進化の光 フラスコの世界へ   作:混沌の魔法使い

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第231話 白騎士と紅き巨人と その4

第231話 白騎士と紅き巨人と その4

 

バチバチと火花を散らすグレイターキン改のコックピットのモニターを見て、メキボスは額の血を拭いながら笑った。

 

「酸素がそろそろやべえな。どうするよ、シカログ」

 

ネビーイームから脱出するまでの間に防衛装置による攻撃を受けたグレイターキン改はボロボロで、しかもこんな脱出劇を繰り広げるとは想定していなかったのでエネルギーも酸素も十分ではなく、ひび割れノイズ交じりのモニターにはイエローアラートが点滅していた。

 

「……いざとなれば捨てろ」

 

「そいつは無理な相談だな、生き残ってもアギーハに殺されちまう。幸い推進剤とエネルギーはまだ生きてる、行ける所までいこうや、シカログよ」

 

シールドも武装のビームキャノンも捨て機体を極限まで軽量化したグレイターキン改は一路月を目指して進むが、メキボスもシカログも分かっている。このままではグレイターキン改は月に辿り着けず、そしてメキボスもシカログも酸欠で死ぬと。だがそれでも、前へ前へ進む。

 

「返事はしなくて良いぜ、こういうのを地球人は因果応報っていうのかねえ」

 

数多の星を滅ぼし、あるいは植民地にした。ゾヴォークこそが宇宙を守る絶対の法であると信じ、枢機院に従い行動してきた末路が辺境の星で、戦死ではなく窒息死かとメキボスは自嘲気味に笑い、モニターに映る無数の熱源に視線を向ける。

 

「自爆しても死ねなかったら悪いな」

 

「……仕方あるまい」

 

グレイターキンを追って来ているのは、ネビーイームから飛び出したインベーダー達だ。喰われてインベーダーになるくらいなら潔く自爆すると、メキボスとシカログが覚悟を決めたその時だった。グレイターキン改の目の前に1機のPTが現れたのだ。

 

「ヴァイスリッターとかいう奴に似てるな……いや、どっちにせよ詰みか」

 

グレイターキンに武装は無く、装甲もボロボロ、しかもインベーダーに追われている中で地球のPTに遭遇する。それはどう考えても詰みの状況であり、メキボスは乾いた笑みを浮かべる。

 

「……待て、メキボス。通信が入ってる」

 

「あん? 通信……? 投降しろとでも言ってくれんのか?」

 

通信なんて繋げても時間の無駄と思いながら通信機のスイッチをONにしたメキボスの耳に飛び込んできたのは女……アギーハの金きり声だった。

 

『見つけたッ! メキボス! ダーリンは生きてるんだろうなッ!!』

 

「あ、アギーハッ!? なんで地球の兵器に乗ってるんだッ!? まさか機体を奪って脱走して来たんじゃないだろうな!?」

 

ヒリュウ改に人質として預けたアギーハがPTに乗って現れたのを見て、メキボスの脳裏に最悪の末路が浮かんだが、それはアギーハによって否定された。

 

『馬鹿を言うんじゃないよッ! 仲間を助けたかったら勝手にしろって言われて、この機体まで案内されたから、あんた達を迎えに来たんだよッ!』

 

勝手にしろ……それは言葉通りだ。助けに行くのも、助けに行って死ぬのも好きにしろと、地球からメキボス達の支援はないという事を意味していた。

 

「すまねえ、助かるぜ、アギーハ」

 

『あたいに礼を言うんじゃなくて地球人に言いなッ! あたいは用意された物を運んで来ただけだよッ!』

 

ヒリュウ改の直接的な支援があるとは思っていなかったが、明らかに新型機をアギーハに回してくれたのは正直に感謝しかない。

 

「何を持って来てくれたんだ? 予備の武装とかはあるのか!? 分かってると思うがインベーダーに追われてるッ! 近い内に追いつかれるぞッ!」

 

予備の武装があれば最低限の自衛は出来る。そんな希望を抱いてアギーハに問いかけたメキボスだったが……アギーハの返答はメキボスの望んだものではなかった。

 

『流石に武装まで回してくれる訳無いだろ!? プロペラントと酸素タンクは持って来たッ! だけど武装の類はなんにもないよッ!』

 

「そりゃそうか……当たり前だよな」

 

武装を搭載した機体を回し艦を破壊されるわけにはいかない、どう考えても武装が搭載されてるわけが無いのだ。

 

『それでも移動用の予備動力とかはくれたんだ。それに感謝しな! それよりも多分また地球人に睨まれるけど月まで逃げるよッ!!』

 

「それしかねぇな。インベーダーが追いつく前にプロペラントと酸素タンクをくれッ!」

 

『分かってる! とにかく急ぎなッ! 時間が無いッ!』

 

アギーハが乗ってるPTには武装が一切搭載されていない、そしてグレイターキン改にも武装は殆ど残されていない。ネビーイームから追って来ているインベーダーと戦う術は無く、メキボス達に打てる一手は逃げる事だけだった。

 

『よぉーおっさんッ! 随分とあぶねぇみたいだなッ!! 手伝ってやろうか?』

 

『このような場で化物共に好敵手を倒されるつもりはないのでな』

 

メキボスとアギーハが合流した頃月に闘刃鬼、闘龍鬼が現れ、それぞれが手にしている剣でグルンガスト改、そしてゲシュペンスト・MK-Ⅳ XX(※今後MK-Ⅳではなく、タイプXX・タイプXNと呼称します)に襲い掛かろうとしていたアインストを両断し、快活に助太刀はいらないかとカイとイルムに声を掛けていたのだった……。

 

 

 

 

ゲシュペンスト・タイプXXの隣に立つ闘刃鬼、その2機の前に立ち塞がるのはアインスト・ゲシュペンストSだ。

 

「はっはぁ、いやあ、おっさんと共闘する事になるとは思わなかったなあッ!!」

 

『それはこちらのセリフだ。ヤイバ』

 

「あっははは! そりゃそうだッ!!」

 

人間と鬼が共闘する事はありえない、だが龍王鬼一派に限ってはそのありえないが現実になる。

 

「俺と決着をつける前に死なれる訳には行かないんでね。今だけは協力しようや、おっさん♪」

 

『おっさん言うなと言っているだろう! ヤイバッ!!』

 

アインスト・ゲシュペンストSが構えたビームライフルから放たれた戦艦の主砲級のビームをゲシュペンスト・タイプXXと闘刃鬼は左右に飛びのいて回避する。

 

「はっは! 先手いただきッ!!」

 

『馬鹿! 無闇に突っ込むなッ!』

 

カイの警告を無視してアインスト・ゲシュペンストSに向かって刀で切りかかった闘刃鬼だが、腰の後から伸びて来た触手の先のビームブレードが闘刃鬼の刀を受け止め、そこから触手を伸ばして闘刃鬼の腕に絡みついた。

 

「げえっ!?」

 

【……ッ!】

 

離脱も出来ない闘刃鬼に向かってアインスト・ゲシュペンストSが放電する右拳を突き出そうとし、握りこんでいた拳を開きそこから障壁を展開する。

 

『ちいっ!!』

 

その障壁によってライトニングステークが防がれたカイは舌打ちと共に後退し、ビームソードで闘刃鬼の腕に絡み付いているアインスト・ゲシュペンストSの触手を切り払い、闘刃鬼の首を掴んでアインスト・ゲシュペンストSの射程から離脱する。

 

『貴様は馬鹿かッ! 無策に飛び込んでどうする!?』

 

「わ、悪い……でもよ、見掛けがPTだから攻撃も……な訳ねえだなあ」

 

アインスト・ゲシュペンストSの背中から無数の触手が伸び、その先からビームが雨霰のように撃ちこまれ、それに加えてスラッシュリッパーが逃げ道を断つ様に放たれる。

 

「ちいっ! PTなのか化物なのかどっちかにしやがれってんだッ!!」

 

『今だけは賛同してやるッ!!』

 

闘刃鬼の放ったクナイとゲシュペンスト・タイプXXのビームライフルがスラッシュリッパーを撃墜し、ビームの雨の間をすり抜けるように回避した闘刃鬼とゲシュペンスト・タイプXXは再びアインスト・ゲシュペンストSの正面に立った。

 

「おっさん、俺に提案あるんだけど聞くか?」

 

『おっさんではないッ! まぁ良い、俺も考えがある』

 

「マジで? じゃあいっせいので言おうぜ」

 

今の攻撃を見てアインスト・ゲシュペンストSと距離を取って戦うのは余りにも不利だと判断したカイとヤイバの決断は早かった。

 

「突っ込んでぶちのめす」

 

『懐に飛び込んでクロスレンジで戦う』

 

2人の意見が完全に合致し、闘刃鬼は膝を曲げ飛び込む準備をし、ゲシュペンスト・タイプXXは背中と脚部のバーニアを噴かす。

 

「よっしゃ、行こうぜおっさんッ!!」

 

『おっさんではないと……ええい、この際どうでも良いッ!!』

 

弾丸のような勢いで突っ込む闘刃鬼とゲシュペンスト・タイプXXに、アインスト・ゲシュペンストSは一瞬面を食らったのか反応が遅れる。

 

「うおらあッ!!!」

 

突っ込んだ勢いで飛び蹴りを放った闘刃鬼の一撃を右腕で防ぎ、そこから伸ばした触手で足を絡めとろうとしたアインスト・ゲシュペンストSのがら空きの胴に時間差で突っ込んできたゲシュペンスト・タイプXXのライトニングステークが突き刺さり、凄まじい放電音と共にアインスト・ゲシュペンストSが後方に弾かれる。

 

「ははぁ! おっさんにばっかりに良い所を持ってかれて堪るかよッ!!」

 

カイに助けられたとは認めたくないヤイバはそう吼えると両拳だけではなく、両足からも炎が噴出し、月面に炎の跡を残しながら闘刃鬼はアインスト・ゲシュペンストSに向かって走り出す。

 

【!!】

 

「ぶち抜いてやらぁッ!!」

 

障壁が展開されるのを見るや否や闘刃鬼は地面を蹴って飛び上がり、回転しながら回し蹴りを障壁へ叩き込んだ。

 

【!?】

 

「言っただろ? ぶち抜いてやるってなあッ!!!」

 

ヤイバの咆哮と共に燃え盛る回し蹴りがアインスト・ゲシュペンストSの展開した障壁を真っ向からぶち破る。

 

『捉えたッ! 行けッ!!!』

 

障壁が破壊され、修復されるまでの僅かな時間、僅かな隙間をカイは見逃さなかった。フォールディング・ツーウェイ・キャノン改と言う大口径ビーム砲で針の穴を通すような正確無比の射撃を放ち、アインスト・ゲシュペンストSがニュートロンビームを放とうと展開した胸部を見事狙い撃った。

 

【!!!!!!】

 

コアが近かったのか耳障りな悲鳴を上げて後ずさるアインスト・ゲシュペンストSだが、闘刃鬼……いやヤイバがそれを許す訳が無い。

 

「逃がすかよぉッ!! こいつでぶっ飛びなッ!!!」

 

燃え盛る巨大な獅子となった闘刃鬼の飛び膝蹴りがフォールディング・ツーウェイ・キャノン改の直撃で閉じる事が出来なくなっていたアインスト・ゲシュペンストSの胸部装甲に突き刺さり、先ほどの比ではない耳障りな金切り音が月面に響き渡った。

 

「くそっ、まだ倒れねえのかよ」

 

『再生能力があるとは言え……これほどまでに頑丈か』

 

コアの付近を続け様に攻撃されてもまだ、アインスト・ゲシュペンストSは健在だった。それ所か激しい憎悪の炎をその目に宿し、獣のような咆哮を上げ闘刃鬼とゲシュペンスト・タイプXXへと突進する。

 

「こうなったらやる事は1つしかねえな」

 

『ああ、そうだな』

 

「『倒れるまでぶん殴るッ!!』」

 

【シャアアアアアアッ!!】

 

カイとヤイバの雄叫びとアインスト・ゲシュペンストSの咆哮が月面へと響き渡り、それが合図と凄まじい打撃戦が幕を開けるのだった……。

 

 

 

 

「ギリアム少佐、下がってくれ、あいつは俺とこいつで何とかする」

 

『……分かった。インベーダーは俺が対処しよう』

 

「ああ。頼むぜ少佐」

 

グルンガスト改と闘龍鬼が前に出て、それと入れ代わりでゲシュペンスト・XNが後退しインベーダーのほうへと向かう。

 

「さてと闘龍鬼」

 

『なんだ、イルムガルト』

 

「お前の気質は知ってるつもりだ。こういう場面で嘘をつく奴じゃないって事も分かっている。だから今は信用する。だが……敵同士で会えば俺はお前を殺すぜ」

 

イルムの冷たい声に闘龍鬼は楽しそうな笑い声を上げる。

 

『それでいい、それでこそだ。お前と決着をつけるのも悪くないが……今はこの一時の共闘を楽しもうぞッ!!』

 

「これだから戦闘狂には付き合ってられんぜッ!!」

 

殺しあう間であれど今一時は味方であると言う闘龍鬼と共に、イルムはアインスト・R-SWORDと視線を向ける。

 

【……】

 

アインスト・R-SWORDはアインスト・グリートに似た特性を持っているからかバリアを展開し、背部から更に2本の腕を生やし4本の腕がそれぞれビームライフルを装備している。

 

『たかがビームライフル……とは言えんな』

 

「言う前に気付いてくれて良かったぜ、あいつらのビームライフルは戦艦の主砲並だ。直撃すれば消し飛ぶぞ」

 

グルンガスト改と闘龍鬼でも戦艦の主砲の直撃を受ければ致命傷だ。しかもそれが4門もあるのだから避けるのは勿論、反撃に出るのも厳しい状況だ。だがそれでもイルムと闘龍鬼の心は折れない、折れる訳が無いのだ。

 

「避けられないのなら」

 

『撃ち落すまでッ!!』

 

戦艦の主砲クラスと言えどその軌道は直線だ。タイミングさえ間違わなければそれぞれの獲物で防ぐ事は十分に可能だった。

 

『はぁッ!!!』

 

「はっ!!」

 

短い気合と共に振るわれる計都羅喉剣と闘龍鬼の剣がビームライフルを弾き、あるいは剣の腹で受け止め、ジリジリと少しずつアインスト・RーSWORDとの距離を詰めて行く。

 

【……ッ!!】

 

そしてブーストナックルの射程にまでグルンガスト改と闘龍鬼がアインスト・R-SWORDに近づくと、弾かれたようにアインスト・R-SWORDはビームライフルを変形させビームソードを展開する。

 

「誘い込まれたってか、中々賢いじゃねえかッ!!」

 

『切れ味に物を言わせただけの剣など恐れるに足りずッ!!』

 

4本の伸縮自在の腕で放たれる剣撃はリーチも間合いも変幻自在に加えて、その刃は掠っただけでもグルンガスト改の装甲を斬り飛ばすほどの切れ味だが……。

 

「見かけだけ似てても意味ねぇぜッ!!」

 

『はぁああああッ!!!』

 

そこに技は無く、近づいてくるグルンガスト改と闘龍鬼を引き離そうとして出鱈目に振るわれる。イルムも闘龍鬼もそんな出鱈目な剣に当るようなパイロットではないのだ。剣撃の嵐を潜り抜け、アインスト・R-SWORDの懐に潜りこんだ……次の瞬間、グルンガスト改と闘龍鬼は轟音と共に吹き飛んでいた。

 

「ちっ……変な小細工しやがって」

 

『……これは流石に想定外だったな』

 

月面のクレーターから蛇のように顔を出しているアインスト・R-SWORDの腕部を見て、イルムと闘龍鬼は揃って舌打ちする。グルンガスト改と闘龍鬼の周りのクレーター全てからアインスト・R-SWORDの腕が現れ、それぞれがビームライフルやビームソードを握っている。

 

『イルムガルト、こういう時はどうすれば良いか知ってるか?』

 

「当たり前だろ? そっちはどうだ?」

 

ビームライフルの銃口に光が宿り始め、グルンガスト改と闘龍鬼をその場に足止めしようと無数のビームソードが前後左右から襲ってくるがイルムと闘龍鬼はその全てを無視し、アインスト・R-SWORDへと突貫する。

 

「こういうのは頭を潰せば大概何とかなるんだよッ!!」

 

『その通りだッ!!』

 

腕を破壊した所でアインスト・R-SWORDが健在なれば、その腕は幾らでも再生する。倒しても切りの無い触手を破壊するよりも、それをコントロールしている本体を叩けば全て事足りる。

 

「うおりゃああッ!!!」

 

『はぁああああッ!!!」

 

【!!!】

 

4本の腕、そして周囲の触手を駆使するアインスト・R-SWORDだったが、圧倒的に優勢なのは言うまでも無くイルム達なのであった……。

 

 

 

 

ゲシュペンスト・タイプXNとヒュッケバイン・MK-Ⅲ・タイラントを主軸にし、アインストとインベーダーの襲撃をいなしているヒリュウ改とそのPT隊を見ながらリンは親指を噛んでいた。

 

「しくじった……ここまでの大攻勢は想定していなかった」

 

自身の愛機であるヒュッケバインを解体し、新型ヒュッケバイン……いやエクスバインの建造の為にブラックホールエンジンを停止させてしまったリンは、ヒリュウ改が厳しい戦いをしているのを見ている事しか出来ない原状に歯がゆい思いをしていた。

 

「社長! こんな所にいたのですか、早く格納庫へ」

 

「常務? 何を……」

 

「出撃したいのでしょう? 社長、マオ社のスタッフは皆優秀という事をお忘れですか?」

 

ユアンの言葉にリンはまさかと言う表情を浮かべ、その顔を見てユアンは楽しそうに笑った。

 

「ヒュッケバインは今すぐにでも出撃出来る状態ですよ」

 

「……ふ、ふふ。ああ、我が社のスタッフは皆優秀だな」

 

「ええ、勿論ですとも、それに……いえ、これは言わないほうが良いでしょうね。社長、出撃する事は止めません、ですが必ず戻って来てくださいよ?」

 

「ああ、分かっているッ!」

 

ユアンの言葉に返事を返し、リンは格納庫へと走り出した。

 

「やーシャチョー待ってたヨ」

 

「ラルトス? まさかお前が?」

 

「YES! ブラックホールエンジンの再稼働と、カスタムパーツの装着は完了済みヨ!」

 

ラルトスが腕を振り上げると格納庫に明かりが灯り、ハンガーに固定されていたヒュッケバインの姿が露になる。

 

「これは……」

 

「ンフフ! エクスバイン用の試作装甲をチョバムアーマーとしてくっつけたネ! あとタイラントアーマーの予備パーツ、試作品のヒュッケバイン用のフライトユニットもくっつけて、おまけにアンテナの感度を上げておいたヨ! ボーナス査定希望ヨロ!」

 

「ふっ、考えるくらいはしてやるさッ!!」

 

ボーナスUPよろしくネと手を振るラルトスに見送られ、リンはタラップを駆け上がりコックピットの中へ潜りこみ、ヒュッケバインを起動させる。

 

「凶鳥は今だ死なずか……ふっ、リン・マオ。ヒュッケバイン・EXアーマー出るぞッ!!」

 

カメラアイが力強く輝き、眠りにつき次代へと生まれ変わる筈だった凶鳥は再び戦場へと飛び立つのだった……。

 

 

第232話 白騎士と紅き巨人と その5へ続く

 

 




次回はエクセレンの奪還を描いていこうと思います。月面ではこんな事が起きていた、メキボス達はこんな目に合っていたと言うのを書いておくべきだと思い、書いておきました。そして怪しいラルちゃんは怪しいですが仕事はキッチリするタイプなので、機能停止していたブラックホールエンジンを稼働させて、エクスバイン開発チームを引っ張り出して改造してました。尚時間が無かったのでマ改造にはならなかったようですね、それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。


今回のガチャは見送り、真ドラゴンで意志を使い切ってしまったので

なお伝説の男3枚という結果でした。無念

今度始まるSSRセレクトに真ドラゴンがあると良いなあ

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
  • 今のままで良い
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