妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

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コーヒーがウメェ!!


ウォーロッド・シーケン

ギルドに笑い声が響いていた。笑いの中心にはムスッとした表情をしているナツとグレイがいる。

 

「もうコイツとは仕事行かね」

 

「こっちから願い下げだバカヤロウ」

 

互いに目も合わせようとしない。

 

「仕方ねえな2人とも」

 

「ガキじゃあるまいし」

 

そんな二人を笑うメンバー達。一方、少し離れた所では。

 

「ごめんね、ごめんね…やりすぎちゃったよぉ…」

 

カウンターに突っ伏して落ち込んでいるアミク。ラクサスがそれを慰めるようにポンポンと頭を撫でている。その優しさが染みる。

 

「アミク姉もそんなに落ち込むことないでしょ。ナツ兄達の自業自得なんだから」

 

「でもね…あそこまでする必要はなかったと思うの。顔があんなになるまでやらなくても…!」

 

「逆に気になるな。どんだけ酷かったんだよ」

 

アミクにフルボッコのボコボコにされた二人。現在はアミクに治療されており傷もないが、治療される前はそりゃあもう酷い惨状だったと記述しておこう。

 

「そしてちゃっかり貰えるもんは貰ってるんだよなぁ」

 

「ブロッコリーに罪はないから。モグモグ」

 

ナツ達からお詫びとして買って貰った大量のブロッコリーを頬張る少女。ほっぺたに詰め込んでいるのでハムスターみたいだと、ラクサスは思った。口には出さないが。

 

カウンターに座っているマカロフも呆れているようだ。

 

「まったくあの二人は…たかがモンスター退治ですらまともにやれんのか」

 

「ま、元気が有り余ってんだろ。ジジィを見習ってんじゃねえか?」

 

「元気なのは良いことだよ。結局二人とも無事だったわけだし、よかったよかった」

 

アミクが無事にしなかったけど。それは置いといて。

 

ミラが紙束を持ってマカロフの元にやってくる。

 

「マスター、緊急の依頼書回ってきました」

 

「また?最近本当に多いねー」

 

大魔闘演舞以来、こういった依頼が増えたのだがちょっと過剰に増えすぎな気もする。

 

「みんな人気者になったからね」

 

「7年前でもここまでじゃなかった気がするんだけどなー。やっぱり優勝効果か…」

 

嬉しくはあるが、同時に面倒ごとも増えるのでなんとも言えない状況だ。

 

「ナツ、グレイ!またお前ら2人を指名の依頼書じゃ!」

 

「「またかよ!」」

 

依頼書を見ていたマカロフが二人に呼びかけると、彼らは声を荒げて立ち上がる。

 

「なるほどね、指名依頼のせいで二人で行く羽目になってるんだ」

 

しかしわざわざ仲の悪い二人を指名など、事情を知らないとは言え厄介なことをしてくれたものだ。

 

「もう、今度はケンカしないでね!しちゃっても遅くならないようにしてよ!」

 

「結構寛容!」

 

アミクが釘を刺すと二人は嫌そうな顔で互いを見た。

 

「む?むむむ…これは…!?」

 

依頼書をじっと見つめていたマカロフがもう一度穴が空くほど見て唸り、何かに気づいたようにハッとなった。

 

「何だよじっちゃん」

 

「オレはもうこいつとは行かねー」 

 

「オレも行かねー」

 

「さわんな」

 

早速ケンカしてる二人だが、マカロフが「いや…行かねばならん」と告げる。

 

「おじいちゃん?」

 

なんだかマカロフの様子がおかしい。ちょっと余裕がないような…。

 

「そして…絶対に粗相のないようにせよ…」

 

「何?まさか王族から依頼とか?」

 

アミクがチラッとマカロフの持っている依頼書を覗き見ると、依頼者の名前が目の入る。

 

「…ウォーロッド・シーケン?」

 

「…彼は聖十大魔道序列4位、イシュガルの四天王と呼ばれる方々の1人じゃ」

 

「聖十大魔道!?」

 

ギルドが騒めき出した。聖十大魔道と言えばマカロフやジュラも持っている称号だ。しかも4位などトップに君臨する地位ではないか。

 

「そんな人が…なんでナツとグレイを…」

 

アミクはまたもやただ事にはならない予感を感じ取っていた。

 

 

 

 

「のどかな所ですねー」

 

「はぁー、自然豊かな場所はいいね。乗り物酔いも治してくれる…」

 

汽車に乗って途中からは徒歩で依頼者の元に向かうアミク達。

 

「何かピクニックみたいで楽しいよね」

 

「人の死体が転がっていても気にならなそうなの」「それは気にしてよ!?」

 

「そうね…アレがなければね」

 

シャルル達がそっと後ろに視線をやると…。

 

「オレの肉食っただろォ!」

 

「テメェのモンなんか食うかよ!」

 

「てか服着ろよ!」

 

「髪の色が目に痛ェ!なんとかしろよ!」

 

いつも通りに、ナツとグレイの喧嘩が繰り広げられていた。

 

「こんなんじゃ先が思いやられるなぁ…これから会うのはとても偉い人なんだからね?せめてその人の前じゃ大人しくしててよ」

 

アミクはそう苦言したものの、ナツやグレイが偉い人相手に畏る場面など見たことなかったので言っても無駄、というか今更かもしれなかった。

 

「まぁ…とにかく問題さえ起こさなきゃいいや」

 

「ハードル下がってるわよ…」

 

「下げざるを得ないんだよ…」

 

ルーシィと顔を合わせてはぁ、と溜息を着く。ナツとグレイはムスッとした表情で納得してなさそうだった。

 

「でも聖十大魔道の4位か…おじいちゃんやジュラさんよりも上ってことだよね」

 

「そうだ。聖十大魔道の中でも序列上位の4人はイシュガルの四天王と呼ばれる大魔導士だ」

 

「四天王!!かっこいい…」

 

「四皇とかの方が良いと思うの」

 

「マーチ、それは色々とまずいから…」

 

「ちょっと緊張してきたかも…」

 

確かにそこまでの魔導士に会うとなると少し気が引き締まる。一体どのような人物なのだろうか。

 

「イシュガル?」

 

「この大陸の昔の名前だって」

 

歴史書にそう書いてあったのを読んだことがある。今ではあまり聞かないかもしれないが、昔の名残でそう呼ばれているらしい。

 

「そんなすごい人が、あんな問題児達を指名するのは人選ミスとしか思えないの」

 

辛辣なマーチだがその問題児達はまたまた喧嘩をおっぱじめていた。

 

「テメェなんかエルザに食われちまえ!!」

 

「テメェこそエルザのクソにまみれてろよ!!」

 

「今…私がディスられているのか」

 

エルザが流石に傷ついたような顔になった。

 

「んだとぉ!?ついでにアミクに潰されて全身ブロッコリーみたいに緑になっちまえ!!」

 

「アミクの屁に当たってブロッコリーの匂いが取れなくなっちまえよ!!うわ、クセェぞテメェ!!」

 

「あれ!?私にまで流れ弾!?」

 

地味に巻き込まれてしまったアミクであった。

 

「あ!見てください、あそこに家があります」

 

しばらくするとウェンディが丘の上を指差す。そこには木を生やしている一軒の家がポツンと建っていた。

 

「やっと着いた…」

 

「あれが4位の家なの」

 

「失礼すぎる!?ウォーロックさんでしょ」

 

「惜しい!」

 

早速名前をうろ覚えなアミクであった。

 

「ボロいな!」「ボロいね!」

 

「ナツ達が言う?」

 

ナツ達の家も似たようなものなのに。

 

 

 

家にたどり着いたアミク達は早速ドアを開けて中に入った。

 

 

「失礼しまーす!魔導士ギルド、『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』から来ました!」

 

アミクが呼びかけても返事はない。家の中を見回してみると、あちこちに植物が生えているのが分かった。

 

「あのー誰かいませんかー…?」

 

「しー…」

 

もう一度アミクが呼びかけると、目の前から声が聞こえた。すぐ目の前にいたのか。

 

「静かに」

 

ピシャリと言われて全員思わず黙ってしまう。目の前にいる人物はジョウロを持って植物に水を注ぎながら厳かに言った。

 

「草木は静寂を好む。理解したならその忌々しい口を閉じよ」

 

(あれ、そうなの?)

 

むしろアミクが知っているのは逆に話なのだが。でも一応口を塞いで静かにしておいた。

どうも、この人は気難しい性格のようである。

 

「────なんてな」

 

だが、すぐにそんな茶目っ気ありそうな声が聞こえた直後、家の中に日光が差し込んできた。

 

「うわ!」

 

そして周りの植物達があっという間に成長し、花を咲かせた。

 

「冗談じゃよ冗談!草木も花も人間の声は大好きなんじゃ!わはははははっ!!」

 

陽気な笑い声。それは目の前の人物から発せられたものだ。その人物は…。

 

「木!?」

 

「なんだこのじっちゃん?」

 

「本当にスゲー奴なのか?」

 

頭部が木のようになっている老人?だった。見た目からして変人である。

アミクは「やっぱりね」と納得したように頷いていた。

 

「植物は歌を好むはずだもん。静かな方が好きだなんて聞いたことがないよ」

 

「おおっと、植物に詳しい者がいたのか。こりゃあ一本取られたわい」

 

何がおかしいのか「わははははは!!」と大きな声で笑う。植物に詳しいっていうか…音関連で知っただけなのだが。

 

「いやぁよく来てくれたねぇ、『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』の魔導士たちよ。ナツ君とグレイ君と言うのはどちらかね? 」

 

ナツとグレイが一歩前に出る。木の老人は驚いたように叫んだ。

 

「ややっ!予想よりネコっぽいな!」

 

「いや…あのそっちじゃないんですけど…」

 

彼はマーチ達を抱き上げて目を丸くしていたが「冗談じゃよ冗談!!わははははっ!!」とまた笑い出した。

 

「よ、陽気な人だね…」

 

「う、うむ…」

 

「脳みそまで植物になったかのようなの」

 

彼の言動に圧倒されるアミク達。あのナツとグレイさえもタジタジだ。

 

木の老人はよっぽど面白かったのか笑いが収まらない。そして「おおっと、喉が渇いた」と言ってジョウロの水をそのまま自分の口に注ぎ込んでしまった。

一体なんなんだこのテンションのおかしい人(?)は。

 

「と、とにかく!おじいさんがウォーレンさんですか…?」

 

「それうちのギルドにもいる名前だから!!」

 

「いかにも。ワッシこそがウォーレンじゃ」

 

「乗った!?ノリがいい!!」

 

「というのは冗談じゃ」

 

「でしょうね!!」

 

意外とアミクと相性がいいのではなかろうか、この老人。ツッコミ疲れたルーシィは「そ、それで…ウォーロッドさんご本人なのは間違いなんですよね?」と問う。

 

「残念ながら違う」

 

『ええええええ!!!?』

 

「冗談じゃ」

 

全員一斉に脱力した。

 

「疲れるじいさんだ」

 

「ちげぇねえ」

 

珍しく、グレイとナツの思いが一致した瞬間だった。

 

 

 

 

「ワッシは引退してからずっと砂漠の緑化活動を続けてきた」

 

簡単に自己紹介したアミク達は、外に場所を移して紅茶を嗜みながらウォーロッドの話を聞く。中々良い味の紅茶だ、ナチュラル味を感じる。

 

「引退…ということは以前はギルドに?」

 

「はっはっは、いいギルドじゃったよ」

 

懐かしげに笑うウォーロッド。彼は話を続ける。

 

「ワッシの『緑の魔法』をもって砂漠の広がりを食い止める。慈善活動と言えば聞こえはいいが、実はただの趣味じゃ」

 

趣味だとしても環境のためになっているのは違いない、とアミクは思う。

 

「そんな訳で何年もあちこちの砂漠を旅しておるのだがね、この前奇妙な村を見つけてのう。文献によればそこは『太陽の村』。永遠に燃え続ける炎を守護神とし、信仰していた村だった」

 

「永遠に燃え続ける炎?」

 

炎というワードに反応したのかナツが反芻する。

 

「そう…だがその村は凍りついていた」

 

今度はグレイが反応してピクッと顔を上げた。

 

「天災なのか人災なのか、人も動物も植物も…建物も川も…村を守護する永遠の炎さえも凍りついていた」

 

「炎が凍る!?そんな不思議現象が起こるなんてなの…」

 

常識的には炎が凍るなどあり得ないはずなのだが…。冷たい炎なんてのもあるくらいだ。ない話ではないだろう。

 

「その村で何があったかはわからん。だが…氷の中で村人は生きておった」

 

「氷の中で生きてるなんて…」

 

「どういう事なの?」

 

「封印みたいなものかもしれないの」

 

普通は人は氷の中で長く生きられない。その氷が特殊なのだろうか。

アミクはその話を聞いて似たような人がこの前まで側に居たことを思い出した。氷となっても生きていた彼女のことを…。

 

「生きた村人が凍りついている。放ってはおけん、その村を救ってほしい。それがワッシの依頼じゃ」

 

「任せてください!」

 

「はっや!!」

 

アミクが即座に返事した。というか依頼を受けた本人ですらないのだが。

すぐその後、ナツも同意するようにテーブルに乗ってダン!と足を踏み鳴らした。

 

「それなら簡単だ!オレの炎で全部の氷溶かしてやる!!」

 

「ナツ、テーブルに足乗っけないで」

 

「…あい」

 

謎の従順さでナツがそそくさと降りると、布巾でナツが足を置いた箇所を拭くアミク。

 

「…そーゆー事なら、オレは必要ねーだろ」

 

グレイの言うことも最もだろう。彼の魔法はは氷を生み出すもので他の氷を消せるわけではない。

 

「いや…あれはただの氷ではない。君の力も必ず必要になる」

 

断言するウォーロッドに怪訝な表情になるグレイ。

 

「あの、失礼ですけどウォーロッドさん程の魔導士なら自分で解決できるのでは…?」

 

気になってアミクが問うと、ウォーロッドは「君たちは何か勘違いをしているかもしれんな」と言って語り始めた。

 

「聖十大魔道といえど万能ではない。評議院が勝手に定めた10人にすぎん」

 

ウォーロッド自身はあまり聖十大魔道という称号に興味がないように見える。

 

「この大陸(イシュガル)にはワッシ以上の魔導士は山ほどいるし、大陸(イシュガル)を出たらそれはもうワッシなどとても小さな存在。現にワッシは攻撃用の魔法はほとんど知らぬ。若者と武力で争っても勝てる自信もない」

 

つまり聖十大魔道だからと言って全てを解決できるわけではないということなのだろう。聖十大魔道も強力な魔導士であるだけで神様ではないのだ。

 

「誰にも得意不得意はある。それを補い合えるのが仲間────ひいてはギルドであろう」

 

アミク達は顔を見合わせる。彼のいう通りだ。自分一人では無理でも仲間がいればなんでもできる。

たとえどんなに仲が悪くてもそれは変わらない。

 

「おっしゃる通りです」

 

エルザが微笑んで同意する。

 

「その依頼、引き受けた!!」

 

「おう!」

 

ナツとグレイが拳を打ち合わせる。

 

「あたしたちに任せてください!!」

 

「頑張ります!!」

 

ルーシィとウェンディもやる気のようだ。

 

「大木に乗ったつもりでいてくださいね!」

 

アミクも元気よくそう告げるとウォーロッドは満足そうに「わははははは!」と笑った。

 

「良い例えだ。君、ジョークのセンスがあるな」

 

「うーん、嬉しいような嬉しくないような…」

 

そっち方面で認められるのはちょっと複雑である。

 

「それで、その村はどこにあるんですか?」

 

「ここから2000キロほど南じゃ」

 

「遠いなぁ…うーん一匹二人ずつ運べばいけるかな?」

 

アミクがマーチ達に目で訴えかけると彼らは当然反発する。

 

「えええーーー!?」「私達を殺す気!?」「人型だと…いけるかもなの」「前向きに検討してる!?」

 

「冗談だよ」

 

そう告げたらげんなりした顔をされた。やっぱりアミクはウォーロッドと気が合うのかもしれない。

 

「なーに、移動くらいは手伝ってやろう。そこに集まって、荷物も忘れんようにな」

 

「なんだろう?」

 

「乗り物でも持ってるのかしら」

 

「の、乗り物かぁ…」

 

「俺…歩いて行くわ」

 

乗り物と聞いて辟易するアミクとナツ。エルザがそんな二人を「いいからそっちへ集まれ」と引きずって行く。

 

そうして一箇所に集まるアミク達。

 

 

「回れ右!」

 

ウォーロッドの指示にみんなで一斉に右を向く。ハッピーだけ回れ左だぞ。あ、マーチが正した。

 

「…というのは冗談じゃ」

 

『おい!!』

 

これも、聖十大魔道クオリティなのだろうか…。

 

「頼んだぞ、『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』の若者達。君達なら己と向き合い、見つめ、立ち塞がる困難を乗り越えて行けるだろう」

 

ウォーロッドとアミク達の立つ地面から眩い光が発せられる。そして地面が盛り上がり、中から巨大な芽が出てきた。その芽はどんどん大きく成長してピンク色の葉を────桜を大量に咲かせた。

 

「わわ、木が…」

 

その桜の木は葉っぱにアミク達を乗せてぐんぐん急成長していく。すごい勢いで南の方へと、伸びていく。

 

「すごいすごい!!生きてるみたい!!しかも速い!!」

 

「展開が読めたの!これ後で切り倒して巨人をやっつけるヤツなの!!」

 

「これ別に豆の木じゃないでしょ!」

 

しかし桜の木に乗って移動するとは。桜、というのもポイント高い。桃色の葉がアミク達の周りを舞い散っていく光景は幻想的ですらあった。

 

「って、これじゃ大木に乗ってるの私達じゃーん!!」

 

「あのデクの木爺さんのジョーク返しかもしれないの」

 

初めての経験に盛り上がるアミク達。そんな中、エルザはフッと微笑む。

 

「謙遜されてはいるが…やはりたいしたお方だ。大自然を操る魔法とは…」

 

いくら本人が卑下しようが、強力な魔法を使いこなす彼は間違いなく強大な魔導士だ。イシュガル四天王と呼ばれるのも納得がいくほどの。

 

 

 

 

「メイビス────あなたの想いは、若者たちに受け継がれておりますぞ」

 

遠くでウォーロッドがそうつぶやいていたのは流石のアミクも聞こえていなかった。

 

 




寿司が食べたいです。
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