「姉貴ってどういう・・・そういやお前の名前なんだっけ?」
「俺は嘴平伊之助ダ!」
「えっと、シロさんっていう鬼の隊士の方が伊之助のお姉さんらしいんです」
「えっ!?シロに弟いたのか!?しかもコイツ!?」
どうも、鬼殺隊下級隊士の山田です。シロには沢山しごかれて強くして貰いました。今日は那田蜘蛛山で負傷した友人の見舞いに来たのですが、間違えてこの部屋に入ってしまい今に至ります。いつしかの猪のお化けに会ったり猪のお化けがシロの弟だったり驚きすぎて開いた口が塞がらないです。シロ助けて!
「シロさんのこと知ってるんですか?」
「知ってるっつーか、よく稽古つけてもらってるし命の恩人でもあるんだよ。なんていうか、友人に近い感じ?」
「ハァァァァァン!?」
「うわぁっ!?なんで威嚇すんだお前!」
「姉貴に稽古つけてもらっていいのは俺だけなんダヨ!」
「なんだこいつめんどくさっ!」
シロのこと好きすぎかよなんだこいつ!
・・・とにかく、まあ、シロの弟っていうなら伝えた方がいいのか?ていうかシロは弟が鬼殺隊に入ってること知ってるのか?今から伝えに・・・あっ駄目だ今日は恋柱の方と昼食をとる日って言ってたな。柱の人はみんな怖いから近づきたくねえ!
「もう!みなさんお静かになさってください!」
「ごめんなさい!!!」
猪のお化け、もとい伊之助?と言い争っていたら、アオイさんが部屋に入ってきて怒られた。俺この子ちょっと苦手なんだよなぁ。今も反射的に謝ったし・・・。
「あっ、アオイさん!その、シロさんってご存じですか?」
「シロさん?・・・ええ、知ってますが」
「会いに行きたいんですけど今どこにいるか知りませんか?」
「すみませんが知りません。ただシロさんはしのぶ様の研究のお手伝いをしていらっしゃるので明日にここへ来るそうです」
「そうなんですか!ありがとうございます!」
終始アオイさんが不思議そうにしていたが、忙しいのか静かにするように釘を刺してどこかへ行ってしまった。ていうかシロって研究の手伝いとかしてたのか。あんまり普段何してるのかとか聞かないしな、今度色々教えてもらおう。
「・・・あ、てか俺シロの家知ってるわ」
「えっそうなんですか!?」
「それ早く言えヨ!教えロ!」
「いや、いやまあ知ってるけど!知ってるけどさ!勝手に人の家教えんのもどうかって思うじゃん!?」
「確かに・・・すみません」
「いやいや謝ることじゃねーよ。姉ちゃんなら会いたいだろうし、会わせたいって思うのも無理ないからな。ま、明日ここ来るらしいしそんとき会えるだろ。じゃあ俺そろそろ帰るな!お大事に!」
今少し騒いでしまったから、またアオイさんが来やしないかと思って戦々恐々していた。まあ結局会うことも怒られることもなく、玄関に向かう途中にすみちゃんと会ってキャラメル貰ったくらいだったが。
シロちゃんがブラコンなら伊之助はシスコン
ごめんね伊之助もうちょっと待って
遊郭編にシロを同行させるか
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させる
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させない