進化の光 フラスコの世界へ   作:混沌の魔法使い

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第7話 過ぎ去った月日

第7話 過ぎ去った月日

 

敵意を隠しもしないカーウァイに案内され、武蔵とイングラムは母船と思われるタワーの一室に辿り着いていた。

 

「武蔵……ふっ、お前はあの時のままか」

 

「……おめえ隼人……そんなフランケンシュタインみたいになっちまって……一体何があったんだよ」

 

フランケンシュタインの言葉に敷島博士が噴出し、隼人も小さく笑った。

 

「それも全て話そう。そしてイングラムだったな、お前の話も聞かせてもらおう。何故カーウァイがこうも敵意を見せているのかの理由も……「あーっ!! 思い出したぁッ!! カーウァイ、カーウァイ・ラウさんかッ!! エルザムさん達から聞いてた、教導隊の隊長ッ!!!」

 

カーウァイの名を繰り返し呟いていた武蔵が思い出したと叫んで、手を叩く、その大声に近くに居たイングラムは耳を塞いだが、隼人と敷島博士からすれば懐かしい武蔵の癖だったので、その表情をより柔らかくさせる事に繋がった。

 

「……君は私を……エルザム達を知ってるのか?」

 

「はい。オイラはエルザムさんに助けられましたから……でもあんたは……死んだ筈だ。エアロゲイターに改造されて……」

 

「……ああ、そうだな。私は死んだ筈だった、だがこうして生きている。何故かは知らないがな……」

 

死人を自称する男が2人もいる……イングラムを含めれば3人だ。その一種異様な雰囲気を感じ取り、隼人は手を叩いた。

 

「それぞれ思う事もあるだろう、因縁もあるだろう。だがそれは互いに今は胸にしまってほしい、武蔵……お前は恐竜帝国に特攻して死んだ……そうだろう? 何故生きている。ああ、生きている事を責めたい訳じゃない。正直……俺も混乱しているんだが、お前は武蔵でいいんだよな? 姿だけがが同じとかではないよな?」

 

「……ああ、オイラは巴武蔵だよ。誰が何と言おうとな、それともドジで間抜けなオイラの事を忘れたか?」

 

「忘れる訳無いだろう。この馬鹿が……あの後俺達がどれだけ悔いたか……お前1人を死なせた自分達をどれだけ責めた事か……」

 

「すまねえ、でもあの時はああするしかなかった」

 

「判ってるさ、だが……気持ちの整理が付かなかったんだよ」

 

あの時は俺も若かったという隼人に武蔵は今何歳なんだ? と尋ねた。

 

「41だ。後2ヶ月で42になる」

 

「……オイラが死んでから何年経ったんだ?」

 

「20年ほどだな、お前が死んだ後百鬼帝国が現れて戦い続き、その後……」

 

「隼人?」

 

口ごもった隼人に何があったと武蔵が尋ねる。だが隼人は頸を左右に振り、今は話せないと言って椅子に座るように促した。触れては行けない何かがある……ここに竜馬が居ない事、ミチルが居ない事でそれを感じ取った武蔵はそれを問いただす事は無く、座れと促された椅子に腰を下ろした。

 

「……それでお前に何があった」

 

「恐竜帝国に特攻した後、オイラは新西暦のアイドネウス島って場所で目を覚ました。勿論、恐竜帝国に特攻した時のボロボロのゲッターロボの中でだ」

 

ちらりと隼人が視線を向けるとカーウァイは小さく頷いた。

 

「だがでは何故新西暦に居た筈のお前は戻って来た?」

 

隼人の言葉に武蔵は頭を掻きながら非常に言いにくそうに口をもごもごさせる。

 

「言いにくいか。では、少しだけ待とう。カーウァイ、お前は何故イングラムを敵視する?」

 

「……私を殺し、サイボーグに作り変えるように命令したのがこの男だからだ、何故彼がこいつと行動を共にしているのか理解出来ない」

 

カーウァイの話を聞いていた隼人と敷島博士は眉を顰める。弁慶達に話したのと同じ話をカーウァイは隼人達にしていた、自分が異星人に囚われた事、そして改造された話も聞いていた。だからこそ、お人よしの武蔵が騙されている可能性が脳裏を過ぎった。

 

「待った、カーウァイさん。確かにその時のイングラムさんはエアロゲイターだったかもしれない、だけど今は違う。違うんだよ」

 

「何が違うと言うんだ?」

 

「イングラムさんも敵に洗脳されていたんだよ。でも、その洗脳に抗って一緒に戦ってくれた。イングラムさんが居なかったら地球は滅んでいたんだ。信じられないかもしれないけど……本当の話なんだ」

 

自分を殺し、ガルイン・メハベルへと改造するように命令したのはイングラムだ。死に掛けだったが、自分を見下すその視線はカーウァイの脳裏に焼きついていた。確かにあの時と雰囲気が違うのは確か、だがそれをはいそうですかと信じる事は出来なかった。

 

「俺が憎かろう、ならば殺すがいいさ」

 

「イングラムさん!? あんた何をッ!?」

 

殺すが良いと言ったイングラムに驚きの声を上げる武蔵。だがイングラムはそれを手で制し、己の腰のホルスターに納めていたハンドガンのグリップをカーウァイに向ける。

 

「確かに操られていたとは言え、俺がやった事は許される事では無いだろう。お前が俺を殺したいと言うのならばそれも甘んじて受けよう。だが……俺には、まだ成し遂げなくてはならぬ事がある。そして……今は戦わなければならない時だ。全てが終わり、そして俺がまだ憎いと言うのならば撃つがいい、カーウァイ・ラウ。俺は逃げも隠れもしない、だが……少しだけ時間をくれ」

 

「……良いだろう。お前が怪しい素振りを見せれば撃つ」

 

「ああ、そうするが良い。お前は俺を監視しろ、そして不審な動きをすれば撃て」

 

イングラムが差し出したハンドガンを受け取るカーウァイはそのままそれを自身のホルスターに納める。殺気に満ちたやり取りをおろおろとした様子で見つめている武蔵にカーウァイは微笑みかける。

 

「今は殺さない、私がこいつを殺すのはこいつがまだエアロゲイターだと確信したその時だ」

 

カーウァイは人を見る目はあるつもりだ、武蔵の人格も、そしてイングラムも違うと判っていた。だがそれでもどうしてもそれをすぐ受け入れる事は出来ない、監視するという条件の下カーウァイは今この場は銃をおさめ武蔵はほっと溜め息を吐いていた。

 

「さて、では武蔵。先に俺達の方に何があったのかを話そう。お前もその間に考えを纏めておけよ」

 

隼人の言葉に武蔵は小さく肩を竦める。同年代の時でも怖いと思う時が会ったが、今はその迫力が更に増していて武蔵は苦笑するしか無いのだった。

 

 

 

 

山崎が用意したコーヒーを啜りながら隼人達は武蔵の死後の話をしていた。武蔵の死んだ後に現れた百鬼帝国、そしてその1年後に起きた悲劇も隼人は顔を歪めながら告げた。

 

「……ミチルさんが……死んだ……?」

 

「……ああ、ゲッターロボGの合体訓練中にな。俺も竜馬も重傷を負う事になった……」

 

信じられないと言う顔をする武蔵。それは竜馬と隼人の操縦テクニックを知るからこそだ。

 

「何が、何が原因なんだ! お前やリョウが操縦ミスをしたとは思えない! 何か他の原因があったんじゃないのかッ!?」

 

隼人と竜馬の2人を心から信用している武蔵は合体失敗と聞いてありえないと声を荒げた。幾度も戦った、それこそ暗闇の中でも合体に成功した。そんな竜馬と隼人が訓練中に合体を失敗させるなんて武蔵には信じられなかった。

 

「それがな、判らないんじゃ……早乙女研究所から誘導している時に不具合は無く、機体のメンテも万全だった。だが……事実ゲッターロボGの合体に失敗し、竜馬と隼人は全治半年、そして早乙女ミチルは即死だった」

 

敷島博士の淡々とした説明に武蔵は浮かしていた腰を椅子の上に力なく戻す。

 

「……リョウは?」

 

「……行方不明だ。13年前……今思えば、ミチルさんが死んで……お前が死んだ後から俺とリョウは上手く行かなくなっていた……百鬼帝国と言う脅威のある時は良かった。だが戦いが無くなり、世界が平和になった時……俺とリョウは喧嘩が絶えなくなっていた」

 

武蔵と言うバランサーを失った竜馬と隼人の関係は一気に険悪な物になった。弁慶は必死に2人の間を取り持とうとしたが、それはあくまで後輩と言う観点だった。仲間として肩を並べ止めに入る事が出来ず、弁慶自身も出来損ないのゲッターパイロット、数合わせの男と言われ精神的に余裕がなかった事もありゲッターチームの関係性は同じ場所に住んでいる同僚程度に陥っていた。

 

「……そして俺はとんでもない大罪を犯した。インベーダーに喰われ始めていた早乙女博士の口車に乗ってしまった」

 

「インベーダー?」

 

「お前も見ただろう、あの化け物だ。量産型ゲッターロボ、ゲッターロボGの突然の崩壊がインベーダーの台頭の始まりだった。ゲッター線に寄生するバクテリアが高密度に凝縮したゲッター線で進化し、ありとあらゆるものを喰らう化け物が生まれた。あの時はまだ数が少なかったからこそ、俺もリョウも単独操縦のゲッターロボでの討伐に出ていた」

 

「……どうして単独操縦で……」

 

ゲッターロボは単独操縦ではその力を失う、今まで単独操縦で悪戦苦闘していた武蔵は何故竜馬と隼人が単独操縦を選らんのだのかが理解出来なかった。

 

「顔も見合せたくないほどに俺達の関係は壊れきっていた。正直あの時は竜馬と出撃するくらいならインベーダーに喰われた方がましだと思っていた。多分竜馬も同じだろうな……」

 

自分が居たときは仲良くしていた。それがここまでゆがみ、壊れきってしまったと聞いて武蔵の顔は驚愕に染まった。

 

「……人間関係と言うのは難しい物だ。仲が良ければ良いほどに、1度狂った歯車はもう戻せない」

 

イングラムの言葉に隼人はコーヒーカップを机の上に戻し同意した。

 

「その通りだ。俺と竜馬は顔を見合せば喧嘩し、そしてミチルさんの死後は互いの操縦ミスでミチルさんを失ったと思い込み、互いに罵倒を繰り返し、憎み合っていた。そんな時、早乙女博士がミチルさんを取り戻せると……俺にそう告げた。クローンを作ると、インベーダーを駆逐する為に真ドラゴンを作る。その後にミチルさんを生き返らせると……博士は俺に言った」

 

死人を生き返らせる。そんな事はありえない、だがそれを信じてしまうほどに隼人は追詰められていた。

 

「コーウェンとスティンガーは覚えているか?」

 

「コーウェンとスティンガーって……確か一時期早乙女研究所に入り浸っていた外人だろ? 早乙女博士とゲッターロボの基礎設計をしたって言う……」

 

武蔵の脳裏に過ぎったのは大柄で良く笑う褐色の男性と、そんな男性と対照的に痩せてやや神経質だったが、それでも明るい性格の小男の姿だった。

 

「そうだ。その2人もゲッター線研究の権威だったが、それが不幸を呼んだ。2人もインベーダーに食われ、インベーダーに身体を乗っ取られたんだ」

 

あまり顔見知りと言う訳ではなかったが、それでも挨拶をかわす程度の関係だった。それでもインベーダーに食われ、死んでいると聞けば武蔵の顔は険しい物になった。

 

「……それでどうなったんだ?」

 

「竜馬の遺伝子が必要だと言う早乙女博士とコーウェンとスティンガーに言われるがまま俺は竜馬を襲い血液を奪った。そして早乙女博士は政府から監視下に置かれていた事もあり、死を偽装する事を決め……竜馬に早乙女博士殺害を押し付け、俺は早乙女博士を殺し逃げた。そして竜馬はA級戦犯として投獄された。俺達の計画通りに」

 

武蔵が拳を叩きつける音が響いた。その衝撃でコーヒーカップが倒れ机の上を染め上げる。

 

「隼人……なんでそんな事をした」

 

「……必要な事だった」

 

「仲間を陥れる事がか?」

 

「……そうだ。だが……俺は間違えた、何もかも間違えた。今なら判る、早乙女博士も正気ではなかった。軽蔑するか?」

 

隼人の顔をじっと見つめる武蔵。隼人もその顔を見つめ返し、そして耐え切れなかったのか顔を逸らした。

 

「……おめえ、なんか隠してるな? オイラに」

 

「何故そう思う」

 

「……勘だ。まだ何か知っているんじゃ無いのか?」

 

武蔵の洞察力、そして直感は竜馬と同様野生的なものだ。本能的に武蔵は隼人が何かを隠していると察していた……。

 

「……今は言えない、俺も正直早乙女博士の計画の全てを理解している訳じゃなかったから」

 

「……後で教えてくれるんだよな?」

 

「……時が来れば……」

 

話すつもりの無いことまで口にしている事に隼人は気付いていた。だがそれはそれだけ武蔵と言う男を隼人が信用している証拠であり、そして仲が良かった時の姿のまま旧友に会えた事でその鉄の精神が揺らいだ事が原因だった。

 

「なら、今はオイラは何もいわねえ。リョウを見つけてから詳しく聞く」

 

「竜馬が生きていると思うのか?」

 

「殺しても死なないだろ? お前が生きてるならリョウも生きてる。つうか、1回くたばったオイラが生きてるんだぜ? ならリョウも生きてるさ」

 

にっと笑う武蔵に隼人は吊られて笑ってしまった。

 

「ほ、本当にお前は……考えなしの馬鹿だ」

 

「おうよ。ドジで間抜けで丈夫で長持ちの武蔵さんよ。変わると思うか? んん?」

 

「ははは、ああそうだ。そうだな……お前は変わらない、今も昔も変わらない俺の友達だ」

 

ここ10数年隼人はただの1回も笑わなかった。だが今の隼人の顔には子供のような、心の底から楽しそうな笑みが浮かんでいたのだった……。それは狂い続けた歯車が元に戻ろうとしているかのような、そんな晴れやかな笑い声だった。

 

 

 

 

敷島博士は驚いていた隼人が笑っている。長年崩せなかったポーカーフェイスが崩れていた、その姿を見てやはりゲッターチームに武蔵は必要だったのだと改めて感じていた。

 

「それでお前は何で戻ってこれたんだ?」

 

「……」

 

黙り込み目を逸らす武蔵に隼人が頭を掴んで自分のほうに無理やり向けさせる。笑いあったからか、昔の隼人の空気が戻っていた。

 

「武蔵?」

 

「……また特攻しました。ゲッターで敵に突っ込んでぺしゃんこに……」

 

「俺も道づれだった」

 

「何故お前は特攻って選択を選ぶ……」

 

「良いぞぉ! 武蔵判ってるな! 特攻こそ男の死に様だ!! ああ、そんな名場面を酒を飲んで見たかったッ!!!」

 

覚悟を決めると自爆も辞さない武蔵に隼人は頭痛を覚え、特攻したと聞いて敷島博士は喜んだ。

 

((旧西暦とんでもない))

 

そしてイングラムとカーウァイは旧西暦の人間の業の深さに絶句していた。

 

「特攻した事については後で説教だ」

 

「え? なんで? 自分は棚に上げるのか!?」

 

「世の中には便利な言葉がある。それはそれ、これはこれだ」

 

短い時間で隼人は武蔵の良く知る隼人に戻っていたが、そのことに武蔵は恐怖した。絶対恐竜帝国に特攻した事まで怒られると本能的に感じていた。

 

「あ、そうだ! オイラ元気ちゃんに会いたい」

 

「後で会わせてやるというか、嫌でも会うぞ。お前、なんて呼ばれてるか知ってるか?」

 

「ドジで間抜けの武蔵さん」

 

「……違う、恐竜帝国を倒した悲運の英雄だ」

 

「マジ?」

 

「嘘をいう理由があるか? 13年前の早乙女の乱でゲッターロボは悪魔のマシンと言われたが、そんな中でも武蔵。お前は別だ、英雄「巴武蔵」と初代ゲッターロボは英雄と英雄機とされている」

 

「オイラが? 嘘だろ?」

 

「本当だと言っている。食堂に行ってみろ、もみくちゃになるぞ」

 

「……おいらデブだよ?」

 

「知ってる」

 

「おい、そこは歯に衣着せろよ」

 

「着せて欲しいのか?」

 

「それはそれで腹立つわ」

 

ぽんぽんと会話を続ける隼人と武蔵にイングラム達は間に入れない。親友に会えたと喜んでいる隼人と武蔵の邪魔をしてはいけないと思うのと同時に、不思議な感覚が武蔵と隼人の間にはあったからだ。

 

「だろう? まぁ、とにかくお前は英雄扱い。下手にうろちょろすると大変だぞ。後で案内してやる、それまで待て、ついでに弁慶にも紹介してやる」

 

「弁慶……ああ、オイラの後のゲッターパイロットだな! どんな奴なんだろ、楽しみだなあ」

 

自分の後継者とも言える相手に会えると喜ぶ武蔵。そんな武蔵を見ながら隼人は複雑な表情をしたが、それを隠した。

 

「さてと、とりあえずの話し合いは終わった。これからは今後の話を纏めたい、特に真ゲッターとゲッターロボの運用についてだな」

 

「難しい話?」

 

「めちゃくちゃ難しい話だ。寝るなよ、武蔵」

 

「が、頑張ります……」

 

しょぼーんと小さくなる姿は作戦会議の時の嫌そうな武蔵の姿のままで隼人はまた楽しそうに笑う。

 

「さて、真ドラゴン討伐軍司令神隼人だ。これから武蔵達にはタワーに所属してもらう、つまり俺の部下と言う扱いだ。これからよろしく頼む。当面は武蔵の歓迎会と勉強会だな」

 

「あの、それ必要?」

 

必要だなと即答する隼人に武蔵はがっくりと肩を落とし、その姿を見てイングラムとカーウァイも笑ってしまっていた。武蔵と言う男はとにかく人を笑顔にする才能に長けた男なのだった……。

 

 

第8話 タワー へ続く

 

 




武蔵のメンタルケアは隼人の荒んだ心を回復させました、今度はそのまま弁慶や元気達のケアですね。世界最後の日もオリジナルルートで進んでいくので、どんな展開になるのか楽しみにしていてください。とりあえず、渓は武蔵ガチ勢で行こうと思いますので!

視点が変わる時にそのキャラの視点と言う事を表記するべきか

  • サイドまたは視点は必要
  • 今のままで良い

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