それではどうぞ。
創一「これで10枚目か?」
あれからプラネットワールドから何枚かのカードが、手に入った。
創一「!?これは。」
カードを触れた瞬間体にとんでもない負担がかかった。
創一「くっ、この!」
しばらくすると落ち着いた。
創一「何だったんだ今の?」
???「あと少し、あと少しで。」
何かが動き出すまであと少し。
12月24日
クリスマスイブだが剣達と生徒会長とバディファイト研究会の会長はある場所へ向かっていた。
和人「ついに、ついにこのときがきた!!俺はこのときを待ち望んでいたんだ。」
遥か「和人はしゃぎすぎだよ。」
和人「え!そんな風に見える?」
遥か「めちゃくちゃ見える。」
カナ「というか遥かじゃなくても分かるよ。」
和人「まじか!」
剣「まぁ分からなくはない。」
和人のテンションがあがっている理由はかねてより色々と準備されていたドランのフューチャーアクセスを強化するという計画だ。
ちなみに場所はブレイブ研究所だ。
カイト「少し遅いんじゃないか?」
会長「その通り。」
剣「あれ、生徒会長なんでここに?」
カイト「生徒がなにやら大きな事を起こそうとしているときいたからな。飛んできたのだよ。」
カナ「え!進路大丈夫ですか?」
カイト「安心しろ。すでに推薦が決まっている。」
すげぇ。
会長「一応、私も進路決まっているぞ。」
その時空気が固まった。
周り「「え!」」
会長「……何みんな私が勉強サボっているのかと思っていたのか?」
和人「いやだってこの間進路の話したら焦っていたから。」
会長「ああ、あの時は、周りの空気にのっただけだ。」
周り「(いや乗るなよ。))」
カスミ「みんなー準備出来たわよ。」
和人「よっしゃー早くいこうぜ!」
剣「テンション高いなおい。」
ブレイブ研究所の地下にあった一台の赤いバイクがあった。
和人「これが、」
カスミ「そうよ。ドランのフューチャーアクセスをバディファイトだけでなく、この世界でも、できるようにに強化した物。それがこのバイク」
和人「何故バイク?」
剣「!まさか、」
会長「そう。お前から頼まれていたあの装置も組み込んだのだ。ドランの力を採用することで初期案より強力なものになっているぞ。」
剣「まじでか?」
会長「もちろんだ。さっそくテスト行くか?。」
剣「そうするか。」
カスミ「じゃあスペックとかの話ね。」
そのまま会長と剣とカスミがバイク話しているのだが、チームメイトが完全に置いてかれている。
和人「で、結局ドランの強化の話はどうなったんだ?」
会長「え、えーとそれはだなこのバイクにはドランのエネルギーが入っていてそのエネルギーを使って未来の可能性つまりドランお前の未来の可能性のカードをてにいれるのだ。」
和人「は?つまりどうゆうことだ?」
和人はまだ理解していないみたいだ。
遥か「つまりドランの力を使ってカードを手に入れるのよ。」
和人「そういうことか。」
会長「…やっと理解したか。それじゃあ始めるぞ。」
剣「了解。」
和人「なんで剣何だよ。普通俺じゃね?」
剣「仕方ないだろ。未来の可能性を得る為にはこのバイクを使うしかないだろ。でも計算上体にとてつもない負担がかかることが分かった。その為に俺が覇龍剣をまといながらこのバイクを操って未来の力を手に入れてやるぜ。」
和人「あ、そっか」
会長『こちらの準備は出来たそっちは大丈夫か?』
会長は別の部屋で剣に指示を出してる。
剣「いつでも行けます。」
会長「よし、行こう。」
???「そううまくいくかな?」
周り「え!」
後ろから声が聞こえたかと思うと振り向くと、黒い塊と創一が倒れていた。
カナ「創一!?」
???「ははは、ようやく戻ってきたぞ。我が力。そして、お前の時の力を奪い我は更なる力を得る。」
創一「ま、待て、カオスブレイカー。」
創一がさけんだ時にカオスブレイカーが実体化した。
カオスブレイカー「感謝するぞ創一、これでようやく完全体になった。」
創一「ふざけるな、」
オーバーロード「そうはさせるか!」
オーバーロードから炎のエネルギーをカオスブレイカーの周りにまとわりついた。
オーバーロード「早くエネルギーを使い尽くせ。」
会長「!急げエネルギーをフルで使え!それと遥か、カナ奴をフィールドを展開して奴を一時的にでも足止めするんだ。」
遥か「了解。」
カナ「私たちも行くわよ。」
レイ「了解。」
遥かとカナとレイが強力してカオスブレイカーの周りにフィールドを展開した。
会長「急ぐぞ剣、生徒会長ギアゴットであいつの足止め頼む。」
カイト「了解。ギアゴット、頼む」
ギアゴット「イエス、マイボス。」
ギアゴットがフィールドの維持を始めた。
会長「いつでも行けるぞ。」
カスミ「一応シミュレーションでは問題は無かったけれど一応気をつけてね。」
剣「気をつけろって言われてもね。まぁいいか。覇龍剣!」
いつもの龍のような姿になりそのままバイクに乗った。
覇龍剣「事情は分かっている。剣、急ぐぞ。」
剣「勿論だ。ドラン頼む。」
ドラン「ほい来たー!タイムリープ発動。」
ドランが次元を開き、ゲートのようなものを作った。
剣「行くぜ、フルパワー!!」
いきなりフルパワーでゲートに突進した。
会長「頼んだぞ。」
剣「ここは?」
ドラン「ここが時の間だよ。ファイトではここから未来竜になる。」
剣「そうだったのか。今回はどうするんだ。」
ドラン「いつもはカードに導かれてその力を得るんだけど今回の目的は新しい力だ、だからこの近くで一番大きなエネルギーのあそこにいく。。」
ドランが指指した方を向くとそこには大きなクリスタルがあった。この中には1枚のカードがある。
ドラン「あれが俺の本来の可能性だ。多分スタードラゴンワールドの力だと思うからかなりのプロテクトが、張られていたんだよ。」
剣「何でお前のだけ?」
ドラン「スタードラゴンワールドは遠い未来のドラゴンワールドだからその分その恩恵を受けるにはスタードラゴンワールドに行くくらいのエネルギーが必要だったんだよ
ドラン「この、なんて力だ。」
剣「もっとパワーを上げるぞ。急いで戻らないと行けないんだからな。」
少しずつひびが入っていくのだが、
剣「まずいこのままじゃ先にこっちのエネルギーが尽きる。」
ドラン「どうするんだ?」
剣「……どうすればいいんだ。」
ドラゴ「そうだ、我の絆の力で」
剣「それはだめだ!絶対に。」
ドラゴが提案するが剣が否定した。
ドラゴ「(剣、お前やはり)」
少しずつひびは大きくなっているが絶対に追い付かない。
ドラン「そうだ!戦闘竜の力よ。力を貸してくれ。」
ドランが持っていた戦闘竜のカードのエネルギーを得てそのままクリスタルにぶつける。
ドラン「俺は、いや俺達は絶対に未来への希望を手に入れて見せる。絶対に。」
剣「うぉー!!」
そして、ついにクリスタルが壊れた。剣がその中にあったカードを手にいれた。
剣「急いで戻らないと。」
ドラン「あぁ、急ぐぞ。」
会長「あいつらは無事なのか。」
カイト「まずいこのままじゃ、フィールドが破壊されてしまう。」
カスミ「フィールドが破壊される前にあそこにいれる。」
カスミはパソコンをいじり始め、黒く染まり始めたフィールドをブレイブ研究所のファイトスペースに移動させた。
カスミ「これで壊れても大丈夫。それと和人あなたに頼みがあるの。」
和人「なんですか?」
カスミ「あなたにはこれを使ってあいつの足止めをお願い。」
カナ+レイ「キャー!」
遥か「キャー!」
ダリルベルク「ぐぉー!!」
フィールドをファイトスペースに移動させた瞬間にフィールドが爆発し、ファイター達が飛び出してきた。
カオスブレイカー「ははは、軟弱なり。」
ダリルベルク「くっまさかリアルファイトになるとはな。それにしては強すぎやしないか?」
カオス・ブレイカー「ふっ、我をなめるなよ様々な世界を侵略してきたのだからな。何、心配するなお前たちもこの力で汚染して我の手下にしてみせようぞ。」
カナ「まだよ。まだ負けるわけにはいかないのよ。」
遥か「私もまだ負けない。」
和人「俺もいるぞ。」
カナと遥かの前にブレイブ・ウォーリアーに変身してた和人が現れた。
和人「こっからは俺のターンだ。」
カオスブレイカー「ふっ、面白いお前たちのその強い意思を潰すのは楽しそうだな。」
カオスブレイカーはニヤリと笑ったかと思うと再び襲いかかった。
カスミ「このままじゃ二人も倒れてしまう。どうすれば?」
カスミが考えていると、外部からのアクセスがきた。
カスミ「こんな時に誰よ!もしもし、」
剣『もしもし、俺です。もうすぐそっちに戻れそうなんですがそっちの状況はどうなっていますか?』
カスミ「剣、良いところに。これなら……」
カオスブレイカー「ようやく力尽きたか。」
ついに最初から戦っていた者達が倒れてしまってギアゴットも力尽きた。
残っているのは和人だけになった。
カオスブレイカーがカナと遥かに自分の力を与えようとしたときにカオスブレイカーとカナと遥かの間にゲートが現れた。
カオスブレイカー「何!?」
ゲートからバイクが現れふっ、カオスブレイカーに突進した。
ドラン「和人待たせたな、和人。反撃返しだ。」
和人「待ってたぜドランさぁ、始めようぜ!」
次回はちゃんと和人がスタードラゴンワールドを使ってファイトをしていきたいと考えています。