妖精の尻尾の音竜   作:ハーフィ

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エドラス編真っ最中。

当然、エドアミクも出ます。今回でるかは分かりませんが。


もう一つの妖精の尻尾

 

アミクたちは妖精の尻尾(フェアリーテイル)に近づき、扉を開けて中に入ってみた。

 

「みんな無事だ!」

 

ナツは涙を浮かべる。

 

「見つかってよかった…」

 

「…でも、なんか違和感が…」

 

内装も全然違うし、みんなの雰囲気も何か違和感がある。

 

 

「細けぇことは気にすんなよ!」

 

「もうちょっと気にしようか…」

 

とりあえず、こっそりテーブルの下に隠れた。

 

「うーんやっぱり何かおかしいわ」

 

「シャルルもそう思う?」

 

「なーんもおかしくねえじゃん。つか、なんでコソコソしなきゃなんねえんだ?」

 

ナツは不満そうだが、こういうのは慎重を期さないとダメなのだ。

 

「…うん、絶対変だよ。グレイがあんな厚着するわけないもん」

 

グレイが何枚も服を着ている。普段のグレイなら上半身裸なんて日常茶飯事なのに。

 

「それに、そのグレイがジュビアにアプローチって普通逆、なの」

 

ジュビアがグレイのアタックを軽くあしらっている光景があった。それだけではない。

 

無駄に強気なジェットとドロイが弱気なエルフマンを叱っているし、カナなんかお嬢様っぽい恰好で「アルコールは苦手ですわ」とかほざいてる。

 

「ほら、私たちの知ってる皆じゃない!」

 

と、思ったが。

 

「ミラさんは普段通りだ…」

 

「それはそれでつまんないね」とハッピーが言った。

 

その時、とある少女がテーブルの下にいるアミクたちに気付いてしまった。

 

「おい、誰だてめぇら。ここで隠れてなにコソコソしてやがる」

 

金髪に髑髏の髪飾りを着けた、胸のでかい少女。

 

 

その少女はアミクとは共に住む仲であるはずの親友だった。

 

「ルーシィ!?」

 

いつものルーシィより荒々しい口調だ。それにたくましい顔つきに少し筋肉の付いている腕。

 

(キャラが!キャラが違う!!)

 

アミクもちょっとパニックになってた。

 

ルーシィが声を掛けてきたせいでギルド中のみんなの視線がこちらを向く。

 

その時、ルーシィの視線がナツに向けられた。

 

「ナツ?」

 

ナツの名を呼んだ彼女はナツをガバッと抱きしめた。

 

「よく見たらナツじゃねぇかお前!」

 

「ぐぽぉ!?」

 

ナツの骨が軋む音がするのだが…ほら、白目剥きかけてる。

 

「ナツ…今までどこ行ってたんだよ…!心配かけやがって!」

 

しかし、ナツを抱きしめるルーシィは小さく震えていた。

 

ナツが「…ルーシィ?」と呼んだ瞬間。

 

 

「処刑だぁ!!」

 

「出た! ルーシィの48の拷問技の一つ! グリグリクラッシュ!」

 

 

ルーシィがナツにプロレスっぽい技を掛けた。

 

「いだだだだだ!!!」

 

「ナツ―――!?ルーシィ、いつの間にそんな暴力的な人になっちゃったのー!?」

 

アミクがルーシィの豹変ぶりに悲鳴を上げる。

 

「ルーシィ!ルーシィ!そんなにナツをいじめないでー!?」

 

「あぁ…?誰だあんた?」

 

次々と技を掛けるルーシィを宥めるアミクだが、次のルーシィの言葉に固まった。

 

「い、いやだなー、アミクだよ。アミク・ミュージオン」

 

「アミク…?聞いたことある気もするけど、知らねえな。妖精の尻尾(フェアリーテイル)のモンじゃねえし」

 

―――妖精の尻尾(フェアリーテイル)のモンじゃねえし―――

 

―――モンじゃねえし――――

 

―――ねえし――――

 

 

アミクは真っ白になった。

 

 

「アミクさーん!?」

 

「あまりのショックに燃え尽きた、の」

 

 

まさか、自分が妖精の尻尾(フェアリーテイル)の者ではない事にされているなんて。

 

 

「わ、訳が分からない…どうなってんのさ、一体?」

 

自分たちの知っているものと全然違う妖精の尻尾(フェアリーテイル)に困惑するハッピー。

 

 

「これ、全部エドラスの影響なの? 何から何まで全部逆になってるよ!?」

 

そこに妙に丁寧な口調のマカオがやってきた。

 

「ところで、そこのお譲さん方と猫は誰です―――って」

 

「「猫!?」」

 

マカオは近くにいたワカバと顔を見合わせる。

 

「どういうこった! なんでこんなところにエクシードが!?」

 

「エクシード!?」

 

他のメンバーもマーチたちを見て騒ぎ出した。

 

「どうなってんだよ…これ」

 

ルーシィも一旦手を止め、ハッピーたちを見つめた。

 

「な、なんで皆エクシードって聞くとそんなびっくりするの?」

 

復活したアミクが疑問を口に出す。

 

 

すると、ミラがマーチたちに近付いてきた。

 

そして、マーチの前に屈みこみ、観察しはじめる。

 

「ホントそっくり…あなたたちって、エクシードみたいね」

 

「そっくりっていうか、ご本に――――むぐ」

 

シャルルが咄嗟にマーチの口を押さえた。

 

「こっちの世界でエクシードって事を知られるのは危険かもしれないわ。あっちの勘違いに乗りましょ」

 

シャルルの提案にマーチはコクコクと頷いた。

 

 

「よくエクシードと間違わるけど私たちは似ているだけで違うわよ」

 

「なんだ、そうなのかよ」

 

シャルルの言い分を信じたようで、シャルルたちに向けられる視線が減った。

 

そこで、ルーシィもナツへのいじめを再開する。

 

「さぁ言えよ、散々心配かけやがって! どこで何してたんだよ」

 

「何って言われてもなぁ…」

 

ナツは睨みつけてくるルーシィの視線から逃れるように顔を逸らした。

 

「ル、ルーシィ。あんまり怒んないでやってよ…」

 

アミクはやんわりとルーシィを止める。

 

「随分とナツの肩を持つなぁ。あんた、アミクって言ったっけ。ナツに惚れて付いてきちゃったか?」

 

「ほ、惚れ!?」

 

何を言うか。

 

 

アミクの顔が赤く染まる。

 

「まあ、んなわけねえよな!!だってあのナツだぜ!?乗ってるときはともかく、普段のナツのどこに惚れる要素があるってんだ!あっはっはっは!!!」

 

「どうしよう、このルーシィすごくやりづらい…」

 

ルーシィが肩を組んできてバシバシと叩いてきたが、なんかヤンキーっぽい。

 

 

「いや、まさかその車に乗ってる時の姿で惚れちまったのか?だったらありえなくも…」

 

「ち、違うって!」

 

「ほほ~う、怪しいな~」

 

赤くなるアミクをからかうルーシィ。

 

それを脇目にマーチは周りを見回す。

 

普段は奥手でなかなか告白できなかったはずのアルザックとビスカがめっちゃイチャラブしてたり、クエストボードの前から動かないはずのナブが「仕事ー!」と叫びながら依頼書をもぎ取っていたり。

 

「この光景、普段のみんなにも見せてやりたい、の」

 

もしそれが実現したらおもしろいことになりそうだ。

 

 

「あんたもいい体してんなー…あ、ナツ、どこ行った!!」

 

アミクに絡んでいたルーシィがハッとキョロキョロする。

 

そこに青髪の少女、レビィが噛みついた。

 

 

「うるさいよこのクソルーシィ!」

 

「何だとコラァ!?」

 

「ルーシィとレビィがナツとグレイみたいに!?」

 

仲の悪い二人なんて新鮮だ。

 

 

 

「もー…どうなってるの?ルーシィは怖いし、私のことは知らないし…あ」

 

アミクはよくギルドの中を見渡していた。

 

「エルザもいないね…ガジルもそうだし」

 

「冗談じゃねぇ」

 

そう呟くと、近くのテーブルの下からナツの声がした。そこに避難していたらしい。

 

「ねぇねぇ、こっちではエルザってどういう感じなのかな?」

 

ハッピーも同じくテーブルの下にいた。

 

それからはウェンディたちも混ざって好き勝手こっちのエルザの妄想をしていく。それを呆れながら見ていると「アミクはどう思うんだ?」と矛先がこっちを向いた。

 

「えー…こういうのは?」

 

絶対にエルザが着ないようなフリフリな服を着てぶりっ子のポーズをとるエルザ。化粧ばっちりの顔で一言。

 

『うふ~ん、お♡め♡か♡し、しちゃった♡』

 

「うん、自分で言ってみたけど、ないわこれ」

 

 

アミクが自分で即ダメ出しをするとみんなして苦笑いになる。

 

「マーチはどう?」

 

ハッピーがマーチに振る。

 

「ん、あーしは…」

 

『ククク…ああ、心地いいぞ!人間が泣き叫ぶ声はいつ聞いても最高だァ!!

 む、貴様。私の前を通ったな。「ブシャアア」ふはは、美味い血をしているな!』

 

「サイコパスじゃん!!」

 

「どう見たって敵側だよねそれ」

 

「怖えー…」

 

アミクがまた、考え出した。

 

「それとも…」

 

キャップを被り、パーカーを着てサングラスを掛けたエルザ。

 

『おっすー!アタイ、エルザっすー!今日もノリノリでラップ歌うっすよ!

 みなさんも手拍子お願いするっすー!はい、行くっすよー!!YOU!凄腕魔導士になって活躍しちゃいなYO!』

 

「原型が跡形もなく消えちゃったよ!!」

 

ハッピーが脱力して言った。

 

「結構おもしろそうじゃない?ラッパーのエルザなんて」

 

「イメージが湧きません…」

 

そうやって喋っているとシャルルがアミクたちの方を見て鼻を鳴らす。

 

「揃いも揃ってつまんないこと妄想してんじゃないわよ…」

 

まあ、たしかにくだらなかった。

 

「あー!ナツ、見つけたー!」

 

「げっ!!」

 

その時、ナツがルーシィに見つかってしまった。

 

アミクは掴みかかろうとするルーシィとナツの間に立つ。

 

「落ち着いて!ナツをいじめたって何にもいいことないよ!」

 

「あぁ?また邪魔すんのかよ!試したい技がいくつかあるのによ!!」

 

「ホントバイオレンスな性格してんね君!?」

 

そうやってあーだこーだ言い合っていると、一人の少女が近付いてきた。

 

 

「ルーシィ、またナツをいじめて…あ!?」

 

その少女はアミクを見ると驚いたような顔になる。

 

 

「…え…」

 

アミクはその少女を見た瞬間、全ての時が止まったような気がした。

 

銀髪のショートヘアが特徴の美少女。最後に見たときより成長しているように見えるが間違いない。そう、彼女は。

 

「リサーナ…!?」

 

リサーナ・ストラウス。

 

二年前に死んだはずの少女だった。

 

 

リサーナの方も呆然とアミクを見ている。

 

「お、戻ったのか」

 

「お帰りなさい、リサーナ」

 

「あ…う、うん。ただいま、ミラ姉、エルフ兄ちゃん」

 

声も所作も以前とほとんど変わらない。

 

 

「リサ」「「リサーナァァ!!」」

 

アミクが呼びかける前に、ナツとハッピーがリサーナに飛び込んだ。

 

が。

 

「オラア!!」

 

ルーシィの回し蹴りがナツたちに直撃した。

 

「お前いつからそんなに獣みてぇになったんだ…あぁん?」

 

「だってぇ…リサーナが生きてそこにぃ…」

 

ルーシィに胸ぐらを掴まれながらもリサーナを指差す、涙目のナツ。

 

信じられない、といった顔をしたマーチがアミクの横にやってきて問いかける。

 

「リサーナ、なの?」

 

「…うん。匂いも一緒だし…」

 

姿も匂いも確かにリサーナだ。

 

 

しかし。

 

「でも…なんでここに?それに、結局この妖精の尻尾(フェアリーテイル)は何なの?」

 

謎が尽きない。

 

「みんなもなんか性格とかが逆になってるし…」

 

「逆っていうか、違う、なの」

 

「そうね。ほら」

 

シャルルが指差した方を見ると、胸が大きくて背の高い青髪の美女が。

 

「…なんか面影あるけど…まさか、ウェンディ!?」

 

「な、なんで私が!?」

 

よく聞いてみると、他のメンバーもあの女性を「ウェンディ」と呼んでいる。

 

「こ、これって…ウェンディが二人いる…?」

 

「そう。アレはきっとここにいるウェンディとは別のウェンディ。そして、ここは私たちの探しているみんなじゃないわ。…別人、エドラスに最初からいる人たちなのよ」

 

アミクたちは驚き言葉を失った。

 

これでは異世界、というより――――。

 

「パラレルワールド、みたいな?」

 

「そう捉えても問題ないと思うわ」

 

つまり、この妖精の尻尾(フェアリーテイル)はエドラスに元々あった妖精の尻尾(フェアリーテイル)なのだ。

 

アミクはナツの方に目を向けた。ナツはグレイに親しそうに絡まれていた。あのグレイもエドラスのグレイであって、きっと彼はナツと仲がいいのだろう。

 

 

「じゃあ、私たちの知ってるみんなは別のところにいるってこと…?」

 

「そうかもね…それをこれから見つけるんでしょ?」

 

「それも、そうだよね…」

 

と、いうことは。あのリサーナはこのエドラスでは死ななかった場合のリサーナなのだろう。

 

そう考えると悲しくなるが…。

 

(それでも、久しぶりにリサーナを見れてよかった…)

 

アミクがリサーナを見つめていると、リサーナと目があった。

 

「…?」

 

彼女は何か言いたそうにしているみたいだったが、そっと目を伏せた。

 

(なんだろう?)

 

何もないならいいのだが、ちょっと気にかかる。

 

「でも、エドラスではアミクさんは妖精の尻尾(フェアリーテイル)のメンバーではないんですね…」

 

「そうみたいだね…ショック」

 

だったら、この世界のアミクは一体どういう人物なんだろうか。

 

 

「とにかく、ここに長居することはないわ。行きましょ!」

 

「ど、どこに?」

 

 

「王都よ!」

 

 

王都。それはつまり、アースランド―――――アミクたちがいた世界の事だ――――――から魔力を吸収しようと計画した王国の首都。

 

「吸収されたギルドの手がかりは王都にあるはずよ!」

 

「なる!ナツ、ハッピー!もう行くよ!」

 

「お、おう!」

 

アミクたちが扉に駆け寄ると、ナブが勢いよく飛び込んできた。

 

「妖精狩りだ! 妖精狩りが来たぞ!!」

 

ナブの叫びに、ギルドの全員が血相を変えて慌て出す。

 

(妖精狩り…?)

 

嫌な響きのする単語だ。

 

 

「てめえら!!どこに行く気だ!?外はまずい!」

 

ルーシィが外に出ようとするアミクたちを止める。

 

ギルド中が切迫した雰囲気になった。ヤバい状況らしい。

 

「王国の方たち、また私たちを追って…」

 

「王国…!」

 

カナの言った単語にシャルルが反応した。

 

「私たちをアースランドに送り込んだやつらよ!」

 

 

「え!?じゃあ、オイラたちって妖精の尻尾(フェアリーテイル)の敵なの!?」

 

「立場的にはそうみたい、なの…!」

 

ハッピーとマーチがショックを受けていると、レビィがある機械の前に座って色々操作し始めた。

 

「リアクター点火準備、座標設定。誤差修正まで、5・4・3・2・1…」

 

「転送魔法陣はまだなのレビィ!?」

 

「うるさい!今やってるでしょ!クソルーシィ!!」

 

「こんな時にケンカしないでー!!」

 

いつもの癖で、言い合いを始めそうになったルーシィたちの仲裁をしてしまった。

 

「チッ!…転送臨界点まで出力40%…43…46…51…」

 

突然、ギルドが揺れ始め、コップや靴などが宙に浮く。

 

「大気が…震えてる…」

 

ウェンディがそう呟いた時、窓から何か巨大な生物がこっちに向かっているのが見えた。

 

「王国がこの妖精の尻尾(フェアリーテイル)も狙ってるの!?なんでまた…」

 

「そんなの決まってるじゃない」

 

いつの間に近くにいたのかエドラスのウェンディ―――略してエドウェンディが説明してくれた。

 

「王の命令で全ての魔導士ギルドは廃止された。残っているのは世界で唯一ここのみ、知らないでナツに付いてくるなんてね…」

 

そして、アミクたちを更に驚愕させる言葉を吐く。

 

「つまりここは、『闇ギルド』妖精の尻尾(フェアリーテイル)

 

「や、闇ギルド…!?」

 

その直後、レビィが機械のレバーを引いた。

 

すると、振動は大きくなり、アミクたちの体までもが宙に浮く。

 

 

「え、ちょ…これってもしかして乗り物!?うぇぷ!?」

 

どうやら乗り物判定のようで、アミクはあっという間に酔ってしまった。

 

ナツも同じく。

 

「みんな! 何かに掴まれ!!」

 

ウェンディたちはルーシィのその言葉に従ってアミクにしがみついた。

 

「うぇえ!?なんで私!?吐くよ!?吐いちゃうよ!?」

 

「転送開始!!」

 

アミクの悲鳴と同時に、視界の全てが光に包まれた。

 

 

 

 

「野郎共、引っ越し完了だ」

 

「あ、お、終わった…?」

 

揺れも光も収まり、酔いが収まってきたアミク。まだしがみついていたウェンディを抱きしめ、フラフラと立ちあがる。外を見るとさっきとは景色が違っていた。

 

『転送装置』と言っていたし、ギルドごと移動したみたいだ。

 

「あ、あの…離してください…」

 

「ごめん、もうちょっとウェンディの癒しパワーちょうだい…」

 

ウェンディを抱いていると酔いが早く収まる気がするのだ。恥ずかしいのかウェンディは顔が赤いが。

 

他のみんなも安堵した顔で立ちあがる。

 

「お、おい…さっきのはなんだったんだよ…?」

 

具合が悪そうなナツが疑問を口に出す。

 

「どうしちゃったのナツ?久しぶりで忘れちゃった?」

 

(久しぶりもなにも別人ですけど…)

 

 

別人といえば、ルーシィたちの反応からエドラスのナツも妖精の尻尾(フェアリーテイル)所属のようだ。今はギルドには不在だったみたいだが…エドナツ、置いてかれたんじゃね?

 

自分がいない間にギルドを移動されるなんて、不憫だ…。

 

まだ見ぬエドナツに合掌していると、ミラが先程の出来事を説明する。

 

「あれは王都魔戦部隊隊長の一人、エルザ・ナイトウォーカー。またの名を、『妖精狩りのエルザ』。さっきのはエルザの襲撃よ」

 

もはや何回目かもわからない衝撃がアミクたちに走る。

 

アミクは震える声で呟いた。

 

「エルザが…敵!?」

 

 

 




はい、エドアミクは妖精の尻尾ではありませんでしたー。

さて、彼女を登場させる前に設定を固めとかないと。

(無計画の極み)
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