刀剣に想いをのせて   作:緋村fu

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11話:トーナメント1回戦後半

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試合の始まる前。

 

「麗日さん」

 

「!デクくん。」

 

麗日に緑谷と飯田が会いに行っていた。

 

「麗日さん。剣城君だけど…」

 

緑谷は自分の分析を加え助言をしようとする。

 

しかし…

 

「いい!いらんよ!」

 

まさかの拒否。

 

「うん…いらん。自分の考えた作戦で剣城君に勝ちたいんよ。クラストップ。凄いね。全くビジョンが浮かばないよ…、私は剣城君みたいな火力はないし、頭もない。だから、うちにできることをやる。」

 

「麗日さん…」「麗日くん…」

 

絶対負けない!そう言う気持ちが溢れていた。

 

 

「だから!見とって!私が勝つところ!」

 

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(あんなに、啖呵切ったのになぁ…体が動かん…)

 

「わかったか…女。これが真理。絶望だ…。」

 

そんな剣城の声が聞こえてくる。

 

「…し…んり…」

 

まだ…まだだ。うちは戦える。

 

麗日がピクリと動きだす。

 

剣城は驚愕している。

 

「まだ!!まだまだぁぁぁ!!うちは負けてない!!!」

 

麗日は吠え、立ち上がる。

 

 

 

『麗日立ち上がったー!!!頑張れ!!おれはお前を応援するぞ!!』

 

『だから…実況に好みをつけるなって…

 

まぁ、騎馬戦に緑谷に打ったやつを全力で打ったら確実に麗日は終わっていた。…それを見るに剣城は加減した様だな。』

 

「………女。まだわからないのか。」

 

「剣城くん…」

 

「これ以上は本当に譲歩しない。」

 

チャキ…刀を抜き、構えた。

 

「構えろ…」

 

「……剣城くんはやっぱり優しいよ。さっきも攻撃する前にわざと殺気放ったでしょ。今もさっきの移動術使えば、一瞬で終わってたのに、構えさせる。…でも…でも!!

その余裕!!その心配がいらん!!うちも!!ヒーロー目指してるんだ!!こんくらいの困難は超えられる!!」

 

麗日はそういい駆け出す。

 

(…俺が優しい?何故だか。この剣を出してから何もわからない。何がしたいのか。)

 

俺は何はなんなんだ。

 

「うぉぉぉぉ!!」

 

「…っ」

 

麗日が突っ込んできて、その手に触れないように剣を振るう。その威力で瓦礫が吹っ飛び麗日を攻撃する。

 

『…??なんだ剣城』

「…剣城少年」

 

相澤とオールマイトは気づいた。

さっきの攻撃、剣城なら瓦礫で攻撃せず、峰打ちにできた。なにか調子がおかしい。

 

『どこか調子が崩れている…』

 

「…っ、虚弾」

 

麗日に向け放つ。しかし…

 

「遅い…!!」

 

麗日は避ける。

 

「なめ、とんのかーー!?!?」

 

「うちを舐めないでよ!!全力でこい!!」

 

麗日はその勢いのまま剣城をぶん殴る。

 

「ぐっ…! 虚閃…!」

 

勢いのまんま突っ込んできた麗日をセロの威力で弾き飛ばす。

 

「所詮…その程度だ。女。理想で現実は変わらない。」

 

そういい想士は歩き出す。

 

「………もういい。これで終わりだ。」

 

剣城はそういい剣を振り上げる。

 

そのまま振り下ろし、瓦礫の残骸ごと麗日を吹っ飛ばした。

 

「うっ…!?い、いったぁ…」

 

観客席では…

 

「もう、みてらんないよ…」

 

「麗日さん…」

 

「やはり、剣城君相手では辛いか…」

 

耳郎は顔を多い。緑谷と飯田は嘆く。

 

 

 

「……もう立てないだろう。」

 

 

 

そう剣城は言う。

しかし、麗日は笑いながら言う。

 

「ありがとう。威力の高い攻撃をしてくれて…そのおかげで…!!

 

 

この攻撃に繋げられる!!!」

 

そう叫び麗日は発動させていた個性を解除した。

 

麗日は馬鹿じゃない。あえて、低姿勢で攻撃を仕掛けることによって瓦礫を作っていた。そして、剣城の攻撃でできた瓦礫を個性で浮かばせていた。

 

火力ではかなわない。そんな剣城に勝つために。

 

 

「かあぁぁぁぁつ!!!」

 

『まさかの!!攻撃!!これはやばいだろ!!麗日お茶子!!可愛い顔して、えげつねぇ攻撃するな!!』

 

 

二段攻撃。万が一瓦礫を回避した場合。自分の個性で浮かせて敵の退場を狙う。そんな事を考えて、麗日は突っ込む。

 

 

「………光の槍(フルゴール)…」

 

剣城は槍を生成。ぶん投げる。

 

「いっ…!?きゃっ!!??」

 

ピカッ!ドォォオオン!!

 

『なんダァ!!??大爆発!!』

 

爆発の煙がおこる。

 

『どうなったんだ!!剣城はー!』

 

 

(…なにが…勝ったの?でも…)

 

 

「…俺に勝てるわけないだろう。女。」

 

剣城がそういい歩いて来た。

 

『剣城は、無傷!!!??なんだなにをしたんだー!?』

 

「そ…そんな…一撃…で」

 

「……悪くない攻撃だ。俺じゃなければ大怪我だ。………次はなんだ。もう終わりか。」

 

そういい麗日に向かい剣を持ちながら歩き出す。

 

しかし…その時。

 

ーーザワザワーー

 

ーーお、おい!!おまえ!ーー

ーー女の子に対して容赦ないぞ!!ーー

ーーそ、そうだ!!かわいそうだろ!!ーー

 

そんな観客が出て来た。

 

「こ、この雰囲気…あまりにも麗日さん不利で観客が…」

 

「…剣城…」

 

飯田はそういい、拳藤は剣城をあんじた。

 

完全なる贔屓の声援。断ち切ったのは…

 

『おい、いま、言ったのヒーロー何年目だ?。本気で言ってるならヒーロー向いてねぇからさっさと家に帰って転職しろ』

 

相澤だ。

 

『おまえらみてわかんねぇのか。剣城に勝ちに行く麗日の気持ちに。麗日は強いやつだ。…おまえらの声援は麗日を思ってるかもしれねーが逆だ。お前ら頭の中で決めつけてんだよ。麗日が剣城に勝てないってな。そんな強い力に負けるのを良しとするお前らは本気で転職しろ。

 

剣城は認めているんだ。犠牲を問わず攻撃につなげた麗日を。

だから、警戒して全力出してんだろうが!』

 

 

そう相澤がいい、静まる。

 

その時剣城が話し始める。

 

「…そういう事だ。だから貴様らは塵なんだ。相性の問題で敵に手を出すな?…塵が。そういう事ではない。自分に出来ることばかりじゃないこの世で、自分の限界を超え自分の格上に向かい。人を助ける為に命を賭して働く。それがヒーローだ。下賎な金、名声目当てで…ヒーローを語るな…」

 

「…そん点。女。お前は俺が目指すヒーローの資格がある。…

 

さぁ。やろうか続きだ。まだやれるだろ。」

 

そういい、完全に集中して剣を構える。

 

先ほどまでのバラバラな方とは違う。敬意を表した構えを見せた。

 

それを聞いて立ち上がる麗日。

 

「…そ、そうだ。この状況でも、デクくんは諦めない…私だって…諦め…て…」

 

 

ガクッ…

 

そういい、歩き始めるが途中で倒れる。

 

しかし…

 

ガシッ…

 

剣城が麗日を抱えた。

 

「…な…なんで…」

 

俯く剣城。

 

手からは剣は消えており、完全に元に戻っていた。

 

「…わからない。だが。お前はここで終わらないだろ。俺が言う。お前は良いヒーローになれる。……お疲れさん。」

 

そういい聞かせた。

 

「…」

 

麗日はそれを聞いて完全に気を失った。

 

剣城はミッドナイトの方を向く。

 

「…ミッドナイト」

 

『…はっ!?麗日さん気絶により戦闘不能!!よって勝者!!剣城君!!』

 

そこに歓声は上がらない。

 

剣城は麗日を抱えて歩き出す。

 

剣城の闇はまだ深い。

 

 

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その後…

 

「……う…ん?ここは…確か私、剣城君と…はっ!!」

 

麗日は目を覚ました。

 

「起きたか…」

 

「剣城君!!おったの!?」

 

「…麗日、女の顔に傷をつけてしまったらしい。その右上。髪で隠れるが、しばらくは跡が残ってしまうようだ。…すまなかった。」

 

剣城はそういい、頭を下げる。

 

「え!?頭さげんといて!!気にせんから!」

 

「しかし…」

 

そう話していると麗日が…

 

「…ねぇ…剣城君はなんでそんなに強いの…?なんでヒーローを明確に目指したの?」

 

「それは…」

 

剣城が話そうとした。しかし、なかなか話を始めない。

 

「剣城君…?」

 

剣城は、何か考えるそぶりを見て、いう

 

「…。俺の個性について話したい。麗日、それが俺がヒーローを目指すきっかけになっているからな…それでもいいか?」

 

ずっと詳しくされなかった剣城想士の個性

 

それを聞けると知り、麗日は耳を傾けた。

 

「…あれは今から9年前だ。…ーーー」

 

そう話し始めた剣城の闇、隠された個性とはーーー

 

 

 




かけましたねぇ…

次はいよいよ秘密に迫ります。

題名の刀剣に思いを…これにつながります。

この小説にて、解放の状態を変えています。

ウルキ○ラの解放すると翼が生えたりしますが、この小説では、解放すると斬魄刀のように、力が使えると言う設定で姿は、ウルキ○ラの姿になると言う設定です。いろいろわかりにくくてすいません!!

これから全ての作品において編集をかけていきます!

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描く意欲になります!笑

では!次回!剣城の昔に迫るお話
乞うご期待!笑

また来週!バイバイ!
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