妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

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閑話二話目。

次からがBOF編です。


BEST FRIEND

アミクとマーチは朝からギルドに出向いていた。

 

 

「自分でやったことは自分で解決しなきゃね」

 

「真面目、なの」

 

昨日、アミクが暴れてしまったため壊れた窓ガラスやテーブルなどを直しにきたのだ。

 

「ルーシィはなんか息巻いてるみたいだし、綺麗にしとこうっと」

 

昨日の夜から妙なやる気を出していたルーシィ。

 

「明日の取材で有名になってやる!」と意気込んでいるのを聴いた。有名になってどうするのだろうか。

 

 

 

 

ルーシィより早めに出かけようとすると「ちょっと!せっかく可愛いんだからおめかししないなんてもったいないじゃない!どーせなら『美少女二人組』として有名になるわよ!」と引きとめられてしまった。

星霊であるキャンサーに髪を整えてもらったり可愛い服を着せてくれたりしたのだが・・・。

正直、着せ替え人形になった気分だった。そのせいで予定より少し遅れて家から出る羽目になったし。

 

「おはよう、アミク、マーチ」

 

「ミラさん、おはよう」

 

「はよー、なの」

 

ギルドの中に入るとテーブルを拭いているミラに会う。朝から熱心なことだ。

 

 

ミラ以外にもちらほら人がいた。仕事熱心な人か、暇な人か、あるいはルーシィのように取材を意識してる人か。

 

 

とりあえずアミクは割れてしまった窓に近付いた。

 

 

「ん”!ん”!」

 

軽く声の調子を整えると、歌い始めた。

 

 

「~♪『装飾曲(アラベスク)』」

 

 

装飾曲(アラベスク)』は壊れた物を直したり、汚い所を浄化したりできる歌だ。

 

あまりに壊れ方が酷いと修復できないが、割れた窓ガラスやちょっと損傷した程度のテーブルなどは問題ない。

 

窓ガラスに光が灯ったかと思うと、時間を巻き戻すかのように元に戻り始める。どんどん罅が無くなっていき、ついには綺麗な窓ガラスが現れた。

 

 

「よし!修復完了!」

 

『おおおおお――――!!』

 

なぜか見ていた人たちが拍手をしてきた。

 

「この調子でどんどんいこー!」

 

拳を上げて自分を鼓舞したのはいいが・・・。

 

「おっとっと・・・」

 

フラッとしてマーチに支えてもらった。

 

「大丈夫、なの?」

 

「うーん、なんかここ最近調子悪いんだよねー」

 

エ―テリオンを食べた影響だろうか。

 

「そこまで酷くないし、気にしなくてもいいよ・・・『装飾曲(アラベスク)』」

 

そう言いながらアミクはテーブルを修復した。

 

 

 

「ん?ガジルじゃん」

 

粗方修復し終えた後で、休憩していたアミクはテーブルに一人でポツンと座っているガジルを見かけた。

人のコミュニケーションは積極的に!というわけで早速話しかける。

 

「ガジちゃーん、ぼっちー?」

 

「アァ?んだテメェ」

 

ガジルが不機嫌そうに返答してきた。その悪人面でやられるとちょっと尻ごみする。

 

「一人で寂しそうだったから慈悲深い私が声をかけてあげたのです!」

 

「余計なお世話だって言わなくても分かるよな?」

 

おちゃらけたように言うアミクを睨むガジル。だが、ニヤッと笑いかけてきた。

 

「ギヒッ、あんま調子乗ってっとはりつけんぞ、『音竜(うたひめ)』さんよぉ」

 

「ふふん、やれるものならやってみなさいな」

 

即座に言い返すアミク。腕を組んで片目を瞑っている彼女にガジルに対しての不信感はない。

それを感じ取ったガジルは舌打ちして「イカれてるぜ」と呟いた。

ただ、アミクの肩に乗ってるマーチは警戒しているようだ。実際、ガジルの事を親の仇のように睨んでいる。

 

「・・・ネジを自分に打ち付けるなんて、ドМ、なの?」

 

違った、観察してただけだった。どこに注目してるのやら。

 

「ふざけたこと言ってんじゃねぇクソ猫!これはネジじゃねぇピアスだ!!」

 

「変わったピアスだねー」

 

「うるせぇ。どんなピアス付けようがオレの勝手だろーが」

 

アミク達が楽しそう(?)に会話している中、視線をビンビン感じる。

周りの人々は未だにガジルを警戒しているのかガジルを見る目が厳しい。

 

(時間が解決してくれる・・・と信じたいけど・・・)

 

ガジルの態度からして時間がかかりそうだ。

 

アミクはため息を吐きたくなるのを堪えてガジルと話す。

 

 

「ガジル・・・もうちょっと皆と仲良くした方がいいと思うよ?」

 

「・・・あ?なんでテメェなんかに心配されなきゃいけねぇんだよ。繰り返すが余計なお世話だ」

 

ガジルはそう言い捨てて立ちあがった。

 

「どこいくの?」

 

「どこ行こうが勝手だろ」

 

 

そのまま歩いてどこかに去ってしまった。

 

 

「むー感じ悪い、の」

 

「不器用なだけだと思うけど・・・」

 

 

アミクは困ったように笑うがこの時、まだ彼女は知らない。

 

 

自分の言葉が原因であの『惨劇』が起こるなんて・・・。

 

 

 

 

 

週刊ソーサラー。通称週ソラ。毎週水曜日発売。

新しい魔法商品やホットなギルドの紹介美人魔導士のグラビアなどで人気を博する魔法専門誌。

 

アミクもたまに読む。

 

ミラも何回かこの雑誌のモデルをやったことがある。

 

 

実はアミクも誘われたことが何回かあるが全て断っていた。恥ずかしいので。

 

 

そして、今、そこの記者が妖精の尻尾(フェアリーテイル)に来ているのだ。

 

「Oh――――!!ティターニア!!」

 

アミクは突然聞こえてきた大声に思わず振り返った。

 

「クール、COOL、クゥール!!!本物のエルザじゃん!!クゥゥゥール!!!」

 

このやたらテンション高い記者、名をジェイソンという。

 

「申し訳ないな、こんな見苦しい所を」

 

エルザの言う通り、今のギルドは記者を迎え入れるような状況ではない。普段通り、ケンカしたり酒を飲んでいたりしている光景が目立つ。

 

「ノープロブレム!!こーゆー自然体を期待していたんですヨ!!」

 

目を光らせるジェイソンにルーシィがにこやかに笑いながら話しかけた。

 

「あたしルーシィって言いまーす♡

 エルザちゃんとはお友だちでぇー」

 

うっさんくさ。

 

アミクは噴き出しそうになって顔を下に向ける。

 

「エルザちゃんって・・・ww」

 

「アミク?どうした、の?」

 

 

 

 

 

「良かったら二、三質問に答えてくれないかい?」

 

「構わないが・・・」

 

ジェイソンガン無視である。

 

「換装できる鎧の中で一番お気に入りは?」

 

「バニーガールだな」

 

(そうきたか!)

 

「あの耳がかわいいんだ」

 

「COOOOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!」

 

確かに昔エルザの部屋でこっそりバニーガールに換装していたのを目撃している。アミクに見られたと気付いた時のエルザの顔と来たら。

まぁ、それ以降は吹っ切れたみたいだが。

 

「好きな食べ物は?」

 

「チーズケーキとスフレは外せないな」

 

「くぅぅ・・・あたしの知名度ってやっぱこんなもんか」

 

ルーシィが悔しそうに言うとそれをみたハッピーが

 

「ぷ」

 

と笑った。

 

「あんたに笑われたくないわ!!」

 

そんなハッピーの元にジェイソンが!

 

「オー!!ハッピー!!君はなぜ青いんだい?」

 

「ネコだからです」

 

「負けた!!」

 

 

アミクは隣にいるマーチを見る。

 

「黄色い・・・」

 

「青じゃなくて悪かった、の!」

 

マーチが拗ねたように言ってフワフワとハッピーの方に飛んで行った。

 

そしてもちろん、ジェイソンに見つかる。

 

「マーチぃ!!君とハッピーがデキてるって噂だけどどうなんだい!?」

 

「えへへ〜オイラたちカップルに見えるみたいだね〜」

 

「八つ裂きにする、の」

 

「Oh、COOOOOOOOOOOL!!!」

 

「今物騒なこと言ってたと思うけど!?」

 

飛びながら追いかけっこをするハッピーとマーチを見て興奮するジェイソン。ただのやべー奴に見えてきた。

 

 

 

 

ニッコリとジェイソンに笑いかけるも、また無視されたルーシィ。

 

「本物のグレイがいるー!!」

 

興味のないこと以外には目に入らないタイプらしい。

 

「なぜ君はすぐ服を脱ぐんだい?」

 

「脱がねえよ!!人を変態みてーに!!」

 

「グレイ様下ー!!」

 

(癖って恐ろしい!)

 

「なんかあつーい。あたしも脱いじゃおっカナー」

 

とうとうお色気作戦に突入した。

 

「ルーシィ、めっちゃ必死やん」

 

「だーーーーーらぁーーーーー!!!記者ってのはどいつだーーーーー!!!」

 

アミクが呟いた瞬間、ナツがテーブルをひっくり返しながらジェイソンの方に向かってくる。せっかく直したのにまた壊す気か。

 

「ナツ!火竜(サラマンダー)のナツ!!オレが一番会いたかったまどうひの中の一人ーーーー!!クォーーーール!!!」

 

「コーフンしすぎ」

 

興奮するジェイソンにナツは突っかかっていく。

 

「やいやい!!いっつもオレの事悪く書きやがって!!」

 

「YES!!」

 

「オレが何か壊したとか壊したとか壊したとか!!!」

 

「事実でしょ・・・」

 

「COOLCOOLCOOL!!!」

 

「テンポとるなし」

 

ホントに壊してばっかなのでそういう部分ばっかり書かれても仕方のない事だろう。

 

 

「ヤッベ・・・本物だ・・・!!超カッケェ!!あ、握手してください!!」

 

ジェイソンが手を差し出すと・・・・

 

 

「うっせぇ!!!」

 

「COOOOOOL!!!」

 

思いっきり殴り飛ばした。

 

「ヤッベ!!カッコよすぎ、さすがヒーロー!!「こんなCOOLな握手は初めて」・・・と」

 

「すごいなこの人」

 

床で跳ねながらもメモをとるジェイソンを見て思わず感心してしまった。プロの記者というのは殴られてもそれすらネタにするめげない精神が必要らしい。

 

「えっと・・・大丈夫ですか・・・?」

 

とはいえ、ナツに殴られたのだ。普通の人なら無事では済まないはず。そう思ってアミクは彼を治そうと近付く。

 

その時。

 

「Ohーーーーーー!!!!キターーーーー!!!もう一人の一番会いたかった魔導士!!!『音竜(うたひめ)』のアミク!!!超COOOOOOOL!!!ナツと合わせて『双竜』と呼ばれるその強さ!!噂に違わぬその美貌と美声!!何より、女神の如き慈愛の心の持ち主!!!COOOOOLCOOOOOLCOOOOOOL!!!」

 

「う、うわおう・・・」

 

あまりの興奮具合に圧倒されたアミクは口を引き攣らせた。

 

 

ちなみにまた無視されたルーシィが跪いてメソメソしている。

 

「好きな男性のタイプは!?」

 

「ひ、秘密です・・・」

 

「好きな食べ物は!?」

 

「卵とブロッコリーです」

 

「好きな色は!?」

 

「緑」

 

「得意の魔法は!?」

 

「音楽魔法・・・かな?」

 

「ナツと付き合ってるんですか?」

 

「来ると思ったよそれ・・・ただのコンビだよコンビ」

 

「なんでそんなに心が広いんでしょうか!!」

 

「いやそんなこと言われても・・・」

 

「すごい酒豪だとか・・・」

 

「私じゃないし!!?」

 

「オレに彼女ってできるでしょーか!!」

 

「知らんわ!!」

 

怒涛の質問ラッシュ。律儀に答えるアミクもマメなものである。

 

「噂によれば可愛い新人さんと同棲してるとか!」

 

「そこの人です」

 

アミクはビシッとまだいじけているルーシィを指差した。

 

「Oh!これは期待の新人の予感!!」

 

ジェイソンはルーシィに近付いて話しかけた。

 

「ちょっと君!名前はなにかな!?」

 

「・・・」

 

ルーシィは自分に話しかけているとは思ってないのかズーンと落ち込んでいる。

 

「あのー」

 

「・・・」

 

「あージェイソンさん。今はちょっとそう言う気分じゃないみたいです。後でお願いできますか?」

 

アミクがいらん気を使って彼に頼んだ。

 

「そうかい!じゃあそうしよっかな!あ、エルフマンだー!COOL!!」

 

「・・・はっ!!今、あたし話しかけられた!?」

 

「え、えーと、どうだったかな・・・?」

 

すぐに立ち直ったルーシィを見て余計なことしたかも、と思うアミクだった。ホントにタイミングの悪い少女である。アレか物欲センサーみたいなモノか。

 

 

 

「あなたにとって漢とは?」

 

「漢だな」

 

「まんまじゃん」

 

 

 

「カナー!!今度グラビア出てよー」

 

「いいからここに座って呑め!!」

 

「ちなみに酒豪はこの人だよ・・・」

 

 

「チームシャドウ・ギア!!三角関係って本当!?」

 

「「ノーコメントで!!」」

 

「?」

 

「あのチームよく破綻してないよね」

 

 

 

「マスター!!新しいギルドの抱負を!」

 

「あ、えーと・・・愛と正義を胸に日々精進」

 

「おじいちゃん、嘘くさい!」

 

 

 

 

さっきからルーシィがチョロチョロとアピールしていたが全部無視。というかどーせ後でやってくれるのに。

 

「あ、そのこと言ってないや。ルーシ「うわーんぜんぜんあたしになんか構ってくれない〜」

 

アミクの言葉を遮ってルーシィが泣き言を言った。それから、急いでどこかに向かう。

 

 

「ちょ、ちょっとー!?」

 

「やるしかない!恥ずかしいけどアレやるしかない!!」

 

「あー・・・行っちゃった」

 

ルーシィはそのまま更衣室の中に入ってしまった。

 

 

 

数分後。

 

 

「みんなー注目〜❤️あたし歌いまーす!!」

 

ルーシィがバニーガールになってステージに現れた!

 

「いろいろ捨てちゃったよあの人!!」

 

アミクは両手で顔を覆う。あんな恥ずかしい格好するほど取材されたかったのか。

 

「ルーシィ!?」

 

「バニーちゃん!?」

 

他のメンバーたちも急なルーシィの奇行に驚いている。

 

そういえばジェイソンはバニー萌えだとか聞いたことある気がする。それを狙ったのだろうか。

 

「それにしたってバカでしょアレ・・・いや、似合っちゃいるけどさ」

 

さすが「あたしってなに着ても似合っちゃうのよね❤️」と豪語するだけはある。

 

その時。

 

 

急に暗くなりステージのカーテンが閉められたかと思うと、すぐに引かれる。

 

「ミラちゃんだ!」

 

「ミラちゃんの歌が始まるぞー!」

 

(いや、この匂いは・・・)

 

アミクは予想外の人物の登場に身を固くした。

 

 

そう、現れたのは・・・

 

 

ギターを片手にサングラスを掛け、白いスーツを着たガジルだった。

 

『ガジルーーーー!!!?』

 

(なにやってんのあの人ーーー!!?)

 

メンバーたちは驚きすぎて口に含んでいたものを吹き出したり、ものを落としたりしていた。

アミクも頭が痛くなりそうになったが、ふ、と思い当たる。

 

『もうちょっと皆と仲良くした方がいいと思うよ?』

 

(もしかしてアレのせいーーーーー!?)

 

自分が今朝言った言葉。もしかしてガジルはそれを実行しようとしているのだろうか。

 

そうだとしたら嬉しいが、こんな手段だとは不器用すぎである。

 

ガジルは早速歌い始めた。

 

『オレを雇ってくれるギルドは数少ねぇ♪』

 

「うわ!なんか語りだしたぞ!!」

 

ボギョボギョ!とギターを弾きながら歌うガジル。お世辞にも上手いとは言えない。

 

「・・・パク・・・うっ!にがっ・・・」

 

案の定不味かった。

 

『飢えた狼だって拾われたら懐くモンだぜ

 

 たとえかつての敵だとしても友と思い歌ってみせよう』

 

「何気にいい事言ってるよ・・・」

 

「ガジルくん頑張れ!」

 

アミクが呟くと、ジュビアがガジルを応援していた。そういや二人は同じギルド出身だからかガジルもジュビアに対しては結構心を開いている気がする。

 

 

ボギョ〜ン

 

 

『オレが作った曲だ。「BEST FRIEND(ベストフレンド)」。聴いてくれ」

 

それから意味不明な歌が歌われる。さっきから置いてけぼりだったルーシィもガジルに脅されて歌に合わせて踊っていた。

 

なんだあのコンビ。

 

「・・・ぷぷっ、ぷは、あははははは!!!」

 

いつの間にか笑いがこみ上げてきてアミクは大笑いしてしまった。周りの人たちが不思議そうに見てくるが、笑いが止まらない。

 

「ぶ、不器用すぎでしょ!あははは!!もう!!ふふふ!!」

 

笑いすぎてお腹痛い。

 

ガジルなりに努力してみんなと仲良くしようとしているところが微笑ましい。

つい応援したくなった。

 

ちなみにこれは持論だが、音楽を愛する人に悪い人はいない。

 

「ガジル頑張れー!!もう一曲行っちゃえー!!」

 

『アンコールに応えてもう一曲歌うぜ』

 

「アミク、火つけんなぁ!!誰かガジルやめさせろー!」

 

「COOOL!!不条理な詩にスキャットが響く!!今年最大のヒットソングだ!!」

 

「あんた大丈夫か?」

 

『ジュビドゥバー。ハモれ』

 

「ジュビドゥバー。しくしく」

 

ルーシィがガジルに言われてハモっていた。不憫だ。

 

「サイコーだフェアリーテイルーーーー!!!」

 

 

 

様々な物が投げられる中、ジェイソンの歓声を聴きながらアミクは思った。

 

次に発売される週ソラ。とんでもないことになってそう、と。

 

 

ちなみにミラが地下で壁にはりつけられているのが発見された。犯人はガジルだと思われる。

動機は歌手の座を奪うためだと推測された。

 

 

予想通り、週ソラにはほとんどロクな事が書かれておらず妖精の尻尾(フェアリーテイル)の悪名を高める結果となった。

 

まぁルーシィもなんとか取材を受けれたのが救いか・・・。

 

彼女は期待の新人の美少女として大きく写真に乗っていた。よかったねルーシィ。

 

アミク自身も天使だとか女神だとか歌姫だとか紹介されていたが恥ずかしくてあまりよく目を通さなかった・・・。

 

 

 

これが、ルーシィにとっての『惨劇』であった。

 

 

 

 

 




ジェイソンとほんとすごいよな。

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