妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

11 / 202
これで鉄の森とララバイは終わりです。幕間とか入れるかは分からないけど近いうちに次話も投稿したいと思います。ガーナ島どうしよ・・・。


ゼレフ書の悪魔

「嘘だろ・・・エリゴールさんが負けた・・・・?」

 

カゲヤマは白目を剥くエリゴールを呆然と見ている。

 

「2人共、無事でなによりだ・・・!」

 

「硬―――――!」

 

「痛―――――!」

 

またエルザに抱き締められてゴチンとなる。

 

「はぁ、付加術(エンチャント)3つ分はさすがにきつかったか・・・」

 

アミクがエルザに寄りかかったまま疲れたようにため息をついた。ナツも疲れたのか座り込んでいる。

 

「けっ、こんなの相手に苦戦しやがって、『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』の格が下がるぜ」

 

「苦戦?どこが!?圧勝だよ!?なぁ、ハッピー、マーチ」

 

「あい!割と圧勝でした!」

 

「ナツとアミクの2人だから当然、なの」

 

「さっき結構心配してなかった?」

 

「それは言わない約束、なの・・・」

 

マーチがそっぽを向く。

 

 

「ってかあんた!なんて格好してるのよ!」

 

ルーシィがアミクを自分の体で隠すように立つ。

 

「・・・キャアアアアア!!服がボロボロ!!?」

 

かなり破けていてほとんどブラジャーを着けているだけのような格好だった。こんなにボロボロになったのは

多分『暴風衣(ストームメイル)』に突っ込んだ時だろう。体は耐えられても服が耐えられなかったのだ。

 

「「じー」」

 

「見るな!」

 

グレイとナツがアミクをガン見してきたのでルーシィが2人揃って蹴飛ばした。

 

「いてぇ!!・・・て言うかお前も裸にマフラーって変態みたいだぞ」

 

「お前に言われちゃおしまいだ・・・」

 

ナツも同様のようだった。

 

「ほら、着ろよ」

 

「あ、ありがと」

 

グレイがナチュラルに上着を脱いでアミクに渡してくれた。グレイが上半身裸になったが、いつものことなので全く違和感がなかった。皆も気にしていない。

 

 

 

「おーい、呪歌(ララバイ)持ってきたよー」

 

ハッピーがそこら辺に落ちてるのを拾ったらしい。

 

「なんだよ、よく壊れなかったな。つーか壊してもいいんじゃね?」

 

「ダメだよ!いつも何か壊して困るのはおじいちゃんなんだからね!」

 

「その通りだ。とりあえず、近くに定例会場があるからそこまで持っていってその笛と今回の事件の処分についてマスターの指示を仰ごう」

 

「了解、なの」

 

これでいっけんらくちゃくーーーーーかと思われたが。

 

 

 

 

「ハハハハハッ!!油断したなぁハエどもぉっ!!呪歌(ララバイ)は俺が頂いたぁ!!」

 

「あっ!」

 

カゲヤマが影を伸ばしてハッピーから笛を奪い取り、魔導四輪車に乗って走り去って行く。心がチクリ、となるのを無視して。

 

「ちょっと!アイスじゃ足りなかったの!?」

 

「そういう問題じゃないわ!?」

 

「まずい!急いで追うぞ!」

 

ハッピー達はまだ魔力が回復していないので走って行くしかなかった。

 

 

 

 

 

「お、追いついた・・・・」

 

アミク達はなんとか定例会場の前に居るカゲヤマとマカロフの所まで来た。

 

見るとカゲヤマが笛を吹こうとしている。

 

「いかん!」

 

急いでそれを止めようとするも・・・。

 

「しーっ!今いいところなんだから、黙って見てなさい」

 

オカマ口調の太った体型の男が口に指を当てて言った。

 

「あなたは、『青い天馬(ブルーペガサス)』のマスター!」

 

「ボブさん!?」

 

「えぇ!?この人が!?」

 

エルザとアミクの言葉にルーシィは驚く。

 

「あらー!久しぶりねぇ、エルザちゃん。それにアミクちゃんも」

 

「ど、どうも・・・」

 

「2人共、また綺麗になっちゃって〜」

 

ボブは頰に手を当てながら言った。なんというか個性の強い人だ。

 

「いや、それよりも早く止めなければ!」

 

「まぁ、黙って見てろって」

 

慌ててエルザが止めようとするも、今度は別の男に止められる。サングラスをかけた男だった。

 

「『四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)』のマスター!?」

 

「エリゴールさん!」

 

「ゴールドマインだ!『ゴール』しか共通点ねぇじゃねえか!!」

 

自分で黙ってろって言ったくせに、アミクに叫ぶゴールドマイン。幸い、マカロフとカゲヤマは気付いていないらしい。

 

よく見ると他のマスター達も居る。皆、この事態を見守るつもりなのだろう。アミク達も大人しく見ていることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カゲヤマは笛を吹けずにいた。笛を吹こうとするとさっきのアミクの言葉が頭に浮かんでくるのだ。

 

(くそ!消えろ消えろ!吹けば、吹けばいいんだ!それで、全て変わるんだ!)

 

ーーーほんとに?

 

なぜかアミクがそう言った気がした。

 

(お前の言ったことは全て理想論だ!世の中にはどうしようもない奴も居るんだよ・・・!今のままじゃ俺は弱いままでしかいられないんだよ・・・)

 

いくら言い訳しても笛を持つ手が震えて吹けない。

 

(だから、俺は強者になるんだ!強者に変わるんだ!)

 

「ーーーー何も変わらんよ」

 

「ーーーーぇ?」

 

マカロフがカゲヤマの目をまっすぐ見て話し出した。

 

「弱い人間はいつまでたっても弱いまま。しかし弱さの全てが悪ではない。元々人間なんて弱い生き物じゃ。1人じゃ不安だからギルドがある、仲間が居る。強く生きる為に寄り添いあって歩いていく。不器用な者は人より多くの壁にぶち当たるし、遠回りするやもしれん。しかし、明日を信じて踏み出せばおのずと力が湧いて来る、強く生きようと笑っていける。・・・そんな笛に頼らずともな」

 

そして、笑った。

 

(ーーーーーあ)

 

もう限界だった。アミクの言葉によってヒビが入っていた心の壁が、マカロフの言葉によって完全に崩壊した。

 

(ーーーーそうだーー俺はただ、皆とーーー『鉄の森(アイゼンヴァルト)』で楽しく笑っていたかっただけだったんだ・・・!)

 

最初はギルドの居心地のいい雰囲気を味わっていたかったのだ。それがいつの間にか色あせ、暗くなり、淀んだ空気になった。皆、綺麗に笑わなくなった。本心で笑えなくなった。

ずっと正規ギルドが羨ましかった。あんなに輝く場所に居るのが自分だったら良かったのに、と思ってた。

 

「・・・参り・・・ました・・・!」

 

カゲヤマの目から涙がポタポタと落ちる。

 

(明日を信じて・・・やり直してみるか・・・)

 

久しぶりに本心で笑った気がした。

 

 

 

「「「マスター!!」」」

 

「じっちゃん!」

 

「おじいちゃん!」

 

「ぬおっ!お主ら、なぜ此処に!?」

 

それをみるや否やアミク達が飛び出す。マカロフがびっくりしていた。

 

「さすがです!今の言葉、胸が熱くなりました!」

 

「硬ーーーーー!?」

 

エルザがマカロフの頭を鎧に打ち付ける。やめてやれ。

 

「じっちゃんすげぇな!」

 

「そう思うのなら頭を叩くのはやめぇい!!」

 

「さすがだよ、敵わないなぁ・・・」

 

ナツがマカロフの頭をペチペチしている中、アミクもどこか悔しそうに言った。そしてブツブツと「やっぱりアイスじゃダメだったのかなぁ」と呟いている。いい加減そこから離れろ。

 

「何を言う。お前があそこまで言ってくれたから躊躇してくれたのだ。心に響かせる言葉ほど効果的なものはないからな」

 

エルザが涙目でこちらを見ているカゲヤマを見ながら言った。

 

そんなカゲヤマにアミクが近づく。

 

「な、なんだよ・・・?」

 

アミクはカゲヤマの前に立つと・・・。

 

「偉い偉い。よく踏み止まりました」

 

そう言ってカゲヤマの頭を撫でた。

 

「お、おい!いつまで子供扱いすんだよ!」

 

カゲヤマが顔を赤くして言うが、手を振り払わないところを見るに、嫌ではないらしい。いいのか、それで。お前より年下だぞ。

 

「出たな人たらし」

 

「何やってんだか」

 

「そういえば異名で『聖母』というものもあったな・・・」

 

エルザ達が呆れる。

 

「なんか、カゲちゃんって前に友達になった子供に似てるんだよね。素直じゃないところとか、ブー垂れて意地悪するところとか」

 

アミクにとっては闇ギルドも子供に見えるらしかった。ある意味大物だ。

 

「やってる規模ちげーだろそれ」

 

グレイがやれやれと言いたげに首を振る。妙に様になってて腹立つ。

 

 

「とにかく、今度こそ一件落着、なの」

 

「あい!」

 

マーチとハッピーが頷きあう。だが・・・・

 

 

 

 

ララバイにある髑髏の三つ目が怪しく光る。

 

『カカカ・・・どいつもこいつも根性のねぇ魔導士どもだ』

 

「笛が・・・喋った!?」

 

『もう我慢できん、ワシが自ら食らってやろう・・・貴様らの魂をなぁ!!』

 

 

急に辺りが黒い霧に覆われ、それが晴れるとーーーー

 

 

ララバイが巨大な怪物になっていた。

 

 

「デカーーーーーーッ!!!?」

 

「か、怪物だー!」

 

「こ、これは・・・!?」

 

「あらら、大変」

 

「・・・『ゼレフ書の悪魔』だ!本性を現しやがったな・・・」

 

ボブが顔を険しくし、ゴールドマインも苦々しげに言う。

 

「一体どうなってるの・・・?」

 

ルーシィが戸惑いの声をあげる。

 

「ララバイとはつまり、あの怪物そのものの事を言うのさ・・・ララバイ・・・『生きた魔法』、それが『ゼレフ書の悪魔』さ」

 

ゴールドマインが答える。

 

「ゼレフだと!?確か大昔の・・・」

 

「黒魔導士ゼレフ、魔法界歴史上最も凶悪だった魔導士、って言われてる・・・だったよね?」

 

「ええ。でもその何百前の負の遺産がこんな時代に現れるなんて・・・」

 

グレイとアミクの言葉にボブが冷や汗を流しながら言った。

 

 

『さぁて、どの魂から頂こうか・・・』

 

ララバイが顔を近付けた。そのララバイの前にアミクが立つ。

 

『なんだ小娘?貴様が最初に食われたいのか?』

 

ララバイが見下したように笑うが、アミクはララバイを睨みつけたまま言い放つ。

 

「・・・お前みたいな奴は音楽の、いや芸術の敵だ。だからここで滅ぼす」

 

急に人が変わったようになるアミク。すぐに、いつものアミクに戻ったが、ララバイは目を少しだけ見開いていた。

 

『ほう・・・!面白い!滅ぼすとな!やれるものならやってみるがいい!見せしめだ、まずはお前から食べてやる!』

 

ララバイは面白そうに言うと息を吸い込み始めた。周りの命あるもの、花や木などの植物が枯れてゆく。

 

「まずいぞ!『呪歌(ララバイ)』を発動させるつもりだ!」

 

「ワシらも巻き込まれるぞ!?」

 

「おい、あの子死ぬぞ!?」

 

他のギルドマスター達が慌てた。だが、マカロフは余裕そうににやり、と笑う。

 

そして

 

 

おぞましい音色が流れ始めた。ララバイから流れるその旋律は木や花を枯れ散らてゆく。そしてそれがアミクに届きーーーーー

 

 

パクッ

 

 

『は?』

 

シュルルルルルルル!

 

 

少女が何か咥える動作をしたかと思うと一気に吸い込み始めた。ララバイは気付く。流れていた死の音色が一点に収束されていることに。

 

「ーーーーーぱふ、うぅええ、パンチ強烈すぎぃ、ムカムカする味だなぁ・・・」

 

アミクが口を手で扇ぎながら言った。

 

『な、なななななな!!なにぃーーーーーーーー!!!?』

 

ララバイはめっちゃびっくりした。そりゃあもう人生で一番びっくりした。

 

『ま、まさか!!食べたのか!!『呪歌(ララバイ)』を!!?』

 

 

 

 

 

「な、なんだ?なにも聞こえないぞ?」

 

「どうなってるんだ?」

 

一方、アミクが音色を全て食べたためにマスター達には音が届かず、皆無事だった。

 

「あの子がやったのか!?」

 

「一体なにをしたんだ!」

 

「なっはっはっは!!すげぇだろアミクは!」

 

なぜかナツが得意げに笑う。

 

「アミクにしたら聞いたら死ぬって言われる『呪歌(ララバイ)』も食べ物なんだね」

 

「音の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)、様々、なの」

 

ハッピーとマーチも続いて言った。

 

「よし、私達も行くぞ!」

 

「「おう!」」

 

エルザとグレイ、そしてナツが動き出す。

 

「換装!」

 

まずはエルザが黒い翼の生えた鎧を纏い、ララバイに近づく。

 

「はぁっ!」

 

『ぬおっ!?』

 

エルザに足を斬られ、ララバイは体制を崩す。

 

「おお、あれは『黒羽の鎧』!」

 

「対象の攻撃力を増大させるあの!」

 

「それになんだあの換装のスピードは!?」

 

「あれが『妖精女王(ティターニア)』、エルザ・スカーレットの『騎士(ザ・ナイト)』か!」

 

「まだまだ! 火竜の・・・」

 

倒れたララバイの顔に飛びかかりながら右手に炎を纏うナツ。

 

「鉄拳!」

 

『うおっ!?』

 

ナツに殴られララバイが後退する。

 

「拳であの巨体を!?」

 

「本当に魔導士か!?」

 

『調子に・・・乗るな!!』

 

ララバイの口に光が集まり、ビームがナツに向かって放たれる。

 

『消えろ!』

 

「おっと!」

 

咄嗟に避けたが、ビームはマスター達の方に向かった。

 

「こっちに来る!?」

 

そんな中、ギルドマスターやルーシィ達の前にグレイが立つ。光線が爆ぜ、砂埃が舞う。砂埃が晴れるとそこには無傷のギルドマスター達とルーシィ達、そして氷の盾を造形し防いだグレイの姿があった。

 

「アイスメイク・・・『(シールド)』!」

 

「おお! 氷の造形魔道士か!?」

 

「造形魔法?」

 

「魔力に形を与える魔法、なの。・・・そして、形を奪う魔法でもある、の」

 

マーチがルーシィに説明した。

 

 

「味は凄かったけど・・・食べたら力が湧いてきた!」

 

アミクがララバイの腹に接近した。そして思いっきり蹴飛ばす。

 

「『音竜の旋律』!!」

 

『グハァッ!!』

 

威力の上がった蹴りを受けたララバイが大きく吹っ飛んだ。

 

「蹴り飛ばしたじゃと!?」

 

「あの身体のどこにそんな力が!!?」

 

「待て、もしかしてあの少年と少女・・・『双竜』か!?」

 

「あの2人組の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)!?」

 

さっきから驚きの連続であるマスター達。

 

 

『貴様らぁ・・・次から次へと・・・おのれええええええええ!!!』

 

ララバイが怒り狂った。まさか、人間達にこんないいようにやられるとは思ってなかったのだろう。

 

「はぁっ!!

 

『グアアアア!!!』

 

エルザがララバイの手を切り落とす。

 

「今だ、お前達!」

 

「火竜の・・・」

 

「アイスメイク・・・」

 

「音竜の・・・」

 

エルザの声を合図に三人がララバイに飛びかかった。

 

「煌炎!!」

 

槍騎士(ランス)!!」

 

交声曲(カンタータ)!!」

 

ナツは両手の炎を合わせて攻撃し、グレイは氷の槍を当てて抉り、アミクもナツ同様、両手の音を合わせてララバイに叩きつける。

 

『ば、か、なああああああああ!!!』

 

すると巨大な衝撃波が発生し、ララバイを跡形もなく消しとばした。

 

 

 

それを見届けるとマカロフが高笑いをあげる。

 

「かーかっかっかっ!!どーじゃ!!凄いじゃろー!!」

 

「凄い・・・これが、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の最強チーム・・・!」

 

ルーシィも声を出す。

 

「まさかゼレフ書の悪魔をこうもあっさりとは!」

 

「凄いぞ、妖精の尻尾(フェアリーテイル)!」

 

他のマスター達も褒め称えた。

 

「・・・俺達はとんでもないものにケンカ売ってたんだな・・・」

 

カゲヤマも呆然とアミク達を見た。

 

「見たかこれが俺達『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』だぁ!だーはっはっは!!」

 

ナツも高笑いを上げた。

 

「いやあ、妖精の尻尾(フェアリーテイル)には借りができちまったなぁ・・・」

 

「なんのなんのー! ふっひゃひゃひゃひゃ・・・ひ・・・は!?」

 

「まだ味が残ってる気がする・・・あれ?」

 

 

マカロフが急に固まったのでアミク達もそちらを見ると・・・

 

『あ』

 

そこにはアミク達の攻撃によって瓦礫と化した定例会場があった。

 

「ぬわあああっ! 定例会の会場が粉々に!?」

 

マカロフはショックのあまり呆然とした。

 

他のマスター達はゆっくりとこちらを向いた。目が笑っていない。

 

『捕まえろー!』

 

「わああああん!!ごめんなさあああああい!!!」

 

「よーし、任しとけ!」

 

「おめぇも捕まる側だ!!」

 

「マスター、申し訳ありません・・・・」

 

「いいんじゃ、もう呼ばれないだろうし・・・」

 

「もー!なんでこうなるのーーーー!!?」

 

「あいー!」「なのー!」

 

皆で逃げる中、アミクは泣きながら先頭を走っていった。

 

 

「ハハッ・・・やっぱり楽しそうだなぁ、妖精の尻尾(フェアリーテイル)・・・」

 

カゲヤマはそんなアミク達を見て笑った。その顔はとても晴れやかなものだった。

 

 




はい、鉄の森とララバイ終わりー。今回のは特にやりたかったシーンです。
次回からはガーナ島編が始まるけど主人公どう動かそう・・・?とりあえずトビーとぶつけてみる?

カンタータ・・・交声曲。伴奏つきの声楽曲。

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