刀剣に想いをのせて   作:緋村fu

10 / 15
かけました!


10話:トーナメント!前半!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そうそうに飯を食べて、1人競技場の外で座る剣城。

 

俯きなにも微動だにしない。

 

そこに…

 

「おぉ。ここにいたのか。」

 

燃え盛る暑苦しい奴が来た。

 

「…何の用だ。エンデヴァー。悪いがいま、あんたに構っている時間はない。」

 

「ふっ、あの時の宗太郎と、ルキナの後ろを隠れて歩いていたお前が言うようになったな。」

 

「…おぃ、2人のことは言うな。そんなことを言いにきたならここから消えろ。気が散る。邪魔だ。」

 

No.2に、とる態度じゃないが、エンデヴァーは、気にせず話す。

 

「…俺の作った最高傑作にお前が負けるところを見といてやる。」

 

「…なんだと?俺が誰に負けるって?」

 

「焦凍は今こそつまらぬ反抗で氷結しか使ってないが、使えばお前は勝てない。そうなる。No.1になるように作ったからな。」

 

「…個性婚か…相変わらず胸くそ悪りぃな。」

 

「ふん…言いたきゃなんとでも言え。」

 

剣城はエンデヴァーに背を向け歩き出す。

 

「…俺にとっては貴様の息子などどうでもいい。道端の塵だ。…お前も俺の邪魔をするならここで消す。」

 

そう殺気を放ち歩いて行った。

 

「……」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『レクリエーション!!お疲れさん!!それでは次の競技に行くぜ!!ミッドナイトよろしく!!』

 

「それでは、いくわよ!!次の競技は!

 

一対一のガチンコバトル!!

 

上位16名によるトーナメント戦よ!!

 

知恵、力、個性!全てを総動員してかち抜きなさい!」

 

みんなそれを聞いて盛り上がる。

 

しかし、

 

「すいません。俺は辞退します。」

 

なんとA組、尾白が辞退を宣言。

 

騎馬戦中のことを覚えていなく、勝った気がしないためだ。

 

それに便乗したのか、B組の庄田も辞退。

 

もともと3人だったため、敗北した鉄哲チームから、鉄哲、拳藤、塩崎が復活して、参戦決定。そして…

 

『それではトーナメントを見てみよう!!』

 

 

1、緑谷vs心操

2、轟vs瀬呂

3、塩崎vs上鳴

4、飯田vs爆豪

5、芦戸vs拳藤

6、常闇vs八百万

7、鉄哲vs切島

 

ーーーーそしてーーーー

 

8、剣城vs麗日

 

「…なに?麗日?」

 

剣城は対戦相手が麗日だと訝しむ。

 

「…ぇ、ぇ、ええ、はわわ」

 

麗日はめっちゃ慌てていた。

 

それもそのはず。クラストップの実力。

 

かつビジョンが浮かばない。

 

「まじかよ…麗日…剣城か…」

 

「麗日さん…」

 

上鳴、飯田、緑谷は心配するが。

 

「デクくん!私頑張るよ!剣城君に負けへんから!!勝ってみせる!…剣城君!!うち負けへんよ!強いからな!うち!」

 

「「「!!」」」

 

まさかのトップに宣戦布告。

 

剣城は一度麗日を一瞥し、そのまま歩いてどこかにいく。

 

「…なんだぁ?剣城のやつ。麗日あんなに言ってるのになにも言わないなんて」

 

「さっきの騎馬戦も全く動いてなかった。」

 

「…なんか、あいつ、何かやらかしそうな気がする。」

 

「?なにそれ耳郎、何かってなんだよ。」

 

「い、いや!わかんないけど…なんか、女の勘ってやつ。」

 

「…」

 

それを聞いたA組は全員静まる。

 

その空気を伸ばしたまま、第一回戦が始まる。

 

初戦緑谷は心操の洗脳に引っかかってあわや、負ける寸前。しかし、なんとか逆転勝ち。

 

2回戦轟は…どんまい。とにかくどんまいしか言われない。

圧倒的瞬殺。

 

3回戦は上鳴が接近を嫌がり、しょっぱなフルでの電撃発車。しかし、防がれてしまい。そのままウェイ化した状態で塩崎に場外に投げ捨てられた。

 

4回戦は、スピード勝負。飯田と爆豪。どちらも早いが、二次元対三次元と言うべきか…立体機動をし、飯田を錯乱した爆豪が飯田を撃破。

 

5回戦は、芦戸が酸での接近を仕掛けるが拳藤の巨大な手に阻まれ近づけない。拳藤は、その巨大な手で芦戸を掴み場外にだす。

 

6回戦目は、万能vs黒影。八百万の個性は一見応用力高いが。八百万自身、思考の停止がかかってしまい、ダークシャドウに押し出され敗北。

 

7回戦目、男気の熱い勝負。

お互いだだ被りの個性。殴り合いでは決着が付かず、結局、なぜか腕相撲。金属疲労した鉄哲に勝った切島が上に進んだ。

 

そして

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

第1グループ第8試合!!

 

『圧倒的な実力の持ち主!その実力は伊達ではない!!あの宣言も口だけではないのがわかっただろう!!刀剣精製!!

ヒーロー科A組!!剣城想士!!

 

vs!

 

俺としてはこっちを応援したい!!ヒーロー科の紅一点!!重力の使い手!!麗日お茶子!!!』

 

『担任のお前は、この試合どう見る!?』

 

『まず、実況に好みをつけるな。

 

…まぁ、火力、判断。全てにおいて剣城が圧倒的だろう。だが、剣城の行動には隙 が多い。その点麗日の個性で浮かせられたら終わりだろう。個性の相性でみたら、麗日にも、勝機がある。』

 

『なるほどー!!どっちかわかんねー訳だ!それでは!!ミッドナイト!!よろしく頼むぜー!』

 

ミッドナイトは両者に確認をとる。

 

 

「両者準備はいい?」

 

「は、はい!」「…」

 

それを見たミッドナイトは頷き、鞭をふりさげる。

 

「それでは始め!」

 

(相手はクラストップの剣城君。試合が伸びたら火力のないうちには勝てない!なら短期決戦!…)

 

麗日は剣城をみる。その瞬間。

 

嫌な予感。それを感じ避ける。

 

その後目の前に剣城がいた。

 

ザンっ!!

 

ピシピシ…ビシィン!

 

「あっぶな!!斬撃があそこまで!!」

 

剣城は麗日がいた場所目掛けて剣を振った。

 

『おい!!剣城!!威力考えろ!!明らかに人に向けていい威力じゃない!!次やったら…失格にする。いいな!』

 

相澤から注意が入るが聞こえていない。

 

「…危ない。油断できひん。」

 

「麗日…これでわかっただろ。俺は手加減できない。諦めて降参してくれ。」

 

まさかの降参を要求。

 

ーザワザワー

 

「な!なにいってんの!するわけないやん!」

 

「…お前も緑谷と同じか。このパワーの差を見せられてなぜ向かってくる。なぜ、わからないんだ。」

 

「うちは勝ちたいんだ!!剣城君に!!」

 

「…絶望していないのか。」

 

「…するわけない。うちは勝つんだ。」

 

 

 

それを聞いた剣城は俯く。そして唱える。

 

 

「………そうか…知らぬなら教えてやろう。本当の絶望を…」

 

(くる!!なにか!)

 

『鎖せ…黒翼大魔』

 

剣城の力が上がっていく。

 

その力が全て一振りに納められた。

 

そして、

 

剣城の見た目が変わった。

 

頭には、骨のような仮面が右後頭部らへんについている。

瞳は緑に…そして、何より目を引いたのが、目の下の血涙のような緑の隈。

そして肌の白さ。

 

(な、なに?なに!?あれ!!全然違う!!なに!あの目!うちのこと見てない!!怖い…戦いたくない。)

 

「そうだ。お前がいま抱いてるものが絶望だ。そのまま諦めてくれないか。」

 

「…あっ…あ…」

 

麗日は震える。

 

とその時。

 

「頑張れ!!!負けるな!!麗日さん!!」

 

誰がの馬鹿でかい応援が響く。

 

緑谷だ。

 

「…で、でく君。」

 

「負けちゃダメだ!!勝つんだろ!!剣城君に!!」

 

「そうだよ!!麗日!!剣城をギャフンって言わせてやれ!!」

 

 

A組全員が恐怖におられた麗日を励ます。

 

剣城は完全にヒールのようだ。

 

A組だけじゃない。

 

ーーーおい!!お前女の子に対して容赦ないぞ!!ーーー

ーーーなんだその見た目!!敵かよ!!ーーー

ーーー最低だぞ!!おまえ!!!ーーー

 

なんと観客全員も剣城に対し暴言を吐き始めてしまった。

 

さっきまで麗日にエールを送っていたA組は沈黙。麗日もだ。しかし…

 

『黙れ』

 

その一言が場を支配した。

 

『俺は、こいつのような塵に機会を与えてやっただけだ。それにもかかわらず。貴様らの様な金が目当ての偽善のヒーロー。俺は許さん。いつか貴様ら塵は俺が消してやる。』

 

剣城は麗日を塵と、観客のヒーロー全てを塵といった。何かが違う。

なにかが剣城を変えてしまった様だ。

 

 

『おい!剣城!!変なことを言うな!』

 

相澤が止まるが剣城の口は止まらない。

 

『ヒーローとは自分の命、人生、全てをなげうってやる物だ。名誉、金の為になるものではない。貴様ら塵のヒーロー免許など無いに等しい。

 

俺が変えてやる。あの襲撃でプロ。オールマイトの凄さ。ヴィランの恐怖を体感した俺が、No.1として。』

 

全く笑いせず。表情に出さない。

文字通りの虚無。そうして剣城は行ったのだ。

 

誰もなにも言わない。言ったら剣城のだす威圧に負けてしまいそうになるからだ。

 

しかし…

 

「…どこ、見てんの?」

 

「…なんだと?」

 

「剣城君の前にいるのは私だよ!!」

 

「…女。お前にもわかる様に言ったつもりだが。わからなかった様だな。」

 

「わからんよ!!そんな考え!ヒーローになってから知るんだから!」

 

そう言って麗日は突貫する。

それを見た相澤がセメントスとミッドナイトに言う。

 

『おい。すぐ止められる様に準備しといてくれ。』

 

その相澤の本気度を知った2人は身構えた。

 

 

突っ込む。麗日に対して剣城は指先を向ける。

 

「…虚弾(バラ)…」

 

その光線の連打が麗日や、その時点。穿つ。麗日に当たった瞬間何人かが目を背けた。そして、砂埃が上がって見えなくなる。

 

 

剣城が剣を振るい、砂埃を飛ばす。

 

そこには。

 

 

 

 

…麗日が倒れていた。…

 

「わかったか。女。これが真理。絶望だ…」

 

剣城は無表情でそう告げる。

 

麗日は動かない。

 

 




かけました!!
なかなか難産でした。

いま一話から編集をかけています。
また一話から、見直していただけると嬉しいです!

主人公はヘイト集め系。
次くらいで剣城想士オリジンをはなしていきます!
お楽しみに!!


皆さんのコメントや評価、お気に入りが創作意欲に繋がります!

ぜひどんどん!コメントや評価、お気に入り登録おねがいします!

では!また来週!!ばいばい!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。