妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

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いよいよ襲撃。

展開も大体定まりました。

主人公ハードスケジュールになりそう…。


悪魔の心臓

ゼレフとの邂逅の後、アミク達は先程の不気味な魔力の発生源に来ていた。誰か怪我人とかは居ないか、確認の為だ。

 

「…さっきまでナツ達が居たみたいだけど、大丈夫みたいだね。でも、これは…」

 

アミク達はそこの惨状に戦慄した。

 

木々や草が全部枯れている。死んだ生物達だ。

 

 

「これが、ゼレフさんがやっちゃったこと…?」

 

アミクは唾をゴクリ、と飲み込んだ。彼が異様に恐れていた訳が分かる。これがアミク達に向かってきたら、と思うとゾッとする。

 

「確かに…危険だね」

 

彼はあんな力と付き合ってきたのか。そんなゼレフの苦しみが窺い知れない。

 

「アミクは感情移入しすぎ、なの!!あの男が善人だって限らない、の!!」

 

「…そうかなぁ…」

 

アミクはどうにもゼレフが悪人とは思えなかった。

 

「とにかく、早く墓を探しておじいちゃんに報告!メストの件も含めて、ね」

 

方針をそのように定めて、アミク達は墓探しを再開した。

 

 

「さて…と、闇雲に探しても見つからないと思う」

 

一応、天狼島の大体の地理は頭に叩きこんであるが、怪しい所を回るだけでもどれくらい時間がかかるか。

 

「でも、何か手掛かりがあるわけじゃない、の」

 

「それはそうだけど…いや、待てよ…」

 

アミクはじっと考え込んだ。

 

「…墓…死…悲嘆…喪失…」

 

「え、急にネガティブアミクに」

 

「いや、ごめん。『墓』ってワードから連想できるものを考えていたんだ」

 

マーチは疑わしげに「そんなものが墓の場所に繋がる、の?」と聞いてくる。

 

「それは分かんないけど…『力』だけじゃなくて『知力』も試される試験なんじゃないかなって思ったら、ね。色々推測してみたけど…」

 

うーん、と考え込んでいたアミクは「分かんなーい!!」と頭を抱えた。

 

「こんなの分かる人居るのー!?」

 

アミクは近くに木に寄りかかり座り込んだ。

 

「あー、めんどくさくなってきた」

 

「おいおい、なの」

 

「一旦休憩~」

 

アミクはそう言ってボーッとし始める。今試験中だって忘れてるのだろうか。

 

これもアミクの悪い癖で、考えて分からなくなるとめんどくさくなる傾向があるのだ。

 

「…カナ…大丈夫『かな』…ダジャレじゃないよ…?」

 

「くっだらな」

 

マジトーンで言われ少し凹むアミク。

 

「カナ…まさかあのギルダーツがお父さんだったなんてね…」

 

「あーしもびっくり、なの」

 

あの日、カナから聞いた話はギルダーツが自分の父親であり、彼に会うために妖精の尻尾(フェアリーテイル)に来た、ということだった。

 

しかし、そこでの父は自分にとっては遠い存在だった。だから、そんな父に釣り合えるようにS級になったら、ギルダーツに自分が娘であることを打ち明けようと考えていると言う。

 

だから、S級魔導士昇格試験には人並み以上の想いがあるのだ。

 

「…カナ、受かるといいな」

 

「ライバルを思いっきり応援しちゃってる、の」

 

アミクは手首に付けているミサンガを撫でた。

 

「でも、私だってオーディオンに…お母さんに会いたい」

 

アミクも親が動機なので、カナの気持ちもわかる。しかし、だからこそ譲れないものもあるのだ。

 

「…よしっと、休憩は終わり」

 

「ん」

 

アミクは立ち上がって大きく伸びをする。

 

「しらみ潰しに探していくしかないね」

 

「なの」

 

アミク達は草木をかき分けてその場から去った。

 

 

 

 

「…あれ?アレって…」

 

しばらく洞窟の中や木の上を探し回っていたアミク達。そして、アミクの耳に音が聞こえてきたので空の方を向くと、赤色の光が輝いているところだった。確か、アレはーーーーーーーー。

 

「信号弾…敵!?」

 

試験の前にもしものことがあったら、と信号弾の意味を教えられていた。それが役に立ったが、まさか敵が攻めてくるとは…。

 

「…さっきの男、なんじゃない、の?」

 

「いや、あの信号弾はこれから攻めてくるってことだから…多分違うと思う」

 

 

希望的観測も含めて言うが、なんにしろ迎撃準備をしなければ。まずは緊急集合場所に向かうとしよう。

 

 

ドドドド!

 

少し遠くの方から数度の爆発音が聞こえてきた。

 

「っ!…今、あっちの方から爆発音が!もう攻めてきたの!?」

 

「ど、どうしよう…なの…」

 

アミクがあわあわしながら言う。急な襲撃に彼女も焦っているのだろう。

 

「…爆発がした所に行こう。誰か襲われているかもしれない」

 

「わ、分かった、の」

 

アミク達は急いで爆発の音がした所に向かった。

 

 

マーチはアミクを抱えると空高く飛ぶ。

 

 

「あそこ!あの高い所!!」

 

「了解、なの――――」

 

 

ドオオオオン!!

 

海の方から巨大な爆発音が轟き、思わず振り返る。

 

「な、なにあれ…」

 

海には、多分船だったモノ…の残骸が浮かんでいた。でも、自分達の乗ってきた船ではない。

 

では、何の船だ?敵?誰かが壊してくれたのか?

 

 

「何が起こってるの…」

 

「…アミク!人が居る、の!」

 

マーチの声にアミクはさっきの場所に視線を戻す。そこにはメストとウェンディ――――なぜか、シャルルとリリー。そして、見知らぬ誰か。

 

「!あの人…!」

 

その人物はウェンディ達に向かって爆発を放っていた。

 

「間違いなく、敵!!」

 

アミクは両腕に音を纏わせる。

 

 

「うちの領土に足を踏み入れるなんて、いい度胸、なの!!」

 

マーチも更にスピードを上げてくれた。

 

 

そして、近くまで来た時、アミクを放す。

 

「『音竜の――――』」

 

「ムッ」

 

「『翼撃』!!」

 

ドレッドヘアに屈強そうな身体が特徴の男性。その人に向かって両腕を振り下ろす。そこから放たれる衝撃波をさらり、と躱す男。

 

 

「援軍かね」

 

「アミクさん!!」

 

「王女!!」

 

「マーチまで…!」

 

ウェンディ達が歓声を上げた。

 

 

「初めまして、敵さん。人の庭で足癖が悪いようで」

 

アミクが挑発するように言うとその男は眉をピクリともさせずに口を開ける。

 

「…オレの名はアズマ。悪魔の心臓(グリモアハート)、煉獄の七眷属の1人」

 

「グ、悪魔の心臓(グリモアハート)!!?」

 

あのバラム同盟の一角。なんでそんなギルドが此処に…。

 

 

「まさか…六魔将軍(オラシオンセイス)をやっつけた報復…?」

 

「あの程度のギルドがなくなったところで我々は困りはしない。もっと別の目的だがね」

 

男――――アズマは嘲笑するように言うと、アミクを一瞥する。

 

「フム…お前、音竜(うたひめ)かね」

 

「うへぇ…やっぱり知られてる…」

 

「本来オレは武勇にしか興味ないが…お前の話は自然と耳に入ってくるね。いくつもの闇ギルドを改心させ、何百人もの人を救った、と」

 

アズマは少し興味深げな光を瞳に灯した。

 

「…その上、実力も伴っていると聞く。ミラジェーンやエルザ程ではないだろうが…お前もそこそこ強いと見たね」

 

「うーん、そういう人種かー…」

 

アミクはウェンディ達を庇うように前に出る。

 

「とりあえず、貴方を倒さなきゃね」

 

「王女―――アミク、俺も戦うぞ」

 

 

リリーがエドラスにいた頃の体格である、『戦闘フォーム』になってアミクの隣に並んだ。

 

「リリー…でも、武器がないんじゃ…」

 

「拳があれば戦える。俺はこれでも魔戦部隊隊長だったんだぞ」

 

リリーは不敵な笑みを浮かべる。

 

「アミクさん!リリー!『アームズ』!『バーニア』!」

 

「ありがとう、ウェンディ!!」

 

ウェンディもアミク達に付与術(エンチャント)を掛けてくれた。

 

アミク達は一斉にアズマに突っ込んでいった。

 

「『音竜の響刻(レガート)』!!」

 

手に音を纏い、抉るように振るおうとする。

 

しかし、その直前に木の実のようなものが目の前に現れた。

 

それが危険だ、と咄嗟に判断したアミクとリリーは横に避ける。直後にそれが爆発した。

 

移動速度が上がっているお陰で、爆発も躱せるようになっている。

 

「今度こそ!『音竜の響刻(レガート)』!!」

 

アミクはアズマに接近して手を振るう。

 

「フン」

 

「あれ!?」

 

しかし、アズマは地面に潜り込んでその攻撃を躱した。そして、近くの木から上半身だけを出す。

 

「うわっ、気持ち悪っ!!」

 

「あまり思った事を口に出すものじゃないね」

 

アズマは木から抜け出すと腕を横一直線に振るった。

 

 

すると、その線に沿うように爆発が起きる。それをしゃがんで避けるリリーとアミク。

 

リリーはそのままアズマの懐に潜り込むと、アズマの腹に蹴りを入れた。更に、リリーの後ろからアミクが飛び上がって、後退したアズマに両手を叩きつける。

 

「『音竜の交声曲(カンタータ)』!!」

 

「ぬっ!?」

 

アミクのスピードに反応しきれなかったのか、アズマはそれを両腕でガードしながらも後ろに後退した。

 

「…痛いじゃないかね」

 

アズマの両腕は大きく腫れあがっていた。アミクの攻撃が効いたのだ。

 

 

だが、それだけ。アズマ自身はピンピンしている。

 

 

「少し侮っていたようだがね」

 

アズマは愉快そうに唇の端を釣り上げた。

 

「お詫びにオレの力を見せてやろう」

 

何か仕掛けるつもりか。アミク達が警戒していると――――。

 

 

「うぐっ!?」

 

「王女!?」

 

近くの木が動き出し、アミクの手足を縛り付けたのだ。

 

 

「木が、勝手に!?」

 

「オレの魔法は失われた魔法(ロストマジック)、『大樹のアーク』。植物を自在に操る魔法なのだよ」

 

 

失われた魔法(ロストマジック)。なかなか強力な魔法だ。

 

「こんなもの…!!」

 

アミクは全身から衝撃波を起こして、拘束していた木を砕く。

 

「なんと…」

 

「アミク、無事か」

 

「大丈夫…」

 

アミク達はなるべく木が生えていない所まで下がる。また木で拘束されたらたまったものではない。

 

「…メストさん、私に作戦があります!力を貸して下さい!!」

 

そうしていると、後ろからウェンディたちの話声が聞こえてきた。

 

「な、何を言っている!俺は評議院の人間だぞ!!」

 

(そうなの!!?)

 

臭う人物だとは思ってたが、彼の正体が評議院だったとは。じゃあ、この記憶も彼の魔法による記憶操作なのだろうか。

 

「今はそんなの関係ありません!私は妖精の尻尾(フェアリーテイル)を守りたい!力を貸して下さい!!」

 

「俺は出世の為に、お前達のギルドを潰しに来たんだぞ!」

 

「構いません!!絶対、潰されたりしないから!!」

 

ウェンディも言うようになったではないか。アミクは嬉しくなる。

 

そうして、ウェンディは作戦をメストに話し始めた。

 

アミクは気付く。これはアミクにも聞かせているのだ、と。アミクの耳の良さを信じてこの作戦を説明しているのだ。

 

アミクはリリーと共にアズマと攻防しながら作戦に聞き入った。アミクの拳がアズマの手によって止められ、かと思ったらリリーの蹴りをしゃがんでよける。

 

そして。

 

 

連続して発生した爆発を避けたリリーに、マーチの指示が飛んだ。

 

 

「リリー、飛んで!!なの!!」

 

リリーは指示を聞いてすぐに飛び上がった。

 

 

「どこへ逃げてもオレの爆発は届くがね」

 

アズマが上を向いたその瞬間。

 

 

「『音竜の咆哮』!!」

 

アミクが彼に向かってブレスを放った。さらに―――。

 

 

「『瞬間移動(ダイレクトライン)』!」

 

ウェンディを抱えたメストがアズマの背後に出現。直後にウェンディの口からブレスが放たれた。

 

「『天竜の咆哮』!!」

 

ゼロ距離からの、アミクとウェンディのブレスによる挟み撃ち。

 

これは流石にアズマも避けきれないだろう、と作戦の成功を誰もが予感したその時。

 

 

「つまらんね」

 

 

アズマが短くそう言うと。

 

 

「『タワーバースト』!」

 

 

彼の周囲が爆発を起こし、炎の柱が上がった。アミク達全員がそれに巻き込まれてしまった。

 

 

 

~~~~

 

「…このギルドは、ネコや子供ばかりなのかね?」

 

「…うぅ…」

 

 

アミクは膝を付いて苦しげな声を出した。

 

 

「ほぉ、まだ意識があるのかね」

 

 

アミクの周囲には傷だらけになって倒れ込むウェンディやマーチたちの姿がある。

 

耐えたのはアミクだけだ。

 

 

(これが…悪魔の心臓(グリモアハート)…煉獄の七眷属…)

 

流石はバラム同盟の一角を担う闇ギルド。実力も尋常じゃない。

 

 

「…さすがは滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)と言ったところか」

 

それはウェンディも同じだが、黙っておく。

 

「…貴方を倒さなきゃ、皆を守れない」

 

アミクは静かに歌を口ずさんだ。

 

「~♪」

 

アズマはそれを見ても面白そうに見るだけで止めようとはしない。

 

「『持続回復歌(ヒム)』、『防御力強歌(アンサンブル)』!!」

 

自分にじわじわと回復する付与術(エンチャント)と耐久力を上げる付与術(エンチャント)を掛けた。

 

「『音竜の譚詩曲(バラード)』!!」

 

そして、一気にアズマに突っ込む。

 

「『ブレビー』」

 

そこに、アズマが爆発を仕掛けてくる。だが、アミクはそのダメージを無視してアズマに体当たりをした。

 

「うああああ!!」

 

アズマは間一髪でそれを避けたが、少し掠めてしまう。

 

「…フン…」

 

アズマは頬に付いた傷を拭った。

 

「『音竜の円舞曲(ワルツ)』!!」

 

次は音を纏って大回転。その状態でアズマに接近する。

 

 

それに対してアズマは周囲の木々を操って回転するアミクを囲む。そして、ギュッと彼女を拘束してしまった。そのせいで、アミクの魔法も中断される。

 

「う…ぐ…」

 

先ほどよりも丈夫な木で縛られてしまい、簡単には抜け出せそうにない。

 

「これで動きは封じたかね」

 

「…『音竜弾』!!」

 

 

それでもアミクはめげない。掌をアズマに向けて音の弾を射出する。

 

アズマはそれを木の枝を振り払う事で防いでしまった。

 

「『音竜の咆哮』!!」

 

まだ終わりではない。不意を突いたブレスがアズマに直撃する。

 

 

「ぐおっ…!!」

 

ブレスに巻き込まれ、木の幹に激突するアズマ。彼は痛そうに顔を歪め、肩を押さえた。

 

 

(よしっ!)

 

自分の攻撃が通っている。このまま押していけば勝てるはず。まずはこの拘束から抜けだして――――。

 

 

「『チェインバースト』」

 

 

アミクは強烈な爆発に襲われる。

 

 

「あああああっ!!!?」

 

 

全身から煙を上げ、倒れ込むアミク。

 

付与術(エンチャント)のお陰で致命傷には至っていないが、大分大きなダメージだ。

 

アミクは地面に手を付いて起き上がる。

 

 

「見た目に反してタフだがね」

 

アズマは素直に驚いたようだった。

 

 

「ここまでオレを楽しませてくれたのは予想外だね」

 

「それは…どうもっ…!!」

 

アミクは拳に魔力を溜めた。

 

(勝手に回復してくれるおかげで、なんとか耐えてるけど…)

 

次、同じものを喰らったらどうなるか分からない。だから、この一撃で決めなければ。

 

 

「だが、オレもあまり遊んでばかりもいられないのだね。そろそろ終わらせてもらうとしよう」

 

アズマは手を高くあげた。その瞬間に、アミクは飛びだす。

 

「『音竜の――――』」

 

「――――来るか…!」

 

アミクは大きく拳を振りかぶった。アズマが操って捕らえようとしてきた樹木を跳んで躱して、彼にその拳を打ち込んだ。

 

「『―――奇想曲(カプリース)』!!」

 

ガァアン!!!

 

その拳は直撃し、内部から弾け飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

―――――アズマが直前に割り込ませた、太い樹木が。

 

 

「…余波だけで、オレにダメージを与えるか…」

 

「そ、んな…」

 

アズマの脇腹に青く痣ができており、額から血が一筋、流れる。

 

 

しかし、彼を倒すことは叶わなかった。

 

 

(…動け、ない…!)

 

魔法の反動で、満足に動けない。

 

アズマは無防備なアミクの両手両足、そして首を樹木で縛って捕らえた。

 

 

「…うっ…」

 

「オレにここまでの傷を与えたことは称賛するが、まだ足りなかったがね」

 

アミクは悔しげに歯を食いしばった。首を樹木で縛られているため、息が苦しい。

 

「…確か、お前の名はアミク・ミュージオン、だったかね」

 

アミクが無言でいると、それを肯定と受け取ったのか彼は続ける。

 

「せめてもの礼儀として、その名は覚えておくことにしよう」

 

負けた。

 

 

負けてしまった。

 

 

力及ばずに…。

 

 

(…ごめん…)

 

アミクはただ、謝った。自分が倒れてしまう事を。そして。

 

(助けて…誰か…)

 

念じた。妖精の尻尾(フェアリーテイル)の危機を救ってくれる誰かに向かって。

 

 

つい、脳裏に浮かんだ誰かに、助けを求めた。必死に思いを届けた。

 

 

(助けて…ナツ…ラクサス…!!)

 

 

「『チェインバースト』」

 

 

アズマの無機質な声が響き―――――

 

 

直後に爆音が轟いた。

 

 

 

広大な荒野を歩く1人の青年。

 

 

彼は何かが聞こえたかのように振り返る。

 

 

「…アミク…?何だ、この胸騒ぎは」

 

 

彼の胸には妖精の尻尾(フェアリーテイル)のギルドマークが形取られたネックレスが光っていた。

 

 

 




明日から大学か…頑張るか…。


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