ご注文はうさぎですか?シスターズライフ!! 作:しゅみタロス
ホワイトデーで活気づくホテル。ナギたちラビットハウスのメンバーはスイーツビュッフェを楽しんでいた。
ココア「このいちごミルクプリン美味しー♡」
リゼ「クリームチーズビスケットも中々」
チノ「メロンパン凄く美味しいです」
ナギ「いやーまさか米四津さんのホワイトデーライブに来た上に参加者にビュッフェをご馳走してくれるとは」
米四津玄師郎とは‥‥‥
オーダー6にゲスト出演した人気歌手。今では若者を中心に音楽ジャンルのランキングを塗り替え続けるネット社会の生み出した傑物である。デビュー前はボカロを中心に活動していた。
そして今ライブが終わり、ナギたちはビュッフェを嗜みつつ米四津さんのトークを待っていた。そして‥‥‥
アナウンス「会場の皆さん、これより米四津氏によるホワイトデーのお言葉が始まります」
会場は一気に歓声に変わる。そしてステージの前に現れたその人こそ‥‥‥
米四津「皆さんどうも、米四津玄師郎です」
ナギ「米四津さん、やっぱカッコいいなあ」
米四津「先ほどのライブを楽しんでくれたでしょうか?今回のホワイトデーライブは十分、皆へのプレゼントになってくれたでしょうか?僕なりのプレゼントとしてきっと、喜んでくれたと思うと、やってよかったと思っています。ここに居る幸せなカップルに最高のおもてなしが出来た事を僕は自画自賛しています。このホワイトデーの奇跡が永遠の思い出になってくれる事を僕は願っています。皆、本当にありがとう!!ハッピーホワイトデー!!」
ワアアアアアア!!
大きく彼を祝福し、ステージから消えていく彼を見届けた。
ホテルの部屋に戻ったナギたちは四人部屋の中でカバンからス〇ッチを取り出してあるゲームを遊び始めた。
ナギ「あつまれど〇ぶつの森、昨日発売したばかりであんまりやり込めてなかったな。これを機にいっしょに進めようか?」
3人「勿論!!」
お互いス〇ッチを手に、無人島のあれこれを話しながらゲームを進めていく。失敗やクラフトを大きくしていきながら4人の時間は過ぎていった。
お風呂場‥‥‥
ザアアアア
ナギはシャワーを浴びると湯に浸かり、疲れを癒す。
すると‥‥‥
ココア「お兄ちゃん♪一緒に入ろう」
ナギ「おおい!!何やってんだよ。タオルどうした??」
ココア「タオルなんてつけてたら、見えないでしょ。見てよ、私の身体」
ナギは頭を抱えて結果的に逃げられないためココアのワガママに付き合うことにした。
ココア「ああ‥‥‥ふゃうん!!」
ナギ「気持ちいいか?」
ココア「気持ちいいよ、お兄ちゃんに敏感なとこ‥‥‥吸われて‥‥‥」
ナギ「ココアは胸を攻めらるの本当に好きだよな」
ココア「もう一度、イカセテ‥‥‥気持ちよくしてぇ♡」
ナギ「望みどおりに、イカセル!!」
ココア「アアアアーーーーーーー♡♡♡」
その後
リゼゴゴゴゴゴゴゴ「思いっきりヤッタみたいだが事と次第ではどうなるか分かるか?」
ナギ「マジでごめん、でも処女は奪って無いし胸しか触って無いから」
チノ「私のすぐ近くでこんな破廉恥な事しないでください!!仮にも中学生ですから」
ナギは年頃の中学生に教えてはならない世界を教えかけていた事に少し反省の色を示していた。
翌日
モカ「ライブはどうでしたか?」
ナギ「おかげで楽しめましたよ、わざわざ入手困難なチケットをくれてありがとうございます。モカ姉さん」
モカ「ココアのお兄ちゃんである以上、姉の私が弟を甘やかすのは特権ですから♡」
ナギ(お姉さん持つと色々大変だなぁ‥‥‥)
するとモカは悪戯な笑みを浮かべてナギの顔を近づけた。すると
ナギ「ッ!!」
口づけでのキス。ナギは精神回路が暴走し、赤くなる。
モカ「頑張ってね、私の弟君」
ナギは二度目のキスをされた。ナギは唇に触れて気まずい顔をするがモカさんに気に入られてる事を大きく再確認した。
ナギ「ブラコンもシスコンも好きならキスも愛の一つ‥‥‥か」
ブラコンとシスコンも境界線はキスの一つ、だった。