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マスコミの起こした騒動から数日後。
想士達はヒーロー基礎学の時間で、教室にて相澤から内容が話されていた。
「今日のヒーロー基礎学は俺ともう一人も含めての三人体制で教えることになった。内容は“人命救助”訓練だ。今回は色々と場所が制限されるだろう。ゆえにコスチュームは各々の判断で着るか考える様に」
(救助…俺は役に立たないな…)
「訓練場所はここから離れているため、バスで向かう。準備はいそぐように。」
想士達はその言葉をきき、バスへ向け歩き出す。
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『あなたの力…人を助けるために使うのよ…自分の力を信じて…』
…!?なんだ今の。なんか懐かしい夢を見ていたような…
想士はバスに乗って、瞬間寝た。
ちなみに隣は轟だ。
「「…」」
お互いなにも喋らない。
「派手で!目立つ個性と言ったら!爆豪と轟、そして剣城だよな!」
どうやら誰が強固性かを話していたようだ。
「でも、爆豪ちゃんはきれてばっかだから、人気出なそ」
「んだと!コラ!!クソ出すわ!!」
「ほらね、すぐキレる。」
蛙井が、爆豪を馬鹿にして、バスは騒がしくなる。ついで話の対象は想士へと移行した。
「そういえば…剣城ちゃん。」
「…なんだ、蛙井。(…ちゃん?)」
「梅雨ちゃんと呼んで。あなたの個性はなんなの?火を出したり、剣を出したり、気になるわ」
「確かに!俺らも詳しくは知らないよな!」
「…俺の個性は[刀剣精製]だ。」
その言葉を聞いてみんな、首をかしげる。
「でも、剣城ちゃんは火を出したりしてたし、そんな剣は存在しないわよ」
「俺の作る刀には力が宿っている。俺はその力を解放したに過ぎない。」
そう説明するがクラスメートは理解できていないようである。
そこに個性に対し興味をとても持つ緑谷が話しかけてきた。
「じゃあ剣城くんは何でも刀を精製できるの?」
「いや・・何でもではない。特定の刀のみ精製する。刀を作るにも制限、条件がある。」
「・・(とても強い個性だ。それを使いこなす剣城くんはすべに実力ではトップクラスか。)・・じゃあその条件は何になるの??」
そう緑谷は問うが
「…すまないが、これから先は話したくない。」
想士は拒絶の意を示す、しかし。
「そんなの勿体無いって!強個性だし!」
「どんどん話してこうぜ!!」
瀬呂と上鳴がひかない。
「すまないがどうしても言いたくないんだ・・だが…これだけは言える。他人からは強個性で羨ましがられるが…強個性だからっていいことだらけじゃない。…」
「…!」
想士の言葉にA組はポカンとする。
横の轟は目を見開いて想士を見ていた。
その話を聞いていた相澤
(良くも悪くもあいつらの死は剣城の実力の蓋になっている訳か・・できれば取り除いてやりたいが・・難儀なものだな・・・)
その後またも騒ぎ始めたA組に相澤が釘をさす。
「おい、そろそろ着くぞ、静かにしてろ。」
その言葉を気に会話は途切れた。
(なんだ。嫌な予感がする…)
想士は目を瞑って瞑想していた。
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「みなさん!待ってましたよ!」
プロヒーロー13号がA組を出迎える。
「私好きなの!13号!」
麗日は13号が好きらしい。
「早速中に入りましょう!」
『よろしくお願いします!』
…
「すっげぇ…USJかよ!」
「あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です!
ーーー水難事故ーーー
ーーー土砂災害ーーー
ーーー火災ーーー
ーーー暴風ーーー…etc…
その名も!嘘や災害の事故ルーム!
略して!USJ!!」
「スペースヒーロー!13号か!」
「わかったから、静かにしろ」
相澤がクラスを沈め、13号と会話をする。
が、なにやら、相澤がため息をついてる。
なにかあったようである。
「まぁ、いい…始めるぞ、」
「わかりました…では!
始める前にお小言を1つ2つ…3つ…4つ」
『増えてる!!』
「みなさんはご存知かもしれませんが、僕の個性は[ブラックホール]です。全てを塵に変え、僕はこれで災害現場で活躍しています。
…ですが使い方を間違えれば、簡単に人を殺せてしまう個性です。
みなさんの中にもいるでしょう。
今は色々な規制で成り立っていますが。
一歩間違えれば容易に命を奪えることを忘れてはいけません。
そして、この授業では、各々の個性をどう救助に使っていくかを考えていきましょう!
君たちの個性が他者を傷つけるのではない。
そのことを学んで今日は帰ってください」
13号は自分の経験を含め、ヒーローになるためには必要なことをA組に伝えようとしていた。
『ハイ!!』
「13号かっこいい!」
「よし。そんじゃまずは…」
ピリっ…ゾクっ!!
「相澤!!」
想士は突然叫びだす。
クラスは普段物静かな想士が大声をあげたことで驚く。
「来るぞ!」
その時、エントランス付近に黒いモヤが発生。顔面に手をたくさんつけたやつ。明らかにカタギじゃない奴が出てくる。
「チッ!ひとかたまりになって動くな!」
クラスは呆けている。
「13号!生徒を守れ!」
「なんだあれ…」
「動くな!!あれは…《vib:1》ヴィラン《/vib》だ!!」
…「13号にイレイザーヘッドですか。先日いただいた資料とは教師が違いますね。オールマイトがいないようです。」
「やはり、前日のはクソどもの仕業だったか。」
そうやって苦虫を噛み潰したような顔をする剣城。
「オールマイトはどこだよ…あいつら殺せば来るかな。」
人を破壊することに無邪気な興味を持ち、破壊を好むものの邪気がクラスを包んでいく。
「はぁぁ!?ヴィランン!?」
「13号先生!対侵入者用センサーは!?」
「もちろんありますが…」
「・・・剣城、お前はどうおもう。お前の意見を聞きたい。」
「・・敵に電気系統を妨害出来る者がいると考えるべきだろう。」
「そうだな…その可能性が高い。何よりこれはなんらかの目的があって、用意周到に画策された奇襲だ。」
「だが・・俺から見てもあの手をつけたやつ。霧を出すやつ。そしてあの大男がやばい。ほかはただのチンピラだ。俺とお前、あと勝己なら簡単に対処可能だ。」
想士と轟は冷静に意見を伝える。
「お前ら!この状況でその落ち着き具合って!才能マンでもあり、大物マンかよ!!」
「…このくらい少し考えればわかる。問題はこの奇襲の目的。」
(…なにが目的だ。思い出せ。確か相澤はあの時。
ーーー今回は2人で担当することになったーーー
つまり、元々は2人じゃなかった。だれか来る予定。
相澤と13号は目的じゃない。そのもう1人が相手の目的!)
想士は結論を出せた。
邪気につつまれ、すくむA組に対して指示を行うはさすがのプロヒーロー。
「13号!避難開始!上鳴!お前も個性で通信試せ!」
「う、はいっす!」
「任せた13号!」
「相澤先生は!どうするんですか!」
「あいつらの相手をする」
「ですが!イレイザーヘッドの戦闘は!」
「一芸だけじゃ、ヒーローは務まらん!、行け!」
相澤が降りていった。
多数の敵に囲まれるが、倒していく。
「すごい!イレイザーヘッドの戦闘は本当は1対多だったんだ!」
相澤の活躍でA組が感心していたが。
「…いや、どうかな…」
想士が口を挟む。
「え…それはどういう…」
「みなさん!!避難始めます!ついてきてください!」
「行かせませんよ。」
ちっ!厄介なのがきた!
「ヒーロー。その人たちに息絶えてもらいたいと思いまして。
立ち止まった瞬間、右から爆豪と切島が消える
「その前に!!」
「俺らに倒されることを考えなかったのか!?」
「勝己!!切島!!そこは攻撃の射線上だ!」
2人が驚いて振り向くが、もう遅い。
「危ない危ない。さすがは金の卵。
散らして…嬲り殺す…」
黒いモヤの個性は・・・強制ワープか!
チッ。どこに出る。
出た先はさっき自身が見ていたところ。周りをぐるりと囲んでいた者達の中心。
つまりは・・・・相澤の所だった。・・・
「剣城!なぜお前がここにきた!!」
「黒いモヤに飛ばされた!」
「・・・チッ!仕方ない!無理はするな!撤退を考えろ!」
撤退…逃げ…それは想士にとっては禁句だ。
「…相澤。俺は逃げない。引かない。
どのみち社会のゴミどもだ。殺して構わないだろ?」
「剣城…だめだ。殺すな。お前はそんな足踏みをしてはいけない。」
「相澤…わかった。不殺を心がける。」
「俺のことは気にするな。本命は頼む。」
そういい走り始めた。
「チッ・・!わかった!無理はするなよ!」
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その後2人で戦闘を続けるが・・
「ちっ!!数が多すぎる!剣城の方まで手が回らない!」
「23秒…24秒…17秒…」
顔面に手をたくさんつけたやつが向かってくる。
「本命か!」
「チッ。」
「無理をするなよ…イレイザーヘッド。
生徒の手前意気込んで出てきたわけか…
確かにあの子が心配だよなぁ・・
だが、気をとられて大丈夫か・・・?」
ボロ…ボロボロ…
「なっ!(肘が崩れた!)。奴の個性か!」
「普段の仕事と勝手が違うんじゃないか?…
それにもう一つ教えてやるよ。本命は俺じゃないよ…」
ヴィランはにやりと歪な笑顔をうかべ相澤に告げる。
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場面は移り変わって剣城に・・・
このくらい問題はない。
「次は…「剣城!!避けろ!!」」
次の敵に目を向けようとしたとき、
想士の隣に脳みそ丸出しの大男が立っていた。
「そいつが本命だ、何かやばい予感がする!防御に徹しろ!」
「チッ…!こいつ、強い」
「けんせ…」
ボッコォォォン!
想士はギリギリガードしたが、耐え切れるものではなく、吹っ飛ぶ。
「剣城!!」
「おいおい、他人の心配できるのか?」
「イレイザーヘッド。抹消の個性はたしかに強力だが。単純な力に対しては無個性と変わらない…」
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「ぐっ…く…そ…体が。」
想士は火災ゾーンの壁まで飛ばされた。剣は折れ、頭から少なくない血がででいるが。
想士の頭はそれを考えてなかった。
頭の中は憎しみのみ・・・
「クソ野郎が…ヴィランめ…なんなんだ。いつもいつもいつもいつもいつも!俺から大事なものを奪いやがって…絶対に許さない。
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さないユルサナイ!ユルサナイユルサナイ…
殺してやる…絶対殺してやる!!!!」
「万象一切灰塵と為せ。
こい!流刃若火!!!!」
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剣城を吹き飛ばしたその後・・
黒い大男は純粋な力を持ってして相澤を潰していった。
グシャ…グシャ…
「やばい!やばいって緑谷!!」
「相澤先生…!」
大男が相澤を攻撃し続けていたとき、死柄木のそばに黒霧が現れた。
「すいません。弔…1人逃しました。」
「はぁ?はぁ…はぁぁぁ…お前がワープじゃなかったら殺してるぞ…
仕方ない。帰るか…」
「帰る…!、帰るって言ったか!助かるぞ!」
「変だわ…こんなに暴れて…」
「帰る前に…少しでも平和の矜持をへし折っておこう!!」
死枯木は、超スピードで蛙井に近づく。
緑谷は蛙井が粉々になるのを想像してしまったが…
そうならなかった。
「かっこいいぜ…イレイザーヘッド…」
相澤が怪我してるのに、生徒を守るために、個性を発動し個性を抹消した。しかし…
「脳無、トドメをさせ。」
脳無が、腕を振り上げ、相澤に振り下ろす…
その瞬間…
ボオオオォー!!!!
「熱っ!なんだ!」
「…よぉ…ヴィラン共…死ぬ準備はしたか…」
頭から血を流している想士。
しかし瞳には敵に対する憎悪が渦巻き。瞳は赤く変色していた。
「つ、剣城君!!、無事だったの!?」
「…緑谷か…俺が相手の隙を作る。相澤先生と周りを連れて離れろ。…」
「ダメだ!君も逃げよう!」
そう止める緑谷に想士は瞳を向ける。
…ゾクッ!
「…加減できない。死んでも知らんぞ。」
「わ、わかった!。」
…パチパチパチ…
「かっこいいなぁ、ヒーローは。」
「お前…名は」
「死枯木弔。お前の名は?ヒーロー」
「剣城想士。覚えなくていいぞ。ここでお前らは終わりだ。」
チャキ…
「一の太刀!!」
「・・ッ!脳無!!俺を守れ!」
想士の攻撃を受けて脳無の腕が吹っ飛び、体も焼ける。
「緑谷…行け!」
「う、うん!」
「おいおい、ヒーローが放つ火力じゃないだろ。常人なら間違いなく死んでるぞ。」
「いいんだ。」
「だが、関係ないなぁ!!」
「これは。対オールマイト用兵器なんだ!お前みたいな生徒には負けないよ!」
「そうか。再生と筋力増加ってところだな。」
「鋭いなぁ…あと一つ、ダメージ吸収もあるよ」
「なるほど…これは本気でやっていいな。
…一の太刀!!二の太刀!!…」
「効かないって!やれ!脳無!」
ボゴォン!
脳無の攻撃を防ぐが…
「くっ…」
力が強すぎて…圧される。
ーーーーケオサレタ?ーーーー
「…なんだと?…俺が・・この俺がヴィランに気圧された…だと…」
「ふざけるな…ふざけるなアァァァァ!」
「な、火力が上がった!!死柄木!!絶対に防ぐのです!!」
「わかってる!!脳無!!」
脳無が超スピードで突っ込んでくる。
だが…
「うぉおぉおおおおおおおお!!!!!
やけ散れ!!灼死!!炎熱斬!!」
…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「くっ!」
「な、なんて熱量だ!!」
「これなら倒せるんじゃ!!」
霧が晴れる…
立っていたのは脳無。
想士は倒れていた。
「…今のが最後の一撃だったようです。」
「はは!そうだろ!お前なんかに負けねーよ!…はぁ…殺れ、脳無!」
「…ちっ…く…そが…」
「剣城君!!」
「剣城!!」
目を瞑る。誰もが最悪を予想した。
しかし…
ボゴォオン!ドアが吹っ飛ぶ。
平和の象徴がきた。
「遅くなってすまない。…嫌な予感を感じて校長先生の話を中断して急いできた。先程飯田少年にもあったよ。生徒たちが怖い思いをしただろうに…
…もう大丈夫!私がきた!!」
「オー…ル…マイ…ト…」
想士は顔を上げて前を向く。
オールマイトのところを向くが。
オールマイトはいない。
その後抱きかかえられているようだ。
「すまない。相澤くん。剣城少年。
相澤くんと剣城少年が危ない!早く連れてってくれ!」
「オ、オールマイ…ト…
あいつらは、ダメージ吸収と、再生、さまざまなこ、せいが混ざってる…」
「剣城少年…、すまない、無理をさせた。」
「い、いえ…」
「剣城くん…ひどい怪我だ…」
「俺は、い、い…(く…くそ!こんなに力が足りないなんて!!…ちっくしょう…)
そういい。想士は目を閉じる。
黒炎を瞳の中に灯しながら…
今回バタバタ進んだ気がします。
主人公の個性。秘密があります。
その秘密が出る話はもう少しあとです。
評価ありがたいです。
いい評価も悪い評価もありますが…
それを糧にさらにいいものを書いていきたいと思います。
基本、視点が行ったり来たりします。
わかりにくいかもしれませんが、おいおい、又は少しずつわかりやすくしていきます。今は、書き方が安定してないので、バラバラです。じきに固まると思います。それまでしばしお待ちください。
毎日一本は投稿しようと思っています。
次回もお楽しみに!!