先輩が書いた議事録は、手記じゃないですか?   作:東條九音

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インタビュー ~柑條美玖編~

ーインタビュアー サツキー

 

 

 

ではやはり初めは美玖さん、お願い致します。

 

「はーい!じゃいくよ?私は生徒会長の柑條美玖。好きな食べ物は……みかんかな?勉強は嫌いじゃないね。後は……好きな景色は、この校舎のベランダから見える、尾道の夜景かな?取り敢えずこんな感じかな」

 

ありがとうございます。まずお訊きしたいのは、夜景がお好きなのですか?

 

「夜景だけじゃなくて、景色を眺めるのは好きかな。何て言うか、こう感動するんだよね。最近見た中でも特に良かったのが、この校舎から見た尾道の夜景だったの。この学園、山の上に在るからちょうど、町を見下ろす形なんだよ。いや~、目の前に広がるあの輝きは忘れられないよ!」

 

そうですか。なんともまぁ、変わった趣味ですね。

 

「あはは、だろうね。私もそう思うよ?でもみー君じゃなかった、古詠君も似た感じだよ。景色とか自然が、結構好きみたい」

 

古詠庶務がですか?

 

「うん、そう。まぁ彼は人と接するのが苦手だからねぇ。っていうか、不器用!」

 

なるほど。では次の質問は先程から上がっている、古詠庶務について。生徒会室内唯一の男子となりますが、どう思われますか?

 

「どうも何もまぁ……お気の毒?彼よくよくハーレムっぽくなるからねぇ」

 

その話ぶりだと古詠庶務とは、旧知の中のようですね?

 

「そうだよ~。同じ英会話教室とか色々とねぇ。その度に男子はみ、古詠君だけってことが多かったんだよ」

 

なるほど…で、普段の呼び方でいいですからね?

 

「そう?で、結局みー君はどんな人かと言うなら……そうだねぇ…………きっとあらゆる事に対して広く浅くな人、だよ」

 

広く浅く、ですか?

 

「そう。長年の私の印象はそれ。ある程度は理解し実行できるけど、より詳しくより専門的に、と言われたら出来ないの」

 

器用貧乏、みたいな感じでしょうか?

 

「うーん。多分そうかな?ま、私が言えるのはこれだけ。あとは本人にインタビューしたら、実感できると思うよ?」

 

分かりました。

では最後の質問に参りましょう。

一般生徒からよく挙がっている印象ですが、生徒会役員は賢い人やカリスマを備えた人がなる、コレについてはどう思われますか?

 

「そうだね、実際みんな何かしらの、カリスマ性を備えているんじゃないかな?少なくとも、私はそう思っているよ。

そうだねぇ、例えば分かりやすい人たちだと、雪乃と莉桜。雪乃は男子生徒だけじゃなくて、女子生徒にも人気でしょ?雪乃には人を惹き付けるカリスマ性。莉桜だとマシーンに強いこと。じゃないと学園を休んでいるの、先生たちから許しが出るわけないじゃん」

 

確か莉桜さまは、対価を払っていると言っていました。それがカリスマ性と関係が?

 

「そうだね。自分(先生)たちからすれば、条件をのめば天才が力を貸してくれる。こんな美味しい話しはない、って暁先生も言ってた。どれ程の天才か、あなたがよく知っているでしょ、サツキ?」

 

そうですね。莉桜さまの凄さはよく存じています。

では以上で、美玖さんへのインタビューを終わりとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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