ポケモントレーナー ハチマン 〜ぼーなすとらっく集〜 作:八橋夏目
タイトルからお察しかと思いますが、全4話です。
次の投稿はこの続きを予定していますが、残り2話までに他の話を投稿するかもしれませんので悪しからず。
デオキシス襲来事件から早いもので一週間。
私はある役目を担うことになっていた。
それは事件によって中断してしまっていたポケモンリーグの再開である。三回戦からが行えていない状態だったためその続きから、になるはずだったのだけれど、エックス君とルミさんが棄権したため残ったのがチャンピオン・四天王の四人と私だけになってしまった。そこでルールを変更して「三冠王のチャンピオン・四天王への挑戦」という形で再開することなったのだ。元々私は広告塔であったため注目を浴びるのは今更なのだけれど、ルールがルールなだけにあんな事件の後でも人が集まっているのには驚かされている。
場所はシャラシティのマスタータワーがあった離れ島。そこにバトルフィールドを設置し、観客は周りの海で遊覧船に乗りながらの観戦となる。姉さんの機転の速さは異常ね。
今日は午前がガンピさん、午後からはズミさん、明日の午前がハチマンで午後からチャンピオン戦となっている。ルールはこれまでと同じで六対六のフルバトル。一体につき技は四つまでで交代はお互い自由。ガンピ戦で六体全ての顔を見せてしまえばチャンピオン戦までメンバーを入れ替えることはできない。使う技は対戦相手によって変えられる。使用技数は変わらないけれど。
ドラセナさんを既に倒していたのがせめてもの救いかしら。インターバルはそれなりにあるとはいえ、連戦は私にとってもポケモンたちにとっても気が抜けないもの。集中力を保つのも楽じゃないわ。
『皆さん! 盛り上がってますかーっ!!』
実況が喋り出したということはいよいよね。
「ユキノちゃん、緊張してる?」
「それはまあ………それなりに緊張しているわ」
「…………提案して煽った私が言うのもなんだけど、無理はダメだよ?」
「分かってるわ。それはポケモンたちにも悪いもの。みんなあの時は必死で私を守ってくれてたのだから」
『一週間前、突然ミアレスタジアムにデオキシスというポケモンが現れました。デオキシスは分身体でミアレシティを攻撃し、多大な被害を受けたことは皆さんもご存知かと思います。しかし、それだけでは留まらず今度はヒャッコクシティでも同じように被害を受けました。今カロスではミアレシティ及びヒャッコクシティの復旧に全力を尽くしています。そして今回! 中断されていたポケモンリーグを少々ルールを変更して再開することになりましたっ!! その名も! 「三冠王の四天王・チャンピオン攻略!!」。これは三冠王ユキノシタユキノが四天王・チャンピオンを順番に倒していく物語となっております。ただし、彼女が負けた時点で大会も終了とのことです。彼女は最後まで勝ち抜くのかっ! それとも誰かが止めるのかっ!』
全く………、そんなに煽らないで欲しいわ。ハードルが上がるだけじゃない。
『過去に各地のリーグ大会で三度優勝を果たしている彼女は、既に四天王ドラセナを攻略し、その実力を我々に見せつけてくれました。そんな彼女がこれからどのようなバトルを見せてくれるのかっ! さあ、それでは早速お呼びしましょう。今大会の主人公、三冠王ユキノ!!』
観客の声援がこちらにまで届いてくる。船の上からなのにこんなに響くものなのね。
事件の後だから心配していたけれど、やはりこういう大会というのは人気が劣らなくてよかったわ。
「「「「「「キャアアアアアアアッ!!!」」」」」」
………360度見渡す限り白い船ばかりね。あのどこかにユイたちもいるのかしら。姉さんが席を確保したとは言っていたけれど。何なら復旧活動を手伝ってくれているハヤマ君たちの分まで用意しているのだから案外船一つくらい抑えていそうね。
『さあ、続いて対戦相手を紹介しましょう。カロスの鋼騎士、鋼鉄の四天王ガンピ!』
カシャンカシャンと鎧を鳴らして出てきたのは四天王のガンピさん。コマチさんを破った相手。まずは敵討ちをするとしましょうか。
「この度はカロスのために戦って頂き感謝している。我らだけでは手に負えなかったであろう」
「いえ、私は既にカロスポケモン協会の人間です。カロスを守るのは当たり前ですよ」
「………そうであるか。では一つ問いたい。何故貴公はそこまでカロスのために命を張れるのだ? 噂によれば一度命を落としかけたと聞くが」
別に私は命を懸けているわけではないわ。ただあの時は守るものがあったから、そのために仕方がなかったとしか言えないわね。私自身死ぬのはごめんだもの。
「………命を張る理由ですか。私には好きな人がいます。その彼が守りたいものを私も守りたい。それだけです」
「………愛故に、というものであるか。では見せてもらおう。その愛の力とやらを」
「いいでしょう」
バトルでハチマンへの愛が分かるとは思えないけれど。本気で来いというのであればそうするまでよ。
「準備はよろしいですね? では、バトル始め!」
相手ははがねタイプの使い手。まずはほのおタイプのギャロップで先制といきましょうか。
「いくのである。クレッフィ!」
「ギャロップ、行きなさい」
初戦はクレッフィね。はがね・フェアリータイプ。特性はいたずらごころだったかしら。コマチさんの時と戦法は同じ可能性があるわね。
「クレッフィ、まきびし!」
「ギャロップ、フレアドライブ!」
やはりまきびしね。
いくらギャロップの素早さが速くても特性には抗えない。先手でこっちがポケモンを交代し難いフィールドへと変えて来たわね。
でも関係ないわ。
「ぬぅ?! クレッフィ!?」
「悪いけれど、最初から手を抜く気ないわよ」
クレッフィは防御力がそこまで高いポケモンではない。
だからギャロップの攻撃力で弱点を突けば脆い。
「………我らもそう易々とやられるわけにはいかないのである」
「え、うそ、耐えた………?!」
まさかそこまでの実力差があったとでも………?
「ドラセナに助言された時はまさかとは思ったが、真であったようであるな。きあいのタスキを巻いておいて正解であった。つくづく彼女の目は恐ろしいと思い知らされる」
きあいのタスキ………。
そう、そういうこと。きあいのタスキには巻くと気合いで攻撃を耐える効果がある。いえ、正確には巻くと気合いで攻撃を耐える効果を持った襷をそう名付けた、が正解ね。
どこに巻いているのかと思えば、鍵に混ざっていたなんて。それは見落としてしまうわ。
「では次へ参ろう。クレッフィ、どくどくである!」
っ?!
まずいわね。
次の一撃で確実に仕留めないと。
「ギャロップ、でんこうせっか!」
ギャロップは速攻を仕掛けた。
体当たりで吹き飛ばしたクレッフィは恐らく戦闘不能になっているはず。これで耐えられていたら、一からポケモンについて勉強し直す必要が出てくるまであるわ。
「クレッフィ、戦闘不能!」
ほっ、よかった………。
さて、ギャロップを引っ込めないと。毒がどんどん回っていて苦しそうだわ。
『クレッフィ、早速戦闘不能! 最初から高度な駆け引きが成されました! しかし、そこを制したのはやはり三冠王!! 落ち着いて対処して見せましたっ!!』
「戻るのである、クレッフィ」
「戻りなさい、ギャロップ」
ガンピさんは特に表情を崩さずクレッフィをボールへと戻した。私もギャロップを戻し、ガンピさんの様子を伺う。顔に出ないだけで動揺している、ということはなさそうね。
「これでギャロップは実質無力化したも同然である」
「ええ、そうですね。しかもフィールドに仕掛けまで施されてしまいましたし」
毒状態に陥ったギャロップは今後バトルに出せない。出すとしてもタイミングを見計らう必要がある。ガンピさんの言う通り、無力化されたも同然だわ。数の上ではこちらが有利でも心の持ちようはイーブンだもの。伊達に四天王に指名されてないわね。
次は誰を出してくるのかしら。ハッサムはメガシンカ出来るため最後、少なくとも後半なのは確実。そして、ハッサムに並ぶ要注意なポケモン、ギルガルドもいるはず。他は選出を変えていなければダイノーズ、ナットレイ、シュバルゴ。どれもかくとうタイプの技はよく通る。シュバルゴだけは効果抜群にはならないけど、それでも計算上は等倍。となると…………かくとうタイプの技を持ちギルガルドに対抗出来るのはマニューラしかいないわね。オーダイルならどれも対処出来そうだけど、不測の事態に備えてまだ温存しておきたい。
ただ注意すべきはマニューラがこおりタイプであるということ。こおりタイプははがねタイプが弱点。気は抜いてられないわ。
「行きなさい、マニューラ」
「ギルガルド、行くのである!」
ここでギルガルドなのね………。
序盤から削れる内に削ってしまおうって魂胆かしら。
「マニュ!?」
まきびしのダメージ。
これからポケモンを出す度にダメージが入ってくるのよね。地味に痛いわ。
「マニューラ、まずはみやぶるでゴーストタイプ特有の能力を無効化するのよ」
「ギルガルド、つるぎのまいである!」
みやぶる。
ゴーストタイプに無効となるノーマル、かくとうタイプの技が効果ありになる技。それと同時にゴーストタイプ特有の消える能力も使えなくする。要は気配は移動時の微かな空気の流れを感知し、分身体であろうが見えない相手であろうが本体を見極める技ってわけね。
これで準備は終わったわ。あとはタイミングを見計らうだけ。
「せいなるつるぎ!」
つるぎのまいで攻撃力を大幅に上げてきたギルガルドの一撃は、食らうとマニューラを一撃で戦闘不能に追い込む可能性だってありそうね。
「つじぎりで流しなさい!」
振り下ろされる白く伸びた刀身を黒い手刀で右に晒した。それでもノーダメージというわけにはいかなかったけれど。やはり早々に決めに行った方が良さそうだわ。
「走って!」
せいなるつるぎで刀身が伸びていたため、少し距離を詰めないと直接攻撃出来ないなんて。
距離も計算しているといったところかしら。
「つじぎり!」
「キングシールド!」
黒い手刀は盾に受け止められ、逆に衝撃波を食らった。
「今である! せいなるつるぎでトドメを刺すのだ!」
そしてその衝撃波に呑まれている間にギルガルドはフォルムを切り替え、再び刀身を伸ばして光らせている。
行くならこの一撃ね。
「あなたのこれまでの成果を見せなさい。カウンター!」
「マッニュッ!!」
私のポケモンには強さにバラつきがある。オーダイルは時折成り行きでハチマンが鍛えていたし、ボーマンダはメガシンカを獲得した。同じくメガシンカ出来るユキノオーは、私が捕まえる前からかなり熟練されており、私が教えるまでもなく一撃必殺を使いこなす。この三体をS級とするならば、ペルシアン、ギャロップ、マニューラはA級といったところかしら。その下のB級にフォレトス、エネコロロ、ニャオニクスが来る。A級はハチマンを探しながらカントー、ジョウト地方を旅する中で捕まえたポケモンたちであり、長年の息というものがある。フォレトス、エネコロロは元々バトルがそこまで得意な方ではなく、ニャオニクスはコマチさんのカマクラがいて初めて力を発揮出来るようで、シングルバトルにおいてはあまりやりたがらない。
そんな中でマニューラは日々新しい技を覚えるべく自ら研究していたのだ。その一つがカウンター。素早い動きが持ち味である反面、重い一撃に対して対応策を持っていなかった。それを克服するためにカウンターを習得したらしいわ。幸い周りにはカウンターを使いこなすポケモンたちがいたことだし、習得環境がよかったのでしょう。
「どうやら天は我らの味方のようであるな」
ギルガルドへのカウンターは決まったみたいだけれど、自身も弾かれたようね。全てを返し切れていないわ。だからギルガルドはまだ倒れない。
「ええ、そうみたいですね。でも、真下がガラ空きですよ」
けれど、そんな頑張りを見せてくれたマニューラが何も考えていないわけじゃない。
地面に打ち付けられ意識が遠退く寸前、黒い爪を地面に突き刺したのだ。
「ギッ?!」
ギルガルドの真下から飛び出した黒い爪は攻撃モードのままだったギルガルドを突き飛ばした。しかも急所に入ったようで既に意識を失っている。
「シャドークロー………」
ガンピさんもようやく何が起きたのか理解出来たみたいね。
「………最後まで闘うその姿勢、称賛に値する。見事なり」
ええ、私も称賛するわ。
マニューラ、お見事よ。
「マニューラ、ギルガルド、共に戦闘不能!」
『マニューラ、最後の最後までガッツを見せ、ギルガルドと相打ちに持っていきましたっ!!』
『ガンピさんのギルガルドはハッサムに並ぶ実力の持ち主で有名ですからね。コンコンブルさんはどう思います?』
『プラターヌ博士の言う通りなんよ。彼奴のギルガルドは特性により攻撃と防御に特化することが出来る。そのためタイミングを読まない限り、まず倒せん相手よ』
「戻りなさい、マニューラ。お疲れ様。あなたの活躍、みんなが見ていたわよ。これからは次の段階へ進めましょうか」
「ギルガルド、よくやったのである。マニューラにはしてやられたであるが、いいものが見れたな」
マニューラは自ら壁を乗り越えカウンターを成功させた。だから私は次の試練を用意してあげなくてはいけないわ。今のマニューラならもっと高度なことも出来そうね。
「ユキノオー、行きなさい」
「出番であるぞ、ダイノーズ」
次はダイノーズね。
出し合いではこちらが不利になってしまったかしら。
「ノォッ………!?」
まきびしのダメージ。
こうそくスピンがあれば良かったのだけれど、ないものは仕方がないわ。それも込みで作戦を遂行することにしましょう。
「ゆきふらし、であるか」
ユキノオーの特性ゆきふらし。
フィールドに出た際に雪雲を呼び出して霰を降らせ始めた。
まきびしに対する対価と思って欲しいわ。
「ダイノーズ、マグネットボォォォム!」
コマチさんとのバトルの時にも思ったのだけれど、どうしてマグネットボムだけ巻き舌なのかしら。
「ユキノオー、くさむすび。草を伸ばして衝撃を流すのよ」
地面を次々と爆発させてユキノオーに襲いかかって来る。それを地面を叩き草を伸ばして分厚い壁を作ることでガード。ハチマンの使い方を見るまではこんな使い方も出来るなんて思いもしなかったわ。本来のくさむすびは地面から草を伸ばして絡めたところに相手を引っ掛けるもの。その草を伸ばして絡ませるところを応用することで戦略が幾重にも広がるのよね。よくこんな発想に行き着いたものだわ。
「ノーッズ?!」
「ぬぅ、雪が地味に痛いのであるな………」
ゆきふらしによる雪のダメージがダイノーズに入った。こおりタイプ以外は一定時間ごとにダメージを受けるフィールド。雪ぐ降り止む前に活かせるといいけれど。
「ほのおのパンチ!」
「もう一度、くさむすび! 今度は搦め取りなさい!」
ダイノーズの周りにいる三体のチビノーズたちが一斉に炎を纏った。ダイノーズからしてみればチビノーズが手足なのね。
「ノズッ?!」
その間にこっちはダイノーズの方を草で縛り上げていく。
「ダイノーズはてっぺきで身を固めるのである! チビノーズたちよ! 貴公らはダイノーズに巻きつく草を燃やし尽くすのだ!」
「ユキノオー、じしんよ!」
てっぺきを使ったのは草を焼くのに自らを攻撃してしまうからというのもありそうね。ま、こっちは攻撃の手を緩める気はさらさらないけれど。
防御力が上がったとはいえ、効果抜群のじしんを受け、ダイノーズはバランスを崩した。
「もう一度、ほのおのパンチ! 軌道を読まれないように動くのだ!」
動けないダイノーズの代わりにチビノーズたちが再度炎を纏って、ぐねぐねと軌道を乱しながら突っ込んで来る。
一体一体を狙うのは面倒ね。このままフィールドを活かしましょうか。
「ふぶき!」
フィールドに雪が降っている間はふぶきはどこにいても当たるようになる。しかもぜったいれいどを使いこなすユキノオーのふぶきはーーー。
「炎すら凍らせる威力だというのであるか?!」
ーーーチビノーズたちの炎程度なら容易く凍らせてしまうのだ。偶然炎技対策にどんな動きが出来るかギャロップ相手に試していた時に発覚したのだけれど、これには私も驚かされたわ。
「くっ、ラスターカノン!」
「ふぶきで押し返しなさい!」
追撃として鋼の光線が襲いかかって来るが御構いなし。ふぶきの勢いを激しくし、押し返した。
「トドメよ、じしん!」
そして再度足踏みをして地面を揺らした。特性ががんじょうであろうと、何か持ち物があろうと、ここまですれば流石に戦闘不能になるでしょう。
「………ダイノーズ、戦闘不能!」
よし!
これで半分か。
ギルガルドを先に倒せたのは大きいわね。
まあいいわ。何はともあれ勝たなければ意味ないもの。
「………ダイノーズ、見事である。ゆっくり休むが良い」
『ダイノーズ、ここで戦闘不能!! 三冠王、四天王を相手に次々とカードを奪っていきます!! まさかこのまま逃げ切るのでしょうか!!』
さて、次はどうしようかしら。なんだかんだユキノオーはまきびしのダメージくらいしか負っていない。そのまきびしがフィールドに設置された状態でもあるし、出来るだけ交代は控えたいところだけれど。
「行くのである、ボスゴドラ!」
ボスゴドラ………。
はがね・いわタイプの防御力が高いポケモン。事件後、ハチマンの正式な仲間になったポケモンでもあるわね。特性はいしあたまかがんじょう。稀にヘヴィメタルという特性を持っていたりするけれど、このボスゴドラはどれなのかしら。
そもそもコマチさんとバトルした時にはいなかったポケモン。手持ちを入れ替えて来たのね。そうなると誰が抜けたか気になるところだけれど、このままユキノオーで様子を見ましょうか。
「ボスゴドラ、とおせんぼうである!」
交代を封じられた………!
まさか先手を打たれるなんて。
こうなれば、倒しにいくしかないわね。効果が切れるまで耐えるというのも相性的に難しいもの。
「ユキノオー、じしん!」
はがね・いわタイプのボスゴドラにはかくとう・じめんタイプの技が非常によく効く。
ユキノオーは足踏みをして地面を激しく揺らす。
「でんじふゆうで躱すのだ!」
だが、すぐにガンピさんから指示が出され、ボスゴドラは磁力で身体を浮かせた。ダメージは入っているものの技の途中での回避。いくら効果抜群の技とはいえ、過信してはいけなさそうね。
「ユキノオー、動きを封じなさい。くさむすび!」
ぜったいれいどを使いたいところだけれど、がんじょう持ちの可能性もあるし、それ以前にレベル差があるかもしれない。ドラセナさんの時は上手くいったけれど、あのチルタリスよりボスゴドラの方が上の可能性だってある。もし後者であれば、ハッサムは相当の実力者ということになる。
最も、手持ちの入れ替えがハッサムの可能性がなきにしもあらずだけれど………………………。
「アイアンテールで叩き斬るのだ!」
ダイノーズの時と同じようにボスゴドラの足元から草を伸ばして搦め捕ろうとするも、でんじふゆうの効果により宙に浮いて移動する今のボスゴドラには鋼の尻尾で叩き斬るなんて容易いみたいだわ。
限界ね。
残りのカードを考えるにユキノオーの出番はなさそう。メガシンカしたところで、こおりタイプがはがねタイプに弱いというのは変わらない。それにあのキーストーンはハチマンがユイに託すために私に持たされたもの。いつも通り私には一つしかキーストーンはない。ならば、情報を取得するための動きに転じた方が良さそうだわ。
「ユキノオー、ぜったいれいど!」
さあ、どのような反応を見せてくれるのかしら?
「…………………」
『ああーっと、ここで三冠王一撃必殺を繰り出すもボスゴドラは倒れない!! これは一体…………!』
戦闘不能にはならない。
つまり、特性ががんじょう、あるいはあっちの方が実力が上ってことね。
「ふははははっ! 先の戦いから読んでいたぞ、その一撃。だがしかし、残念であったな! 我がボスゴドラの特性はがんじょう! ぜったいれいどなど効かぬのだ!」
あら、簡単に話してくれたわね。
やはり特性ががんじょう。実力は見たまんま、というところかしら。それを判断するのはここから先の動き次第ね。
「そう、でも効かないという情報は頂いたわ。それだけでも価値のある情報よ」
「さすがは三冠王といったところであるな。例え失敗であろうともプラスに変える。我輩も見習わなければならぬ」
バトルにおいて情報というものは凄く大切よ。ただ、どんなに情報を集めたところでその上を行く人がいるけれど。ほんと、昔から私の先を行ってくれるものだから、ついつい追いかけてしまう。
「ボスゴドラ、ユキノオーの使って来る技はふぶき、じしん、くさむすび、ぜったいれいどである。じしんにさえ気をつけておけば何ら怖くない相手であるぞ」
ええ、そうね。はがねタイプに対して効果あるのはじしんくらいだもの。しかもボスゴドラはいわタイプも持ち合わせているから尚更………。
「では、こちらもお見せするといたそう。ボスゴドラ、まずはユキノオーの後ろに回り込むのだ!」
「ユキノオー、くさむすびで自分を覆いなさい!」
浮遊しているボスゴドラは重たい身体も動かしているわけではないため、動きが速い。そのためあっさりと背後に回られてしまった。
ユキノオーにはそれを見越して、草を伸ばして自身を覆うように指示してある。やったことはないし、本当に上手くいくのかなんて分からないけれど、チャレンジしてこそだわ。そうじゃなきゃ、私はいつまで経ってもハチマンに追いつけないままだもの。
「アイアンテール!」
「ぜったいれいど!」
ぜったいれいどにより一気に草を凍らせた。急激に冷え固まった草壁は鋼の尻尾に叩き壊されるもボスゴドラの身体を弾いてくれた。ユキノオーにはダメージも入らなかったようだし、上手く距離を離すことも出来たわ。
「なんと?! 草を一瞬で凍らせて壁にしたであるか!?」
「これくらい出来なければ彼に勝つことなんて出来ませんから。ユキノオー!」
態勢を立て直している隙に再度地面から草を伸ばして、今度こそボスゴドラを捕縛した。
「ボスゴドラ!?」
「ゴラ!?」
「地面に叩きつけなさい!」
浮いていようと関係ない。本来の重たい身体を地面に打ち付けてダメージを与える仕様を遂行しただけ。
「ぬぅぅ!」
悔しがっているところ悪いけれど、これで終わりにさせてもらうわ。
「トドメよ! じしん!」
今度は逃げられないように深く足踏みをする。そうすることで衝撃が深く加わり、縦揺れを起こす。身体の芯を突かれたのかボスゴドラがバランスを崩したまま前のめりに弾かれた。
「ッ、もろはのずつき!」
なっ………?!
まさかあの態勢から突っ込んで来るなんて…………。
ボスゴドラは前のめりの態勢を利用してそのまま捨て身の攻撃を仕掛けて来た。
「ユキノオー、ボスゴドラ、共に戦闘不能!」
これには私もユキノオーも反応出来ず、相打ちに持っていかれてしまったわ。マニューラのお返しということかしら。
『ユキノオー、ボスゴドラ、共にダウン! 激しい戦いの中での高度な駆け引き! 実に見応えのバトルでした!』
「戻りなさい、ユキノオー。今のは私も反応出来なかったわ。でもあなたのおかげで残り二体になったから、あと任せてゆっくり休みなさい」
次のポケモン次第で交代させるつもりだったけれど、相討ちにされてしまったのは想定外だわ。でもそれがポケモンバトル。自分の算段が全て思い通りになるわけがないもの。
「いやはやくさむすびであのような芸当が可能とは。我も興味が出てきたのであるぞ」
「………ポケモンの技は本来の用途以外でも、使い方次第では本来の効果以上のものをもたらすこともあります。私はそれを彼から学びました」
「実に面白い」
ハチマンはすごい。知識は私と同じかそれ以下みたいだけれど、応用力は遥かに凌駕されている。
これは長年追いかけて来たから間違いない。こういう公式ルール下のバトルではあまり見せなかったけれど、野生のポケモンたちやルール無用のポケモンバトルにおいてはまるでコンテストのようなのだ。そしてそれが最も上手いのはゲッコウガ。ハチマンとは思考回路が似ているため自然と発想も似通って来るみたいよ。
「では次のバトルへ参ろうか。行くのである、ナットレイ!」
「ええ、ボーマ………ギャロップ………?」
ボーマンダを出そうとしたところでギャロップが勝手にボールから出てきた。そしてじっとこちらを見て来る。
どうやら戦いたいようね。何を考えているのかは………まあ理解出来なくもないわ。大方自分は既に手負いの状態。だけど、ほのおタイプであり相手の弱点を突くことが出来る。そしてボーマンダはユキノオーを失った今、唯一のメガシンカ持ち。だから先に少しでもダメージを与えたいといったところでしょう。
「分かったわ。あなたがそうしたいなら思う存分やりなさい」
「ロロッ………」
これを拒否するなんて私には出来ないわね。
自分の未来が見えていて尚、自ら立ち上がった子の気持ちを蔑ろにしたくないし、立ち上がってくれたのならトレーナーである私は少しでも動きやすいように指示を出すのみ。
まずは視界を奪いましょうか。
「ほのおのうず!」
ギャロップは炎を吐いて渦の中にナットレイを閉じ込めた。
「ジャイロボールで弾くのだ!」
「でんこうせっかで近づきなさい!」
だが、あっさりと渦は解除されたものの、当初の目的は概ね果たされたわ。
「フレアドライブ!」
まずは一発。
くさ・はがねタイプのナットレイにほのおタイプの技はとても良く効く。問題はナットレイの耐久力ね。いくら効果抜群の技といえどナットレイを一撃で倒せるとは思っていない。だから動かれる前に動き出さないと。
「我がナットレイの耐久力を侮ってもらっては困る」
「ギャロップ、ほのおのうず!」
もう一度視界を奪いにいく。
「ロロッ………」
っ、毒が随分と回ってきたようね。
ギャロップの動きが一瞬遅れてしまったわ。
「ナットレイ、じならし!」
それを見逃すはずもなく、ナットレイは触手の先にあるトゲで地面を打ち付け、地ならしを起こした。
毒のダメージにフレアドライブの反動、そして効果抜群の技と来たらギャロップも保つわけないわよね。
ここまでね。
「にほんばれ!」
「ッ、ロロッ!!」
………お疲れ様ギャロップ。あなたのそのガッツ無駄にはしないわよ。
「ギャロップ、戦闘不能!」
『ギャロップ、戦闘不能だぁぁぁあああっ!! ここに来て四天王ガンピが追い上げて来ました! さすがは四天王!! まだまだ先が読めないバトルです!』
ギャロップをボールに戻して当初の予定通りボーマンダのボールに手をかけた。
「行きなさい、ボーマンダ。ソニックブースト!」
ハチマンのリザードン程速くはない。だけど距離を詰める分には効果を充分に発揮する。
「じゅうりょくで落とすのだ!」
「ッ………」
だけど、目の前で重量を強くされ、ボーマンダは強制的に地面に引っ張られてしまい飛べなくなってしまった。
「ボーマンダ、だいもんじよ!」
だったら、この態勢からでも出せる技に変えるだけよ。
ボーマンダは炎の大の字をナットレイへと打ち付けた。
「ナットレイ、ジャイロボールである!」
………これもジャイロボールに弾かれてしまうのね。
面倒ったらありゃしないわ。
「もう一発!」
さらにもう一発一際大きいものを送り込むと一発目の大文字をも呑み込み、覆い被さる炎はさすがに弾けなかったようで、ナットレイは炎に包まれていく。
「ナットレイ?!」
「ナットレイ、戦闘不能!」
ガンピがナットレイを呼びかけても出てきたのは焼け焦げたナットレイのみ。
これでリードを取り戻したわよ。
『ナ、ナットレイ、まさかのここでダウン! やはりほのおタイプの技はナットレイにキツかったようだぁぁぁぁぁぁああああああっ!!』
『にほんばれの効果もあったからのう』
『ええ、ギャロップの最後の一発をフルに活かしてますよ』
解説の二人が言う通り、今はにほんばれ下。ほのおタイプの技の威力が上がるため、ナットレイも耐えきれなかったのでしょう。そう考えるといかにナットレイの耐久力が恐ろしいか分かるわね。
「ギャロップのにほんばれは痛かったな。だが、それもここまでである。我が最後のポケモンは最強にして最高。切り札である! ハッサム、行くのである!」
来たわね、ハッサム。
このまま行くわよ、ボーマンダ。
「ボーマンダ」
「ハッサム」
ガンピさんも考えていることは同じようね。
だったら最初から全開で、ハチマンの言い方を用いればトップギアで行くまでよ!
「「メガシンカ!!」」
ボーマンダと私が持つキーストーン、ハッサムとガンピさんが持つキーストーンがそれぞれ共鳴し、二体の姿を変えていく。
「つるぎのまい!」
メガシンカした上でさらにつるぎのまいを積まれるのは今後の展開だわ。少しでもダメージを与えなくては。
「だいもんじよ!」
「バレットパンチで躱すのである!」
炎が届く寸前、超加速で抜け出されてしまった。そしてそのままボーマンダの前に現れ拳を一度引いて来た。
「すてみタックル!」
躱せる状況ではないため、タックルでジャブが出される前に突き飛ばす。
今のボーマンダの特性はスカイスキン。ノーマルタイプの技がひこうタイプの技となり、本来ハッサムにはいまひとつなすてみタックルもダメージ量が増加している。
「もう一度バレットパンチである!」
「だいもんじで壁を作って!」
すぐに態勢を立て直し突っ込んで来るハッサムの前に、炎の大の字を作り出した。
加速している目の前に出されると躱しづらいのは四天王のポケモンでも変わらないようね。
「りゅうせいぐん!」
炎に一瞬攻撃から防御に移った隙を狙って、流星を打ち上げた。丁度日差しも元通りになったわ。
「つるぎのまい!」
流星は上空で弾け、流星群となり降り注いで来る。
っ?! 重力が無くなった!?
「打ち砕くのだ! バレットパンチ!」
「ハイヨーヨー!」
降り注ぐ流星群を次々と砕いていくハッサムを通り過ぎ、ボーマンダは一気に上昇していく。躱すものがないだけでこれだけの違いが出るものなのね。
「「ギガインパクト!!」」
上空でターンし、急下降するボーマンダと拳で流星を次々と砕くハッサムが全身全霊をかけた技でぶつかり合った。ボーマンダはハイヨーヨーの、ハッサムはバレットパンチの加速力が上乗せされており、二体が生み出す衝撃波で建物が所々キシキシと鳴っている。
「………………」
「………………」
…………ボーマンダの負けね。
二体とも降りて来たけれど、ボーマンダは着地に失敗、否意識がなくて着地どころの話ではなかった。やはりつるぎのまいが痛手ね。
「ボーマンダ、戦闘不能!」
『な、なんとメガシンカ対決に勝利したのはハッサムだぁぁぁぁぁぁああああああああああああっっ!!』
でもハッサムにも相当ダメージが入っているのは確かね。メガシンカこそ解除されてないものの、疲弊が顔に滲み出ているわ。これはあと一発。多くて二発といったところかしら。
「戻りなさい、ボーマンダ。よくやってくれたわ」
相手の攻撃パターンは少ない。上昇した攻撃力を活かしたバレットパンチや他の物理技が基本となって来るでしょう。
なら、それを利用しない理由がないわね。
「オーダイル、ハッサムで終わりよ」
「オダッ!」
私の最初のポケモンにして、苦難を何度乗り越えてくれた相棒。恐らくオーダイル自身分かっているのでしょうね。今からやろうとしていることは。
「ハッサム、残り二体である。そしてメガシンカは恐らくもうない。確実に倒すのである!」
「ハッ、サム!」
メガシンカ。
確かに恐ろしい代物だわ。姿を変え、能力が大幅に上昇するなんてチートもいいところだもの。
「っ………ふー」
「バレットパンチ!」
でもね。
私は知っているわ。
メガシンカよりももっと恐ろしいものがこの世にはあることを。全ては使い方次第よ。
「オーダイル、カウンター!」
正面切って突っ込んで来るハッサムの拳を脇に通して掴み、勢いを遠心力に変えて反転させ、そのまま投げ飛ばした。ハッサムは物凄い勢いで壁に衝突し、打ち抜いた。
あら、どうしましょう。一戦目から壊してしまったわ。明日が終わるまで保つかしら。
「ハッサム、戦闘不能! よって勝者、三冠王ユキノ!」
「オーダイル、お疲れ様。見事だったわよ」
「オダ」
オーダイルに拳を突き出すと同じように拳を重ねて来た。
『さ、最後は、華麗にカウンターを決め、一撃で勝利を掴みました! やはり三冠王!! これまでリーグ大会で三度優勝して来た実力は日々進化していました!!』
『マーベラス! さすがだね、彼女は。ボーマンダが倒されても冷静でしたよ』
『いやはや、あやつらはメガシンカを切り札としてないからの。展開次第では布石の一部として使ってきよる。これが時代の変化というものなんよ』
「………カウンター、であるか。バレットパンチでなくとも結果は同じというわけか。恐れ入った。見事である。次のズミも一癖あるトレーナーだ。心してかかるがよかろう」
「ええ、肝に命じておきます」
ガンピさんとはそれだけ言葉を交わし、互いに後ろの控え室へと向かった。
「ユキノちゃん、お疲れー」
「ほんとに疲れたわ」
戻ると姉さんがニヤニヤしていた。
「………ハチマンそっくり」
「なっ!? ど、どういう意味よ!」
「だってー、返しがハチマンそっくりなんだもん」
「…………気のせいよ」
言われてそうかもしれないと思ってしまったのは黙っておきましょう。姉さんのことだからまたからかわれかねないわ。
「今間があったよね?」
「気のせいったら気のせいよ」
「それにしてもよくはがねタイプ専門にこおりタイプを当てにいったわね。最後の一体もユキメノコでしょ?」
「………ハチマンを見ているとタイプ相性だけが全てじゃないって思い知らされるのよ。私が初めてリーグ優勝した時は不利な相性にならないように慎重にバトルを進めていたけど、正直保たなかったわ。だからポケモンたちにも不利な相手への立ち回りというものを身につけて欲しくて敢えて選出するようにしているのよ」
交代自由とはいえ、相手を事前に調査し、攻撃パターンなどを把握して、大まかな対抗策を用意したりするのは私もポケモンたちも大変なだけ。
反対にハチマンはそんなの関係なし。技なんて躱せばいいし、出される前に倒せばいいしというのがスタンスにある。それを見ているとあれこれ考えるのがバカらしくなってくるのよね。
「ハチマンのリザードンがすごく刺さるけど?」
「それでも、今はこれがベストメンバーなのよ。こういう公式バトルが苦手なフォレトスやニャオニクスを出すわけにもいかないし」
「ま、ハチマンのところまで行ってくれれば、お姉ちゃん何も言わないよ」
「そもそも私が引き受けたのはハチマンとバトル出来るからよ。次も負けてられないわ」
「ふふっ、それなら大丈夫そうだね」
午後からはみずタイプ使いの四天王ズミさんが相手。ユキメノコはまだ出していないから今から変更は効くけれど、変える必要なんてない。何ならでんきタイプの技も使えるため、活躍してもらうつもりよ。
行間
ユキノシタユキノ 持ち物:キーストーン etc………
・オーダイル(ワニノコ→アリゲイツ→オーダイル) ♂
特性:げきりゅう
覚えてる技:アクアテール、アクアジェット、ドラゴンクロー、れいとうパンチ、ハイドロポンプ、シャドークロー、つばめがえし、りゅうのまい、げきりん、カウンター、ハイドロカノン、ドラゴンテール、めざめるパワー(電)、ゆきなだれ、れいとうビーム
・ギャロップ ♀
特性:もらいび
覚えてる技:かえんぐるま、ほのおのうず、だいもんじ、フレアドライブ、でんこうせっか、にほんばれ
・マニューラ ♂
覚えてる技:つじぎり、こごえるかぜ、こおりのつぶて、ふぶき、れいとうパンチ、はかいこうせん、カウンター、シャドークロー、みやぶる
・ユキメノコ ♀
覚えてる技:こごえるかぜ、れいとうビーム、みずのはどう、10まんボルト、シャドーボール、めざましビンタ、ふぶき、かげぶんしん、あやしいひかり
・ボーマンダ(タツベイ→コモルー→ボーマンダ) ♂
持ち物:ボーマンダナイト
特性:いかく←→スカイスキン
覚えてる技:りゅうのいかり、かえんほうしゃ、そらをとぶ、ドラゴンダイブ、ハイドロポンプ、つばめがえし、だいもんじ、かみなりのキバ、いわなだれ、ドラゴンテール、ハイパーボイス、げきりん、ギガインパクト、りゅうせいぐん、ねむる、ねごと、はがねのつばさ、かげぶんしん、すてみタックル
・ユキノオー ♂
持ち物:ユキノオナイト
特性:ゆきふらし←→ゆきふらし
覚えてる技:ふぶき、ぜったいれいど、くさむすび、じしん
控え
・ペルシアン ♂
覚えてる技:きりさく、だましうち、10まんボルト
・フォレトス
特性:がんじょう
覚えてる技:こうそくスピン、ジャイロボール、パワートリック、ボディパージ、リフレクター、だいばくはつ
・エネコロロ ♀
覚えてる技:こごえるかぜ、メロメロ、ソーラービーム、でんげきは、ハイパーボイス、れいとうビーム
・ニャオニクス ♀
特性:すりぬけ
覚えてる技:エナジーボール、シグナルビーム、サイコキネシス、シャドーボール、チャージビーム、みらいよち、なりきり
ガンピ 持ち物:キーストーン
・ハッサム ♂
持ち物:ハッサムナイト
特性:???←→テクニシャン
覚えてる技:バレットパンチ、シザークロス、かわらわり、つるぎのまい、てっぺき、ギガインパクト
・クレッフィ ♂
持ち物:きあいのタスキ
特性:いたずらごころ
覚えてる技:ラスターカノン、まきびし、きんぞくおん、どくどく
・ダイノーズ ♂
特性:がんじょう
覚えてる技:ほうでん、だいちのちから、パワージェム、マグネットボム、マジカルシャイン、でんじは、ほのおのパンチ、ラスターカノン、てっぺき
・ナットレイ ♂
特性:てつのトゲ
覚えてる技:ジャイロボール、タネマシンガン、タネばくだん、パワーウィップ、ギガドレイン、じならし、じゅうりょく
・ギルガルド ♂
特性:バトルスイッチ
覚えてる技:せいなるつるぎ、つるぎのまい、かげぶんしん、キングシールド
・ボスゴドラ ♀
特性:がんじょう
覚えてる技:アイアンテール、もろはのずつき、とおせんぼう、でんじふゆう
控え
・シュバルゴ ♂
特性:シェルアーマー
覚えてる技:ドリルライナー、とどめばり、だましうち、いわくだき