人形達を守るモノ   作:NTK

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今回は一度今のコラボは置いて
oldsnake様の『破壊の嵐を巻き起こせ!』とのコラボです。

スミスとバルカンのクリスマスデートです。
リア銃注意でございます。
時間は少し飛んでコラボの後の話です。(予約投稿)


Code-107 リア銃二人のクリスマス

クリスマス当日、スミスはバルカンをデートに誘うため、彼女の部屋を訪れていた。前回の作戦は様々なイレギュラーがあったと聞き不安に駆られてたが、大きな怪我もなくバルカンが帰還したため、今日は無事にデートを行える事となった。

部屋の前まで着き、ドアをノックすると、以前に彼女に買ってあげた桜色のパーカーを着たバルカンがドアを開けてきた。

 

「…それ、春くらいに買ったやつだけど、寒くないか?」

 

「見た目より生地が厚いから大丈夫。それと…いきなりだけどこれ…プレゼント」

 

「っ!ありがとう。…開けても良いか?」

 

「うん、いいよ」

 

スミスはバルカンから渡されたプレゼントを開けると、中には赤いマフラーが入っていた。よく見ると端の方に彼の名前が刺繍してあった。

 

「それはお店のサービスでして貰ったんだ。…本当は手編みにしようかと思ってたけど、時間が無かったし、上手く編めなくて…」

 

「いや、全然大丈夫だよ。気持ちだけでも充分だ…ん?」

 

スミスは折り畳まれたマフラーを広げると、一人で使うにはやけに長く、よく見ると反対側の端にはバルカンの名前が刺繍されてることに気がつき、その用途を察すると思わず笑みを零した。

 

「なるほどな…そういう事ね。じゃ、早速…」

 

「え?あの、出来れば外に出てからで…わっ⁉︎」

 

恥ずかしがるバルカンだが、構わずスミスは彼女を抱き寄せ、二人は横に密着し、互いの首にマフラーを巻いた。そう、先ほどのマフラーは二人で巻く用のものであったのだ。

 

「〜〜っ」

 

だが、まさか外に出てからではなく、ここで巻くとは思っていなかったバルカンは顔を真っ赤にしてマフラーに顔を埋めていた。

 

「さ、行くか」

 

「うぅ…絶対みんなに見られる…」

 

「どのみち外で他の人に見られるんだからいいだろ?ほら、手出しな」

 

(このままだとスミスにいいようにされるな…良し!ちょっと恥ずかしいけど…)

 

恋人繋ぎをしようと手を出したスミスだったが、バルカンはスミスの腕を抱き締め、頭をスミスの肩に寄せたのであった。

 

「おっと!…意外だな。これで行くのか?」

 

「うん…早く行こ」

 

二人はそのままの状態で出発していき、当然他の人形達に見られ黄色い声や羨望の声を上げられるのはもちろん、それぞれの隊のメンバーにも見られたのだが、あまりのイチャつき様にマーダーやリバイバーは揶揄う気が失せたらしい。

 


 

街へ出た二人はイルミネーションが多く飾られている通りを歩いていた。色取り取りに飾られたイルミネーションを見てバルカンは目を輝かせていた。

 

「わぁ…!綺麗…」

 

「ここらはイルミネーションが有名でな、特にカップルに人気なんだ」

 

スミスの言葉が示す通り、この通りにはカップルが多くおり、二人のように腕を組んでたり写真を撮ってたりしていた。その様子を見ていたバルカンはスミスの方をチラリと見ると、視線に気づいたスミスはスマホを取り出した。

 

「一緒に撮るか。バルカン、何処がいい?」

 

「あ、じゃあ…あのハートのところがいい」

 

二人はハートのイルミネーションのところまでいき写真を撮るとそのデータをバルカンのスマホに送信した。

バルカンはその写真を見ると満足そうに微笑んでいた。

 

(えへへ、しばらく待ち受けにしよ…)

 

(ホント、幸せそうにしてて可愛いよな…)

 

その後二人はレストランへ向かうため一度着替えるのだが、バルカンは前に自分で買ったものがあるというのでその店へ向かい、スミスはレンタルすることにした。

スミスはタキシードを着て待っていると、着替え室から青いドレスを着たバルカンが出てきた。

 

「……!」

 

「えっと、その…似合ってるかな?」

 

「あぁ、とても似合ってるよ」

 

緊張した顔で問いかけるバルカンにスミスが正直に答えると、バルカンは安心し、肩の力を抜いた。その後レストランに行き、席に案内されグラスにシャンパンが注がれ二人はグラスを持ち上げた。

 

「「メリークリスマス」」

 

乾杯をしたあと運ばれてきた料理を口に運びながら二人は話を始めた。

 

「そういえば、ミニガンの様子はどうだ?あれから何かあったか?」

 

「時折何か悩んでるみたいだけど、記憶が戻るような素振りはまだないかな…」

 

「そうか…早く戻るといいな」

 

「うん。早く記憶が戻って私たちがその…結婚…する時に祝って欲しいし…」

 

二人とも互いに結婚したいとは考えてるものの、バルカンの家族であるミニガンの記憶が戻るまでは待とうという事になっていのであった。

食事を終え、再び服を着替えた二人はクリスマスの小物が売っている店舗を巡り歩いていき、広場のクリスマスツリーを眺めていると、スミスはバルカンに小包を手渡した。

 

「はい、バルカン。俺からのクリスマスプレゼントだ」

 

「えっ?本当に…?開けてみてもいい?」

 

バルカンの問いにスミスが頷くと、バルカンはゆっくりと包みを開き、中の箱を開けると中にはピンク色の宝石が嵌め込まれた銀のネックレスが収められていた。

 

「え…⁉︎こんな良い物貰っていいの?」

 

「あぁ。お前にあげたくて買ったんだ。遠慮しないで貰ってくれ」

 

「ありがとう…!絶対に大切にするから…!」

 

バルカンは感極まって嬉し泣きをし、スミスは喜んでもらえて良かったといった顔を浮かべていた。また、ネックレスに嵌め込まれている宝石は『パパラチアサファイア』といい、宝石言葉は【一途な愛】【運命的な恋】【信頼関係】という事を教えてもらったバルカンは再び嬉し泣きをし、思わずスミスに抱きつき、スミスはそんな彼女の頭を優しく撫でていた。

 

「…こうして喜んでもらえると、色々考えた甲斐があったよ」

 

(…ん?色々ってもしかして…⁉︎あぁぁ!私、すっごい勘違いを…‼︎)

 

己の勘違いに気づいて顔を赤くするバルカンだったが、あることを考え始めた。しばらく二人はツリーの周りを歩いていき、そろそろ帰るか?とスミスが尋ねるとバルカンはスミスの袖を摘んで立ち止まっていた。

 

「ん?どうした?」

 

「えっと……その、今日は…帰りたくない…かな…」

 

「え……⁉︎」

 

絞り出すようにいったその言葉にスミスは驚き、確認するように視線を送るとバルカンは頷き、冗談でないことがわかるとスミスはバルカンを抱きしめた。

その後、今日は帰らない旨を連絡すると、二人はある場所に向かっていった。

 


 

(あぁ…これから私、スミスと…)

 

()()()ホテルの一室を借り、シャワーを浴びた二人はバスローブ姿のままベッドに並んでて腰掛けていた。緊張で小刻みに震えているバルカンの手にスミスは自身の手を重ね、スミスは最後の確認をした。

 

「バルカン…本当にいいのか?」

 

「うん…実を言うとな…『あの日』のこと思い出すたびに身体が疼いて仕方ないんだ…その、ちょっとだけ怖いけど…スミスになら…私のハジメテ、あげても良いから…」

 

そこまで聞いて引き下がる訳にもいかず、スミスはバルカンと唇を重ねるとそのまま押し倒して舌を何度も絡ませる深いキスをした。

やがて唇を離し、熱を帯びた目でこちらを見つめるバルカンに一言、愛してると告げ二人はそのまま愛し合った。

 

翌朝、目を覚ましたスミスは隣でしがみつきながら幸せそうな顔をして寝てるバルカンの頭を撫でてるとちょうど彼女は目を覚ました。

 

「ううん…ん?スミス…?って、何ではだk…!〜〜ッ」

 

昨日の出来事を思い出し、恥ずかしさで布団を頭にかぶるバルカンをみてスミスは目を細めていた。

 

「なんつーか…その、バルカン意外とエm「待って、それ以上言わないで!」わ、わかった…まぁ、なんだ…改めてよろしくな、バルカン」

 

「うん…よろしく…」

 

より愛が深まったことを感じながら、二人は微笑みを浮かべるのであった。




やりました。(某一航戦風)
付き合って一年のクリスマス、しかも互いにお熱なこの2人ならこれくらいはねぇ?
末長く暴発しやがれこのリア銃‼︎

oldsnake様、ありがとうございました!
何かあれば連絡ください。

さーて、元のコラボに戻りますかね。
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