七草家の忍術使い   作:ネヘモス

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構想は浮かぶけど、文にできないもどかしさ。


学年首席(司波深雪)幼馴染(ほのかと雫)

「はぁ、疲れたってばよ…」

 

あの後、達也が事態を上手いこと収拾してそこに真由美姉が漬け込むという形で収まった。(ほのかが使った魔法は自己防衛の為のもので他の人間に危害を加える術式ではなかった為お咎めなし)だが、もう一つ懸念材料が有るのを忘れてしまっていた。

 

「ナルト?何で連絡くれなかったの?今日から第一高校に通うようになったって真由美先輩から聞いてたのに!」

 

「同感。こんな美少女の幼馴染がいるのに話しかけないとか言語道断」

 

「察してくれってばよ…。お前らの胸にあるものが俺には付いてない。俺と付き合うと面倒だってばよ?」

 

「「二科生だから何?」」

 

すると達也の妹の深雪がくすくすと笑って

 

「私達に一科と二科の差別は無いと思いますよ?初めまして、七草ナルトさん。司波達也の妹の司波深雪です」

 

「知ってる。真由美姉がものすごく興味津々にしてたから」

 

反面、少し恨んでいるとは言えなかった。実はその時に俺が忍術を使える魔法師だということが七草家にバレたのだから。まあ、改めて問い詰めるつもりもなかったが。それにしても、学年首席の達也の妹、噂に聞いてたけどホントに美人だよな。そう、

 

(なんか、人間にしては出来すぎてるくらいだ…)

 

まあ、そんな人間いるわけないかとタカをくくっていたら、

 

「ナルト…今深雪さんのこと変な目で見てた?」

 

怖い…。いつにも増してほのかが怖い。

 

「さて騒ぎも収まったし、皆でケーキ食べに行こうよ!」

 

その場にいた俺、達也、レオ、深雪、ほのか、雫、CADを弾き飛ばした赤髪の女子の千葉エリカ、騒ぎの火種になったらしい柴田美月は学校からほど近い喫茶店に行くことになった。

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喫茶店に行く道中で色々な質問が飛び交った。まず、エリカと美月は俺と同じクラスだったらしい。風紀委員の手続きやらで忙しかったから知らなくても仕方ない。そしてエリカの警棒だが、達也がそれをCADと見破り、尚のこと何でコイツが二科生なのか分からなくなってきた。

喫茶店に入り各々飲み物やらを注文すると、今度は俺が質問攻めに。

 

「ところでナルト。さっき一科生を拘束した魔法、あれは何だ?見たところ術式解体(グラムデモリッション)の派生型に見えたのだが」

 

「違う。あれは想子圧殺って言って、俺の中の想子を超高濃度にして押し潰す魔法だ。でも、お前みたいに起動式を読み取るやつ、この魔法を知ってるやつには効かないのが難点だがな」

 

そう、俺が達也のことを二科生か疑うようになった最大の要因。達也は魔法の起動式そのものを読み取れると言う規格外の分析能力を持っていた事だ。

 

「つまり、初見殺しの対抗魔法で対策はされやすいが、広範囲に渡る拘束が出来るってことか?」

 

まあ、実際は対策されても両親から術式解体、九喇嘛から術式解散(グラムディスパージョン)究極の対抗魔法(・・・・・・・)を教わっていることは黙っておこう。ちなみに、帰りはほのかと雫が両腕から離れなくて理性を保つのに必死だった。

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次の日、俺と七草三姉妹は同時に家を出る。それにしても、学校に行く途中に周囲の視線が生暖かいのが気がかりだった。そして、泉美と香澄と別れて、真由美姉が達也を見つけるやいなや走っていく。俺は達也に

 

(まあ、頑張れ…)

 

と哀れみの視線を向けて自身の教室へと向かった。教室に行く途中

 

『あいつか?雑草の風紀委員って』

 

『森崎が言ってた。アイツが花冠を侮辱したって』

 

はあ、マジ憂鬱。癒しが欲しいってばよ、と思っていると、

 

「ナルトー、今日は私達とお昼食べよー」

 

「ちなみに拒否権は無い」

 

ほのかと雫に約束を付けられ、釘を刺された。俺も幼馴染からは逃れられなかった。

 

(仙術の霊子を練る作業忘れてたな…。たまには生身でやるのも悪くないかな?)

 

俺は荷物を教室に置いていくと、風紀委員の腕章とレコーダーだけ携帯して適当な空き教室に行くことにした。

ある程度の仙術霊子を練りこんだ所で何やら奇妙な気配を感じたが、気のせいかと思ってスルーした。

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放課後、第三演習場。

 

「どうしてこうなったんだ…」

 

「すまないナルト。面倒事に巻き込んで」

 

今、俺と達也は模擬戦の準備をしていた。何が起きたのか順を追って説明すると

 

昼休みに風紀委員の生徒会推薦枠に達也を入れる事を真由美姉が提案する。

服部先輩がそれに関して猛反発(またも渡辺先輩からフルネームで呼ばれ怒っていた。渡辺先輩も人が悪いってばよ)。

深雪が実技のテストが本来の実力を示していないと反論。これに関しては俺も同意見だった。

服部先輩、ならばそれを見せてみろと模擬戦を俺に押し付ける←今ココ

 

(さて、今回は流石に仙術は禁止と言われたし、忍者らしく行きますか!)

 

「では、1-E司波達也と1-E七草ナルトの模擬戦を始める」

 

俺は当然丸腰(実質身体がCADだから本当に丸腰かと言われるとグレーゾーンだが)、達也は拳銃タイプ特化型CAD、シルバーホーン。お互いに戦闘態勢に入ったのを確認する。そして、

 

「始め!」

 

決戦の火蓋が切って落とされた。




ナルトが使える対抗魔法
・想子圧殺
・術式解体
・術式解散
・???(九校戦で出す予定、オリジナル魔法)

次回、落ちこぼれ同士の戦い
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