刀剣に想いをのせて   作:緋村fu

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ヤバイ。なに書いてるかわからなくなった…


14話:準決勝前の話

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切島との闘いが終わった後、想士は相澤の言った通り、相澤の元へと歩いていた。

 

「…邪魔するぜ」

 

そう言い入ると相澤は想士に目を向ける。

 

剣城はドアにもたれかかり腕を組む。

 

「…きたか。さて。俺は合理的じゃないことは嫌いだ。だから単刀直入に聞こう。お前は誰だ。」

 

想士を睨みながら相澤は聞く。

 

「…さっきも言ったが。俺は俺だ。それ以外はねぇ」

 

「違うな」

 

「…なに?」

 

「俺はそのお前みたいな状態を見たことがある。剣城ルミナが個性のコントロールを失った時だ。」

 

相澤が言ったことで腕を組んでた想士の指がぴくりと反応する。そして想士は目で続きを促した。

 

「ルミナの時は本当に感情が抜け落ち全てに非情になった。ヴィランに情け容赦なく捕縛する。あれは…いやあの時もルミナに言われた。これが自分の本能だと…」

 

「本能…それは人によって違う。ルミナは悪人に対しての正義感。…そしてお前は…」

 

「…闘いを求める戦闘欲求。そして、本物の平和の象徴になるという欲望。これがお前の本能。…どうだ違うか剣城。」

 

対する剣城の答えは…

 

「…なんだ。そこまでわかってんじゃねぇか。そうだァ。だが勘違いすんじゃねぇぞ。俺は俺で。あいつはあいつ。俺らは常に表裏一体。つまり言い換えると、俺はあいつの負の部分でもあるわけだァ。そんで…?だからなんだと?」

 

「…正直お前は、ここで俺の力を使って棄権扱いにしたい。これ以上は怪我人が増えるだけだ。…だが、俺は爆豪と轟にかけている。」

 

それを聞き目を見開く。

 

「なんだと?俺よりもよえぇやつらに期待する?」

 

「お前は…いや違うな剣城想士は…俺から見ても力、技術の面では群を抜いてる。インターンを経て雄英でNo. 1と言われてるあいつにも匹敵するだろう。」

 

「だがな。その不安定な精神じゃ無理だろう。お前を従え、全てに置いて完全に成熟した時あいつは今よりも成長する。そして、それはあいつらという自身と同じ天才と呼ばれる壁を乗り越えてできると思う。才能の差はない。あとは経験。直感。そこだけだ。」

 

そして目だけ向けていた剣城の方を向きはっきりという。

 

「断言する。お前はあいつらには勝てないよ。…今のままじゃな…」

 

「…!!なんだと、それはど「話は終わりだ。次の試合の準備をしろ」…ハァ!?なんだとてめぇ!…チッ!!」

 

バタン!!

 

想士は乱暴に扉をしめて出て行った。

 

「…ったく。」

 

相澤はため息をついた。

 

「…よかったのか?あんなに言っちまって、お前らしくねぇぞ?」

 

同じ部屋にいて終始黙って聞いていたマイクが相澤に聞いた。

 

「…そうだな。柄にもなく熱くなっていたようだ。宗次郎とルミナの息子だからと肩入れしていたかも知れん。」

 

「…だがまぁ。あんな状態の剣城に負けるほど俺のクラスは弱くない。」

 

そう言い観客席のA組を見つめる。

 

「なんだかんだ言ってお前も心配してんだな!安心したぜー!イレイザー!」

 

「相変わらずうるさいやつだ。早く次のアナウンスをしろ!」

 

「はいはい!!わかったぜ!!」

 

そういう時マイクは会場に声を発するマイクに向かって声を出す

 

『さて!!会場の復旧もおわったようだぜ!!それでは次の試合の組み合わせ見てみようかー!!』

 

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スタスタスタ…

 

剣城は廊下を歩く。

 

…ピタッ…

 

しばらく進むと廊下に立つ人影を見つける。

 

「…拳藤…」

 

「よっ。どうしたんだ?」

 

「なにを言ってるかわからねぇな。お前はさっきの試合で常闇に負けたはずだ。早く観客席に行けよ。」

 

そう言い拳藤の横を通り過ぎようとする。

 

しかし。

 

「……なんだ?」

 

拳藤は想士の腕を掴み離さない。

 

「…うちは想士みたいに強くないよ。

 

でも、今のあんたは見ていてムカつく。

 

全てを下に見てそんなのは想士じゃない。」

 

真剣な目で伝える

 

「そんなこと言うためにわざわざ俺を待ってたのか?敗者であるお前が?…それは身の程を知った方がいいな。」

 

「それに俺は今虫のいどころが悪い。早く目の前から失せな。」

 

想士は拳藤を睨みながらいう。

 

だが、ここでも

 

「はっきりいうよ。あんたは弱いよ。強くない。きっと次で負ける。爆豪や轟に負けてね」

 

 

「…!!!お前もか…なんなんだ!」

 

そう問われても拳藤は答えない。

手を離し振り向いて歩き出す。

 

「その答えがわからないうちは勝てないよ…

 

じゃあ、あんたが負ける所を私は見てる。」

 

そう言い廊下の奥へ消えて行った。

 

 

残された想士…

 

「クッソが……!!!どいつもこいつも…!潰してやる。この俺が全て潰してやる!…」

 

凄まじい殺気を帯びて控え室に向かう。

 

 

「手始めに轟だァ!あいつを潰して次に爆豪だ…」

 

そう。次の組み合わせは…

 

 

轟焦凍と剣城想士。

そして、常闇踏影と爆豪勝起。

 

ここが剣城のこれからを変えた転換点になる、二つの試合の幕開けなのである。

 

 




本当にやばい。なに書いたらいいかわからなくなった。
とりあえず投稿。そしてお久しぶりです。
これから春休みなのでちょこちょこ投稿します

完全に分からなくなって話がこんがらがった。

なのでみなさんの意見を聞きながら取り戻します。

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