマジでやばい」
ゲッターロボの最大の特徴は戦闘中の高速分離と変形合体にある。だがブライの念動力でゲットマシンを拘束されれば成す術も無くお陀仏だ。ゲッターの最大の攻撃パターンを封じられ、ゲッター3のパワーでもゴールを押し返せず、ゲッタービームを使える真ゲッター1はゴールの機動力と念動力に翻弄され攻撃を当てる事すら難しい。そしてそれはゴール&ブライが南極と言う大地をフルに活用している事も大きく影響していた。
「やべえ、またあいつらあれをやるつもりだ!」
「固まれ! 3機で互いの死角をカバーしろ!」
カーウァイに言われるまでも無くゲッター達はそれぞれ背中合わせになり死角を隠す。ブライの念動力によって吹雪を起こし、ゴールがその豪腕で氷塊を投げつけ、口からインベーダーの触手を繰り出す。吹雪で視界を防がれ、動いたと思えば氷塊を念動力によって動かしたダミーであり、そちらに気を取られれば触手に装甲を削られ、ゴールの豪腕で殴られ、その質量で吹き飛ばされる。攻防一体の攻撃に武蔵達は対応しきれないでいた。
「ぐうっ!?」
「があああッ!」
触手に殴り飛ばされるゲッター3と、タイプSに張り付いた触手から流される電撃にカーウァイの悲鳴が重なる。
「ゲッタァーーレザーッ! がっ!?」
レザーで触手を切り落とした真ゲッター1だが、背後からのゴールの豪腕に反応しきれず雪原に叩き付けられる。
「くそったれ、全然見えねえ! 武蔵さん、大丈夫ですか!」
「ぺっ、オイラは大丈夫だ。だけど、このままじゃ不味い……イングラムさん、何か良いアイデアはないか?」
「恐らくだが……あの鬼の角、あれを切り飛ばせば吹雪は止められるかもしれん」
ずっと光を放っているあの禍々しい角、それが吹雪を起こしている念動力の源だろう。だがそれを破壊するには飛び道具か組み付く必要があるが、この吹雪では思うように近づく事が出来ず、飛び道具は味方に誘導される。
「しゃあねえ、弁慶、イングラムさん。腹括ってくれよ、ゲッター3で組み付いて……」
ゲッター3で組み付いて角をへし折ると言おうとした武蔵だが、それを最後まで言う事は無かった。ゴールとブライの攻撃を受けた訳ではない、上空から降り注いだ光線……いや、ゲッタービームの嵐に足を止められたのだ。
「「ガアアアアアーーーッ!!」」
ゴールとブライの苦悶の雄叫びと共に吹雪は止まり、そして武蔵達の視界が晴れた時……武蔵は思わず大きく目を見開き、信じられないと言う様子で呟いていた。
「黒いゲッターロボ……」
両腕に鋭いスパイクを持ち、口元にはマスクを思わせる装甲。そして紅いマントを翻した漆黒のゲッターロボの姿があり、伸ばしたスパイクを構え、雪原を砕きながらゴールとブライへと駆けて行く姿なのだった……。
第12話 13年前の悪夢 その4へ続く
次回はブラックゲッターを含めて、ゴール&ブライ戦の正式開始になります。ゲームで言うと一定ターン経過までダメージを与えれないけど、援軍到着でダメージが通るようになるというシナリオですね。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。
視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか
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サイドまたは視点は必要
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今のままで良い