提督が『絶対魔獣戦線バビロニア』鎮守府に着任しました!   作:乃伊

4 / 7
A.D. 2002

>> [ 2/2 ] A.D.2002 新世紀救済者偶像グランドオーダー(2)

 

 

 

 丁重に礼を言って師父の元を辞した俺は、そのまま教会から駆け出した。

 現実逃避ではない。反抗期に目覚めたからでもない。過去12年を回想し終えた俺の胸の内に、不意に熱い炎が燃え上がり、もっとキラキラしたいって気持ちが沸き上がってきたからだ。

 

 『私が視てる未来は焼却(ひとつ)だけ。

  永遠が欲しいか? ならばくれてやろう……死後の永遠をな!!!』

 

 俺は常々このルナティックな世界をそんなふうに捉えていたが……そうだ、アイドルになるって選択肢があったじゃないか! 人生一発逆転、友達が勝手にオーディションに書類送っちゃった感じでデビュー&ブレイクするシンデレラに王子様。国連の特務機関フィニス・カルデアにだって慰問ツアー敢行しちゃう、歌って踊れる人理の救済者……人理焼却なんてくだらねぇ! 俺の歌を聴けぇ!

 

 俺は満足感とともに一人うなずく。OK、道は示された。綺礼師兄の妙な人脈(コネ)掴まされるくらいなら、俺が俺自身の手で掴んでやろうじゃないか。芸能界に暗く妖しく蠢く、最ッ高のコネクションをなァ!

 

 

 そうしてひた走る俺の手には、かつて筋骨隆々なマッチョマンから渡された名刺があった。

 アイドルプロデューサー『スパP』を自称したその男は、浅黒い顔面に無骨なヘッドギアを付けており、その上スーツの裾からは鎖と鉄枷がはみ出していた。素人の俺から見てもヤバイ級のハイセンスだった。

 

(あの男に任せておけば間違いはねぇ……! 俺はあのPと一緒にアイドルニッチを貪り食う!)

 

 そして辿り着いたアイドルプロダクション。

 受付で例の男の名刺を出すと、「スパPさんですか? 彼はスカウト中に逮捕されてしまったので、代わりに私が面接いたします~」そう言って、緑色の制服を着た女が現れた。

 

 スパP逮捕!? 俺は愕然とする。

 

 やべぇな、この日本の警察、案外まともだわ……。俺は即座に野望を捨てた。提 督太郎、アイドル志望です! 俺はもっとキラキラ輝きたいんです! よろしくお願いします何でもしますから! ……そう頭を下げて頼み込んだところ、緑の女は俺にゾンビ役のエキストラを紹介してくれた。

 

 ゾンビ……ゾンビ? 俺は困惑する。

 

 曲がりなりにもアイドルプロダクションで振られた最初の仕事が……ゾンビだと!?

 そんな、そんな巫山戯(ふざけ)たことが……

 

 ふざけた、ことが……

 

 

 

 ……小梅chang!

 

 

 

 俺のテンションが一瞬でマックスになり、俺は逸る気持ちを抑えてゾンビの意匠になりきった! 何を隠そうこの俺、前世ではカルデアのマスターであると同時にモバマスPでもあったからだ! 見よ、この俺の虚ろな眼窩、爛れた肌、滴り落ちる謎の汁……! 俺はその瞬間、世界中の誰よりもゾンビだった。だが、一つだけ違うことがあった。俺は再び走っていた。ゾンビを愛するアイドル白坂小梅ちゃんの元へ、彼女がいるだろう撮影現場へと、モンスターパニックめいた速度で全力疾走したのである! 

 

(Fate世界にシンデレラガールズがいないって、いったい誰がそう決めたんだ!? 21世紀、現代社会、日本! アイドル、いるだろ! だったら、あるだろ、『アイドルプロジェクト』! そうだ、Fate世界の非科学的旧弊的引き篭もり集団またの名を魔術師共の知らないところで、きっとアイドルたちはいつだって輝いていた────!)

 

 走る! 走る! 走る! 走るゾンビの出世作こと『ドーン・オブ・ザ・デッド』の公開はいつだったか? 考えてはいけない! 『バタリアン』!? 嫌いじゃないぜ! 俺は走る! 道の先へ! まだ見ぬ未来へ!! 輝きの向こう側へ!!!

 

 そして俺は辿り着く。撮影現場────冬木中央公園。しかして、そこに待っていたのは。

 

 

「ゾンビィィィ、クッキンッッ!!!」

 

「なっ……」

 

 屋外に設けられた調理セットと、撮影チームに囲まれ絶叫する()()()()の姿だった。

 

「さあ、今日も『ゾンビークッキング』の時間が始まりますよ! 今回はここ冬木市からお送りしております! 山と海に囲まれた自然豊かなこの街で、我々はいったいどんなゾンビに巡り会えるのでしょうか!? ……おォッと! あちらを御覧ください! 早速第一ゾンビー発見です!」

 

 ザシャアッ、と音がして、一斉にカメラがこちらを振り向いた。その先で、俺は精神的ショックのあまり白目を剥いていた。アリエナイ。アリエナイ。何がゾンビクッキングだ。どうして少女でなく中年男性がそこに立っていル。俺ガ求めてイた輝kiは、アイドルha、小梅chaンは一体ドコに行ったト言うンDa……!

 

「ウオオ、すごい形相! これは大物、死者の虚無と怨嗟が私の元まで伝わってくるようだ!」

 

 中年男性が何か叫んでいる。ウルサイ。お前じゃない。小梅chang……小梅ちゃngはドコダ……。ずるりと俺は前進した。アバー……。呻き声が口から漏れる。撮影隊に混じっていたADらしき男が、噛み殺したような悲鳴を上げた。

 

 かつて、小梅ちゃんのゾンビ愛は二次元の壁を越え、前世のプロデューサーを務めていたこの俺をゾンビ映画へと導いた。そして今、転生を超え世界を超えて、この冬木中央公園を真のゾンビの恐怖に包み込んでいるのだ……! アババババー……!

 

「あ、あれ、ちゃんとこっちが呼んだエキストラさんだよね!? そういえば到着予定時間よりちょっとだけ早過ぎるお出ましな気がするけど……。あれ、中身ホントに人間だよね!?」

 

 アバー……、ゾンビは質問を理解しない……。アババー……。

 

 ずるりずるりと近づいていく。

 アイドル……輝き……光……ドコ……? 未来、ナイ……。焼却……死ヌ……ミンナ、死ヌ……。

 ぞぶりぞぶりと近づいていく。

 

 中年男性が調理セットからフライパンを手に取り、一際大きな雄叫びを上げた。

 

「ウオオオ! 私は今、過去最大級のゾンビ的脅威に晒されようとしている! あの英国のゾンビハンター料理人『ジャンマリオ・スピネッラ』でさえ、これほどのゾンビと向かい合ったことは無かったでしょう! しかし私は負けない! 視聴者の皆さん、どうか我が勇姿を御覧あれ!!!」

 

「アババババーッ……!」

 

 俺も唸り声を返した。ジャンマリオ・スピネッラ……その名前には覚えがあった。

 『ジャンマリオ・スピネッラのゾンビクッキング』。イギリスのマイナーメジャー料理番組だ。顔の濃いイケメンが、ゾンビを殺すパフォーマンスをしながら肉を焼いたり料理したりする。冬木の教会、綺礼師兄の部屋にDVDが置いてあった。……「仕事」用の棚に。ガス会社のパンフレットと一緒に。

 

 ……つまり、そういうことだ。

 最初から、このクソッタレな世界に小梅ちゃんなんて存在していなかった。いたのは、名誉欲と金銭欲に駆られてテレビ番組まで作っちまった阿呆な(しかし辛うじて神秘の秘匿には成功している)ゾンビ大好きイギリス魔術師と、その正体も知らずにローカライズを敢行しちゃった日本のテレビ局スタッフだけだった。

 

 光は、無かった。

 

「ウオオオオーーッ!」

 

 KRAAASH! 中年男性が勢い良く振り下ろしたフライパンが、俺の身体を強打した!

 

 その後ろでは、調理アシスタントたちが巨大な肉塊をぺちぺち叩いたり、鋭いナイフで切り分け独特のフォームで塩を振ったりしている。俺はバランスを崩し、苦悶の声を上げながら地面に倒れ込んだ。【※番組構成上の演出です。当番組はBPO(放送倫理・番組向上機構)の見解および民放連放送基準・電波法・放送法に基づき制作されています※】

 

「アバー……」

 

 俺の心が、漆黒の闇に呑まれていく。キラキラ輝きたがっていたナニカが失われていく。それは、諦めの感情に似ていた。俺は……。この世界に生きる堤 督太郎は……アイドルには、なれない。

 

(……でも。君がくれた歌とダンスとゾンビの思い出だけは、無駄にはしない。だから見ていてくれ。小梅ちゃん)

 

 そう。俺には無理なのだろう。だけど、この世界のどこかには、俺なんかよりずっと素敵な笑顔とキラキラを秘めた未来のアイドルたちがいるのかもしれない。そして、もしかしたらその中には、あの白坂小梅みたいにゾンビ映画を愛してくれる少女がいるかもしれないのだ。

 

(だったら、やるしかねぇだろうが……!)

 

 諦めと、決意。俺は再び立ち上がった。死者が墳墓より蘇るが如く。中年男性が目を剥いた。

 

「な、何たるタフネス……ッ! フライパンでは駄目だというのか!? ADッ! 私に『火かき棒』を!」

 

「は、はい!」

 

 赤錆びた鉄(火かき棒)が中年男性に投げ渡される。一見してサスペンスドラマの凶器のようだが、これは野外調理用のキャンプ道具だ。放送倫理上の問題はない。全く存在しない。だが、それに相対するとなれば話は別だ。

 

「アバー……ARRRGGGH……!」

 

 ことさら緩慢に、しかし隙を見せることなく間合いを詰めていく。勝負は一瞬。中年男性も分かっているのだろう。火かき棒を『平晴眼』に構え、歩み寄る俺を待ち受ける。

 平晴眼。かつて天然理心流───新撰組によって名を知られた構えだ。半身になり、刀身──ではなく、(カギ)を伏せた火かき棒を開き気味に構えている。

 

 ()()()()()

 

 俺は戦慄した。

 常々思っていたことだが、言峰教会の神父たち然り穂群原高校の教師たち然り、この世界にはTPOに不釣り合いな強者が多すぎる。もし俺が新都の人混みで石を投げたなら、たぶん一人二人は二指真空把的な奥義で投げ返してくるだろう。石を投げれば物理反射持ちに当たるということだ。

 

 ならばこの中年男性もまた、彼らと同じ社会に潜みし強者たちの一人だろうか。YAMA育ちと見た。

 

 ……敵が手練である以上、あの幕末の争乱を生き抜いた恐るべき構えから繰り出される初撃は、間違いなく突き。しかし突きを躱しても、横薙ぎに引き戻された火かき棒の鈎で引き倒されるか。

 

戦場(キッチン)に事の善悪なし……ただひたすらにKILL(キル)のみ」

 

「Aa」

 

 互いに呟き、呻く。

 俺たちは、呼吸を合わせたように互いの「必殺の間合い」へと足を踏み出した。

 

 一歩。世界から音が消える。

 二歩。既に間合いに意味は無い。

 三歩。中年男性が繰り出すは、凄絶なる三段突き。狙われたのは頭、首、心臓の三箇所。だが、それは()()に突き込まれるかのように錯覚された。練り上げられた中年男性の殺意が、その一段目の向かう先を読ませない。すなわち予測不能回避不能防御不能の三択式三連撃────

 

 

 

 ────ただし。それは「相手が人間ならば」の話だ。

 

 

 両目が(うず)く。普段は意識を向けない「それ」が焦点を得て、俺の脳に認識され視界へと浮かび上がる。人形やぬいぐるみめいて小さな手足に、同じく小さいぷっくりとした顔つき。

 

 「妖精さん」と俺は彼らを呼んでいる。

 俺にだけ見える、奇妙で不可思議な存在。幻想に近い何か。

 知覚はその姿形にとどまらず、質量さえ感じさせるまでに至る。誰も知らないことだが、俺の身体には、平素から沢山の妖精さんたちが纏わり付いているのだ。

 

 ────そして。

 

「レーダーニ、カンアリ!」「テキシュウ!」「カイヒー!」「モウヤッテマス!」

 

 ────俺の右肩に座っていた妖精さん達が、急にわたわたと俺の頭上へ避難を始めた。

 

 ────逃げたのは、そこに攻撃が来るからだ。右肩の上を通る軌道、つまり狙いは「首」。

 

 ────視えた。

 

 

 身体を傾げるように、斜めに姿勢を落として必殺の突きを回避する。

 中年男性の顔が驚愕に歪むのが見えた。当然だ。およそ人には認識できぬ秘剣──しかし、妖精さんにそんな「常識」は通用しない。

 

 回避運動から流れるように身体を大きく回し、強く地面を踏み込んだ。

 震脚。

 足元に亀裂が生じる。

 俺は、回転する体幹、肩、腕、拳……全ての勢いを、載せられるだけの「勁」を、ただ一撃で叩き込む。

 

 

 中年男性は、弾け飛んだ。

 

 

 

 *****

 

 

(懐かしTV番組レビューサイト『てれ☆れびゅ』の記事(2011/07/01)より引用)

 

 

 (前略)

 

 ……今日ご紹介するのは、2000年代初頭に放送されていた深夜番組『ゾンビクッキング』。

 ある意味ネタとしては伝説的な存在で、野外料理×地方ロケ×ゾンビという意味不明な悪魔合体(しかも合体事故!)を垂れ流すような料理バラエティ番組でした。

 

 まず、そもそものコンセプトが既におかしい。

 

 一体どこの誰が、「グロいゾンビを見ながら料理を食べたい!」などと思うでしょうか???

 元はイギリスの人気番組を輸入・ローカライズしたものらしいんですが、こんな番組が人気を博す時点でイギリス人の味覚と食事センスがお察しできるというものです。

 

 ただ嘆かわしいことに、我らが日本においてもこの番組にカルト的・ネタ的な人気があったのは事実で。根っこ(コンセプト)の部分が明らかに残念な感じだったのに、それを支えるスタッフさんたちが妙に頑張っていたわけですね。

 特にゾンビのデザインは秀逸で、下手なゾンビ映画よりクオリティの高いものをお出ししてくるんだから頭が痛いというか。その労力を他に振り分けられなかったのか……。

 

 ともあれ。放送当時はYOUTUBEもニコニコも無い時代でしたから、ネットで探してもこの番組の動画はなかなか見つからないでしょう。マイナー番組なのでDVD化もされていないはず。

 

 ところが! そんな皆さんでも簡単に見つけられる動画が一本だけあるんです!

 というか、当時2chなんかでも話題になったので、この記事を見ている方の中には知っている人もいるかもしれません。

 

 その名も……『ゾンビークッキング 冬木ロケ』、通称『カンフーゾンビ回』(URLリンク)。

 

 まず簡単にあらすじを。

 

 地方都市「冬木市」を訪れた我らがゾンビハンター料理人は、いつも通りにロケ地の冬木市を街ブラし、いつも通りに適当な公園で料理を始めるのですが、そこへ(いつも通りに!)ゾンビが襲ってくるのです。危うしゾンビハンター料理人! 必殺フライパンでも倒れぬ強敵相手に、ついに伝家の宝刀『火かき棒』を見せるときが来た……!

 

 はい。

 で、動画を見てもらえば分かるんですけど、このあと普通にゾンビハンター料理人さん負けちゃうんですよね。もう完敗。火かき棒で突きかかったところを、ゾンビのカウンターパンチ一発でボールみたいに吹っ飛ばされちゃう。

 しかも、このカウンターがあんまりキレイに入ったものだから、そのゾンビには『カンフーゾンビ』なんて異名がついちゃった。中の人の特定はされてなかったはずですけど、これってゾンビ役の演技としては実際どうなんでしょうね? 人気出たから結果オーライなのかな?

 

 ついでに余談ですが、出来上がった料理を食べる役目のゾンビハンタ―料理人がノックアウトされちゃったので、なぜか生き残ったゾンビが最後の試食をするという謎展開になったりします。この番組、野外調理パフォーマンスも美味しそうなんですよね。食べてるのゾンビでしたけど……。

 

 ま、そんな伝説を残しつつも視聴率的には低空飛行だった『ゾンビークッキング』は、その後1年ほどで終わります。色々ぶっ飛んだ番組でしたけど、ゴールデンタイムに無難なバラエティなんかを見ていると、こういう個性豊かなのも偶にはいいんじゃないかなーなんて思う管理人でした。

 

 さて! 次回はちょっと趣向を変えて、とある投稿ホラー番組を取り上げたいと思います。

 お楽しみに!

 

 

 *****

 

 

 ……俺の出演したらしい番組は、そこそこの話題と評価を得たようで。

 ろくに話も聞かずにプロダクションを飛び出して現場直行&直帰をキメた俺は、後日あの緑の女性に呼び出され、同伴の強面長身黒スーツお兄さんから一日分のバイト代をいただいたのであった。

 

 まあ、俺だって馬鹿じゃない。

 そのお金に手切れ金と口止め料が含まれていることは分かっていた。

 あの日、公園で中年男性をぶっ飛ばしたあともゾンビ的に暴虐暴食の限りを尽くし、そして我に返った俺は。……もうね。平謝りだよね。許してくれてよかったよ。「良い絵が撮れた」と言ってくれたのが不幸中の幸いだ。スタッフさんが「なるほどゾンビも強くなければいけない時代……新世紀……」とか言っていたのが、変なゾンビ映画とか撮り出すフラグにならないことを祈ろう。

 

 拳と剣で語り合った中年男性とは、しばらく経った今でもときどきメールのやり取りがある。あの日放たれたのが沖田さんの『無明三段突き(オリジナル)』だったなら、きっと俺ゾンビは負けていただろう。実際恐るべき遣い手だったが、やはり人間業は人間業であって、英霊になっちゃうような超越者はまた別格なのである。

 

 ともあれ、アイドルプロダクション相手にやらかした時点で当初のコネ作り計画は挫折したようなものだが……黒スーツのお兄さんも中年男性も、芸能界デビューしたいなら考えてみようと言ってくれた。コネゲットで良いのだろうか? 難しいところだ。思えば、仕立て上げられた脚本(シナリオ)に従う人生のままでは、人理焼却シナリオだって防げない気がする。

 

 俺は返事を保留し、名刺をいただいて教会に帰った。いつかアイドル志望の女の子でも現れたらコネクションを使う機会もあるだろう。エリちゃん以外な。

 

 教会に戻ると、兄弟姉妹たちが俺を待っていた。

 ……とりあえず、今の俺はこいつらの人気者ってだけで十分だ。人理焼却が起きるとして、2015年まで残り13年か。今は自分の拳を研ぎ澄ませるとしよう。いつか機を得て、この俺の最高の一撃をレフ・ライノール氏にぶち込める日が来るといい。

 




-tips- 

◆主人公
堤 督太郎:
・転生者。口癖はヤバイ/やべぇ。どうして転生したかは思い出せない。別に深い事情があるわけじゃないけど。
・FateシリーズはSN, HA, Zero, Grand Orderくらいしか知らない。あとはメルブラ。EXTRAや蒼銀などは「FGOキャラの元作品」程度の認識。
・未来の滅びを避けるべく足掻き続けるロマニ亜種……というと聞こえが良いが、今のところは只の一般人。魔術の才能はない。
・提督の素質がある。提督さんなので実は妖精さんが見える。型月世界だと魔眼扱いなので、既に魔眼蒐集列車へご招待されるフラグが立ってたり。
・ときどき思い出したようにシリアスぶるが、これまでの人生十数年でもシリアス貫くには長すぎたので、普段は割りとアレな感じ。

妖精さん:
主人公にだけ見えるよくワカラナイ何か。彼からはネコアルク的な生物(なまもの)だと思われている。

◆言峰教会の来訪者たち
①:シエル。『月姫』『MELTY BLOOD』等に登場する教会の代行者。カレー。

②:カラボー・フランプトン。『ロード・エルメロイII世の事件簿 魔眼蒐集列車<レール・ツェッペリン>』に登場する教会の人間。「過去視」の魔眼を持つが、その眼球には更に「先」がある。「直死の魔眼」に匹敵しかねない、型月世界全体でもかなり強力な魔眼所有者。

③:カレン・オルテンシア。『Fate/Hollow Attaraxia』に登場する教会の修道女。サドマゾ。
 
◆その他
・白坂小梅chang:クールで13歳で142 cmなアイドル。カワイイ。ホラーやスプラッタが好き。カワイイ。霊感があるっぽい。カワイイ。わたし武内Pとの関係が気になります。尚この二次創作には登場しない。

・ジャンマリオ・スピネッラ:上述のカラボー同様『~魔眼蒐集列車』に登場する魔術師。ウェイバー君と同じく、魔術師としては新世代に属する。ゾンビ系料理番組でいっぱいお金を稼いだので、そのお金でレア魔眼を買って華麗に時計塔デビューしたいらしい。イケメン。
 
・中年男性:ただのモブキャラ(つよい)

・緑服の女性&黒スーツのお兄さん:謎めいたアイドルプロダクションの社員たち。緑色はアイドルプロダクション事務員のデフォルト制服カラー(偏見)。なお作中時系列(2002年)ではゲームボーイアドバンスが発売されて約1年ほど経っていますので、GBAが趣味のアイドルもいるかもしれませんね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。