ご注文はうさぎですか?シスターズライフ!! 作:しゅみタロス
PM11時 嵐の中のラビットハウス
ココア「嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い嵐怖い」うわ言を呟きながら固まるココアの胸に、ペットボトルのみかん水を押し付ける。
ナギ「ココア、まずはお前が落ち着け」
ココア「お兄ちゃんありがとう」
ナギ「一人で眠れないなら、チノに頼めばいいじゃないか?」
ココア「そのチノちゃんが一緒に寝てくれないどころか、部屋に鍵がかかってて入れない。大声出して呼んでもラインに愚痴が送られて来るし‥‥‥」
ナギ「その理由にいくつか心当たりが‥‥‥」(お姉ちゃん気取りも行き過ぎればそりゃそうなるよ……。敢えて言わないけど……)
ココア「それとお兄ちゃん、今帰れないんだよね?どうするの?」
ナギ「それは‥‥‥」(確かに今の俺は帰れない状況にある。ラビットハウスに朝まで世話になるとは言ったが‥‥‥)
この後どうするべきか、出来ればリゼの怒りに触れるような事や、周囲から誤解を招く様な事はしたくない。すると奥の部屋からタカヒロが現れる。
神は俺を救ってはくれなかった。
ナギ「タカヒロおじさん、それって‥‥‥」
タカヒロ「少々薄着で申し訳ないが、無いよりかは良いだろう。着替えを渡すから、ココア君を一晩守ってやってくれないか?少し可哀そうだから」
ナギ(死亡ルート一直線じゃないかあああああああああ!!)
心の叫びと共に、一気に血が冷えていく感覚がナギを襲う。
ナギ「つまり、ココアと夜を明かせという訳ですか?」
タカヒロ「無理な考えはせず、近くにいてあげなさい」
と言う訳で、俺は空き部屋で着替えをしつつ、ココアの面倒を見ることにした。
ベッドに横になると同時に、俺の隣にはココアがいる。
ナギ(なんか複雑な気分だな‥‥‥浮気してる気分になる)
目を瞑って眠ろうとするが、外は真っ暗で大粒の雨が打ち付ける。
ナギ「ココア、怖くないか?」
ココアはナギの横で答える。
ココア「凄く怖いよ……とても一人じゃいられないよぉ‥‥‥」
ナギ「そっか……しばらくの間は離れないから安心しろ。ココアを守るのも兄の役目だ」
(……ちょっとカッコつけすぎたかな。まあ嘘はついてないけど)
ココア「お兄ちゃん、ありがとう」
するとココアはナギの手を掴み、薬指を立てさせる。
ココア「恥ずかしいから、絶対振り向かないでね」
ナギ「ちょ、ココア何するつもりだよ!!」
ココアはナギの薬指を口に咥える。
ココア「はむっ、ズルッ、ジュル、ジュブジュブ‥‥‥」
ナギ(いやああああああああああ)
明らかに自分の指をアレに見立てて口に咥えている。
ココア「お兄ちゃんの指‥‥‥喉の奥まで刺激して‥‥‥気持ちよくなっちゃう‥‥‥」
ナギ(これ明らかにアウトな奴!!どう考えてもこの小説でやれる「メタ発言」ライン超えてる!!)
※紛らわしいですがただ指を咥えてるだけです。
ココア「プハッ、ハアハア、ドロォ」
ココアの口は唾液まみれで淫靡な顔と姿をしていた。
ココア「お兄ちゃんの指、太くて気持ちよかった‥‥‥」
ココアはそのまま夢の中に落ちる。ナギは平常心を保つために思考を無にして目を瞑った。
その翌朝
雷は収まったが、町は梅雨に入り、傘をさす人やフードを被る子供などを多く見かける。
カランカラン
タカヒロ「やあ、リゼ君じゃないか。ナギ君を迎えに来たのかな?」
リゼ「週末の夜遊びと聞いて。兄貴は二階ですよね?」
タカヒロ「二階でぐっすり眠ってるよ」
その言葉と同時に、リゼは不気味な笑みを浮かべる。彼女のニーソックスには銀色の拳銃が輝いていた。リゼは階段を上り、ナギたちがいる部屋へと向かう。そして二人のいる部屋のドアを、勢いよく開いた。
ガチャーーーーン
そこには
ナギ「あ‥‥‥」
薄めのYシャツ姿のナギと、パジャマがはだけて下着の見えたココアがベッドの上にいた。
リゼ「昨日はお楽しみだったか?どうやら地獄を見たいらしいな、ココア」ゴゴゴゴゴゴゴッ
ナギ「違うんだ、これは事故であって俺もココアも悪くない!!」
ココア「お兄ちゃんは私を守ってくれただけだから!確かに太いのしゃぶったけど何も無いから!!」
リゼ「太い物……そんな破廉恥極まりない行為に及んだのか!!」
ナギ・ココア「誤解だーーーーー!!」
リゼはニーソックスから拳銃を取り出す。その後ろでは‥‥‥
チノ「ななななななッ」バタッ
ナギ「チノォーーーーーー!!」
リゼは銀色のリボルバーに、弾丸を一弾リロードする。
リゼ「一つチャンスをやろう」ガチャリッ
ナギ「あの銃はⅯ500!!バ〇オハザード5においてBOWを一撃で葬る人類最強のあれじゃないか!?」(わかる人にはわかるネタ)
リゼ「さあ、冥土に行こうか」
リゼは容赦なく銃の引き金を引いた。
だが‥‥‥
ココア「‥‥‥」ヒクヒク
リゼ「運が良かったな、でもまあこれで良いだろう」
ナギ「不発で良かったよ‥‥‥」
リゼ「とは言っても結果は同じだったけど。」
弾倉から外した弾を見て気付く。
ナギ「その弾は‥‥‥」
リゼ「ただのスポンジゴミ、本物の弾は使ってない」
ナギ「良かった、でも二人とも気絶してるけど」
リゼ「そのうち目が覚めるよ。さあ、早く家帰って朝ごはん食べようぜ」
リゼはそう言ってナギに傘を渡し、ラビットハウスを後にした。
その後
チーン
タカヒロ「リゼ君の逆鱗に触れたか‥‥‥」
しゅみタロス「なんか、やばい展開になってきたような気が‥‥‥どうもありがとうございました。」