進化の光 フラスコの世界へ   作:混沌の魔法使い

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第49話 怒る海神 その1

第49話 怒る海神 その1

 

 

宇宙の暗闇を進む白銀の鎧を纏った少女の姿をした特機――「ヴァルシオーネ」のコックピットでリューネ・ゾルダークはレフィーナからの連絡を受けて、木星圏から地球圏に戻って来ていた。

 

「やれやれ、やっと戻って来れたよ」

 

ゾルダークの名が示すとおり、ビアンの娘であるリューネの身柄を拘束しようとする連邦軍の暗部、そして反連邦組織による襲撃が余りに多く、1度ほとぼりが冷めるまで地球圏を離れる事にしたのだ。

 

「ったく、親父も親父だよ。戦時特例を受け入れてくれればこんな事にはならなかったのにさ」

 

戦時特例を受け入れず、流浪を選択したビアン。それによって一部の反連邦組織からすればビアンはまだ連邦軍と敵対することを考えているに違いないと思い込み、ビアンを抱え込む為にリューネを人質に取る事を考える者の多いこと多い事、そして後ろめたい事をしている上層部は表舞台に立つ事のない暗部を動かしリューネを人質にとり、ビアンをおびき出すことを考えていた。襲ってきた相手を倒した後、その話を聞いたリューネはビアンに対する憤りを隠せなかった。

 

「親父がどこにいるかなんて知らないっつうのッ!!」

 

武蔵とイングラムを探してあちこち移動していたのも裏目に出たのか、ビアンの命令で戦力を増やそうとしていると誤解されてしまい。面倒事が大きくになる前に地球を離れほとぼりが冷めるまでは木星圏にいるつもりだったが、レフィーナからの助けて欲しいと言う連絡があったので今回地球圏に戻って来たのだ。

 

「しかし……ホワイトスター……か。またここへ来ることになるなんてね」

 

地球圏に戻って来たリューネを出迎えたホワイトスター。地球を見るよりも先に目に入ったホワイトスターに憂鬱な気分になりながら、ホワイトスターの駐在防衛隊の隊列から離れた所に停泊している真紅の戦艦――「ヒリュウ改」を見つけ、リューネはヒリュウ改に通信を繋げた。

 

「ヴァルシオーネよりドラゴン2へ。今からそっちへ着艦するよ」

 

『ドラゴン2了解しました。ガイドビーコンに従い、本艦の後部第2格納庫へ入って下さい』

 

モニターに映ったユンからの指示通りにヒリュウ改の後部から放たれたガイドビーコンに誘導され、ヴァルシオーネはヒリュウ改に着艦する。

 

「さてと、着替えないとね」

 

ヴァルシオーネの操縦はダイレクト・モーション・リンクシステムによる物で、専用のパイロットスーツが必要であり、身体のラインが出る物でヒリュウ改の中をうろうろする訳には行かないと手早く着替えてからヴァルシオーネのコックピットを出てヒリュウ改のブリッジに足を向けるのだった。ただ、ピッチリとしたパイロットスーツとは違うがノースリーブのシャツに短いホットパンツ姿であり、その姿はある意味専用のパイロットスーツよりも扇情的なのだが、リューネはそれに気付く事が無いのだった……。

 

「久しぶりだね、レフィーナ艦長」

 

「ええ。 わざわざこんな所まで来ていただいてすみません」

 

オクトパス小隊が抜け、ヒリュウ改の戦力がギリアムとヴィレッタの2人になってしまったという事――そして地球圏で多発しているテロリストの正体を探るために助っ人として呼んだリューネにレフィーナが頭を下げて感謝の言葉を口にすると、リューネは朗らかに笑いながら気にしなくていいとレフィーナの肩を叩いた。

 

「ううん、困った時はお互い様だからね……所で、ギリアム少佐達は?」

 

てっきり自分が来るのでギリアムとヴィレッタもブリッジにいると思っていたリューネだが、2人の姿は無く、レフィーナ、ユン、ショーンの姿しかなかったので、2人はどうしたのか? とレフィーナに問いかける。

 

「今、本艦のデータルームで調べ物をなさってます。気になる事があるそうなので」

 

気になる事と濁した喋り方をするレフィーナ。一応は民間人なので、軍に狙われるような事にならないようにする為のレフィーナの配慮だった。だがリューネはその配慮を知った上で口を開いた。

 

「百鬼帝国に人造人間でしょ? 知ってるよ」

 

驚いた顔をするレフィーナ。それは執拗に情報封鎖されていて、木星圏にいたリューネが知るはずのない話だった。

 

「ビアン博士ですかな?」

 

「いや、親父とは連絡は取ってないよショーン副長。ただ、バン大佐がね。随分とあたしの事を心配してるみたいでさ、色々と一方通行のメールで伝えてくるのさ」

 

肩を竦めて心配性なんだからと言って笑うリューネ。それに対してショーンはリューネの口から出たバンの名前に眉を細めた。

 

「上層部はテロリストの先導者としてバン・バ・チュン大佐を疑っているようなのですが、どうも違うようですな?」

 

「ま、確かにバン大佐ならって思うかもしれないけど、お門違いだね。バン大佐は親父の強烈な親派だからさ、親父が死んでればそれこそ新しいDCを設立位するだろうけど……親父が生きてるなら、離反する理由も無いよ。むしろ怪しいのはロレンツォ大佐じゃない?」

 

ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ――バンの次に上層部がマークしているテロの先導者だ。ラングレー基地の襲撃から姿を消しているが、自ら表舞台に立たず、ヴァルシオンの改造機であるタイプCFをフラグシップにして、再起を宣言する確率はかなり高い。

 

「しかしなんだね。随分と警戒態勢が緩くない? 大丈夫これ?」

 

ヒリュウ改のモニターから見て、警戒網が緩いというリューネだが、量産型ゲシュペンスト・MK-Ⅲにペレグリン級、それに貴重な虎の子のアルバトロス級まで借り出されている。その警戒網に投入されている戦力は非情に強固と言っても良いレベルだ。それでもリューネは警戒網が緩いと言い切ったのは理由があった。

 

「そうでしたね。リューネさんは包囲網を抜けて地球圏を離脱したのでしたね」

 

「そうでもないと、冤罪で投獄されそうだったからね」

 

ビアンをおびき出したい上層部に追われていたリューネは包囲網がもっと厳重な時にL5宙域を抜けて木星圏に向かっている。その時の事を考えれば、今の防衛網は余りにも手薄だった。戦力こそは整っているが、陣形はぐちゃぐちゃ、主砲・副砲を機体内部に格納している戦艦も多く、とても防衛隊と言えない有様だった。

 

「仕方ありません。百鬼帝国の襲撃で連邦軍は敗走を続けておりますからな。動かせる機体の殆どはデザートスコールに回されましたし、ここの駐在司令が今度の異星人は地球に隷属の為に来るなんて公言する馬鹿ですからね」

 

「それって凄い本末転倒な気がするし、本当上司に恵まれないね。レフィーナ艦長」

 

リューネの言葉にショーンは返す言葉もありませんなと苦笑いを浮かべた。ケースEを発令しておいて、宇宙の駐在軍を地球に降下させる。宇宙からの襲撃者に気をつけろと言っておいて、その命令は余りにも辻褄の合わない奇妙な命令だった。しかもホワイトスター駐在軍はエアロゲイターを退けたのだから、今度の異星人は地球の武力を恐れ下手に出て来ると考えている馬鹿ばかり――上官に恵まれないにも程があるとリューネが言うのも当然だった。

 

「エアロゲイターを退けたから、今度は大丈夫と思っているのかもしれませんね」

 

「それなら最悪だね、そういう時は足元を掬われるよ。凄く嫌な予感がする」

 

宇宙の闇の中に浮かぶ白き魔星――「ホワイトスター」それを見てリューネは眉を細める。今は警戒態勢命令が出ているが、リューネの勘は警戒態勢では駄目だという事を感じ取っていた。

 

「レフィーナ艦長。悪い事は言わないよ、臨戦態勢に入っていた方が良いよ」

 

「……それは勘ですか?」

 

「うん。でもあたしはこの勘のおかげで連邦からも反連邦からも逃げ切れた。命令違反になるかもしれないけど……最悪の事を考えたほうがいいと思う」

 

展開されている部隊、そして警戒網――それは余りにも稚拙、そして穴だらけに見えた。

 

「副長」

 

「ええ、私もリューネ嬢と同じ考えです」

 

ショーンの同意を得たレフィーナは目を閉じて、小さく溜め息を吐いてからユンに指示を出した。

 

「すべてのクルーに対衝撃、閃光防御命令を、それと機首回頭。主砲副砲を……」

 

そこで言葉を切ったレフィーナは少し考え込む素振りを見せ、現在の展開位置。そして待機しろと言われた位置――そして自分が敵の将ならばと考えを巡らせる。

 

「ヒリュウ改上面に合わせて下さい。対空機銃は本艦後方、ミサイルは前面と左右に対応出来るように発射準備」

 

月面で見た空間転移――それを考えれば一方向からの襲撃というのはありえない。多面的に、そして部隊の同時展開をしてくるとレフィーナは読み、基地司令から命令違反を疑われない範囲で戦闘準備に入るのだった……。

 

 

 

 

一方その頃、ギリアムはデータ室で解析作業を続けていた。しかし調べているのはオペレーションSRWの間に出現した正体不明の特機――そして地球で確認されたと言う量産型のゲシュペンスト・MK-Ⅱ、そしてアルブレードの事だった。

 

(オペレーションSRW中に確認された『マスタッシュマン』……いや、アースゲインの改良機か)

 

ギリアムは知っている機体とは細部が違うが、原型になった機体をギリアムは知っている。存在しない筈の機体、そしてありえてはいけないアルブレード、ゲシュペンスト・MK-Ⅱにギリアムが長い間危惧していた最悪の展開が現実味を帯び始めてきていた……。

 

(この可能性は十分に考えていた……しかし、この状況では最悪と言わざるを得ないな)

 

百鬼帝国の復活、アインストを名乗る謎の異形、そしてゲッターロボが敵意を露にした化け物――そこにギリアムの業によって導かれた新たな組織……地球圏に広がる争乱を更に広げる切っ掛けを自分が齎したと知り、ギリアムの表情は酷く曇った。

 

(そして、アンノウン……月で接触した謎の特機……系統から見て、彼らとの関係はなさそうだが……)

 

地球の技術力で作られた機体ではないと言うのは判っている。そしてそれがエアロゲイターでもないと言うことも判っている……そして恐らくだが、月に出現した謎の特機が何処で作られた機体かもある程度の予想はついている。

 

「……こんなあやふやな記憶では何も言えんな」

 

しかしだ、そこでギリアムは襲うのが武蔵達と同じ症状――世界を超えたことによる記憶への干渉だ。ギリアムもまた無数の世界を渡り歩いた者――決して忘れないと誓った「戦友」の記憶こそ色濃く残っているが、それ以外の部分があやふやとなっている。そのあやふやな記憶の中に見た機体と月面に出現した恐竜型の特機「ガルガウ」に似た機体を見たような気がするのだが……それをはっきりと思い出せないでいた。

 

「少佐、タイプRの調整が終わったわ、どうかしたの?」

 

データ室の扉が開いた事にも気付かないほどに考え込んでいたギリアムだが、ヴィレッタの声でハッとした表情を見せた。

 

「すまない。考え事をしていた。それより機体の方は問題はないか?」

 

ゲシュペンスト・MK-ⅡタイプRを宇宙に出てから使っているヴィレッタだが、宇宙での戦いは想像以上に激しくタイプRに僅かな不調が見え始めていた。

 

「とりあえず整備班が奮闘してくれたから大丈夫そうだけど……流石に1回オーバーホールが必要かもしれないわ……所で、そのデータは?」

 

ヴィレッタはギリアムが見ていたデータに視線を向けた。ギリアムはそれを見やすいように大画面に映しながら、自分が何を調べていたのかをヴィレッタに告げた。

 

「マオ社を襲撃した例の特機だ。マスタッシュマンとの関連性を調べていた」

 

「マスタッシュマン……連邦軍やエアロゲイターの物ではない謎の機体ね。確か月面で武蔵と一緒に戦っていたんだったかしら?」

 

セレヴィスシテイの望遠カメラでゲッター1と共に異形の化け物と戦っている姿が記録されていた。

 

「その通りだ。謎の異形の化け物と交戦していた事からメカザウルスの一種が月面にいたと上層部は判断したようだが……あの時の戦いで判った。武蔵達がオペレーションSRWの時に戦ったのは、ストーンサークルから出現した化け物と同種の生き物だろう」

 

オペレーションSRWの最中、武蔵と教導隊メンバー、そしてハガネ、クロガネ、ヒリュウ改が分断された時――化け物になったゲッターロボらしき存在を確認していたが、あの時は新種のメカザウルス程度にギリアムもヴィレッタも感じていた。だがストーンサークルから出現したアインスト、そしてその後に出現した全身に目玉を持つ異形を見て、初めてあれがメカザウルスではないという事を悟ったのだ。

 

「少し見ただけだから思い出せなかったが、こうして見ると間違いないな」

 

「……そうね。一体なんなのかしら? あの化け物……」

 

餓え続けている化け物。機体も人間も何かも喰らおうとしていたその邪悪とも取れる貪欲な姿――それは生理的嫌悪感を呼び起こし、歴戦の戦士であるギリアム達ですら恐怖を覚えざるを得ない姿だった。

 

「あの化け物とマスタッシュマンと何か因果関係でもあった?」

 

「いや、武蔵と共闘していたという事を思い出したので見てみたんだが……因果関係はなさそうだな」

 

ゲッターロボと比べても洗礼されたシルエットをしている上に、未知の攻撃機構を内蔵している点からゲッターロボと同じく旧西暦の機体であるという線は消えた。それ自体はL5戦役終了後に判っている筈の事だった――それなのに再びそれを調べているギリアムにヴィレッタは1つ踏み込んだ問いかけをした。

 

「少佐はマスタッシュマンを知っているのかしら? 酷い顔をしているわよ?」

 

明らかに表情が強張り、敵対の意を見せているギリアムの姿にヴィレッタはマスタッシュマンとギリアムの間に何らかの因縁があるのを感じ取っていた。ヴィレッタに指摘され、黙り込んだギリアム。暫く黙り込んだギリアムは搾り出すように口を開いた……。

 

「すまない。今はまだ……君にも教えられん」

 

なんらかの因縁があるが、それを教える事は出来ないと告げた。それは嘘はつきたくなく、しかし本当の事も言えないと言うギリアムなりの妥協案だった。

 

「……判ったわ。それなら深くは聞かない」

 

「すまないな……マオ社を襲撃した特機に関して君の見解を聞きたいのだが……良いか?」

 

あからさまに話題を変えてきたギリアム。それは普段のギリアムらしからぬ物で、それだけ触れて欲しくない話題なのだと判り、ヴィレッタは深く問いただす事をせず、ギリアムの質問に答えた。

 

「エアロゲイターの機動兵器でないことは確実ね」

 

「やはりか……ではL2宙域に現れた機体に乗っていたバイオロイドについては?」

 

ギリアムはヴィレッタがイングラムのクローンであると言う事を知っている。そしてイングラムが持ちえるエアロゲイターの知識も全て持ち合わせていること知っているからこそそう問いかけた。そしてヴィレッタはギリアムがそれを知っているからこそ嘘偽り無く返事を返した。

 

「……アーチンは確実に違う。バイオロイドはエアロゲイターのものじゃない。そしてテロリストの物でも、百鬼帝国の物でもない」

 

ギリアムとヴィレッタだけが知る話――決して公に出来ない情報を持つ2人が知る情報を交換しているとデータ室に警報が鳴り響き、ヒリュウ改の船体が激しく揺れる。

 

「敵襲警報……ッ! まさかッ!?」

 

「最悪の展開だ。ヴィレッタ行くぞッ!!」

 

その警報が何を意味するか、それは考えられる中で最悪の展開になったという事を示しており、2人は弾かれたように格納庫に向かって走り出すのだった……。

 

 

 

 

 

『全艦、第一種戦闘配置ッ! 繰り返すッ! 全艦第一種戦闘配置ッ!  これは演習ではないッ!』

 

ホワイトスター駐在軍司令の焦りに満ちた戦闘配備につけと言う声が響くが、不自然に広く警戒網を取っていた防衛隊の初動は遅く、正面・左右から機動力に長けたフライトユニット装備型のゲシュペンスト・MK-Ⅱと、その後を続くランゼン、対艦装備をした量産型ゲシュペンスト・MK-Ⅲに簡単に包囲網を抜けられて、擦れ違い様の対艦ミサイル、ライフルの一撃で格納庫とカタパルトを潰されホワイトスター駐在軍はただの的に成り果てていた。

 

「主砲! 副砲ッ! 照準合わせッ! てぇッ!!」

 

そんな中で警戒していたヒリュウ改だけが素早く反撃に転じ、正面から突撃してくるゲシュペンスト・MK-Ⅱ・F装備とランゼンの突撃を防ぎ、E-フィールドをフルパワーで展開し対艦ミサイルと対艦ライフルの一撃を防いだ。

 

『レフィーナ中佐。私は戦闘配備など命令……ぐうっ!?』

 

自分の命令も無く戦闘配備を取っていたレフィーナを叱責した駐在軍司令だが、対艦ミサイルの爆風にペレグリンの船体が大きく揺らされ最後まで叱責の言葉を口にする事はなかった。

 

「やれやれ、面子などに拘っている場合ではないと言うのに……さてどうしますかな? 艦長。随分と司令が怒っているようですが?」

 

「ペレグリンとの通信は無視してください。今は互いの面子などに拘っている場合ではありません、ギリアム少佐達に出撃命令を出してください。その後第一種戦闘配備ッ!」

 

ケースEが発令されている段階で第一種戦闘配備をとるのは当然。それなのに戦闘配備は愚か警戒態勢すら取っていなかった駐在軍司令の筋違いの叱責などを受ける必要はないと断言した。格納庫を潰されているとは言え、中の機体で格納庫を破壊して出撃することも出来る。それなのに、それすらもしようとしないのを見て、レフィーナを初めとしたヒリュウ改のクルーが落胆を隠せないでいるとホワイトスター周辺を覆うように転移で無数のPT、AMが姿を現した。

 

『何て数だ……ッ! 直ちに月面軍、L4宙域軍に支援要請を出せッ!』

 

それを見て震える声で支援要請を出せと喚く駐在軍司令の声がオープンチャネルで響き、ギリアムは苦い顔をして通信をOFFにして、転移で出現した機体の照合を確認して、苦渋に満ちた声で照合結果を口にした。

 

「照合完了……あれはL2宙域軍第34、 第19、L3宙域第21・35戦闘航宙団の機体だな……今出現したのはセレヴィスシテイの防衛隊の機体だな」

 

『あいつら、 転移してきたけど本当にエアロゲイターじゃないんだね。親父が付けてくれたエアロゲイターの転移レーダーに何の反応もなかったよ』

 

圧倒的な物量で押し潰しに来る戦術――それはエアロゲイターの物であり。L5戦役でも何度も苦しめられた戦法を思い出し、ヴァルシオーネに搭載されているエアロゲイターの転移反応レーダーに反応が無かったのを確認して、本当にエアロゲイターじゃないのを悟り固い声で呟いた。

 

『ええ、先程の転移反応は彼らの物ではないわ。それよりも、これだけの大部隊を送り込んでくるって事はまだ増援が来ると見て間違いないわね』

 

「恐らくな……質量で押し込まれると厄介だ。フォーメーションを確認しながら、孤立しないよう戦闘する事を心掛けてくれ。この戦いの

結果次第では敵の正体を知ることにも繋がるだろう」

 

『了解ッ! 敵の正体が判らないでもやもやしてたからね! これで敵の正体を暴き出してやろうじゃないか!』

 

好戦的な性格であるリューネは確かに数で不利なのは承知だが、ここで敵を倒すことで正体を知ることに繋がるのならばと気合を入れた声でギリアムの言葉に返事を返し、ヴァルシオーネにディバインアームを構えさせる。

 

『好戦的なのは良いけど、突っ込みすぎないでね』

 

「リューネ、見れば判るが多数の敵との戦闘になる。意気込みは買うが、慎重に行動してくれ」

 

ホワイトスターに向かう上でリューネを呼び寄せたのは戦力を増やすと言う目的だけではなく、ヴァルシオーネの搭載している武器――「サイコブラスター」による広域殲滅能力を期待しての物だった。ストーンサークル、そして月面での無尽蔵の増援……それらの事から敵はエアロゲイター以上に人海戦術を取ってくるとギリアムは確信していた。そしてそれが要所である場所であればあるほどに、その可能性は高まると予想していて、そしてホワイトスター駐在軍を取り囲むように展開された無人機の群れを見てそれは確信へと変わっていた。

 

(後はどちらの援軍が先に来るかだが……俺達は敵の術中に嵌ったか……?)

 

駐在軍司令が救援要請を出したが、ホワイトスター周辺警護に当たっていた5部隊の内2部隊の機体が無人機として運用されている――それは救援要請を出した部隊が既に敵の手中に落ちている可能性を示しており、救援部隊が来る可能性――そして敵の増援が先に出現する可能性……それらを踏まえた上でギリアムは詰みに近い状況に陥っているのを感じていた。

 

「レフィーナ中佐。最悪の場合を想定しておいてくれ」

 

『……ギリアム少佐。はい、判っております』

 

最悪の場合――それはこちら側の機体を鹵獲し運用している異星人の目的がホワイトスターの制圧だった場合。これ以上の戦力が投入される事になる……そうなった場合生き残ってその状況を伝える物が必要になる。防衛隊の中で1番足が速いのはヒリュウ改だ。敵前逃亡、命令違反という咎を背負うことになるが、レフィーナに逃げる事を想定しておいてくれと告げ、ギリアムはヴィレッタ、リューネと共に最も数の多い正面からの強襲部隊との戦闘を始めるのだった……。

 

「……どうやら敵はこちらの戦艦集結に合わせ行動を起こしたようですな。こちらの部隊では応戦出来ない数の軍勢を送り込んできております。敵の増援もまだまだ来るでしょうな……責任は私が全て……「大丈夫です。心配ありません副長――すでに私は覚悟を決めております」

 

「……それは失礼しました。ユン伍長、離脱ポイント候補の検索を始めてください」

 

「りょ、了解です!」

 

ホワイトスターは確かに守らなければならない物だ。しかし勝てない相手と戦いを続け、こちらの機体全てを鹵獲される訳には行かない。更にいえばホワイトスターを異星人に制圧されたと伝える者が必要だ……時に屈辱に耐えて逃げること――その判断を下せるかどうかが指揮官に求められる必要な要素となる事がある。ショーンが責任を取るのでと言おうとしたのに、それを遮り命令違反、敵前逃亡を問われる覚悟を決め、全ての責任を取ると言い切ったレフィーナ――その姿は紛れも無く優秀な指揮官であり、艦長としての姿なのであった……。

 

 

 

 

 

ホワイトスター周辺に断続的に発生する爆発――その反応をグレイターキンのコックピットで確認していたメキボスは小さく口笛を吹いた。

 

「中々やるじゃないか、なぁ? ヴィガジ」

 

『ちっ! 忌々しい下等生物如きが』

 

メキボスの問いかけに苛立ちを隠しきれないヴィガジ――その怒りはメキボスとバイオロイドと鹵獲機を破壊しているヒリュウ改に向けられていた。

 

『平均消耗率40%――正面だけは70%越えてるね。随分と精鋭が集まってるじゃないか、これならガルガウが破壊されたのも納得だよ』

 

『一々俺を引き合いに出すなッ!!』

 

「おいおい。そう怒るなよ、ガルガウがそこまで消耗した理由をこっちも知りたいと思ってるだけだろうが」

 

ヴィガジは簡単に制圧出来ると考えていて戦闘データを記録していなかったのでガルガウが中破したその戦いの内容をメキボス達は知らなかった。頭数は減ってるが、それでもガルガウを退けた戦艦――ヒリュウ改の姿を確認したので、想定以上の部隊を展開しメキボスは初手様子見に徹したのだ。

 

(さてと……どうするかね)

 

左右と後方の防衛隊の錬度は明らかに低くかなり深くまで無人機が攻め込んでいるが、正面は完全に足止めをされている――。定石ならば、もう少し無人機を送り出して消耗を待つのが得策だ。技術力ではウォガルが上でも、その応用力は地球人の方が上。慎重に動こうとするのは当然なのだが……。

 

「しゃあねえ、もう少し無人機――いや、駄目だな。あのお方が到着するまで2時間を切った……到着までに制圧しておけとのご指示だ。俺達で制圧する」

 

無人機の増加を考えたメキボスだが、あと1時間強で指揮官が来ると電文があったので作戦を切り替え、無人機ではなくメキボス、ヴィガジ、シカログ、アギーハの4人で駐在軍を壊滅させ、ホワイトスターを制圧する事を決めた。

 

『ふん、お前がとろとろしているからお怒りを買ったのだ。最初から制圧していれば良い物をッ!』

 

『ま、あたしも同意見かな。ゲッターロボは確かに怖いけどさ、出て来る前に制圧しておけば良いんだよ』

 

失った右腕を大型クローから、ゾヴォークの条約でも使用が禁止されている対惑星用大型ビームキャノンに変えたガルガウが先陣を切って行き、その後を追ってシルベルヴィントが進んでいく……。

 

『……間違ってない』

 

「おう、ありがとよ。行こうぜシカログ」

 

『……』

 

「返事しろや……」

 

珍しく喋ったシカログだがメキボスの言葉に返事を返さず、ドルーキンを走らせる。その後姿を見ながらメキボスはもう1度溜め息を吐いた。

 

「くそったれ。嫌な予感しかしねえよ……」

 

元からメキボスはもう少し慎重にホワイトスター攻略に動きたかったのだ。ガルガウを制圧した地球人の兵器――それに出現するかもしれないゲッターロボ……制圧命令は出ているがもう少し時間的な余裕があると思っていたんだけどなと呟き、メキボスもグレイターキンをホワイトスターに向かって走らせた。

 

『地球人に告ぐ……私の名はヴィガジ。文明監査次官だ』

 

解析した地球人の通信チャンネルで呼びかけるヴィガジ。その姿を見てメキボスはほんの少しだけ安堵した――好戦的なヴィガジだが、ウォガルの条約にある声明による警告を行うだけの自制心はあったと思ったのだ……だがその安堵も一瞬で消し飛んだ。

 

『貴様らの言葉で言えば、 異星人となるのかな。最も我々は貴様らが知る所のバルマー……いや、エアロゲイターではない』

 

出してはいけないバルマーの名前を出したヴィガジにメキボスはグレイターキンのコックピットの中で天を仰いだ。

 

『ならば、お前達は『ゲスト』か?」

 

広域通信なので地球人側からの問いかけがメキボス達の機体に届いた。しかし、地球人とウォルガの言葉は異なる。機体に搭載された翻訳機によってメキボス達に判る言葉に変換される。

 

『……『ゲスト』? 『客』とはどういう意味だ……』

 

「ああ、そりゃあれだ。 あの連中のコードネームだろ?」

 

ウォルガを仲介せず、一方的に地球との条約を結ぼうとした共和連合――それの地球側のコードネームだろうとメキボスがヴィガジに指摘する。

 

『なるほどな。では、その呼び方に倣って……我々の事は『インスペクター』とでも呼んで貰おうか』

 

ヴィガジが一歩的に演説しているのを聞きながら、メキボスは注意深くグレイターキンに搭載されているゲッター線レーダーに反応が無いかを調べていた。

 

(頼むぜ……穏便に済ませてくれよ……)

 

武装解除とかに持ち込んでくれと祈りながらゲッター線反応が無い事を祈るメキボス――ゲッターロボのパイロットの説得、そしてウォルガへのスカウト。それが何よりも優先するべき任務だ。地球人はともかく、ゲッターロボと敵対するようなことにはなってはならないのだ。ゲッターロボに乗っている限りは客人として扱い、信頼を得てからゲッターロボとパイロットを引き離す――そうすればゲッターロボは無力化出来る。その流れに持ち込めるように行動は慎重にならなければならないのだが……。

 

『こそこそと人んちの物を掠め取るような真似をして……あんた達の目的は一体何なのさ!?』

 

少女の姿を象った機体からの呼びかけがあったが、少女型の機体に近いドルーキンのパイロットであるシカログは返事を返さない。

 

『ッ!? 何とか言いなよッ!』

 

その事に馬鹿にされたのかと思い女のパイロットの怒鳴り声が響いた。

 

『おい、シカログ! こんな時ぐらい喋れッ!』

 

ヴィガジに怒鳴られてもシカログはだんまりである。無口と言うか――基本的に喋らない男。それがシカログという男だった……優秀ではある、だが社交性と協調性がヴィガジとは別ベクトルで皆無の男なのだ。

 

『全く、何度こんな奴が……』

 

『ちょっと、ヴィガジッ! あたいのシカログをバカにすると許さないからねッ!』

 

シカログを馬鹿にされたと感じ取ったアギーハが怒鳴るが、ヴィガジは鼻を鳴らし、シカログはやはりだんまりを決め込む。地球人側に嫌な沈黙が広がっているのに気付いてメキボスは心の底から深い溜め息を吐いた。

 

『あ、紹介しとくよ。こっちのシブいハンサムがシカログ。あたいのステディさ」

 

『はッ!? ステディッ!?』

 

『そうさ。 で、あたいはアギーハってんだ。短い付き合いになるとは思うけど……一応覚えときな』

 

『ふざけんじゃないよ! この年増ッ!!』

 

『だ、誰が年増だってぇッ!? あたいはまだ……ッ!』

 

少女型の機体に乗っているだけあり、パイロットも女なのだろう。アギーハと口喧嘩をしているのを見て、メキボスはこれ以上静観出来ないと悟り、仲裁に入ったのだが……。

 

「やれやれ、地球人共相手にバンザイ……あれ、何だっけ?』

 

地球の言葉を使おうとして何か違うなとメキボスが考え込んでいると、地球側からコンタクトがあった。

 

『マンザイ……ですかな?』

 

「そう、それそれ。とにかくまともにあいつらの相手をするこたぁねえだろうによ。おっと、紹介が遅れたな……俺はメキボス。一応、リーダーだ」

 

一応上層部から現場リーダーとして任命されていたのでリーダーと名乗ったのだが、その言葉にヴィガジとアギーハが噛み付いてきた。

 

『待て!  いつから貴様がリーダーになったッ!?』

 

『そうよッ! リーダーはとってもシブいあたいのシカログよッ!』

 

『違うっっ!! リーダーはこの俺、ヴィガジだッ!!』

 

命令書見てないのかよとメキボスが肩を落としていると、そのやり取りを見ていた地球人側から失笑が漏れているのが聞こえた。

 

「ほ~れ見ろ。ンなことやってっから地球人に馬鹿にされるんだろうが」

 

ゲッターロボとの邂逅が終わるまでは下等生物と内心侮っていても、地球人と呼ぶメキボス。しかしその内心は下等な地球人に笑われたと言う事に対する怒りで腸が煮えくり返っていた。

 

「こっちの要求は今の所1つだけだ。武装解除して、ホワイトスターを俺達に渡せ、そうすれば命だけは……」

 

『ふん。こんな下等生物達に降伏勧告など必要ないわッ!』

 

ガルガウの目が光り輝き、ゾヴォークの間で禁止兵器となっているビーム砲を駐在艦隊に向ける。

 

「おい馬鹿ッ! 止めろヴィガジッ!!! そいつは脅し用だろうがッ!」

 

『五月蝿いッ! ウェンドロ様を出迎える時に下等生物がいては困るのだッ!!』

 

メキボスの静止を振り切ってガルガウが

雄叫びを上げ、駐在艦隊に向かってビーム砲を打ち込んだ。ホワイトスターを破壊するわけには行かないので、流石に威力は絞っていたが……それでも駐在艦隊を消し飛ばすには十分すぎる威力を持ったビームが撃ちこまれ、駐在軍の艦隊は跡形も無く消し飛んだ。

 

「そいつを使うのは条約違反だろうがッ!?」

 

その光景を見て広域通信で聞こえて来るレフィーナ達の驚愕の声を聞きながらメキボスはヴィガジを怒鳴りつける。だがヴィガジは悪びれも無く、逆にメキボスに怒鳴り返してきた。

 

『地球は俺達の同盟に入っていない、条約違反も何もないッ!! 降伏勧告と武装解除など生温い!!』

 

確かにヴィガジの言う通りではある。だがそれでも査察官として選ばれた以上――自分の行動全てがウォガルのウェンドロの評価に繋がると言う事がヴィガジの頭の中から完全に抜けていた。

 

『貴様らを排除し、ウェンドロ様をお迎えする準備をさせてもらうとしよう』

 

「馬鹿野郎ッ!! まだ使うつもりかッ!?」

 

『ヴィガジ! そいつはやりすぎだよッ!!』

 

ヒリュウ改に砲身を向けるガルガウを見て、メキボスが言葉では止まらないとグレイターキンのビーム砲をガルガウに向けたが……それは余りにも遅かった。本気で止めるつもりならば、条約で禁止されている武器をガルガウに装備させている段階で止めるべきだったのだ。メキボスが己の失態を悟った瞬間、凄まじい勢いで飛来した数発のミサイルがガルガウの右腕に直撃し、ヒリュウ改に向けられていたビーム砲の軌道を逸らさせ、明後日の方向にビーム砲が放たれた。ガルガウの姿勢を崩したミサイルの飛んできた方角を見て、メキボスは自分の足元が崩れ落ちるのを感じた。ヒリュウ改の後方から現れたのは肩部にキャノン砲、背部に巨大なミサイルを2つ背負ったずんぐりとしたシルエットをした巨大特機だった。その姿はウォガル……強いてはゾヴォークに残されていたゲッターポセイドンの姿に酷似していた。

 

『ふん、偽者のゲッターロボ如きがッ!!』

 

ヴィガジはそのゲッターロボを偽者と断じ、ガルガウでゲッターロボに襲いかかった。確かにゲッター線レーダーに反応はなかった……だからゲッターロボではないとヴィガジが判断したのも当然だ。元々ヴィガジはゲッター線もゲッターロボに懐疑的だったからだ今回もゲッター線、ゲッターロボなど御伽噺だと証明してやるといき込んでいた。だからガルガウのゲッター線レーダーは旧式で、正確な探知の出来ない物が搭載されていた。それゆえに現れたポセイドンを姿だけを真似した偽者だとヴィガジは判断したのだ。

 

「馬鹿ッ! そいつは【本物】だッ!! うおッ!?」

 

メキボスの乗るグレイターキンにはウォガル――ひいてやゾヴォークの中でも閑職と呼べるゲッター線研究をしている部門が地球で感知されたゲッター線が真のものなのかを調べる為に新開発した最新のゲッター線レーダーが搭載されていた。それを一瞬で破壊するほどの高出力のゲッター線にメキボスは慌てて制ししたが……それは余りにも遅かった。

 

『フィンガァアアアーネットッ!!!』

 

『なっ!? う、うおおおおッ!?!?』

 

ポセイドン2の手から射出されたネットがガルガウを絡め取り、凄まじい勢いでゲッターポセイドン2の元へと回収される。その勢いで吹っ飛んで来たガルガウをゲッターポセイドン2の豪腕が受け止め、そして肩を握り潰さん勢いで拳を握りこんだ。

 

『大雪山おろしぃぃいいいいいーーーーッ!!!』

 

『う、うおおおおおおーーーーッ!?!?』

 

メキボスの静止の声を掻き消す男の怒号が宇宙に響き、ゲッターロボに掴まれたガルガウの巨体が木の葉のように巻き上げられる。そして即座に両腕から放たれたネットがガルガウの身体に巻き付き、凄まじい勢いでゲッターロボに向かって引き寄せる。

 

『うおらぁッ!!!』

 

『う、うがあああああーーーッ!?!?』

 

そして引き寄せたガルガウの頭部と上半身を纏めて押し潰しながら鉄拳が振るわれ、ガルガウはそのままの勢いでホワイトスターに叩きつけられて沈黙した。グレイターキンに搭載されていたゲッター線レーダーを破壊するほどの高出力のゲッター反応――今自分達の前に立ち塞がるその特機が本物のゲッターロボであることは明らか。そしてヴィガジの暴走によって消し飛ばされた駐在軍の残骸を見て、激しい怒気と殺気を叩きつけてくる姿を見て説得も交渉も無理だと悟った……いや、悟ってしまったメキボスはゲッターロボを見つめて眉を細めた。

 

「本当、最悪だぜ。ちくしょうめ」

 

相手は本物のゲッターロボ――しかも一撃でガルガウを粉砕して見せた。そんな規格外の化け物と無人機と3人だけで立向かわなければならない……ヴィガジの暴走が無ければ説得や交渉の余地もあったかもしれないが……それも最早ありえない。この瞬間インスペクターと武蔵の戦いは避けられない物となるのだった……。

 

 

 

第50話 怒る海神 その2へ続く

 

 




禿(ヴィガジ)無能説が私の中に在るので、ゲッターロボとの交渉を念頭においていて、慎重に行動していたメキボスの行動を全て無駄にしてもらいました。次回はインスペクター3人VS武蔵で書いて行こうと思います。この後は第3の狂鳥に繋げる予定ですが、メキボス以外の相手がリョウト達の相手になる場合もあります、それは全部この後の展開次第ですね。つまり私が書いている時に何を閃くかで大きく展開は左右されると思います。それではメキボス、シカログ、アギーハが武蔵にどう立向かうのかを楽しみにしていてください――ん? あれこれだと武蔵がボスになるような……うん。大丈夫きっと気のせいですね! それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします!


PS

スパロボDDでゲッタートマホーク配布は太っ腹ですね、まぁ私はもう+5なのでチップにするか悩む所ですけど

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
  • 今のままで良い
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