妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

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今回はオリジナルです。そろそろ新しいアンケートとろうかなー。


妖精の尻尾最強の男と譚詩曲
ウェンディの初仕事! 前


ウェンディたちが加入してしばらく。

 

 

そろそろ彼女たちもギルドに慣れてきたみたいだ。

 

 

「というわけで初仕事行こうか!!」

 

「は、はい!」

 

 

「何が、というわけで、よ」

 

彼女にもそろそろ仕事を経験させるべきなので、アミクも手伝いながら仕事をにこなさせるつもりなのだ。

 

「そんな危険なものじゃないから安心してよシャルル。むしろ、ウェンディには適任かもよ?」

 

「ふーん…まあ、あんたなら大丈夫でしょうね」

 

シャルルもアミクの事は信頼しているみたいだ。

 

「あんたはギルドの中でもまともな方だからよ」

 

「他の人たちが酷すぎるっていうのあるけどね…」

 

破天荒すぎる妖精の尻尾(フェアリーテイル)にいると、一人でもまともな人がいないと収拾付かないのだ。色々と。

 

「でも、そこのメスネコは必要ないと思うけど」

 

「あーしはシャルルの先輩、なの。だから、あーしの指示には従ってもらう、の」

 

「あんたを先輩だと認めたつもりはないわ!」

 

「シャラップ、なの」

 

早速険悪な雰囲気のマーチとシャルル。ナツとグレイほどではないが、こうしてちょくちょく衝突している。

 

「コラ、マーチ!なんですぐそんな風にケンカ腰になるの!」

 

「シャルルもそんな言い方しちゃダメだよ」

 

「むー、だってー、なの」

 

「…ふん」

 

 

この二匹は相性が悪いのだろうか。とにかく気に食わないらしい。

 

 

「ほら、いいから仕事行くよ!」

 

アミクは一枚の依頼書をウェンディたちに見せる。

 

『腰痛めちゃって子供たちの相手ができません。助っ人を求めます』

 

孤児院からの依頼だった。というかアミクが以前行ったことあるうえに、元ファントムのボーズとスーを紹介した場所でもある。

 

 

「年が近いウェンディなら、子供たちもすぐに懐くかなって。怪我したらウェンディの魔法で一発だし」

 

 

「最初の仕事には打ってつけ、なの」

 

確かに、自分に合った仕事な気がする。ウェンディも安心したのかやる気満々に拳を握った。かわいい。

 

 

行くのはウェンディとシャルル、アミクとマーチの4人だけだ。

 

 

ルーシィたちにはウェンディたちと仕事に行く旨は伝えてあるので問題なし。

 

 

「じゃ、ミラさん。仕事行ってきまーす」

 

「あら、ウィンディは初仕事ね?頑張ってね」

 

「はい!」

 

ウェンディの初仕事が始まったのである。

 

 

 

 

数時間後。

 

 

孤児院『マザーシープ』。割と田舎の方にあるこの孤児院は大きくも小さくもなく、普通な感じのものだった。

 

建物は比較的新しく、できてからそんなに年月が経っていないのかもしれない。

 

 

「ここが、ですか…」

 

「久しぶりに来たけど、全然変わってないねー」

 

「院長さん、元気かな、なの」

 

「ここの子供たちはみんな幼いころにここに来た子たちばっかりなんだよ。だから、家族同然で暮らしてるんだ」

 

アミクたちは早速中に入ってみることにした。

 

「ごめんくださ…きゃああああ!!!?」

 

ウェンディは入った瞬間悲鳴をあげた。

 

目の前に血まみれの人が倒れていたからだ。

 

 

「大丈夫ですか!?」

 

ウェンディが慌てて駆け寄るが…。

 

アミクたちは平然としたものだ。

 

 

「まーたやってるんですか?院長さん」

 

「え?」

 

「ふふふふ…」

 

急に倒れている人から不気味な笑い声が聞こえてきた。ハッとして見ると血まみれの人がプルプル震えている。

 

 

「え…と…?」

 

「腰痛いんじゃなかったんですか?」

 

アミクが近寄ってしゃがみこんだ。

 

 

「うん、痛い。起き上がれない。助けて」

 

「決死の覚悟でイタズラしないでくださいよ」

 

「イ、イタズラ…?」

 

ウェンディが呆然として呟いた。

 

「この人、来るたびにこんなイタズラ仕掛けてきてるんだよ。ちょっとびっくりしたけどもう騙されませんよ!」

 

「ちぇっ、アミクちゃんならまたいいリアクションしてくれると思ったのに」

 

倒れていた院長は顔を上げる。まだ初老、といった感じで茶目っ気たっぷりの顔をした女性だ。皺ができた今も美しさが損なわれていない。

 

「みんな元気ですか?」

 

「もう、めちゃくちゃ。あんたが来るって聞いて今日は一際うるさいのよー」

 

と院長が言った直後。ドタドタドタと大量の足音が聞こえ、子供たちが一気に現れる。そして、アミクを見て目を輝かせた。

 

「あー!!アミクねーちゃんだー!!」

 

「来てくれたんだー!」「グリーンおっぱいが来たぞー!」

 

「今度は皿何枚割るのー?」「卵おばけだー!」

 

「歌うたってー!」「あそぼー!」

 

「ネコちゃんも久しぶりー!」「また飛ばしてー!」

 

「みんな久しぶりー!あと私の耳にけしからんワードが入ってきたのは気のせいかなー!?」

 

「重、い…。そんなたくさん持てない、の…」

 

あっという間に子供たちに囲まれるアミク。マーチも集られてめっちゃ掴まれていた。

 

 

「わわわっ、すごいです…」

 

「尋常じゃない人気ね…」

 

 

シャルルたちはそれを驚いたように見ている。そこに何人かの子供たちがウェンディたちの興味を持つ。

 

「このおねーちゃんはなにー?アミクねーちゃんの妹?子ども?」

 

「結婚すらしてないよ!」

 

「こ、子どもって…」

 

ウェンディが地味にショックを受けてた。

 

「この子はウェンディ。うーん、と…妹分みたいな子だよ!」

 

「なんでそうなるのよ!」

 

「いいかも…」

 

「ウェンディ!?」

 

子供たちは興味深々にウェンディを見て―――――アミクの胸を見て――――ウェンディの胸を見た。

 

 

 

「ちっちぇ―――――!」

 

 

ウェンディは崩れ落ちた。

 

 

「このガキども!!」

 

シャルルが怒り心頭に子供たちの上を飛び回る。

 

「すげー!」「ネコがもう一匹!」「飛ばして―――!」

 

「騒がしいわね、もうちょっと静かにできないの!!」

 

「子供相手に大人げない、なの」

 

そう、シャルルを嘲笑うマーチだがそんな彼女は子供に埋もれている。

 

 

「…ていうか、助けておくれよ」

 

そして忘れられている院長。

 

このカオスさは妖精の尻尾(フェアリーテイル)とどっこいどっこいのものだった。

 

「みんな急に走ってどうしたんだ!」

 

「片付けはしろよ!」

 

そこに見知った二人が走ってきた。その二人はアミクを見ると驚いて固まってしまう。

 

「姉貴!」

 

「姉御!!」

 

「あ…えーと…君たちも元気だった?」

 

「名前忘れちまったのか!?」

 

「ボーズとスーだよ!」

 

元ファントムのボーズとスーであった。

 

 

 

「院長が備蓄を無駄にしちゃダメでしょ」

 

アミクは床に染みついているケチャップを拭きながら小言を言う。アレは血ではなくケチャップだったのだ。もったいない。

 

お茶目な院長はアミクたちを驚かそうと無理して仕掛けたらしい。そしてご覧のありさま。

 

「いやー悪いねー。私がこんなんだからボーズくんとスーちゃんだけでは大変そうだったからね。そこであんたの顔を思い浮かべちゃったんだよ。

 いい助っ人がいる!って」

 

院長は布団で寝転びながらペラペラしゃべっていた。おしゃべり好きのようだ。

 

「あの二人が来てくれて大分楽になったけど…やっぱり一筋縄じゃいかないねえ」

 

そこで院長はウェンディの方を見る。

 

「君がウェンディちゃんだね?んー!かわいいじゃない!私の娘にならないかい?」

 

「えー!?」

 

「それ私の時にも言ってましたよ…」

 

アミクは自分のツインテールをサラサラと撫でた。

 

この院長は子供が大好きで、自分で孤児院を開くほどだ。持ち前の豪胆さで何とかやっていけてたが年もとってるし、限界がある。病気やけがもしがちになってきたのだ。

 

アミクが前に行った時は熱を出していたが、今回は腰のようだ。

 

 

「こういうのは治癒魔法掛けてもすぐ再発するからね。ちゃんと安静にしててください」

 

「はいはーい…」

 

そこでアミクは院長の顔が以前より暗い事に気付いた。悩み事でもあるのだろうか。

 

 

「何か問題でもあったんですか?」

 

アミクが聞くと院長は頭を振る。

 

「いんや、ちょっと疲れただけだよ…じゃ、後はよろしく」

 

そう言って院長は寝がえりを打ってしまった。

 

 

「…ん。じゃ、子どもたちの相手しに行こうか」

 

「は、はい」

 

アミクたちは院長の部屋から出ていった。

 

 

残された院長の顔は険しいものだった。

 

 

 

 

「それで、この仕事はやりがいある?」

 

「もちろんだ!まあ、ガキ共には振り回されがちだが…」

 

「でも結構楽しいぞ!」

 

ボーズとスーは笑顔で言う。この孤児院の職員として雇われてから充実しているようだ。

 

「アミクねーちゃん!このハゲが毎朝変な音鳴らして起こしてくるんだよ!きんじょめいわくだよー!」

 

「だれがハゲだコラ!!」

 

「わー怒ったー!」

 

子供たちの仲も良好…と。

 

 

その時、グイイイ、とアミクの長いツインテールが引っ張られた。子供の力なのでそんなに痛くないが、行動が制限される。

 

「ねーちゃん、相変わらずなげー髪してんなー。ちょっとちょうだい!売って孤児院の資金にするんだ!」

 

「孤児院を助けようっていう精神は立派だけど方法が鬼畜だね!?」

 

この子の将来が気になる。

 

「あのね、女の子の髪は引っ張るもんじゃないの。私も悪い人に同じ事されたけど、痛いんだよ?」

 

「そっかー。分かった、気を付けるよ」

 

こうして見るとアミクは子供の扱いが上手い。子供もアミクの言うことは素直に聞くし、アミクは子供に好かれやすい性質なのかも。

 

「手慣れてるわね」

 

「まあ…でっかい子どもが妖精の尻尾(うち)にはいっぱいいるからね…」

 

「納得だわ」

 

妖精の尻尾(あそこ)にいたお陰でアミクのお世話スキルが磨かれたようだった。

 

 

「スーねーちゃんは鏡の魔法が使えるからすごく便利なの!」

 

「いつでもおめかしできる!」

 

「うちのこと便利グッズか何かだと思ってないか…」

 

「ボーズ兄ちゃんはカラス追っ払うのが上手いんだぜ!」

 

「だから、俺たちが『カラススレイヤー』ってめいめいしたんだ!」

 

「それ広めたのおまえらかよ!!」

 

ボーズとスーの評判が気になって子供たちに聞いてみたところそんな話が。

 

カラススレイヤーって…。

 

 

「なあ、おまえ。おまえはどんな魔法使えんだ?」

 

ウェンディと同じくらいの年の少年がウェンディに質問した。

 

「ち、治癒の魔法を使えます…」

 

「へーアミク姉さんと被ってんな」

 

滅竜魔導士(ドラゴンスレーヤー)ということは伝えずに治癒魔法が使えると言っておく。

 

「おまえ、そんなオレと変わらないくらいなのに魔導士になって仕事してるってすごいな!」

 

「い、いや…私は全然です…」

 

アミクやエルザと比べたら自分なんかまだまだ未熟だ。

 

 

「でも、魔法でいろんな人の事助けてきたんだろ?やっぱすげえよ!」

 

少年は尊敬するようにウェンディを見る。そんな視線はあんまり向けられた事がなかったのでこそばゆい気持ちになる。

 

「オレもおまえやアミク姉さんみたいに人の事を助けられる魔導士になりたいんだけど…」

 

少年は手のひらからそよ風を生み出した。彼も魔法が使えるらしい。

 

「こんな弱っちい魔法じゃ、無理だよな…」

 

「そんなこと、ないと思います」

 

ウェンディははっきりと言う。自分も優秀な人物だとは思わないが、それでも自分だからこそできることもある、と自負している。

 

「どんなに小さい力でも、その人の想いさえあれば、助けになれるんです」

 

六魔将軍(オラシオンセイス)との戦いでそれを実感した。だから、少しでもその気持ちを少年に分けようと言葉を紡いだ。

 

「…そうなのか。うん、ありがと。なんか自信出てきた」

 

少年が嬉しそうに笑う。ウェンディも嬉しくなって笑った。

 

 

こうして二人はちょっと仲良くなった。

 

 

この少年は後に強力な魔導士になるのだが…それはまた別の話。

 

 

 

「アミクねーちゃん、見て見てーオレの魔法!」

 

「人に魔法を撃たない!あっちち!」

 

「アミクさん、これ、私が作ったマカロン…」

 

「うん…砂糖と胡椒の違いは分かるかな?」

 

 

「やわらけー!」

 

「どさくさに紛れて胸揉むなー!きゃっ!?誰、スカートめくったの!?」

 

「外で遊ぼうぜー!」

 

「いいよー!…あー!網戸壊しちゃったー!!」

 

「なにやってんだよー」

 

 

子供たちに群がられたアミクが相手をするのにすごい忙しそうだった。

 

ウェンディの方にもちらほら人が来るが大人しい子が多い。ウェンディとシンパシーでも感じるのだろうか。

 

 

「網戸外れちゃったよ…窓から外に出ようと思ったんだけど網戸が見えなかった…」

 

「それで、そのまま突っ込んじゃった、の?」

 

「たまに抜けてるわね、あんた」

 

アミクが外れた網戸を手にしょんぼり。

 

「すぐに直せるけど!~♪『装飾曲(アラベスク)』っと」

 

アミクが魔法を使って網戸を直すと、周りから歓声が上がった。

 

「すげー――!!」「やっぱねーちゃんの魔法かっけー!」

 

「アレやってー!足が速くなる魔法!」

 

やっぱり、魔法を使うと喜ぶみたいだ。その時、一人の子供が転んで膝を擦りむいてしまった。

 

「うわ~ん!」

 

その子は膝から血を流しながら泣いてしまった。アミクがその子供に近付こうとするが他の子たちが邪魔で難しいようだ。

 

だから、ウェンディがおずおずと近付いて、魔法を使う。

 

「もう大丈夫ですからね…」

 

あっという間に塞がる傷。それを見て近くの子供たちが驚いたように目を見張った。

 

「わ、ありがとう…!」

 

「おまえもすごいな―――!!」「ちっこいのに」

 

ウェンディの方にも何人か集まってきて騒ぎたてた。ウェンディは目を白黒させる。

 

ちょっと驚いたが、喜んでくれるのは嬉しい。自分の魔法が役に立てて良かった。

 

 

「ウェンディちゃんすごい!」「その服可愛い!」「ネコちゃん貸して!」

 

彼女もすぐに人気になりそうだ。

 

シャルルは子供たちを見まわして、気付く。

 

パッと見た感じ、みんなウェンディと同じくらいかそれより幼い子供ばかりだ。

 

「…意外と若い子ばっかりね」

 

「ここの子たちは自立精神高くてね…みんな早いうちに出て行っちゃうみたいなんだよね」

 

シャルルの疑問にアミクが答える。ウェンディはさっきの少年の事を思い出した。

 

あんなことを言っていたのもすぐ先の事を見据えていたためなのかもしれない。

 

 

「なるほどね…」

 

「わー飛んでるー!」

 

「次オレオレー!」

 

 

「もう…疲れた、の…」

 

 

一方でマーチは子供を持ってあちこち飛び回っていた。アトラクションの如く子供が集まってくるので休む暇がないみたいだ。

 

 

「ほら、姉御たちも昼ごはん食べてけ!」

 

そこにスーが料理を運んできた。

 

「え、君が料理したの!?」

 

「ああ、うちの故郷の料理だ!」

 

 

意外な特技に驚くアミクたち。子供たちにも好評なようで特に芋みたいな料理がおいしかった。

 

「ねー、今度こそ歌うたってー!」

 

「アミクの歌好きだから、ずっと聞きたかったのー!」

 

お昼を食べた後、そう、子どもたちにおねだりされた。しかし…。

 

「うーんごめんね。でもほら、眠い子もいるみたいだから」

 

まだ幼い子供にとってはそろそろ昼寝の時間だ。そんなときに歌でうるさくするわけにはいかない。

 

「え―…じゃあ後で歌って!」

 

「わかった。約束ね」

 

約束するとその少女は眠たげな子供の手を引いてその場から去った。寝かしつけに行くらしい。

 

 

「…なんか、私ばっかり相手しててむしろウェンディの仕事の邪魔になってないかな…?」

 

そんな気がしてきたが、まだ初めてだし、良いだろう、と思い直した。

 

 

「…で、この孤児院。何か問題あるの?」

 

それを見届けたアミクはボーズとスーに問いかける。

 

 

「「ギクッ!」」

 

二人はビクッと肩を震わせた。

 

 

「い、いやあ~…そんなことはねえよ。なあ?」

 

「そ、そうそう!全てが順調だ!」

 

「…ふ~ん?」

 

アミクが目を光らせながら二人を見ていると、とうとう耐えきれなくなったのかゆっくりと話しだそうとした。

 

 

「…姉貴たちには言うなって言われてんだが…実は…」

 

その時。

 

 

「オラオラオラオラ!!!今日も出向いてやったぜええ!!!」

 

「「なっ…!?」」

 

急に大声が転がり込んできた。子供たちが起きてしまう。

 

アミクは急いでその大声を吸い込んだ。

 

「な…なに…?」

 

「嫌な予感しかしないわ…」

 

ウェンディが怯え、シャルルが警戒する。マーチも険しい表情をしていた。

 

 

(…簡単な仕事かと思ったけど…厄介事の臭いがする)

 

 

アミクは思わずため息をついたのだった。

 

 

 

 




まさか前後に分かれるとは思わなかった。

オリジナルなので、話がぐだりがち、設定ガバガバ、展開変わんの早すぎみたいなのが多いと思いますが、ご了承ください(泣)

行き当たりばったりで書いてるんだよ…。

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