妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

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アミクの技名は音楽用語や楽曲の名前を使ってます。




ルーシィ・ハートフィリア

アミク達は無事、『幽鬼の支配者(ファントムロード)』からルーシィを連れて

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)』に帰って来ていた。

 

それから数時間・・・。

 

 

 

 

「はい、これで大丈夫」

 

「ああ、すまないな・・・」

 

怪我人に治癒を掛け終わったアミクはルーシィの所に向かう。

 

そこではルーシィが未だに暗い顔をしていた。

 

 

 

大体の事情はルーシィから聞いていた。

 

ルーシィのフルネームはルーシィ・ハートフィリア。

 

超大金持ちの資産家であるハートフィリア財閥の令嬢だと言う。ルーシィは家出をしていて、

 

今回ファントムが襲ってきたのはルーシィの父親がファントムにルーシィを連れてくるように依頼したかららしい。

 

それで彼女は責任を感じてしまっているのだ。

 

 

 

「・・・どーした?まだ不安か?」

 

グレイがルーシィに話しかける。

その言葉に首を横に振るルーシィ。

 

「ううん・・・そうじゃないんだ・・なんか、ごめん・・・」

 

そう謝り、1度は顔を上げたルーシィだが再び俯いてしまう。

 

「しっかしまさか・・・ルーシィがお嬢様だったとはなぁ」

 

「オイラもびっくりしたよ。どうして隠してたの?」

 

「お嬢様なんて滅多にないステータス、なの」

 

『それもハートフィリア財閥とはね・・・。

 西の国にそういう名の鉄道会社があるって聞いたことはあったんだ。

 結構大物じゃないか』

 

 

 

ナツとハッピー、マーチの言葉にルーシィは苦しげな表情で笑う(当然ウルの声はアミク以外には聞こえていないのでスルー)。

 

「隠してたわけじゃないんだ・・・けど、家出中だし、言う気になれなくて・・・ごめん、

 迷惑かけて・・・ほんと、ごめんね・・・」

 

 

 

 

さっきから謝りっぱなしだ。アミクはそんなルーシィに一歩近づく。

 

「ルーシィ・・・」

 

 

「アミク・・・ごめんね・・・あたしが家に帰れば済む話なんだよね・・・

 そうすれば皆にも迷惑かけな――――」

 

「ちぇりおー!!」

 

 

バチーン!

 

「きゃうん!?」

 

アミクはルーシィの両頬を挟むように叩いた。

 

 

 

「なぁ、ちぇりおってなんだ?」

 

「東和にある掛け声だとか・・・いや、ってか多分、

 『ちぇすと』だと思うぜ・・・」

 

 

外野がうるさい。

 

 

「このアホンダラ、ばがのこと言ってんじゃねぇで・・・」

 

「え!?え!?何!?頭打った!?」

 

「おっと、ん”ん”!いやねールーシィ馬鹿だなーって」

 

「え・・・」

 

まさか馬鹿と言われるとは思わず、ルーシィは唖然となる。

 

と、今度はアミクが覆いかぶさってきた。

 

抱きしめられたのだ。

 

「誰もルーシィが悪いだなんて思ってないよ。

 そもそもこんなの迷惑のうちにも入らないって!

 むしろ他の連中が仕出かしてきた問題の方がよっぽど厄介だからね!」

 

「なの」

 

アミクが言うと周りの者たちも賛同するように苦笑しながら頷く。

 

「アミクぅ・・・」

 

「ルーシィはこの汚ぇ酒場で笑ってる方が似合ってるぜ?」

 

「あい!」

 

今度はナツが笑みを見せる。

 

「ナツ・・・」

 

「もし、そんなこと言う奴がいたらぶっ飛ばしてやる、の・・・

 

 アミクが」

 

 

「えぇー!?そこで他人任せ!?」

 

 

マーチとハッピーの漫才に思わず笑みが零れた。

 

急に頭を撫でてくる感触が伝わった。

 

 

ナツだ。

 

「ここにいてぇんだろ?ルーシィ。

 戻りたくない場所に戻って何があんだよ?

 お前は『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』のルーシィだろ?」

 

「そうそう!ルーシィが居たい所に居ればいいんだよ。

 少なくともここは君を受け入れてくれる。

 

 

 君の帰る場所は『妖精の尻尾(ここ)』だよ」

 

 

ナツとアミク、二人の言葉によりルーシィはまた泣いてしまった。

 

だが、その涙はルーシィの冷えていた心を溶かしていくようにも見えた。

 

 

 

 

 

 

ミラは今、この場にいないラクサスに助太刀してもらえるよう頼むため、通信用魔水晶(ラクリマ)の前にいる。

 

通信用魔水晶(ラクリマ)とは遠く離れた相手と会話をするための魔水晶であり、基本的に大きな水晶が使われている。

余談だが、最近小型化が進んでいるらしい。

 

直ぐ近くではカナがカードを使った占いでミストガンの居場所を探しているが、雲行きは怪しいようだ。

 

 

ラクサスとミストガンは『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』におけるS級魔導士である。

 

そんな2人が帰ってきてくれれば、マカロフがやられてしまって危機的状況にある『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』の戦力が増強するのだが。

 

「~~~ダメ!ミストガンの居場所は分からない!」

 

「そう・・・残念ね・・・」

 

ミストガンはいつも放浪しておりどこにいるか分からない。

たまにギルドに来ても皆眠らせてしまうため他人との関わりを避けていることが分かる。

 

なので、だれも行方を知らず、占いで居場所を探ろうにも効果は無く

ミストガンに関してはお手上げだった。

 

「ルーシィが目的だとすると奴等はまた攻めて来るよ。怪我人も多いし・・・マズイわね」

 

「マスターは重傷、ミストガンは行方が分からない・・・頼れるのはあなただけなのよ・・・ラクサス」

 

ミラは魔水晶(ラクリマ)に映し出されている金髪の青年――――ラクサスに話しかけた。

 

 

『あ?』

 

 

「お願い・・・戻ってきて、妖精の尻尾のピンチなの」

 

 

 

ミラは悲壮な表情をしながらラクサスに頼む。

 

しかし、ラクサスはそんなミラに対して嘲笑うかのような顔をした。

 

 

『あのクソじじぃもざまぁねぇなァ!ははは!

 

 オレには関係ねぇ話だ、勝手にやっててちょうだいよ』

 

 

 

「・・・!ラクサス!!あんた!!」

 

あまりの言いようにカナが立ち上がりながら怒るが、ラクサスは意に返しておらず、ニヤニヤ笑っている。

 

 

『だってそうだろう?じじぃの始めた戦争をなんで俺達がケツ拭かなきゃなんねぇんだ』 

 

 

「ルーシィが・・・仲間が狙われてるの・・・」

 

 

『あ?誰だそいつァ・・・あぁ、あの乳のデケぇ女か・・・

 

俺の女になるなら助けてやってもいいと伝えておけ!

 

それとじじぃにはさっさと引退してオレにマスターの座をよこせとなぁ!』

 

 

「あんたって人は・・・!」

 

 

「あれ?ラクサス?」

 

タイミングがいいのか悪いのか、アミクがやってくる。

 

 

「アミク・・・」

 

 

『けっ、何だよアミク。お前もオレに戦えって言うんじゃねぇだろうな!』

 

 

「んー、できれば一緒に戦ってほしいけど・・・ダメかな?」

 

 

『さっきの話聞いてなかったか?・・・それとも

 

 お前があのルーシィとやらの代わりに俺の女になるってか?

 

 オレはそれでもいいぜ』

 

 

「・・・」

 

 

『つーかよ、『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』の一員だからって無理矢理

 戦わせようとするのはどうかと思うぜ。

 家族家族言いながらその家族を死地に送らせるたぁ、家族ってのは厄介な鎖だな』

 

嘲るように言うラクサス。

 

それを聞いたアミクは少し悲しそうな顔をしながらラクサスを見るとツインテールを一撫でした。

 

「・・・別に戦いを強制しているわけじゃない。

 命を落とすかもしれないんだから、怖くても当たり前だよ。

 

 ・・・でもね、皆逃げないんだ。

 守りたいから。

 怖くても勇気を出して、

 弱くても自分なりの戦いで――――

 家族を、ギルドを守ろうとしているんだよ」

 

 

『・・・結局鎖じゃねぁか』

 

「ううん、鎖なんかじゃない。絆の証だよ」

 

だから――――とアミクはラクサスの目を見た。

 

「守れる力があるラクサスには一緒に戦ってほしいんだ。

 

 ――――家族として」

 

アミクの言葉にラクサスは黙った。

 

ミラとカナは説得に成功したか、と期待したが――――。

 

 

『――――だったら、もうちょっと誠意見せろよ。

 人にものを頼む時はそれなりの誠意ってもんがあるだろ?

 ほら、アミク。脱いでみろよ。そうすれば考えてやらないこともな―――――』

 

パリィン!

 

 

ミラはとうとう怒りの感情のまま魔水晶(ラクリマ)を壊してしまった。

 

「信じらんない・・・こんな人が、本当に妖精の尻尾の一員なの・・・?」

 

「ミラ・・・ってアミク!?アンタなに本当に脱ごうとしてるのよ!?」

 

「え?誠意見せろって・・・」

 

「ここで天然発揮しなくてもいいから!」

 

カナは上着を脱ごうとするアミクを必死に止める。

 

そもそももう魔水晶(ラクリマ)には何も映っていないので脱いだところで

無意味である。

 

 

「――――こうなったら私も戦う!」

 

「え!?」

 

「な!?何言ってんのよ!!」

 

アミクとカナは驚いてミラを見る。

 

「元々、私がギルドにいながらルーシィを攫われちゃったのが悪いの・・・」

 

「それは・・・違うよ」

 

「そうよ、それに今のアンタじゃ足手まといになる。

 たとえ、元・S級魔導士でもね」

 

 

アミクとカナに止められ、ミラは悔しげに俯いた。

 

ミラの内心はアミクにも察せる。昔だったら・・・とでも思ってるに違いない。

 

だから、アミクは優しくミラに話しかけた。

 

 

「ミラさん・・・大丈夫。ミラさんがいるだけでも皆の力になってるよ。

 私達はあの酒場でミラさんが笑顔で待ってる、って思うと力が湧いてくるんだ。

 だから、いつものように待ってて欲しいな」

 

ミラはそれを聞いて涙を溜めながらも頷いた。そして、アミクの頭を撫でる。

 

「ええ・・・待ってるから・・・無事に帰って来てね?」

 

「・・・うん!」

 

そんな二人を微笑ましそうに見ていたカナ。

 

その時――――

 

 

「―――――!」

 

アミクがビクッと反応した。

 

「どうしたの!?」

 

「――――く、来る!何か大きいのが来る!!」

 

「―――!!」

 

アミクの警告にミラとカナは驚くとすぐに皆に知らせに行った。

 

アミクは一足先に外に出る。すると――――

 

 

 

「うわ・・・嘘でしょ」

 

 

まだ近くまでは来ていないが、海の向こうから巨大なものが歩行してくるのが見えた。

 

 

 

「なんだありゃあああああ!!?」

 

「デカ―――――っ!!」

 

ナツとハッピーも出てきて叫ぶ。

 

それから全員が外に出てくるまでそう時間はかからなかった。

 

 

その時には巨大な物の全貌が見えていた。

まるでお城のような建造物で、それがロボットになったかのようだった。

 

そして、見覚えのあるマークが――――。

 

「ファントム!!?」

 

「じゃあ、あれはギルドか!?」

 

「ギルドが歩いてきた、の!?」

 

「まさか、こんな方法で来る、なんて・・・」

 

アミクは呆然と近づいてくるファントムのギルドを見る。

 

そして、ファントムのギルドはこっちのギルドの前で止まった。

 

そして―――――

 

 

建物についていた砲身に魔力が集まっていくのを感じる。

 

 

「あ、あれは・・・魔導収束砲(ジュピター)か!?」

 

「そんな・・・!そんなの喰らったら・・・」

 

ギルドが壊れてしまう。

 

アミクは目の前が真っ暗になりそうだった。

 

 

その時。

 

 

「全員伏せろおおおおおおおおおお!!!」

 

 

エルザが叫び、皆の前に立ち塞がる。ギルドを、皆を守るかのように。

 

 

「エルザ!」

 

「ギルドはやらせん!!」

 

「まさか・・・エルザ!?あれを受け止める気か!?」

 

『さすがにあれを喰らったら無事では済まない・・・!』

 

アミクはウルの言葉を聴きエルザを止めようとする。

 

「エルザ!やめてよ!そんなことしたら貴方が―――」

 

「私がやらねば!誰がやると言うんだ!!」

 

エルザは超防御力を誇る『金剛の鎧』に換装した。

 

「アミク、下がれ。巻き込まれるぞ」

 

「・・・分かったよ、エルザ。

 

 でも、せめてもの手助けはさせてもらうから・・・!」

 

アミクは歌い出す。魔導収束砲(ジュピター)が発射されようとしているとき、その場には可憐な歌声が響いた。

 

「――――『防御力強歌(アンサンブル)』!!」

 

そして、付加術(エンチャント)をエルザに掛けた。

防御力を上げるものだ。

 

 

「――――助かる」

 

エルザはふ、と笑みを浮かべた瞬間。

 

 

──ドゴォォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

 

魔導収束砲(ジュピター)が発射された。

 

エルザはそれを全身で受け止める。

 

「エルザああああああああ!!!」

 

ナツが吠えた。

 

 

「う、ぐ・・・」

 

鎧が少しずつ剥がれ落ち、全身から激痛もするが、耐えれないほどではない。

 

 

アミクの付加術(エンチャント)のおかげだろう。

 

 

「ぐ、うううううう!!!」

 

それでも威力がとんでもない。エルザは少しずつ押されていった。

 

 

だが、ここで負けるわけにはいかない。

 

自分の後ろには守るべきギルドと家族がいるのだから・・・!

 

 

その想いが通じたのか魔導収束砲(ジュピター)に終わりが見えてきた。

 

(あ、ともう少し・・・!)

 

魔導収束砲(ジュピター)はだんだん細くなり、そしてとうとう撃ち終わった、と思った途端。

 

 

「ぐ、わあああああ!!!」

 

最後の最後で、耐えきれずにエルザは吹っ飛ばされた。

 

「「エルザああああああああああ!!!」」

 

アミクとナツは同時に飛びだした。

 

落ちてくるエルザをナツが受け止め、アミクが治療する。

 

「エルザ、エルザ!止めたんだよ、エルザが止めたんだ!ありがとう・・・!」

 

「ぐ、うう、そう、か・・・それは・・・よかっ、た」

 

鎧は砕け散ってこそいないがボロボロ、エルザ自身も意識が朦朧としている。

 

治療し終わってもすぐに戦いに出るのは危険だろう。

 

「エルザ!」

 

「エルザ、死なないで、なの!」

 

『まったく!『妖精の尻尾(ここ)』には無茶する奴しかいないのか!?』

 

グレイやマーチ達も駆け寄ってきた。

 

ルーシィは今にも泣きそうだ。

 

 

『・・・マカロフ・・・そしてエルザも戦闘不能』

 

突然、ファントムにあるスピーカーから聴き覚えのある声がした。

 

 

「この声って、変質者の・・・」

 

「ま、マスタージョゼだ!」

 

誰かが叫んでくれたのでアミクはやっと誰だか分かった。

 

『もう貴様らに、凱歌は上がらん・・・

 

ルーシィ・ハートフィリアを渡せ・・・今すぐだ』

 

「誰が渡すか!!」

 

「仲間を差し出すギルドがどこにある!?」

 

 

その言葉にルーシィは涙が止まらなくなりそうだった。

自分のためにそこまで・・・・。

 

「仲間を売るくらいなら、死んだ方がマシだぁっ!!」

 

「オレたちの答えは変わらねぇ!!お前らをぶっ潰してやる!!!」

 

エルザも息も絶え絶えに叫び、ナツも吠える。

 

 

これも自分が帰れば済むことなのだ。

 

これ以上皆が傷つくくらいなら・・・。

 

そう思い悩むルーシィの手をアミクがそっと掴んだ。

 

「アミク・・・」

 

ルーシィの不安そうな声にアミクは頷く。

 

そして、息を吸い込むと――――

 

 

「変質者セクハラ野郎に渡す家族は、うちにはいない!!!」

 

 

誰よりも大声で叫んだ。

 

 

「だからさっさと潰れろ!!!この万年引き籠りミミズ野郎!!!」

 

 

『・・・言いたいことは、それだけか・・・!』

 

明らかに怒りで震えている声だった。

 

ちょっと煽りすぎたかもしれない。

 

 

『ならば、特大の魔導収束砲(ジュピター)を喰らわせてやる!!

 発動までの15分・・・恐怖の中であがけ!』

 

ジョゼの怒り狂う声が響くと、幽鬼のギルドから大量の兵が出てきた。

 

 

 

『地獄を見ろ・・・妖精の尻尾・・・。

 

貴様らに残された選択肢は2つだ・・・

 

 

 

 

我が兵に殺されるか、魔導収束砲(ジュピター)で死ぬかだ!』

 

 

 

それっきり放送が流れることはなかった。

 

「・・・!ここで魔導収束砲(ジュピター)って・・・

 仲間ごとやるってこと!?」

 

「・・・あれは幽兵(シェイド)だ。

 ジョゼの魔法で造り出した兵さ」

 

 

つまり、遠慮なく魔導収束砲(ジュピター)を撃つってことだ。

 

 

「15分・・・。十分!ナツ!一緒に魔導収束砲(ジュピター)を壊そう!」

 

「おう!いくぞ、ハッピー、マーチ!!」

 

「あいさー!」「なの!」

 

 

アミクとナツは魔導収束砲(ジュピター)を壊す役目を名乗り、マーチとハッピーと共に

砲身に向かっていった。

 

 

その後を、グレイとエルフマンが追っていく。

 

「頼んだ・・・ぞ・・・二人、とも・・・」

 

砲身に向かう二人を見て、エルザは呟くと眠るように気絶した。

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)』と『幽鬼の支配者(ファントムロード)』の全面戦争

が始まる・・・。

 

 




うん、アミクがクサイことしか言わないのマジ草ww。

ちなみにちょっとした原作改変としてはエルザの鎧が粉々になってないのと傷があんまりないことぐらい?ぶっちゃけあってもなくてもいいやつやな。

換装待ってます。

間違えた、感想待ってます。

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