進化の光 フラスコの世界へ   作:混沌の魔法使い

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第64話 もう1体のゲッターロボ その2

第64話 もう1体のゲッターロボ その2

 

マザーベースの出入り口近くで中年の男性とまだあどけなさを残す少年が鉢合わせた。互いに気まずい表情をしながらも男性の方が少年に声を掛けた。

 

「ジョッシュか、クリスはどうした?」

 

「あんたには関係ないだろ」

 

ぶっきらぼうなジョッシュの言葉にフェリオは口を閉じた。生まれてしまった実の息子との亀裂……研究者であるフェリオにはそれをどうすれば修正出来るのかわからかった。何とかしなければならないということは判っていてもどうすれば良いのかがフェリオには判らず、そしてジョッシュ……ジョシュア・ラドクリフも反抗期と義妹である「クリアーナ・リムスカヤ」の事もあり、父である「フェリオ・ラドクリフ」に不信感を抱いており、しかも滅多に顔を見合わせることも無いとなれば一度擦れ違った関係を元に戻す事は極めて困難だった。

 

「ジョッシュ、丁度良かった。今から私の古い友人が訪ねてくる、お前も一緒に出迎えてくれ」

 

「……なんで俺が」

 

「クリスの為だ。私だけでは限界が来た、だが彼の力を借りればクリスを元に戻す方法も、いや、クリスとリアナの人格をより安定させ、もっと良い生活をさせる事も出来るかも知れない……寝る間も惜しんで研究を続けてきたが……もう私1人では不可能なんだ」

 

「……親父の研究は、ファブラ・フォレースの事じゃ……」

 

「クリスの状態を調べる為に研究を進めていたが、最近はクリスの事ばかりだ。それで倒れていたんじゃあ何にもならんがな」

 

自分の父親が何をしているのか判っていなかった事、そして義妹が二重人格になったのにも関わらず今も研究でまともに顔を見せない父が疲労で倒れるまでクリスを元に戻す事、もしくは2人をより安定させる事だと……そして何よりも2人の事を案じていたフェリオの言葉にジョッシュが言葉に詰まっていると、上空から赤い影が2つマザーベースに向かって降下してきた。

 

「ジョッシュ、これから訪ねてくる男を見てお前は驚くだろう、だがマザーベースの建設にも協力してくれた人だ。決して失礼が無いようにな」

 

険しい表情に加え、珍しい強い口調にジョッシュは気圧され引き攣った表情で返事を返した。

 

「……わ、判った」

 

遠くに見えた紅い影が巨大な特機である事に気付いたジョッシュだが、それが目の前に着地した時。その顔は更なる驚愕に染まった……。

 

「お、親父ッ! あ、あの特機はッ!?」

 

「……驚いたな、まさか実物を見ることになるとは……」

 

並んで雪原に降り立った真紅の機体。鬼を思わせる頭部、ずんぐりとした新西暦の常識から考えると異質とも取れるそのシルエット……だがジョッシュとフェリオが驚いたのはそこではない、フェリオが人生を賭けて研究を続けているファブラ・フォレース、そしてフェリオの養女であるクリアーナが多重人格になった理由であるシュンパテイア……それが眠っている遺跡の壁画に描かれていた巨人。その姿と目の前に降り立った2機の機体が余りにも似ていて、そのことに2人は驚愕を隠す事が出来ないのだった……。

 

 

 

 

 

エルザムやゼンガー、勿論バンやリリー達も猛反対したのだが、武蔵とビアンは2人でクロガネを出発し、マザーベースに向かっていた。

 

『どうですか? ビアンさん。ゲッターロボVの試運転は?』

 

「うむ、悪くないな」

 

武蔵からの問いかけにビアンは冷静に返事を返したつもりだが、その声には隠し切れない喜悦の色が浮かんでいた。

 

「ヴァルシオンのコックピットを流用したお陰だな」

 

ヴァルシオンの重力装備とテスラドライブを流用したお陰だとビアンは告げる。新ゲッターロボはゲッターロボよりも性能が高いが、ゲッターロボにはパイロットの安全を度外視することが伝統にでもなっているのかパイロットの保護機能などは一切搭載されていなかったが、武蔵がヴァルシオンからコックピット部分を抉り出したお陰で、新ゲッターロボに重力装備と高性能なテスラドライブを搭載する事が出来ていた。

 

『テスラドライブって言うのは凄いんですね』

 

「ゼンガーやエルザムを正式にゲッターのパイロットにするならば、ジャガーとベアーにも搭載したい所だな」

 

単独操縦のゲッターにはやはり限界がある。エアロゲイターとの決戦に挑むのならば、やはり急ごしらえでも良いので3人のパイロットを揃えたいとビアンも武蔵も考えていた。

 

『それで、今向かっているマザーベースでしたっけ?』

 

「そうだ。南極に眠る遺跡を解析している基地でな、私の古い友人がそこの責任者を務めている」

 

『そうなんですか、じゃあビアンさんが訪ねて行っても大丈夫な理由って言うのがそこなんですね』

 

「ああ、あそこは連邦でもDCでもないからな、ある意味中立地帯と言える。そして私の知人で連絡が付いた3人の1人でもある」

 

リ・テクロジニストの「フェリオ・ラドクリフ」シュウと共にグランゾンを作り上げた「エリック・ワン」最後に浅草の「キサブロー・アズマ」の3人が今ビアンが連絡を取り付ける事が出来る人物の全てだった。

 

『やっぱり他の人は難しいんですかね?」

 

「大体は権力者や、軍の上層部だからな。だが表立って動けないだけで協力してくれていないわけではない」

 

コーツランド基地が怪しいと伝えたのはイスルギ重工だけではなく、穏健派や鷹派の軍人の多くだ。軍を私物化した、シュトレーゼマンに叛意を持つ軍人は決して少なくない。もしシュトレーゼマンの横槍が無ければ、地球を守る戦力は充実していたと思う者は少なくは無いのだ。

 

『友達って言うのはありがたい物ですね』

 

「全く持ってその通りだよ、さて、そろそろ着くぞ。先に降下する続いてくれ」

 

話をしている間にマザーベース上空に2機のゲッターロボは辿り着き、風を切り裂きながら雪原に2機のゲッターロボが地響きと共に舞い降りるのだった。

 

「ビアン博士、お久しぶりです」

 

「うむ、フェリオ博士も元気そうで何より。そこにいる少年は?」

 

「はい、私の息子のジョッシュアです」

 

「び、ビアン・ゾルダークッ!? なんでッ!?」

 

「ふふふ、私が生きていては不味い事でもあるかね?」

 

「だ、だってあんたは戦争を起こして「ジョッシュッ!!」……す、すみません」

 

ジョッシュの言葉を遮って叫ぶフェリオ。だがビアンは上機嫌に笑いながらジョッシュに視線を向ける、その顔は自分が悪く言われかけたにも関わらず本当に楽しそうだった。

 

「良い眼をしている。だが青いな、もう少し広く視野を持つことを勧める」

 

まさかの言葉に驚くジョッシュ。口を開こうとしたが、話は終わりと言わんばかりに視線を逸らしたビアンにそれ以上言葉を投げかける事は出来なかった。

 

「それでビアン博士、彼は?」

 

ビアンが連れている武蔵に不思議そうな顔をするフェリオ、そしてビアンは不思議そうな顔をしているフェリオに悪戯めいた表情を浮かべる。

 

「旧西暦、語られない歴史の生き証人と言ったら?」

 

「それはッ!?」

 

リ・テクロジニスト、そしてLTR機構が求めて止まない事実を知る者。本当ならば何を馬鹿なと言う所だが、遺跡に記された巨人と酷似した機体から現れた武蔵の姿にビアンの話の信憑性は一気に上がる。

 

「不慮の事故でのタイムトラベラーだ。武蔵君」

 

「あ、はい。えーっと巴武蔵です。フェリオさん? でしたっけ? よろしくお願いします……へっきしッ!!!」

 

丁寧に頭を下げる武蔵だが南極の寒さにくしゃみをする、それにビアンは苦笑しながらマザーベースの入り口に視線を向けた。

 

「立ち話もなんだ。中で話をしよう、色々聞きたいこともあるだろうからな」

 

「は、はい! ジョッシュ、後で館内放送を掛ける。そのときにクリスを連れてきてくれ、頼んだぞ! ビアン博士、武蔵君、こっちです」

 

リ・テクの人間として失われた歴史を知るチャンスを逃がすわけには行かない、フェリオはその顔に抑えきれない歓喜の色を浮かべビアンと武蔵を研究室へと案内する。そんな姿を見たジョッシュは呆れたような表情を浮かべ、いつ呼び出しが掛かってもいいように食堂にいるクリスの元へと足を向けるのだった。

 

 

 

 

 

フェリオの私室兼研究室に案内された武蔵は机の上や、壁にはられた写真を見て武蔵は首を傾げた。

 

「これ……ゲッターロボとドラゴンですかね?」

 

「確かに良く似ているな……こっちは……なんだろうな、東洋のドラゴンに見える」

 

フェリオが生涯を掛けて謎を解き明かそうとしているファブラ・フォレースの地下奥深くに残された壁画……そこに記されていたのは紛れも無くゲッターロボとドラゴンの姿だった。

 

「超古代文明の遺産だと思っていたんですけどね……旧西暦初期の機体だったんですね」

 

すこしがっかりした様子のフェリオ。超古代に存在した機械巨人だと考えていたのに、まさか旧西暦初期の機体だったとはフェリオにしても計算外だった。

 

「年代的に言うと、確かに旧西暦初期だが……フェリオ博士、忘れてはいけない。武蔵君は旧西暦から新西暦に現れているのだよ?」

 

ビアンの言葉に武蔵は首を傾げたが、フェリオはその意図を完全に読み取っていた。

 

「つまりこれから武蔵君が過去、この超古代時代に行く可能性があると!」

 

「可能性はゼロではない、ゲッター線は未知のエネルギーだ。何を引き起こすか判らない」

 

1度タイムスリップを引き起こしたのだ、2度目が無いとは言い切れない。

 

「武蔵君、もし過去に行ったら何を見たのか、何が起きているのか覚えてきてくれるかい?」

 

「え? あ、はい。頑張ります」

 

過去に行く前提だが、もしかしたら未来と言う可能性もあるが……武蔵は空気を読んでその言葉を口にすることは無かった。

 

「それでビアン博士が南極に来た理由ですが……コーツランドの件ですね」

 

「ああ。何か知っているかね?」

 

一通り武蔵の事を話し終えてからビアンが本題を切り出す、南極で暮らしているフェリオ達ならばより詳しいことを知っている筈だ。

 

「試作機の受け渡しを条件にシロガネに乗り込む事を許可しようとか言ってましたね。勿論断りましたが」

 

「試作機……地下遺跡で見つけたシュンパティアの搭載機だったか?」

 

「はい、まだフレームが完成しただけで、装甲も搭載していないと言う事を見せて引き下がって貰いました」

 

フェリオの悪戯めいた表情、それはシュトレーゼマンの一派が来ると判った段階であえて装甲を1度外したのだろう。

 

「大胆な手を打ったな。自衛機すらもないのではないか?」

 

「古代文明の遺跡に乗り込んでくる馬鹿はそういないですからね。それにシュンパティアも調整段階なのでどっちみち動かせないです」

 

笑いあうビアンとフェリオに1人蚊帳の外の武蔵は壁に張られている写真を見て歩いていた。

 

「シュンパティアによって、もう1つの人格……魂の生成か……元よりシュンパティアにはそういう機能があったのではないか?」

 

「私とジョッシュも接触していますが、それらしい兆候は無いのです」

 

「となると、クリスの資質と言う事か……互いの人格は把握しているのかね?」

 

「はい、良く2人で話をしているようです。私としては可能ならば、クリスとリアナの人格を維持したままにしてやりたいと思っています。」

 

「ふむ、通常の多重人格の治療ではない方向で行きたいわけか」

 

「クリスもリアナも私に取っては愛しい娘ですので、片方を殺すなんて事は出来ません」

 

「確かにな、だがそれだけ娘を愛しているのならば息子も可愛がってやるべきだ」

 

「反抗期みたいでしてね、どう接すればいいのか判らないのです」

 

「相変わらず不器用な男だよ、お前は、息子と何をすればいいかなど決まっているだろう? キャッチボールだ」

 

「ははは、不器用具合で言えばビアン博士もいい勝負でしょう? 戦争を起こすくらいなのですから」

 

「ははははッ!! これは一本取られたなッ!!」

 

難しい話を始めたビアンとフェリオ、途中で親としての話も混じっているので武蔵はますます蚊帳の外になったので壁に貼り付けられている写真を見つめていた。

 

「本当にゲッターに良く似てるなあ……」

 

ドラゴンやゲッターに酷似した壁画の写真を興味深そうに見つめていた武蔵。だがその写真をジッと見つめていた武蔵は何かに気付いてその写真を壁から引き剥がした。

 

「フェリオさん、ビアンさん、ちょっとすいません」

 

机の上に並べられている写真もひったくるようにして集める。すると今度は床の上に写真をばら撒いて、あーでもないこーでもないと言って写真を反転させたり、斜めにしたりして並べ始める。

 

「武蔵君、何をしているんだ?」

 

「いや、じっと見つめていたら……おかしいなと思って、えっとこれはこれか」

 

ビアンの問いかけに返事を返しながらも武蔵は写真を並べ続け、そして10分ほどで立ち上がる。

 

「フェリオさん、この壁画ってこう見るのが正しいんじゃないですかね?」

 

上下反転させたり、左右の向きを変え、写真を半分に切ったりしながら並べられた壁画の写真……今まで場面違いで記されていると思っていたのだが、それは違っていた。

 

「これは……1つの場面なのか」

 

「1つの場面は良いが……これは……まるで」

 

「ゲッターが何かを地球に閉じ込めた……みたいに見えますよね。しかも馬鹿でかいゲットマシンみたいのがいますよね……?」

 

武蔵が壁画の見方を大きく変えていた。正面から見ている絵が反転してみる物であり、そしてその間にはまた別の壁画が入る。ゲッターロボとドラゴンらしき絵の間隔は大きく開いていて、その間には巨大な何かがある。何枚もの壁画に渡りその姿を映している巨大なゲットマシン……それが同じく巨大な異形や地球よりも大きな戦艦に攻撃を繰り出しているように見え、ドラゴンやゲッターロボはその巨大なゲットマシンの護衛機のようにも見える。

 

「一応聞いておくが、これだけ巨大なゲットマシンは……見たことあるわけがないな」

 

見たことあるかとフェリオが尋ねようとしたが、武蔵の反応を見れば見た事が無いと言うことは明らかだった。

 

「ビアン博士、これをどう見ますか?」

 

「見た通りで言うのならば、凄まじい戦争にゲッターロボが参加していたようにしか見えないな」

 

地球が小規模に見える宇宙戦争……それにゲッターロボが参加していたようにしか見えない。小さく見える青い星は間違いなく地球であり、外宇宙を舞台にした星間戦争がかつて起きていたとでも言うべき壁画の姿にビアン達は驚愕を隠せない。

 

「ゲッターロボとは、ゲッター線とは一体何なのだ……」

 

「判りません、早乙女博士は人類に進化を促したエネルギーって言ってましたけど……」

 

余りに自分達の理解を超えた壁画を見て、ビアンも武蔵もゲッター線が何なのかと言う事を考え始め、フェリオは武蔵が並べた写真を別のカメラで熱心に収めていた。

 

「な、何だ!?」

 

「敵襲かッ!?」

 

だが謎を解明している時間はビアン達に与えられる事は無かった、突如マザーベースを襲った揺れと非常警報。

 

「そんな、ありえないッ! マザーベースを襲う旨みはない筈だッ! 今までこんな事は無かったッ!」

 

「フェリオ! 叫んでいる暇があったら研究員をシェルターに避難させろッ! 武蔵君行くぞッ!!」

 

「判ってます!!」

 

マザーベースに自衛機は今存在しない、マザーベースを、そして地下の遺跡を破壊させる訳には行かないと武蔵とビアンはフェリオを研究室を飛び出し、外の格納庫に収容していたゲッターロボの元へと走るのだった……。

 

 

 

 

武蔵とビアン……いや、ゲッターロボがマザーベースに降り立った時から「それ」は動き出していた。南極の分厚い氷の下に封印されていた「それ」に内蔵されていたゲッター線測定装置は機体の機能が停止しても、その活動を止めてはいなかった。

 

ゲッター線反応確認……

 

ゲッター線指数……780を計測、全武装の安全装置を解除、動力の再起動を開始します。

 

■■再起動します……。

 

戦闘AI再起動、動力イエローゾーンで再起動しました。

 

ゲッター線反応を感知、現在地より西北西に3800kmにゲッター線反応を3つ確認。

 

同部隊α2~17再起動せよ、再起動せよッ!!

 

α4、α15、α13再起動します。

 

他のナンバーの再起動命令は遮断されました。

 

17体存在するはずの部隊の内、返答があったのは僅か3体。精鋭部隊だった……だがゲッターロボには勝てなかった。

 

ゲッター線を排除せよ。

 

ゲッター線を排除せよッ!

 

ゲッター線を排除せよッ!!!

 

これ以上ゲッター線に宇宙を汚染させてはならないッ!

 

ゲッター線指数が弱い今ッ! 

 

新たに生まれたゲッターロボを破壊するのだッ!

 

ゲッターロボを許すなッ!

 

ゲッター線を許すなッ!!

 

我らの母星を滅ぼした悪鬼を許すなッ!!

 

戦え……。

 

戦え……ッ!

 

戦え……ッ!!

 

南極の分厚い氷の下で大きな鼓動が響く、機体が熱を放ち自身を閉じ込めている氷の棺を内側から溶かしていく……。

 

「ガオオオオオンッ!!!」

 

そして何百年……いや、何億年と言う眠りから目覚めた太古の鬼神が南極の大地を引き裂き、その姿を現す……。

 

その姿は蜂のような姿をし、体のあちこちを欠損した機械の兵隊はまるでゾンビのように南極の大地から次々と姿を現すのだった……。

 

 

 

第65話 もう1体のゲッターロボ その3へ続く

 

 




今回の話で出現した敵は文庫版ゲッターロボGより、蜂のような昆虫機械となっております。なおフェリオとマザーベースの件は、若干ふわふわしてますが、お許しください。シナリオを見直したんですけど、あれ?って自分でなってますので、原作よりも早い段階での登場はここが怖いですね。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
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