妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

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頑張って投稿します。


VS エンジェル

「あれ?ニルヴァーナって逆に言えば闇ギルドや他の悪人たちは善人になるって事じゃないの?」

 

アミクは「ジェラールは悪か善か」と考えていたが、ふと思いついて聞いてみた。

 

 

「そういう事も可能だと思う」

 

ただ、とヒビキは続ける。

 

「ニルヴァーナの恐ろしさはそれを意図的にコントロールできる点なんだ」

 

「そんな!!」

 

「善悪の入れ替えを意図的にコントロールって・・・そんな事したら!!」

 

悪人だけが存在する、なんてことも可能なのだ。

 

「あぁ・・・例えばギルドに対してニルヴァーナが使われた場合、仲間同士での躊躇なしの殺し合い・・・他ギルドとの理由なき戦争。そんな事が簡単に起こせる」

 

それは地獄絵図だ。そんな光景を思い浮かべてアミクたちは青ざめた。

 

「一刻も早く止めなければ、光のギルドは全滅するんだ」

 

 

 

 

ウルは喜んでいた。自分の弟子たちが協力して敵を倒したからだ。

 

二人の成長を間近で見れたことでウルはこれ以上なく興奮していた。お互いうまく氷の造形魔法を利用してレーサーに対抗し、反撃する。

 

特に、リオンが両手で魔法を使うようになったことが良かった。自分の教えをしっかり守ってくれてるようで嬉しい。

 

そして、リオンがレーサーの魔法のカラクリに気付き、自分が囮になってグレイに倒させた。そこまでは良かったのだが・・・。

 

(まさか、この目でこの二人の共闘を見れるなんてな・・・)

 

浮かれた気持ちのままいると、急にレーサーが狂ったように笑い出した。

 

 

「お前らも道連れにしてやるぅ!!」

 

そうして倒れていたレーサーが服をはだけるとそこには大量の爆弾の魔水晶(ラクリマ)が付けられていた。

 

(まずい!)

 

このままではグレイもリオンもついでにシェリーも巻き込まれてしまう。

 

「死ねえ!!」

 

いよいよ爆発しそうになったとき、そしてリオンが庇おうと動き出す前に。グレイのネックレスがキラリと光った。

 

(『絶対氷結(アイスドシェル)』!!)

 

その瞬間、全ての魔水晶(ラクリマ)が凍りついた。

 

「な!?」

 

「なんだ!!」

 

自分が何もしていないのに急に凍ってしまいグレイもリオンも驚く。

 

 

「バカな!!?」

 

レーサーも自分の決死の覚悟が無駄になり唖然となった。

 

「隙あり、ですわ!!」

 

「ほごぉ!!?」

 

そこをシェリーが力の限りビンタして気絶させた。

 

 

「今のは・・・お前がやったのか?」

 

「いいや・・・俺じゃない。だが、お前でもないとしたら一体誰が・・・」

 

グレイはハッとして自分のネックレスを見る。そこにはなぜか煌きがなく、くすんでいるように見える氷があった。

 

「まさか・・・ウルが・・・?」

 

馬鹿げた話だ。氷に残ったウルの残滓が自分たちを守ってくれたなど。でも、そう思わずにはいられないような出来事だった。

 

(可愛い弟子を・・・守るのは、師匠の務めだろう・・・?)

 

そのウルは魔法を使った為意識が朦朧としていた。

 

今のウルが唯一使える『絶対氷結(アイスドシェル)』は、少ない自分の魔力以上を消費してしまう為、一回がやっとで、しかも使ってしまうと長い間休止状態に陥るのだ。この前、楽園の塔で使ってからの何日間かは意識がなかった。

 

今も同じような状態になっているというわけだ。

 

(こ、ここまで、だな・・・あとは頼んだ・・・!みんな・・・)

 

 

ウルは眠るように意識を失った。

 

 

 

こうして本来なら闇墜ちしていたシェリーは心を乱されることもなく、元気な姿のままでいることができた。

 

 

 

 

 

 

 

「あ、ナツだ!」

 

アミクは前方の川の上にある筏でダウンしているナツを発見した。そしてーーーーー

 

 

「グ、グレイ!?」

 

ナツに氷の剣でとどめを刺そうとしているグレイがいた。ちょっと混乱するが今はグレイを止めることが先決だ。

 

 

「ま、まさかグレイが闇に・・・」

 

「待ってて!開け、人馬宮の扉!サジタリウス!」

 

「であるからして、もしもし!」

 

「ナイス!ルーシィ!」

 

ルーシィは急いでサジタリウスを召喚すると氷の剣を矢で射らせた。見事命中して粉砕する。

 

「ちょっと、グレイ!何やってんの!!」

 

アミクはプンプン怒りながらグレイの元に向かう。

 

 

「オイラたちだよ~」

 

「正気、なの?」

 

ナツが辛そうにアミクたちの方を見て呟く。

 

「ルーシィ、アミク・・・うぷっ」

 

「え!?そこで吐きそうにならないでよ!!?」

 

なんか自分たちのせいで酔ったみたいではないか。

 

「日頃の鬱憤が溜まってナツを亡き者にしようとしたの!?そんなんじゃ何も解決しないよ!」

 

「そんな理由じゃないと思うけど・・・」

 

まさか仲の悪さがここまでの事態になるまで深刻化するとは・・・もっとしっかり二人を見ていれば!

 

「アミクー、見当違いの自責はやめてよねー?」

 

ルーシィが呆れたように言った。

 

「うっせんだよてめぇら。うぜえっての。こいつ片付けたら相手するから、邪魔すんじゃねぇよ」

 

普段のグレイとは違い、冷たい声で言い放つ。まさか心まで冷たくなってしまったのか。氷の造形魔導士なだけに。

 

「うぐ、揺れ・・・揺れてる・・・」

 

相変わらず苦しそうなナツ。これではナツは使い物にならない。

 

「止まってるからしっかりしなさい!」

 

「ナツ!今助けるよ――はぐぅ!?」

 

「ハッピー!?」

 

「オス猫!!」

 

助けに行こうとしたハッピーがグレイに氷漬けにされてしまった。仲間に対して容赦のない仕打ち。やはりこれは・・・

 

「グレイ・・・本当に闇に堕ちちゃったの!?」

 

「ハッピーは空を飛べる。運べるのは一人、戦闘力はなし。情報収集完了」

 

アミクの言葉を無視してグレイはよくわからないことを呟いた。そして、マーチにも目を向ける。

 

「そして、それはマーチも同様」

 

「・・・・!」

 

今度はマーチに向かって氷を放つグレイ。アミクは咄嗟に衝撃波を放ってそれを防いだ。

 

『ウル!聞こえる!!どうなってるの!?』

 

アミクが『声送(レチタティーヴォ)』を使い、ウルに声を届ける。がーーーー

 

 

(反応が、ない?)

 

彼女から何も返ってこない。ウルまでどうしてしまったんだろう。

 

グレイはアミクに目を向け、ニヤッと笑う。

 

「グレイから見たアミク。底抜けのお人好しかつ人誑し。ルックスはかなり気に入ってる。ちょっと気になってる?」

 

「え?え?」

 

首を傾けるアミク。ポキって音がした。

 

「鈍感かつ純情。音声の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)・・・これは知ってるな。乗り物に弱い?コイツ(ナツ)と同じか・・・」

 

 

何かを分析しているかのように呟いているが、何を今更わかり切ったことを・・・。

 

「・・・『音竜の響拳』!!」

 

何を悟ったかアミクがグレイに攻撃を仕掛けた。それを間一髪で避けるグレイ。

 

 

「あっぶなー、いきなりはひでえじゃねえか」

 

「・・・君、グレイじゃないでしょ」

 

「え?」

 

アミクの言葉にキョトンとするルーシィ。

 

闇堕ちしたとしてもグレイの行動には疑問が残る。自分の情報を確かめているような言動・・・。本物のグレイなら堕ちているにしてもそんなことする必要がないのだ。

 

それに、ネックレスからはウルの気配すら感じられない。よってグレイが偽物では?と思い至ったのだ。

 

 

「みんな!この人はグレイは偽者だよ!」

 

「アミクちゃんの言う通りだと思う。何者だ」

 

ヒビキもアミクに賛同するようにグレイを睨む。

 

「グレイから見たヒビキ。青い天馬(ブルーペガサス)の一員、男前、詳しく知らない・・・チッ、情報不足か」

 

ヒビキを見てブツブツ言っていたグレイの表情が苦いものになった。

 

「もう正体を現したらどう?」

 

アミクが挑発的に言うとグレイはーーーー否、グレイに似た何かは不気味に笑いだす。

 

そして軽快な音と共に、煙が吹き出し、現れたのは。

 

「わ、私!?」

 

なんとアミクの姿だった。

 

 

「君、頭悪いだろ・・・こんな状況でアミクちゃんに変身しても、僕達が騙されるはずがない」

 

 

もう一人のアミクに対して呆れたようにヒビキが言う。

 

 

「そうかな?君みたいな男は女の子に弱いでしょ?」

 

偽アミクがそう言った直後、彼女は自分の服をたくし上げ・・・。

 

「おおっ!!」

 

「やめてえええええええ!!!?」

 

ヒビキが鼻の下を伸ばし、アミクが顔を覆って悲鳴を上げる。これも敵の作戦か!羞恥責めにするつもりか。

 

「見ちゃダメよ!!」

 

「めっ、なの!」

 

ルーシィとマーチが咄嗟に機転を利かせてヒビキの目を引っ叩いた。マーチに至っては爪立ててた。「目がああああああ」と転がるヒビキの事は放っておき、アミクは偽アミクを攻撃する。

 

「『音竜の旋律』!!」

 

「『音竜の旋律』」

 

すると、相手の方も同じ魔法で対抗してきたのだ。互いの蹴りが交差し、ぶつかり合って衝撃波が発生する。

 

 

「魔法まで真似た!?」

 

少し驚きながらもアミクは後退した。

 

 

六魔将軍(オラシオンセイス)の一人だろうけど、変身できそうな人っていたっけ?一番怪しいのはあの女の人だけど。ほらなんて言ったけ・・・デ、デビル!!」

 

「なんでそっちなんだゾ!!?」

 

 

急に木の陰から銀髪の女性ーーーーエンジェルが飛び出してきた。悪魔呼ばわりは我慢ならなかったらしい。小悪魔的な意味合いだったのだが。

 

「よりによって天使の天敵の名前で覚えられるのは不本意なんだゾ」

 

怒ったような顔で言うエンジェルは指をパッチンと鳴らす。すると、再びアミクの姿が煙に包まれ、今度は二人の小人が出てきた。

 

「「ピーリ、ピーリ」」

 

「え!?何これ!」

 

アミクが警戒しているとエンジェルが得意げに説明してきた。

 

「コイツらは双子宮の星霊、ジェミニ。他人に変身できて、変身した人の思考や記憶まで読み取ることができるんだゾ」

 

「星霊!?」

 

「しかも、黄道十二門・・・!」

 

エンジェルはルーシィと同じ星霊魔導士だったのか。

 

ジェミニを使って相手に変身して、情報を得ていたわけだ。自分たちの奇襲が読まれていたのもこれのせいだろう。中々厄介な星霊だ。

 

「この人、すっごくブロッコリーと卵が好きみたいだよー」

 

「でも、カリフラワーは苦手なんだってー。変な話だよねー」

 

「そんなことまでー!!?」

 

「え、なんでブロッコリーに似てるカリフラワーが苦手なの!?」

 

ルーシィがびっくりして聞いてきた。それはそうだろう。カリフラワーなんてブロッコリーが白くなっただけのような物なのに、それが苦手だなんて。

 

「だからこそだよ!!なんか色素抜けたブロッコリーみたいで忌避感出るんだよ!!」

 

「そのブロッコリーに対する拘りなんなの!?」

 

なんかまずそうじゃないか。いや、今はどうでもいい、そんなこと。

 

 

「とにかく、ここであの人を倒しちゃおう!あの星霊には要注意だけど・・・この人数ならいけるはず!」

 

アミクの言葉にみんな戦闘体制になった。ルーシィはサジタリウスに命ずる。

 

「サジタリウス!アイツに攻撃!」

 

「了解〜であるからしてもしもし!!」

 

矢がエンジェルに向かって放たれる。だが、その矢はアミクによって防がれた。

 

「ちょっとアミク!!・・・ってまた偽者の方ね!!」

 

「この魔法は本当に強力だよ。付与術(エンチャント)に治癒魔法だなんて・・・・」

 

「もう!自分が相手って変な感じ!」

 

アミクは拳を振り上げてジェミニに殴りかかった。当然、それを避けるジェミニ。そこでアミクはジェミニから何か聞こえてくるのに気づいた。

 

これは・・・歌?

 

(!・・・まさか!)

 

その時には既に遅かった。

 

「〜♬『攻撃力強歌(アリア)』!『防御力強歌(アンサンブル)』!!」

 

(やられた!!)

 

ジェミニの付与術(エンチャント)がジェミニ自身とエンジェルに掛けられたのだ。

 

「・・・おおっ、これはすごいゾ」

 

初めての感覚に口の端がつり上がるエンジェルは試しに、とルーシィに殴りかかる。

 

「ルーシィ!!」

 

「きゃあっ!!?ヒビキ!?」

 

そのルーシィを突き飛ばし、ヒビキが代わりに攻撃を受けてしまった。ヒビキはそのまま吹っ飛んで木に打ち付けられた。

 

「ぐっ!!?」

 

あまり戦闘向きの魔法ではないとはいえ、ヒビキほどの魔導士が簡単に伸びてしまった。普段のエンジェルでは考えられないパワーだ。

 

 

「なかなかいい感じだゾ♬」

 

エンジェルは暫し、陶酔感に浸って手をグーパーとさせていた。

 

「ヒビキさん!」

 

「大丈夫、なの?」

 

ウェンディたちが慌てて駆け寄る。そしてウェンディは急いでヒビキに魔法を行使しようとした。アミクの手がふさがっている今、怪我を治すのは自分の役目だろう。

 

 

だが。

 

 

「ウェンディ!!避けて!!」

 

アミクの鋭い警告が響いた直後、マーチがウェンディを掻っ攫ってその場から離れた。間一髪、木に矢が突き刺さる。

 

「え!?」

 

ルーシィは慌てて矢を放った人物に目を向けた。その人物はーーーーサジタリウスだったのだ。

 

 

「ちょっとサジタリウス!!裏切り!?」

 

「いや、それがしの体が勝手に・・・」

 

サジタリウス本人も困惑しているようだ。その時、

 

「サジタリウス〜、あの子たちやっつけちゃってよ」

 

いつの間にかもう一人のルーシィが現れ、サジタリウスに命令したのだ。当然、ジェミニだろう。

 

「気が逸れてる間にコピーさせてもらったゾ」

 

エンジェルがイタズラが成功したかのような顔で勝ち誇ってきた。その間にもサジタリウスはウェンディたちに矢を構える。

 

「ダメ!サジタリウス!!」

 

「ぐ、ぐぅ・・・!!」

 

彼も必死に抵抗しようとしているみたいだが、ルーシィの言葉に強制的な何かがあるのだろうか。弓が引き絞られ、そろそろ放たれそうだ。

 

「シャルル、マーチ!!ウェンディを連れて逃げて!!」

 

彼女を巻き込んで大怪我させるわけにはいかない。このままだと狙われ続けてしまうので彼女を逃がすことにする。

 

アミクが咄嗟に叫ぶとシャルルは躊躇なく、マーチは少し逡巡する素振りを見せながらも、すぐに言う通りにした。

 

「言われなくても分かってるわよ!!」

 

「気をつけて!なの!!」

 

「み、みなさん!!」

 

マーチとシャルルが二人掛かりでウェンディを掴んで空に飛んで行った。

 

「サジタリウス強制閉門!!」

 

「申し訳ないからでしてもしもし・・・」

 

一方ルーシィはサジタリウスを強制閉門させることで攻撃を止めた。彼は悔しそうにしながらも星霊界に帰って行く。だが・・・

 

「開け。人馬宮の扉、サジタリウス」

 

「もしもーし!!ってあれ?」

 

ジェミニがサジタリウスを再び召喚してしまったのだ。

 

「嘘っ!!」

 

まさか、所有(ホルダー)系の魔法まで真似できるとは。いや、服装までコピーしているのを見るとそう言うことも可能だろう。盲点だった。

 

「サジタリウス。あの飛んでいる猫たちと子供を殺して!!」

 

「しかし、それがしは・・・」

 

「強制閉門!!!」

 

「無駄無駄。アタシが召喚したサジタリウスだもん」

 

ルーシィの強制閉門も通用しない。さっきよりも状況が悪くなってしまった。

 

「そんな・・・」

 

絶望的な表情を浮かべるルーシィを放っておき、ジェミニは催促した。

 

「サジタリウス、早くしてよ!!」

 

「いや、だからそれがしは・・・」

 

「オーナーの言うことがきけないの?」

 

ジェミニが睨むとサジタリウスの体はゆっくりと弓矢をマーチたちに向ける。

 

「サジタリウス!やめて!!」

 

「偽者だと分かっているのに・・・!!逆らえない・・・!!」

 

「早く殺して!!」

 

サジタリウスの口から血が流れてきた。強く噛みすぎたせいで出血したらしい。

 

 

「くっ!!」

 

 

とうとう、矢が放たれてしまった。飛んで行った矢があわや、ウェンディの小さい体躯を貫く、直前。

 

 

「『音竜の咆哮』!!」

 

アミクのブレスが矢を弾き飛ばした。

 

 

「もう何やってんのよ!!役立たず!!」

 

ジェミニが普段のルーシィなら浮かべないだろう嘲りの表情でサジタリウスを睨んだ。

 

 

「そ、それがしは・・・」

 

「もういいよ。強制閉門」

 

そうしてる間にウェンディたちは遠くまで逃げてしまったので諦めるしかない。サジタリウスは消えながらもルーシィに申し訳なさそうな表情を浮かべていた。

 

「うう・・・次こそは必ず役に立って見せます・・・」

 

役に立つどころが、むしろこっちに危害を加えてしまったのでひどく落ち込みそうだ。ともかく、彼の名誉は次の機会に挽回させるとして。

 

「さてと、後はお前たちを始末すればいいだけなんだゾ」

 

「汚いやり方だな・・・でも、負けるつもりはないよ。ルーシィ、まだいける?」

 

「もちろん!諦めるもんですか!!」

 

はっきり言って有利とは言い難い状況だ。相手は強化されているジェミニとエンジェル。

 

それに対してこっちはヒビキが先程のダメージのせいで戦闘不能。アミクとルーシィの二人だけでやるしかない。

 

(でも、だからこそ・・・)

 

 

こんな状況だからこそ。

 

 

「燃えてきたよ・・・!」

 

 

魂に火が点くものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちなみにジェミニは洞窟でアミクに触れてました。
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