どらやき、おはぎ、三色団子、桜餅、白玉ぜんざい、焼き団子、べっこう飴、マカロン、パンケーキ、カステラ、蒸しケーキ、クッキー、ドーナツ・・・いくつもあるちゃぶ台の上を覆い尽くすように、和洋問わず様々なお菓子が並べられている。しかし最初の方に作ったものは既に蜜璃ちゃん達の胃袋の中だ。
「おいし〜!シロちゃん、お菓子作るのも上手なのね!初めて見たものもあるわ、これは何かしら?」
「それはワッフルっていうの。どう?」
「わっふるっていうのね、なんだか甘いパンみたいで美味しい!」
なぜ、こんなに大量のお菓子を生産したのか。理由は簡単、ただのストレス発散だ。切っても切っても居なくならない鬼達。影も形も現れない鬼舞辻無惨。娯楽のない日常生活。そんな中で生活していたら当たり前だがストレスが溜まる。そんなシロのストレス発散方法は、お菓子の大量生産、大量消費だ。幸い金銭は有り余ってるから大体の材料は手に入る。なんなら外国から取り寄せて貰ったものだってあるのだ。
「蜜璃ちゃん達の予定が空いてて良かった。一人で食べるのもなんか寂しいし」
「ふふ、私も今日空いてて良かったわ!こんなに美味しいものが食べられるんだもの。ね、不死川さん!」
「・・・」
折角作ったのだから、誰かに食べてもらいたいと思って真っ先に呼んだのは蜜璃ちゃんだ。私の鎹烏である陽太郎に蜜璃ちゃん宛の手紙を届けてもらった。そしてちょうど任務終わりで予定が空いていた上に空腹だった蜜璃ちゃんはここに直行したのだ。・・・たまたま報告時に出会った不死川さんと一緒に。
「不死川さん、味はどうですか?合います?」
「・・・悪くはねえ」
不死川さんはずっと不機嫌そうな顔をしながら黙々とおはぎを食べている。おはぎばかり食べているから、他のものを作っている途中でおはぎを追加でいくつも作ったのだ。多分全部のおはぎ食べ終わるまではここに居るんじゃないだろうか・・・?さすがにそれはないか。
「なんだか、不死川さん怖い人って思っていたのですけどそんなことないんですね」
「・・・」
「不死川さんはなんだかんだいい人だからね、前も助けてもらったし」
「・・・」
「これからは私も不死川さんと仲良く出来るように頑張るわ!柱同士、仲良い方がいいものね!」
「・・・」
「私も頑張る!」
蜜璃ちゃんが不死川さんに話しかけてスルーされたので、私と蜜璃ちゃんで雑談をし始める。その間不死川さんは黙ったままだ。・・・と、思ったらプルプル震えだした。
「その!生暖かい目を!やめろクソが!!」
「・・・おはぎもっと食べますか?」
「・・・ああ」
なんだか第二の伊黒さんのように思えてきた。美味しいご飯は幸せになるからね!
胃袋捕まれた系男子が増えたぞ
不死川さんもなんだかんだキャラ崩壊してる
遊郭編にシロを同行させるか
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させる
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させない