人形達を守るモノ   作:NTK

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コラボその3です。

なんかヤバげな施設出てきた⁉︎



Code-108 鉄血防衛ライン破壊作戦-3

「わわわっ⁉︎なんなのコイツら⁉︎」

 

グリンダは突然現れたスーツの男たちに追われていた。彼らの手袋に高圧電流が流れているらしく、彼らに触れられた味方が感電死したのを見て彼女はソービットやヨーヨーを使い彼らを迎撃しつつ、追いつかれないよう広いところへ逃げていた。

シュルシャガナ自体高い機動性が有るのにも関わらず、彼ら─追跡者(チェイサー)は少しずつ距離を詰めてきており、しかも隣で仲間が切り裂かれようとも、その血や肉片が顔に着こうとも表情一つ変えずに追跡を続ける彼らにグリンダは恐怖していた。やがて別のチェイサー達が進行方向に現れ、グリンダは囲まれてしまった。

 

足を止めた隙をついて彼らが急接近していき、グリンダは迎撃するも生き残ったチェイサーがもう少しで彼女に触れようとした時、上空から降り注いだレーザーがチェイサー達を撃ち抜き、物言わぬ肉塊に変えていった。

 

「大丈夫かグリンダ‼︎」

 

「リバイバー…‼︎」

 

恋人からの救援にグリンダは思わず泣きそうな顔を浮かべるなか、リバイバーはチェイサー達に対して自分でもびっくりするくらい腹を立てていた。

 

「ったく、寄ってたかって人の女追っかけ回しやがって…‼︎覚悟しとけよ黒服ども…!」

 

リバイバーはそのまま上空からチェイサー達を狙い撃ちにし始める。彼らはどうやら手袋以外に攻撃手段を持っていないらしくそのまま逃走し、さっきと打って変わり彼らの方が追い回されるが一人、また一人と撃たれやがてそこにいたチェイサー達は全滅したのであった。

 

「…っと、合流しようと判断して良かった…で、怪我とかないか?」

 

「うん…大丈夫…。ゴメン、私から参加したいって言ってこんなんで…」

 

「な〜に言ってんだ、初陣であんなトンデモ出てきて無事なだけで万々歳だろ?気にするなよ。寧ろこんな状況で置いてった俺の方が悪かった。すまん」

 

「いや、でも……うぅん、わかった。もう気にしないよ」

 

申し訳ないといった具合に頭を下げるリバイバーにグリンダは驚き、自分も悪いと言おうとしたが何を言っても食い下がらない様子を見てその言葉を飲み込んだ。その後二人は一度補給地へ下がり補給を受けていると、前線の正規軍から連絡が入って来た。要約するとどうやら最終防衛ライン手前に防衛施設があり、頑強さと多数の兵装により攻めあぐねてるらしく、支援してくれとの事だそうである。

 

「ふむ…良し、じゃあ行くとするか」

 

「リバイバー、行くの?」

 

「あぁ。ここまで来たんだ、最後までお手伝いするさ。防衛施設つっても人工物なら無敵な訳じゃない。どこかしら弱いとこがあるはずだからそこを見つけて《ダインスレイブ》でブチ抜いて突破の糸口を掴ませる。グリンダは見つけて電力溜める間の援護を頼む。アラゴスタも付かせるとしても念のためもう少し誰かしらの援護があればいいが…」

 

『お力が必要ですか?』

 

通信をよこしてきたのはP基地から派遣された一人であるダラーヒムであった。

 

「あぁ、正確には大技かますからそれを悟られないよう注意をそっちに逸らさせてくれ。出来るだけ派手にな」

 

『了解、こちらもあらかた片付けたのですぐに動きます』

 

頼んだ、とリバイバーはそのまま通信を終え、グリンダを連れて決死隊に志願し現場に向かうのであった。

 


 

「うわ、デッカ…まぁいい、さっさと始めるか」

 

狙撃ポイントを見つけたリバイバーは防衛施設の大きさに圧倒されるも、すぐにグリンダとアラゴスタ隊に周りの警戒を頼むと発射準備を進めた。左右のレールガンを繋げて専用弾頭を生成・装填し、身体の固定を済ませ、電力を溜めつつ狙える場所がないか調べてると、離れたところで爆音が聞こえてきた。方角的にオートスコアラー達が注意を引いてるのだろう。

 

「これならしばらくは向こうに「がおぉぉぉ‼︎‼︎」うおっ⁉︎何だ何だ⁉︎」

 

大声に驚いて見てみると先程の場所から衝撃波が一直線に飛んでいくのが見えた。恐らく音響兵器の類なのだろうが、ここまで聞こえてくる大声にリバイバーはそれを間近に受けた敵に同情していた。視線を防衛施設に戻してみると、正規軍が施設に砲撃するも大した損傷を与えられず逆に備え付けられた武装にやられていた。

 

(見つけた…!どうもアレは施設の内側から出てるようだな、それを狙えば…‼︎)

 

施設自体は頑強だが、それにつけられてる防衛武装、それもその砲口はその限りではないと見抜いたリバイバーは防衛武装の一つのミサイルポッドに狙いをつけはじめる。

 

「グリンダ!周りに敵は⁉︎」

 

「いないよ!妨害するようなものもない‼︎」

 

「OK‼︎ダインスレイブ……発射(ファイヤ)‼︎」

 

リバイバーは引き金を引いてダインスレイブを放つ。放たれた弾頭はミサイルポッドの砲口にまっすぐ進み、命中する。予想通り外壁ほどの強度は持っておらず弾頭はそのままミサイルポッドを破壊しつつ貫通し内部に潜り込んでいった。

数秒後ミサイルポッドは爆散し、内部の火薬庫でも破壊したのか施設内は次々と各所から爆炎が上がり、内部の誘爆によりその施設の一部の防衛武装が内側から周りの壁ごと爆砕され、脆い内側を晒していた。

 

「前線の連中に告ぐ‼︎その壊れたとこから狙ってけ‼︎……さて、位置もバレることだし、離れるぞ」

 

「了解!」

 

二人とアラゴスタ達はすぐさま移動し、屋上のジュピターを撃ちつつ別の施設へ向かうのであった。

 


 

戦場から離れた場所にて、『白い残骸』が辺りに転がっている隠された基地、そのさらに隠された地下にて『彼女達』はいた。彼女達はここにいるのに似つかわしくないくらい幼い見た目をしており、その様子はどこか焦っていた。

 

「ねぇどうするの⁉︎ドアは壊れて開かないし外のみんなはやられたし、周りとも連絡とれないし…!」

 

「…確か、横槍入れようとしてた部隊にリバイバー…『メッセル試作機』がいたって言ってた。いっそ救難信号だして…」

 

「でもそいつグリフィンにいるよ⁉︎それに、ここに気づけるの?」

 

「このままだと私達閉じ込められたまま死ぬよ?ここについても、ソイツが覚えてるかはわからないけど『ここに来たことある』みたいだし、やってみるしかないよ…」

 

そう言いリーダー格の幼い少女は()()()()()()()()が心配するなか、救難信号のスイッチの元に歩き出した。




向こうも絡んで良いって言ってたし、絡まなきゃねと思いましてね。
割とリバイバー、今回は順調にいってるけどそろそろコイツ、痛い目そうだゾ。

最後の子供達ですが、大陸版のネタバレの存在もとい、パラデウス唯一の癒しですね。リーダー格の子の名前がねぇ…ホント、あの子達救いがなさすぎですわぁ…

それはそうと、もうすぐ年が明けますね。
…最近リアルにて中学の担任が下着ドロで捕まった挙句自分が現役の頃からしてたと新聞で知ったのが一番衝撃でしたね。
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