第233話 白騎士と紅き巨人と その6
アルフィミィが消え去ると同時にアインスト・ゲシュペンストS、アインスト・R-SWORDは姿を消し、月面に残されたのは僅かな下級アインストとグルンガストやジガンスクードを模した上級アインストが数体とゲッター線に引き寄せられてやってきた下級インベーダーの群れ。確かに強力な敵であったが、闘刃鬼、闘龍鬼の2体を加え、ゲシュペンスト・タイプXX、XNを加えたヒリュウ改の敵ではなかった。時間こそ掛かりはしたが負傷者・死亡者共にゼロで戦闘に勝利する事が出来た。
『んじゃな、おっさん。今度はちゃんとやりあおうぜ。その新型と戦ったらよ、楽しいだろうから俺に倒される前に死ぬなよ』
『決着は次だ。イルムガルト、その首俺が獲るまで奪われるなよ』
危惧していた龍王鬼一派であるヤイバ、闘龍鬼はアインストとインベーダーが消えるとカイとイルムにそう告げ月面から去っていき、それと入れ代わりでアギーハに貸し与えていたアーベントがボロボロで月面へ帰還したと言うのがここ2時間の間であった出来事だ。それらを踏まえこれからの事を話し合う為にブリーフィングルームに集まっていたキョウスケ達だが……。
「……死ぬ、恥ずか死ぬ」
「大丈夫だ。エクセレン、人は羞恥心で死ぬ事はない」
顔所か耳まで真っ赤にし、キョウスケの背中を力無く両手でポコポコ叩いているエクセレンを見て、ブリーフィングルームにいた面子は溜息を吐いた。
「カチーナ中尉、何かお飲み物でも用意しましょうか?」
「悪いなラッセル。コーヒーブラック」
「すまないが私もついでに頼む。ブラックで」
次々にブラックを頼む声にますますエクセレンは顔を紅くさせ、キョウスケに抗議と言わんばかりに拳を叩きつける。
「お前がお姫様抱っこでと言ったんだろう? エクセレン」
「ぐっ……それはそうだけどッ!」
「なら俺が怒られる謂れは無いんじゃないのか?」
「ぐぐぐうッ! 普段唐変木の癖に」
完全にイニシアチブをとられているエクセレンはジャケットで顔を隠し、椅子に深く座り込んだ。
「まぁなんだ。あの様子を見れば何の心配もなさそうだな」
「念の為にしっかりとチェックしてますし、ビアン博士の作ってくれたゲッター線照射装置も使っているのでエクセレン少尉にアインストは寄生していないと断言できますよ」
アルフィミィに連れ去られていたエクセレンがアインストに寄生されていないと分かり、ブリーフィングルームにいた全員が安堵の溜息を吐いた。
「しかしそれにしても、なんでアルフィミィの奴はエクセレンを攫ったんだ?」
「あーそれはなんかあれよ、あれ。あの子なりに私とキョウスケを守ろうとしたみたいよ」
「アインストがか? 騙されてるんじゃねえのか?」
マサキの問いに返事を返したエクセレンにカチーナが信じられないという様子で言葉を続ける。
「アルフィミィはゲッター線を取り込んだ。それによって更に進化した可能性はある。我々の世界でも何度もアインストはゲッター線を求めた」
「我らこそが正当なる継承者とベーオウルフは何度も、それこそ執拗に武蔵とゲッターを狙っていた」
向こう側の世界を知るラミアとエキドナの言葉に、アルフィミィが更に進化したアインストになったという話に信憑性が増してくる。
「つまり、今のアルフィミィは人間に等しい存在ってエクセレンとキョウスケはいいたいの?」
「少なくとも私はそう思うわよ? ストックホルム症候群って言われたらそれまでだけど、少なくともアルフィミィに敵意は無かった」
「ああ、それは俺も同意見だ。今のアルフィミィならば説得することは出来ただけに惜しい」
虚空を突き破り伸びて来た腕に捕まれ、虚空へと消えたペルゼイン・リヒカイト。もしもそれが無ければアルフィミィはキョウスケ達の味方になり、アインストについてキョウスケ達が知りえない事を教えてくれていたかもしれない。その可能性を考えているキョウスケとエクセレンは無念そうな表情を浮かべる。
「あのでけぇ腕か……あれから全長を考えるとなるとどう考えても100mは優に越えてるぜ」
「間違いない。それに装甲の色を見る限りアインスト・ゲシュペンストSと同タイプの……「カイ少佐。それは違います」……む? エキドナ、どういうことだ」
カイに違うと断言するエキドナにカイがどういうことだと尋ね、エキドナが口を開くよりも先にキョウスケがカイの問いかけに答えた。
「あれが別の世界の俺、アインストに寄生され、ラミア達の世界を滅ぼした存在……ベーオウルフなのだろう?」
キョウスケがなりえたかもしれない可能性。アクセル達が危惧するベーオウルフ……異なる世界にいるはずのそれがこの世界にいる……それに気付いたマサキ達は言葉を失うのだった……。
沈黙が広がるブリーフィングルームに手を叩く音が響き、手を叩いた者……即ちギリアムに視線が向けられる。
「アインスト・ゲシュペンスト、アインスト・R-SWORDの出現からその可能性は十分に考えられていた筈だ。今更浮き足立っても仕様があるまい。大事なのは……俺達にベーオウルフを倒せるかどうかだ」
ギリアムの一言は一瞬でマサキ達を現実へ引き戻した。ベーオウルフを倒せなければアクセル達の世界の二の舞、それを防ぐ為には倒す以外の道はないのだ。
「その事ですが、非常に言いにくいのですが僕達の知るベーオウルフは精々50mの特機クラスでした。間違いなくベーオウルフは僕達の世界よりも進化しています」
「エキドナ、確かこの世界に転移する寸前にゲッターD2のゲッター線をベーオウルフは吸収していなかったか?」
「……短い時間だが吸収していた。そのゲッター線を利用して進化した可能性は否めない」
ラージの言葉にエキドナとラミアが続いた。
「待って、確かアルフィミィが吸収したゲッター線はゲッターの墓場のプロトゲッターよね?」
「う、うん、それであってるよ。でも武蔵さんのゲッターロボは稼働してる本物のゲッターロボ」
「……言いたくは無いが、純度があまりにも違いすぎるな」
純度が低いプロトゲッターのゲッター線を吸収したアルフィミィでさえもあの規格外に進化したのだ。高純度のゲッター線で稼働しているゲッターD2のゲッター線を吸収した事を考えると……。
「俺達の機体じゃパワー不足……か」
「そうなるな……」
ベーオウルフと戦うにはいま地球でアースクレイドルの攻略に参加している武蔵達と合流する事が必要不可欠になる。そして共に戦うにはダイゼンガー、アウセンザイタークラスの特機が必要になるのは言うまでも無い。
「……全然状況って良くならないね」
「分かっていた事だぞ、アイビス。だが星の海を飛ぶ事を考えればこの程度でくじけている時間はない。絶望するのではなく、前に進むにはどうすればいいか? それが今あたし達の考えるべきことだ」
どれほどの絶望が待っていても心を折る訳には行かないというスレイの言葉にキョウスケは頷き、アルフィミィが消え去る前に話そうとしていた事を口にした。
「アルフィミィは礼と言って白き魔星と言っていた。最後までアルフィミィは言えなかったが……」
「ホワイトスターに何かあると言うことか」
「そう思います、バン大佐。レフィーナ艦長、今ホワイトスター周辺はどうなっていますか?」
レフィーナにキョウスケがそう問いかけるとレフィーナの表情が曇る。
「……現在ホワイトスター周辺はアインスト、インベーダーが大量出現しており、監視していた連邦艦隊は一時月面まで後退してくるという連絡が先ほどありましたが……」
言葉に詰まるレフィーナに誰もが何を言いたいか理解した。
「つまりその艦隊の多くがアインスト、あるいはインベーダーに寄生されている可能性がある訳だな?」
「はい、その通りです。リン社長」
救助を求めてくる仲間を疑わざるを得ない状況にレフィーナは完全に参っていた。
「ゲッター線照射装置で様子を見るとしてもかなり厳しいな、全員が全員食われているとは言えないだろうしな」
「むしろ照射装置でインベーダーが活性化する可能性もあるわけだ」
艦隊の中にいる生き残りのクルーさえも照射装置で活性化したインベーダーに襲われる可能性がある。その最悪の可能性に真っ先に気付いたイルムの言葉にマサキ達の表情が曇る。
「何とかして助けてやりてえけど……」
「下手をすれば折角助けた月面の住人が全滅する事になるよ」
助けてやりたいが、最悪の可能性を考えれば……だが見捨てる事は出来ないと葛藤しているマサキ達にこの場にいない第3者の声が投げかけられた。
「それなら今の内にゲッター線照射装置を持って艦隊の所に行きな、インベーダーは俺達を追って艦隊に目もくれてなかった。今ならまだインベーダーは艦隊に追いついてないはずだ」
包帯塗れのメキボスがブリーフィングルームの壁に背中を預けながら搾り出すように告げる。
「嘘じゃねえだろうな、インスペクター」
「嘘じゃねえよ。そもそもアインストとインベーダーをこれ以上増やすわけにはいかねえのは俺達も同じだ。その艦隊がどれくらいの規模かは分からんが、艦隊全部がアインストとインベーダーになるなんて俺もごめんだぜ」
今なら間に合うかもしれないというメキボスの言葉にカイとギリアムが腰を上げた。
「スレイ、アイビス。アステリオンとベルガリオンにゲッター線照射装置を搭載して艦隊へと向かってくれ、俺とカイも同行する。時間との勝負だ、俺達で先行する。マサキとリューネは少し遅れて合流してくれ、行くぞッ!」
「わ。分かりました。行こう、スレイ」
「ああ、友軍を見捨てる訳には行かないからな」
スレイとアイビスがブリーフィングルームを飛び出し、その後をカイとギリアムが続いた。
「……メキボス。ホワイトスターで何があったのか教えてくれますか?」
「ああ。そのために無理をして俺は出て来たんだ。こいつを伝えないわけには行かないからな」
艦隊の救出に全ての戦力をつぎ込む訳には行かない、ヤイバと闘龍鬼がいたという事は近くに百鬼帝国もまた宇宙に来ている。やっとの思いで取り返した月面を再び奪取される訳はいかない。その為にヒリュウをこの場に残す判断をしたレフィーナはメキボスに何があったのかと問いかけるのだった……。
包帯塗れのメキボスは空いていた席に腰掛け、深く深く息を吐いた。そんなメキボスにコーヒーを用意していたラッセルは、少し迷った後にメキボスの前にもコーヒーをおいた。
「あんがとよ」
「い、いえ、どうぞ?」
まさか礼を言われるとは思っていなかったラッセルはしどろもどろに返事を返し、カチーナの隣に腰掛ける。
「んで、インスペクター。ホワイトスターはどうなってるんだ?」
「アインストとインベーダーで溢れかえってやがるよ。俺達のバイオロイドも寄生されちまって、今ではインベーダーに寄生されたバイオロイドの製造プラントになってる」
メキボスはそう言うと深い溜息を吐いてコーヒーを口にし、大きく溜息を吐いた。
「ホワイトスターにシャドウミラーの部隊がいるはずだが、そこはどうなってる」
「あん? んなもん「どうなっている」……お、おう」
敵なのになんで知りたいんだと言おうとしたメキボスだが、ラミアの異様な迫力に頷いた。
「向こうの方にはアインストもインベーダーも出てないみたいだぜ? まぁあいつらの所はゲッター炉心とかの近くだから」
「ゲッター炉心? 何故ゲッター炉心がホワイトスターにある」
「まぁ隠す理由はねえか、コーウェンとスティンガーって奴がくれたのよ。量産型のゲッターロボGもセットでな」
コーウェンとスティンガーの名前にキョウスケは眉を細める。
「知ってんのか?」
「名前だけだ。俺達の仲間を敵に売った奴の名前がコーウェンとスティンガーだ」
「そうかい、なら言っとくぜ。あの大男とガリは多分人間じゃねぇ、インベーダーに食われ……いや、完全に融合してると見て良いだろうよ。それとガセかも知れねえが、早乙女って奴とゲッターロボを作ったとも言ってたぜ」
メキボスから告げられる情報はレフィーナ達に衝撃を与えた。早乙女博士の名前は武蔵から聞いていた。コーウェンとスティンガーもまた、武蔵やラドラ達同様旧西暦の使者と言う可能性が浮上したからだ。
「これは武蔵さんに伝えたほうが良いですね」
「ええ。それがよろしいかと、もしかすると以前の街の地下でゲッターロボが開発されていた件の首謀者の可能性もありますな」
フラスコの世界で暗躍していた者の尻尾をつかめるチャンスかもしれないとショーンはブリーフィングルームを後にする。行く先は言うまでも無く、通信室だろう。
「本国と連絡を取ると言っていましたが、出来たのですか?」
「無理だった。昔なじみに連絡するのがやっとだったぜ、とりあえずはゾヴォークからの援軍と攻撃はないと思ってくれ」
レフィーナたちからすれば、メキボスが呼ぶ援軍に期待はしていなかった。ゾヴォークが地球圏を危険と判断し、以前ヴィガジの使ったゾヴォークでも使用が禁止されている武器が使われないというだけで十分だった。
「ホワイトスターってやっぱり特大の厄種みたいね、レフィーナ中佐。どうする?」
「……可能なら使用出来ないほどに破壊したいですね。アインストとインベーダーの巣窟になってるのならば理由も後付出来ますし」
「武蔵達が戻ってこれば破壊できるだろ?」
「ゼンガー隊長とダイゼンガーでも可能だと思うぞ?」
「いや、それだとどっかの馬鹿が再利用を考えるだろうから、SRXとゲッターD2とゲッターザウルスで完全破壊してもらった方が後腐れが無い」
「なんだ? おたくらネビーイームになんか恨みでもあるのか?」
ホワイトスターを完膚なきまでに破壊しようとしているキョウスケ達にメキボスがそう問いかけるが、ラミア達は返事を返さない。メキボスに余計な情報を与えるつもりはないし、何よりも平行世界の話をすると面倒事になると分かりきっているからだ。何も教えてくれないし、誰も返事を返してくれない事にメキボスは溜息を吐き、もう1度コーヒーを口に運び、生きてるからこそ味わえる苦味に苦笑しながらレフィーナ達の話が終わるのを待つのだった……。
ギリアム達がホワイトスターを監視してる艦隊の救出へ向かい、キョウスケ達が月面への襲撃に備えながらこれからどうするかの話し合いをしているなか……マオ社の格納庫はお祭騒ぎだった。
「これすげえ! 生体装甲だぜッ!!」
「半端ねぇッ!! しかもこれ少し再生するんだろ!? すげえぜッ!!」
「でもヴァイスリッターだと一撃受けると沈むから再生能力無駄じゃないか?」
「「「それなッ!!」」」
今まで崩壊してしまってまともにデータを取れなかったアインストの生体装甲のデータを取れると盛り上がっている整備班から離れた所で、ラルトスはハンディPCを操作していた。
「ラルトス。貴女は生体装甲に興味が無いのですか?」
「んーマリーシショー。ラルちゃん、あんまりアインスト好きじゃないのヨー。ソウルゲインのEG装甲とかなら興味はあるけどネ」
ニシシっと笑うラルトスの視線の先には、ハンガーに固定されているヴァイサーガとアンジュルグ、そしてアンジュルグ・ノワール、さらにアクセルが使用したランスを装備したヴァイサーガとアースゲインの姿がある。
「あの機体の改造でも考えているのですか?」
「モチ! EXアーマーはシャチョーも気に入ってくれたみたいで、好きにして良いって言われたヨ! 今考えてるのはこれネ!」
ラルトスはそう笑うと自身の手にしていたPCをマリオンに差し出す。
「なるほどアンジュルグの改造ですか……剣と装甲の追加……なるほど、悪くはないですね」
「でしょー!? ミラージュソードは便利だけど切れ味がいまいちネ! ヴァイサーガの五大剣のレプリカでも装備させて見たら性能上がるヨ!」
「それなら装甲だけではなくスラスターも増設するべきですわね?」
「アンジュルグは2機あるから1機ばらすヨ!」
「それなら1機は陸戦仕様に改造しますか?」
「それ良いネ! どんどんアイデアが沸いて来るネ! あ、そうそうマリーシショーは好きじゃないと思うけど、反マグマプラズマジェネレーター1個使っていいってサ!」
ヒュッケバイン・EXアーマーの使用感にリンは常識の範囲ならば改造してもいいと許可を出し、貴重な反マグマプラズマジェネレーターの使用許可も出した……それがとんでもない間違いだとも知らずに……。
「アルトとヴァイスに使わないなら問題ありませんわ。それならここをこうして、ここはこう」
「ムム、それならこうヨ! どう、マリーシショー?」
「悪くはありませんが、ここを更にこうして……こう」
「おおおーアースゲインの改造も見えてきたネ!」
ランスを装備したヴァイサーガは、見てくれこそ綺麗だが中身はガタガタだ。それにアースゲインはアースゲインでDMLシステムのプロトタイプに近い操縦なので、誰も使用出来ないと言う欠点がある。
「改造して良いと許可を得ているなら思いっきり改造してしまいましょう」
「そうだね、それが良いネ! マリーシショー!」
ラインヴァイスに興味のきの字も無いラルトスとマリオンは張り切ってヴァイサーガとアンジュルグ、そしてアースゲインの改造案の図面を描き、それを予算で作る為にリンへと提出したのだが……。
「却下」
「なんでえ!? 好きにして良いってシャチョー言ったのにい!?」
「馬鹿かお前は、アースゲインにDMLを組み込むだけでどれだけ予算がかかると思っている? それにそれだけの改造をしてる時間はない、マオ社の予算で許可するとしたら……そうだな、現段階ではアンジュルグの改造とヒュッケバインをばらしてのエクスバインの建造くらいだ、これは良く出来ているじゃないか」
リンから見てもアンジュルグの改造案は現実的であり、そして戦力の向上が見られた。そしてヒュッケバインをより高性能なエクスバインに改造するプランも現実的で、真っ当な強化だった。
(アンジュルグを1体解体し翼の増設、ビームキャノンを内蔵したバックラーに、ヴァイサーガの五大剣をベースに改造した可変ブレードに、ファントムアローの強化、試作のプラズマボムスを組み込む……何故こういう真っ当な改造をもっと考えないんだ)
ラルトスが持ち込んだ4枚の図面と必要な予算の試算を見て、リンが許可したのはアンジュルグとエクスバインだけで、マリオンと一緒に考えた改造機の内1機しか製造してはいけないと言われたラルトスは……。
「うぉぉおおおんッ! シャチョーの嘘つきぃッ!!」
両手で社長室の床を叩きながら号泣し、リンは心底めんどくさそうな顔をして社内電話を手に取る。
「ああ、ラドム博士か? 悪いがお前の弟子が私の部屋で暴れている。迎えに来てくれ」
マリオンにラルトスを迎えに来るように言い、アンジュルグの改造案を纏めた書類とヒュッケバインの解体および再建造の書類に採用の判子を押し、残りの3機の改造案の図面には保留の判子を押すのだった……。
第234話 開かれし地獄門 その1へ続く
今回で宇宙編は1回おやすみで、地上のアースクレイドル攻略戦に入って行こうと思います。こっちはガンガン戦闘と決着をいくつか書きたいと思いますので、大分気合を入れてみようと思いますが、まずはインターミッションから入ろうと思います、それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。
PS
ナイチンゲールとレーヴァティンガチャ
隠し腕
ダブルファンネル
デモリッションガン
と大当たり、石がなくなりましたが、後悔はありません。
視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか
-
サイドまたは視点は必要
-
今のままで良い