オリジナル国家を日本国召喚に召喚してみた。   作:ATD-X

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今度の更新はやや早めにできました。
いよいよ本作初の自衛隊+αの戦闘シーンです。

それではどうぞ。


第十二話「自衛隊出撃せよ」

ロウリア王国東方征伐軍本陣

 

 

「こんの役立たずどもおぉぉ!!」

 

 

「ぐわぁ!?」

 

 

ロウリア軍の本陣で激しい打撃音が響いた。

東方征伐軍の副将であるアデムは陥落する気配の無いギムにその怒りを爆発させ、

報告に来た部隊長を殴打した。

 

 

「この戦いは電撃戦が肝なんだぞ!。

あんな城塞都市に何時までも構ってられない。わかってるのか!?」

 

「アデム君! 落ち着け。」

 

 

東方征伐軍の総指揮官であるパンドールがアデムを諌めた。

 

 

「敵の防備は我々の予想を遥かに越えていた。

あのような魔導が有るなど誰が予想をできようか。」

 

「しかし、もう二週間になるのに未だにギムの城壁にすら手が届いていないのです。」

 

 

そう言い終わり部隊長を睨み付けた。部隊長は完全に萎縮している。

 

 

「彼を責めても仕方ない。彼等はあの陣地に対して良くやってる。

現に最近は敵の罠の一部を破壊し続けているじゃないか。突破が不可能ではないのは間違いない。攻めるとしたら敵の防備を見抜けなかった諜報部だろう。」

 

 

パンドールの言葉にようやくアデムが落ち着いた。

パンドールの言葉には確かに納得はできる。事前の報告では確かにギム周辺に陣地や強力な魔導は存在していなかった。

それが開戦直前に唐突に現れた。急拵えの陣地と高を括っていたが、予想に反して物量をものともせずに未だに行く手を阻んでいる。

ここまで強力な戦力が予兆すらなく現れるのは考えにくい。現場ではなく諜報部が

何らかの不手際を行った可能性が高い。

 

 

「陸で電撃戦を仕掛けるのは失敗したが、我が軍が負けたわけではない。今頃海軍がマイハークに向けて進撃中だ。もし我々が撃退されたとしてもあの数の戦力をどうにかする戦力をクワ・トイネは持っていない。」

 

 

「確か、四千隻以上の大艦隊でしたね。」

 

 

アデムはそう言いながら残念そうに呟いた。

 

 

「全く。私としたことが・・・

できれば私自身の手で最初に奴等を血祭りにあげたかったんですけどねぇ。」

 

 

アデムはそう言いながら嗤った。

 

 

 

 

○●

4月25日PM19:04

海上自衛隊護衛隊群旗艦「いずも」

 

 

 

武装勢力――――ロウリア王国の行動に対し、日本政府は遂に自衛隊の派遣を決定した。

既に陸上自衛隊と航空自衛隊の先遣隊がエジェイ近郊に進出し、猟全共和国が設営した特設飛行場を急ピッチで拡大し、F-15をはじめとした戦闘機や指揮に必要な設備の運用を可能にできるように進めている。

海上自衛隊はマイハークを目指すロウリア軍を迎撃するために、ロウリア王国海軍艦隊へ向かっている。

また、同じ頃に猟全共和国から援軍として派遣されている民間警備会社連合もロウリア王国海軍の迎撃のため、機動部隊を編成。

日系警備会社である極東海洋警備保障と伏見機動警備の艦隊から一個水雷戦隊、全部で十二隻を。

猟全の警備会社である猟全総合警備から護衛空母カラスとキジの二隻をそれぞれ抽出し、機動部隊を編成してロウリア海軍艦隊へ向かわせた。

途中で合流した両者は、ロウリア海軍の迎撃という共通目標はあったものの、指揮系統は別々で

このまま行けば誤射等の事故が発生する恐れが出たため、話し合いが持たれた。

最終的に民間警備会社連合の機動部隊が一時的に司令設備の優れる護衛隊群の指揮下に入ることになった。

自衛隊はクワ・トイネへの損害を避けるために、クワ・トイネ抜きに迎撃を行うことを決定。

この為クワ・トイネ公国海軍は予備兵力としてマイハーク近海に待機している。

 

 

「この図体で駆逐艦ってのはにわかには信じがたい。まして出雲と同じ名前でよりでかいと来た。」

 

 

浅黒い肌の壮年の男が呟いた。髪は白髪が混じっており、疲れていそうな表情をしているが、

歴戦の風格を漂わせている。

 

 

「確かに出雲に乗っていた重井大尉から見れば奇妙とも思えますね。」

 

「大尉は止してくれ。わしゃもう退役してる。」

 

 

いずも副長の言葉に重井が返した。重井は大戦前に装甲巡洋艦出雲に配属後、航空隊に志願。

厳しい訓練を乗り越えて空母加賀の戦闘機乗りとして配属され、大戦を戦い抜いたパイロットだ。戦後に知人に誘われ伏見機動警備に就職し、現在は航空隊の事務官として勤務している。

現在は艦橋内で艦長の山本と副長の解説を受けながらいずもを見学している。

クワ・トイネから派遣されたブルーアイが興味深そうに設備を見回している。重井がブルーアイに声をかけた。

 

 

「やはりクワ・トイネでは見慣れないものが多いでしょう。」

 

「それもあるのですが、このような巨大な艦がどのように動いているのかまるで検討がつきません。」

 

 

ブルーアイはそう言いながらも自分なりにいずもを理解しようとしているのだろう。

観察をやめなかった。

 

 

「まぁ、私どもからもしてみれば中々どうして不思議な感覚はありますな。」

 

 

重井がヘリで乗艦してから今までのいずもの艦内を思いだしながら答えた。

いずもに乗艦後から重山は五十年先の日本の艦に驚かされてばかりだ。

例えば艦載ヘリコプター。重井が乗ってきたのはKa-25ヘリコプターだ。

史実では60年代初頭に初飛行した後、71年に就役したが、猟全共和国のいた世界では

史実より早く初飛行を実施し、すぐに採用されている。

対潜作戦では二機一組によるハンター・キラー戦術が基本で捜索(ハンター)役と攻撃(キラー)役に

別れて対潜戦闘を行う。

それと比べ、いずもに搭載されている艦載ヘリコプターのSH-60Kは性能や形状も全く異なり、

コクピット内の計器も見慣れたアナログ計器やランプ等ではなく大きなテレビジョンが並ぶ見慣れないものだ。爆雷や魚雷だけでなくヘリコプターでありながら自立誘導(撃ちっぱなし)能力を持つミサイルを搭載可能。しかも対潜兵器を搭載しながら潜水艦の捜索も可能で一機で両方の役を担える驚異的なヘリコプターだ。

 

艦に目を向ければかつて乗っていた出雲と違う点がかなりある。伝声管を完全に廃止し艦内電話でやり取りできる連絡手段、停電のない電気設備にハンモックの要らない居住区画。

高出力でありながら信頼性のある機関。画面に触れて操作する電子機器等。

艦種は違うもののいずもと出雲には大きな技術格差があった。

 

 

「いやはや五十年も先の艦はすごいですな。」

 

「そうでしょうか?。外観から確認できる武装はそちらが多かったですが。」

 

 

ブルーアイは資料で確認した猟全の護衛空母と乗艦する際に確認した

いずもの外観を思い出しながら言った。

 

 

「ブルーアイ殿。色々聞いたり観察して見ましたが、こいつは後方での支援や輸送、艦隊旗艦の機能に特化していますよ。艦隊と一緒に行動して始めて真価を発揮するタイプです。」

 

 

 

重井の言葉に副長と艦長の山本は感心した。五十年も前の人間にも関わらず短い滞在でいずもの機能を良く理解している。重井はそこで艦内の様子を思い出して言った。

短い滞在でいずもの機能を良く理解している。重井はそこで艦内の様子を思い出して言った。

 

 

「そういえば艦内を見学中に将兵が妙なことを言っていましたな。」

 

「と言いますと?」

 

「うちの艦艇を見ている将兵達が嫁がいるとかいないとかしゃいでいましたな。それに夜戦バカに鬼教官、それにぬいぬい、はむかぜとツチノコとハレンチクルーザー。他にもわけの解らんことを言っていましたな」

 

「おや? 私も嫁がどうのこうのといってましたね。スーパーキタカミ様ハイパーオオイッチ、んちゃとか提督更正機やミッチーにガチからぬ身長とか聞きましたよ。」

 

 

 

二人が揃って首を傾げるそばで、艦長は苦笑いを浮かべ副長は片手でこめかみを揉み、付近の艦橋要員は一部心当たりあるものが一瞬固まり、他は巻き込まれないように祈りながら作業に集中した。

 

 

 

 

 

●○

翌日ロウリア海軍艦隊

 

 

海原を行くロウリア王国東方征伐海軍、総勢四千四百隻の大艦隊がマイハークへ向けて進撃していた。文明圏外でこの規模の艦隊を持つものはいない。

ロウリア兵達は自分達が最強であると信じて疑わず、クワ・トイネを一息に吹き飛ばす腹積もりで大海原を突き進んでいた。

 

しかし、そこに立ち塞がる艦隊――海上自衛隊と猟全共和国の民間警備会社連合だ。

数時間前に鉄竜の二機編隊――民間警備会社連合が哨戒の為に発艦させた哨戒隊が頭上を通過し、その後奇妙な形の飛行物体――海上自衛隊のSH-60Kがロウリア艦隊上空に飛来し、拡声器による呼び掛けで撤退を促した。

無論、たかだか呼び掛け程度に応じるはずもなくそのままマイハークへとロウリア艦隊は進んだ。

 

海上自衛隊と民間警備会社の艦隊は一隻一隻がロウリアの基準で信じられない大きさだ。

護衛艦みょうこうが接近し、警告を発した。指揮官の海将シャークンは直ぐに攻撃を命じた。

みょうこうに近い軍船が距離を詰めて、甲板にいる船員が一斉に火矢を放つ。

 

 

ヒューン―――カンカン

 

ヒュヒュヒューン―――カンカンカンカン

 

ヒュヒューン―――カンカンカン

 

 

 

火矢はみょうこうの船体に当たるも虚しく弾かれた。

みょうこうが急速離脱する。兵達が囃し立てる中、シャークンを始めとした司令官や隊長や艦長。一部の聡い兵士が艦が鉄でできていることを悟り、戦いが容易には終わらないことを覚悟した。

 

 

「新たな大型艦が接近!。数は四!」

 

 

見張りの声が響き渡る。取舵を取りながら接近してきたのは民間警備会社連合の水雷戦隊から分派した伏見機動警備の艦隊だ。

 

 

 

 

○●

駆逐艦雪風艦橋

 

 

「川内より入電。攻撃開始セヨ。」

 

「攻撃を受けてからでしか反撃できんとは・・・不便だな。砲雷長、始めよう。」

 

「了解! 右舷、砲撃戦用意!」

 

 

通信士の報告を聞いた艦長はぼやきながら砲雷長に指示を出す。

砲雷長の指示のもとMk.12 38口径12.7cm連装砲と右舷のボフォース40mm機関砲、

九六式25mm機関砲が軍船に向けて指向する。僚艦も駆逐艦であれば雪風と同じ兵装を

軽巡洋艦であればこれに加え14cm砲が軍船に砲身を向けている。

これらの兵器は帝国海軍で大戦後半に艦艇のラヴェジャーへの対空戦闘能力向上の為に従来型の

射撃統制器材や計算機、主砲から改装されている。

国産の長10cm砲や八九式12.7cm高角砲。機材ならレーダーに照準器や射撃統制機、射撃計算機の搭載。最悪イギリスやロシア、猟全といった同盟国の物を搭載すべしとの声もあったが、性能不足や生産が追い付かなかったために、米国等からMk.12を始めとした両用砲やボフォースやエリコンの機関砲や射撃統制システムを輸入。これらを搭載した。

 

只、全ての艦に搭載された訳ではなく、艦齢が若い艦艇を中心に改装が施され、他の艦は射撃統制システムやレーダー、照準器の全般か一部の改良に留まっている。

戦後に退役して、民間警備会社の管理下となった後も兵装は据え置きとなっている。

 

 

「撃ちー方始めー!」

 

 

ズドーン!ズドーン! 

 

ズドドーン!

 

ドドドドドドドドドド

 

 

 

砲雷長の号令一下雪風の主砲と機関砲が、軍船に目掛けて砲弾や機銃弾を放つ。

僚艦と共に行われる至近距離からの砲撃と銃撃は殆ど外れることなく

ロウリアの軍船を次々と沈めた。

 

14cm砲や12.7cm砲の砲撃が直撃し爆散する。別の軍船は機銃弾にズタズタに引き裂かれ、

或いは火矢に使う油壺や松明が船体に引火し、船体が炎上する。

 

一方、海上自衛隊の護衛艦も攻撃を開始。

各艦主砲しか用いていないものの、全弾が命中しておりロウリア王国の軍船を確実に沈めている。

民間警備会社連合は感嘆の声を挙げた。

 

 

「流石未来の後輩だ。射撃計算機も勿論だがいい装填手がいるな。」

 

「班長。ありゃ自動装填装置ですよ。元の世界でも自動装填装置が配備されてたんですから

あっちも当然持ってますよ。」

 

「それに今時は射撃管制システムって言うんすよ射撃計算機とか流石に古いっすよ。」

 

「・・・貴様等主砲に詰めてぶっぱなすぞ。」

 

 

自衛隊と民間警備会社連合と合わせて二十二隻の艦隊は約二百倍もの敵を相手に火力で圧倒し、次々と軍船を沈める。

一部では流石に降伏するだろうと言う思考が浮かんだが、護衛艦のレーダーに映る飛竜部隊と民間警備会社連合の報告に打ち消された。

哨戒中の編隊が敵飛竜部隊を発見し、交戦状態に突入したとの事。そして既に別の哨戒隊が応援に入ったが、数が多すぎて捌ききれないとの報告もされていた。

哨戒を行っていたのはカラスの39式艦上戦闘機 旋風が二機編隊二組とキジの零戦が三機編隊一組で合計七機の戦闘機がロウリア軍の飛竜部隊と交戦中だった。

 

 

 

○●

 

「数が多すぎる!。」

 

「全く大戦を思い出すぜ!。」

 

ダダダダダダダダダ

 

タタタタタタタ

 

 

39式艦上戦闘機四機と零戦三機の合計七機の戦闘機部隊が総数二百五十騎の飛竜と空中戦を繰り広げていた。

戦闘機部隊は速力と機動でワイバーンを翻弄し、着実に撃墜数を増やしている。対して飛竜隊は被害が増すばかりで攻撃は全く当たっていない。

 

 

「怯むな! 敵は寡兵だぞ!。」

 

 

飛竜隊の指揮官の檄が飛ぶ。敵味方入り乱れる乱戦が続く中、戦闘機部隊の零戦のパイロットが叫んだ。

 

 

「応援はまだ来なのいか!? このままじゃ突破されるぞ!」

 

「やかましい! ラヴェジャーよりマシだ! 今は口より手を動かせ! 」

 

ダダダダダダダダダ

 

 

ベテランがそう返しながら飛竜を撃墜する。

だが、顔には焦りが出ている。敵の数に弾薬が足りない。戦闘開始から時間が経っており弾薬がそろそろ切れる機体が出始める頃だ。打開策を練ろうとする途中で母艦から通信が入った。

 

 

 

「各機に告ぐ。速やかに高度四千以上に待避せよ。」

 

「高度四千以上に待避? まだ残ってるぞ。」

 

「自衛隊からの要請だ。直ぐに高度をとれ。」

 

「了解。」

 

 

母艦からの命令を受けて、四千メートル以上の高度に次々と離脱する戦闘機部隊。

飛竜隊が追撃をしてきたが、限界高度まで上がった後に諦めて艦隊の方へ向かった。

 

 

「何をする気でしょう?」

 

「分からん。」

 

 

四千以上の高度から下の飛竜部隊を伺う。

それは唐突に訪れた。艦隊の方角からミサイルが飛んできて次々とワイバーンに突き刺さっていく光景が眼下に広がった。

 

 

 

 

 

○●

 

「対空誘導弾をあんな風に撃つとは・・・」

 

 

いずも艦橋でみょうこうがVLSからミサイル発射する様子を見ていた重井は驚きながら呟いた。

重井は当初護衛艦の艦影を見て護衛艦という艦種は主砲と機銃、対潜魚雷のみを装備した艦で、

日本国内にはミサイルランチャーを搭載した駆逐艦や巡洋艦がいると思っていた。

しかし、目の前の光景を見てその認識を修正せざるを得なくなっていた。

さらに発射されるミサイルの多さにも驚いていた。

 

 

「数も多い。・・・レーダーか電算機のお化けでも積んどるんか。」

 

「そこまですごいのですか?」

 

 

ブルーアイが重井の驚く理由が分からず、質問した。

 

 

「誘導弾の誘導は目標一つにつき一個の誘導装置が必要で大量の目標には向かないのですが、

自衛隊は大量に撃ちまくってる。重複はしてないのですか?」

 

「はい。全ての目標に振り分けています」

 

 

重井の質問に対し、副長が答える。重井は驚きのあまり言葉が思い浮かばず、沈黙した。

 

 

「・・・少々敵の数が多かったみたいです。まだ飛んできますね。」

 

「やはり次は主砲と機銃とやらで迎撃をするのですか?」

 

 

ブルーアイが重井の代わりに質問した。

 

 

「もちろんです。そろそろ主砲の射程内ですね。」

 

 

艦橋外では護衛艦のみならず、民間警備会社連合の駆逐艦と軽巡洋艦が

主砲と機銃の仰角を上げて、ワイバーンを待ち構えていた。

主砲を複数装備している駆逐艦と軽巡洋艦は一門ほどロウリア軍に向けている。

しばらくしてロウリア軍の飛竜隊が見えてきた。

射程内に入ったらしく、次々と対空砲火を撃ち上げ始めた。

 

 

ズドーン!ズドーン!ズドーン! 

 

ダム!ダム!ダム!ダム!

 

ズドドドーン!

 

ダダダダダダダダダダ!

 

 

護衛艦からは正確無比な砲撃。駆逐艦と軽巡洋艦からは護衛艦ほどではないが正確な砲撃と銃撃が多数放たれている。

VT信管や時限信管による炸裂を喰らうか直撃弾を喰らい、見る見るうちにワイバーンが落ちていき、空にいるワイバーンはついにいなくなってしまった。

この様子を見ていたロウリア海軍はついに撤退を決めたのか、反転を開始。

近現代からみて遅い動作だったそれは、当初撤退と理解されず攻撃を受けたものの、撤退と判明した後は海上自衛隊、民間警備会社連合共に攻撃をやめて撤退を静観していた。

 

ロウリア海軍が海域から離れると、海上自衛隊と民間警備会社連合は漂流しているロウリア海軍の船員の救助に当たった。

救助のため35式艦上攻撃機(ソードフィッシュ)と40式艦上爆撃機とSH-60Kが発艦し、漂流している乗組員の捜索や救助、浮き輪の投下などを行った。

戦闘とは打って変わって、自分たちを救助し、丁重に扱う日猟の連合軍にロウリア海軍の船員たちは当初警戒していたものの、次第に絆されて警戒を解いた。

救助された中には艦隊の指揮官だった海将シャークンもいたが、他の捕虜同様に丁重に扱われることになった。

こうして後の歴史書に残るロデニウス沖大海戦は日本と猟全の勝利に終わった。

 




サブタイトルの元ネタはウルトラマン第三話「科特隊出撃せよ」

この話はアラシ隊員がネロンガの攻撃を直撃受けて、軽傷で済んでるのが
印象に残っています。
後、出入りしている少年が勝手にスパイダーショットを持ち出して
ジェットビートルに隠れて乗り込んで怪獣と戦うのが時代を感じます。

今だったらできないっぽいですね。

縛ってるわけではないのになぜかウルトラマンが第一話から連続になってました。

後、お知らせですが、仕事の資格試験の勉強で更新が遅れます。
一応合間合間に執筆はしますが、今月中の更新は難しいです。
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