評価ありがとうございます!
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SIDE 拳藤
想士たち、A組がヴィラン達の襲撃にあったと聞いた。
まさか、あの強い想士が怪我をしたなんて全く思わなかった。
想士に会いたくて、病院まで行ったけど、A組の担任と共に面会謝絶だった。
この時、どうしてあいつの顔を見に行かなかったのか…
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「……っ…ここ…は…」
想士が目を覚ましたようだ。
「…そうだ、相澤先生は…」
「俺なら大丈夫だ。」
剣城が目を覚ました。
相澤が同じ部屋にいたようですでに起きていた。
「…!先生。無事でよかったです。」
「あぁ、無事とは言い難いがな…
剣城…おまえに聞きたいことがある。」
「…なんでしょうか」
「おまえの本当の個性についてだ。」
そう相澤に聞かれ、想士は目を見開く。
「俺の個性は刀剣精製…「それだけじゃないだろう。」…」
「…おまえは知らないだろうが。俺はお前の両親と同期だ。共に雄英で学びヒーローになった。」
「お前の両親の個性は知っている。…あの2人からじゃお前の個性は生まれない。…つまりお前は…」
「ええ…そうです。突然変異型です。」
「…その上で聞く。お前の使う刀。あれはお前の父親の個性だな…」
「…」
「お前の父親、剣城宗太郎。ヒーロー名[流刃]炎熱系の個性[滅却]を持っていた。…
お前の使う。[流刃若火]と酷似している。…」
想士は目をつぶり何も反応しない。
そのまま相澤は続ける。
「つまり、お前の使う刀剣精製とはーーーーーーーー
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翌日。
「剣城。俺は学校へ行く。お前は行けるのか?」
「…はい…」
「…わかった。無理はするなよ。」
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ガラガラ…
想士はギリギリに登校してきた。
シーーン…
「?」
「剣城!!お前大丈夫なのか!?」
「ん?」
「オールマイトが勝った敵に単身で突っ込んだらしいじゃねーか!、お前の見舞いに行っても面会謝絶だったし!」
想士はそれを聞いてなぜか、殺気立っていた。
「…問題ない。」
「そ、そうか…」
「それより席につけ。先生来るぞ。…」
ガラガラ…!
「諸君。おはよう。」
『相澤先生復活はやっ!!』
相澤が入ってきてクラスが騒がしくなる。
「先生!ご無事だったのですね!!」
「あれ…無事っていうのかな…」
飯田と麗日が、相澤に尋ねる。
「……俺の安否はいい…
それよりも…
新たな戦いが始まろうとしている…」
相澤がそういいためる。
ゴクっ…
「戦いって…」
「まさかまた、ヴィランが!?」
「『雄英体育祭』が迫っている!」
『クソ学校ぽいのキタァァァァァ!!!』
雄英体育祭。今や、個性の発言により、需要が減ったオリンピックの代わりとなるものである。全国で生中継され、一体育祭と比べるのもおこがましいレベルだ。
「でも!ヴィランの侵入を許したのに、行って大丈夫なんですか!?」
「学校側としては、逆だ。
開催することで盤石な体制を示すつもりだ。
警備の去年よりも5倍近く強化している。
なりより、最大のチャンスを無くさせるわけにはいかない。」
「そうか。毎年ヒーローがたくさん見にくる一大イベント。」
「暇つぶしとかではない。スカウトだ。どっちにしろ結果次第で将来が決まりかねない。」
そのクラスの誰かの言葉にクラス全員の体に力が入る。
「そういう事だ。一年に一度。最大で3回きりのチャンス…時間は有限だ。
焦れよ…お前ら?」
誰も反応は示さなかったが。表情はみんなやる気に満ちていた。
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放課後…
ザワザワ…
「なんでこんなに人がいんだよ!!」
なんとA組の前に人だかりが出来ていた。
誰もが襲撃を耐えたA組を見にきたのだ。
みんな、待つのも手だと考えた。
しかしそれをぶち壊すものが2人いた。
ーーーーーーーーー想士と爆豪だ
「意味ねぇことしてねーで!どけやモブども!!」
「…全くだ。邪魔だ。消えな。」
「君たち!!なんてことを!」
…
「随分と偉そうだな。ヒーロー科はみんなこんな奴なのか?ーーー幻滅だな。」
「…なんだと?」
「アァ?」
一悶着起きかけていた。
「知ってるか?ヒーロー科落ちたやつの中には、そのまま俺みたいに普通科に行ったやつがいるんだ。…だけど、今度の体育祭のリザルト結果次第では、ヒーロー科への"編入"が可能なんだ。
その逆も然りだけどね。」
その言葉に何人かは反応を示した。
だが…
「…ふん。くだらねぇな。所詮はあの試験を乗り切れなかった雑魚。俺はあの試験をトップで抜けている。天地がひっくり返ってもお前らには負けねーよ。それにお前が落ちたのは自分の責任。自分の力不足。
…お前を見ればわかる。大したことないやつだと。
せいぜい敵情視察といったくだらんことを続けていろ。お前はヒーローなんぞになれるわけはない。」
そういい、爆豪と歩き出す。
当然。周りはブチギレ。前を塞ぐ。
「何だ・・まだなにか用か」
「君たちは敵を作らないと気が済まないのか!?」
「…剣野郎もいったが。かんけーねぇよ。誰であろうとぶっ潰す。そんで上に上がる。」
「…勝己…行くぞ。」
次回の体育祭。荒れそうである。
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SIDE 拳藤。
なんだあれは…想士は確かに厳しいが。
あんな、他人を完全否定し、叩き潰す言い方はしない。何かが変だ。
襲撃の前は普通だった。なにか、変わってしまった。
それがわたしにはとても恐ろしいものだった。
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「…勝己、俺は職員室へ行く。じゃあな。」
「…おい。俺と当たったら手は抜くなよ。
もし抜いたらコロス。」
「…あぁ。あの時約束した通りだ。」
「ちっ…ならいい。」
(手なんて抜けるものか…俺には時間がないんだ。)
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職員室にて相澤に選手宣誓があることを告げられる。
「…なに?選手宣誓だと?」
「あぁ。大体はその前の年の優勝者が行うものだが。一年は、入試の成績トップが行うことになっている。」
「わかった。……何を言ってもいいのか?」
「構わないが…くれぐれもヴィランが沸き立つような冗談は言ってくれるなよ。」
「わかっている。それでもは失礼する。」
想士は相澤に礼して退出する。
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SIDE 想士
体育祭…上等だな。
あの時俺は負けた。
オールマイトに救われた。
自分の力で勝ってない。
俺は弱い…
負けたくない。負けたくない。負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない負けたくない。
絶対に勝ってみせる…
そう、考えていた想士の
肌が肌色から白へと変わり…
目の下に血涙のようで…しかし緑の涙が跡を作っていた。
迫り来る体育祭に…一波乱が巻き起こる。
少し短めです。
騒動の後を書きました。
最後の主人公の変貌わかる人いますかね。
ここから少しドロドロのグダグダになるかもしれません。
ですが、できる限り見応えのあるようにします!
楽しみにしててください!!
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次回投稿は、5/5の19時です!!