機動戦士ガンダムSEED Reverse   作:夜勤のバイト戦士

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06 観覧車と告白

ガンダムSEED Reverse

06 観覧車と告白

 

 

 

ルナマリアの提案で観覧車に乗ることにした二人

二人は向かい合わせに座りヨウは窓の外を見ており、ルナマリアも両手を膝の上で合わせ下を向いている。

時折お互い様子を伺い、どちらも何か言おうとしているがそのタイミングを掴めず言えないままだった

 

 

「(リュウトにあれだけでかい口たたいたんだからやっぱ言わないと駄目だよな・・・今がその時だよな)」

 

 

「(今日こそ言おうと決心したんだし今が言うときだよね・・・・)」

 

 

お互い心の中で同じ事を思っていた

 

 

「「・・・話がある(の)」」

 

同時に口を開いた

 

 

「・・・ヨウから話して」

 

「そうゆうルナこそ先に言えよ」

 

「こうゆう時は男の人からだよ」

 

「何の理屈だよ・・・・まあ、良いか」

 

「その前に話をする時は相手の顔を見て話すものだよ」

 

「・・・そうゆうお前もな」

 

「・・・そうだね」

 

 

そう言ってお互い顔を上げ視線を合わす

ルナマリアに至っては少し笑ってしまう

 

 

「今更だけど何か可笑しいね・・・」

 

「何がだよ・・・・・じゃあ言うぞ」

 

 

飽きれながらも真剣な表情になるヨウ

 

「・・・・うん」

 

期待するようにヨウが何か言うのを待つルナマリア

 

 

「間接的とか遠回りに言うのは好きじゃないから率直に言うぞ・・・・」

 

 

「・・・・・」

 

 

 

「俺は………おまえが…好きだ」

 

 

 

「・・・えっ!///」

 

 

ルナマリアはその言葉をすぐには理解出来なかったがすぐに理解できた

ヨウが…私の事を好きだと言った…

私もヨウのことが好き

それってつまり・・・・・・・・両想いだよね

それを確信させるように・・・

 

 

「俺がいちばん好きなのは…おまえだ」

 

 

 

「・・・・本当に?///」

 

 

 

今でも信じられなく聞き返したら

ヨウの顔が少し赤くなって視線を横にずらし

同じことを何度も言わせるな…と言ってきた

それが本当だと分かったら迷いも無くヨウの胸に飛び込んだ

ヨウは驚きながらも抱きしめてくれた

 

 

 

「・・・私も…ヨウの事……好きだよ」

 

 

 

「・・知ってたよ…薄々だがな・・・・ごめんな・・・言えだせなくて」

 

 

そんなヨウの声に、涙が溢れた。

小さく、首を横に振る。

 

 

ルナマリアは、顔を上げ愛しい人の顔を見上げた。

 

二人は惹かれるように顔を近づけ。

 

互いの、唇を求めた。

 

始めはそっと触れるだけの口付け。

 

何度も、何度も離れては触れ合う。

 

ゆっくりと唇が離れる。

 

離れるのが名残惜しいかのように互いの唇の間には吐息と銀色の糸。

 

熱が逃げていく。

 

それが寂しくて、苦しくて。

 

もう一度熱を求めるように唇を重ねた。

 

今度こそ終わるように互いの唇が離れる

 

 

「…結構ごおいんなんだね、ヨウは///」

 

「お前もな・・・」

 

 

「好きだよ……ヨウ、誰よりも」

 

「…俺もだ……(ごめんな、ルナマリア。罪深い男で)」

 

 

無意識に抱きしめる力を強くする

 

ルナマリアはヨウがそんな事を思っていると知らず

 

背中に手を回し抱きしめ返す

 

ずっとそのままでも良かったが、いま乗っている

 

観覧車もそろそろ終わり迎えようとしていた

 

名残惜しそうにお互い離れあう

 

 

乗っていた観覧車も終わりを迎え降りる

 

その時に手はキッチリと握り合っていた

 

 

 

「・・・もう、これだけで良いのか乗るのは?」

 

こくりと、首を縦に振る

 

「じゃあ…帰ろうか」

 

 

 

 

帰り道でも手は握ったままだったが

 

お互い何も喋らず、ただ帰路につくばかりだった

 

それも長く続いたがルナマリアの家に着きそれも終わった

 

 

「じゃあ・・・また明日な」

 

「うん・・・・今日はありがとう」

 

つい先程お互いの想いを打ち明けたばかりで別れるのが

 

淋しいのか名残惜しそうにヨウに視線を送る

 

それが分かったのかお互い顔を近づけた

 

そっと触れるだけの口付け。

 

 

「これだけ……」

 

物足りない瞳で問い掛けるルナマリア

 

「場所を考えろよ・・・・」

 

「・・・・けち」

 

「言ってろ・・・・じゃあ、俺は帰るよ」

 

「・・・・明日、何時もの場所で待ってるね」

 

「分かった・・・」

 

ヨウも帰路へと行く。

それを見送って家の中にはいるルナマリア

 

その時お互い何を思っていたかは・・・同じ事なのかは分からない

 

 

それでも、ヨウはその事に罪を感じていた

 

本来自分とは何も関係ない彼女を

 

たった一言の期待でこの先の人生をも狂わせるかもしれない

 

それでも、止める事ができない

 

だから

 

本当の事を知ったとき

 

 

 

その手で罪深い俺を殺してくれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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