コラボその4ですが、今回あまり進まないです。
「ウワォ…こりゃスゲェな、あっという間にぜ〜んぶ壊れてら」
大破させた防衛施設をP基地のノアがトドメを刺したのを見届けたあと、他の防衛施設を破壊しようと動いていたリバイバー達だったが、一つはバルカン達が、もう一つはギルヴァとブレイクという人物が破壊したの確認し、一行は足を止めていた。
「にしても、あれをぶった斬るとはね…二人に対するバイザーの反応も何か変だし、こう言うのも失礼な気もするが、人間かあいつら?それとも剣が特別なのか?」
その時、前線の正規軍から連絡が入り、これより敵の重要拠点の制圧に乗り出すため、戦える者はついてきてくれとのことの為、リバイバー達はその支援のために合流を開始した。ほどなくして集まった他の部隊や前線の部隊と合流するが、そのメンバーに不審な点を見つけたのであった。
(…ん?負傷者が多数に武装したデカいペンギン…?なんでここn武装したデカいペンギン⁉︎)
あまりに自然にいたため一度スルーしてたが、よく見れば不自然なその存在に二度見したリバイバーは思わずそのペンギン?に話しかけると彼はペンギン型人形のワカといい、本来は事務系の後方支援してたがジョージ上級指揮官なる人物に負傷者達諸共決死隊に強制参加させられたとのことである。それを聞いたリバイバーは訳がわからないといった顔を浮かべた。
「…ハァ?強制参加?…ッチ‼︎上級指揮官サマってのは『志願』の意味もわからねぇのか?脳味噌にマダニでも突き刺さってんじゃねぇの?」
「なかなか毒のある言い方だな。まぁ正規軍も事情知って後方に回してくれるそうだし、P基地からも護衛を出してもらえるそうだ」
「なるほど…ヨシ、俺の方からもガルムの支援を出そう」
「む、助かる。…ちなみにどれくらいだ?」
「えっと、今動かせるので近いのは…20体だな」
「多過ぎて逆に狙わないかそれ…?」
結局、戦力が集まり過ぎて狙われる可能性を危惧して5体だけ呼ぶことにし、彼らの元を去ると、オートスコアラーが見えたのでリバイバー達は彼女らに近づいた。
「おー、さっきは援護ありがとうな。それで、聞きたいことがあるんだが、いいか?」
「何でしょう?」
「後ろの連中を送った野郎について、そっちの指揮官は何か動いてるか確認してくれないか?」
彼の質問にリバイバーの意図を察したスユーフは少々お待ちくださいと言い、通信を行い、向こうの指揮官とやりとりを交わすとこちらに向き直った。
「どうやら彼女達を送り出した上級指揮官について『盗賊』と『エジプト神』に調べてもらってるそうです。結果はヘリアンさんに送られるのでそちらにも連絡が来ると思います」
「(『盗賊』と『エジプト神』…『アリババとメジェド』か)了解。確認ありがとう」
仮にもDG小隊の一員であるリバイバーがいるのに関わらず、志願のはずの部隊に負傷者を強制参加させるような策を打つような人物にリバイバーは不快感を表し、またP基地が反感を持たない筈がないと考え先ほどの質問をしたリバイバーだったが、例の二人が動いてるのなら問題ないとし、攻略作戦のほうに思考を切り替えてると秘匿回線にて連絡が入ってきた。相手を見ればヘリアンからであった。
「あー、何となく用件はわかるが、何の用で?」
《作戦中すまないが貴様に頼みたい事がある。そこの指揮をしてるジョージ上級指揮官だが、情報提供によると今の立場はコネ以外にも贈賄によるものもあった。それ以外にも明らかに無謀ともいえる作戦指揮記録や人形に対する度を越したパワハラ、資金の水増しによる横領など複数の違反行為が確認された》
「早いな。P基地以外にもソイツを調べてた奴がいたのか」
《そんなところだ。そこで、正式にDG小隊となった貴様に別任務だ。今拘束してしまえば指揮系統に混乱が起きるのは確実だ。故に作戦終了後、可能なら彼の拘束を頼む》
「了解。グリンダにも伝えておく。正規軍もこれには御立腹だそうだし、詰んだなアイツ」
《頼んだ。そちらも作戦の成功を祈る》
通信を終えたリバイバーは再び攻略作戦について現状を確認し始めた。
(砲台陣地も壊滅、防衛施設も全滅して重要拠点までの道ができて連中の敗北は濃厚…だが妙だな。道中イレギュラーは起きたが、ハイエンドの数が重要防衛ラインの割に少なかった…もしかして、誘導してるのか?)
そこまで考え、仮にそうだとしてじゃあ何故誘導してるのかを考えはじめた。可能性として出てきたのは二つ。一つは自分らが向かう先で何度か目撃されたという対万能者用に開発されたとされる大型ユニット三機が待ち構えており、こちらを返り討ちにする算段。もう一つはもう既にエリザなどは撤退済みであり、こちらが近づいたところで基地を核などの大量破壊兵器を作動させて基地ごとこちらを殲滅する算段である。無論そのどれでもないものがある可能性もあるが、取り敢えず今の考えを正規軍や他の部隊に伝えた。
「ふむ…なるほどな。その可能性もあり得るな」
「とは言え、俺らは進むしかないがな」
「しかし、この情報があるのと無いのでは心構えが異なりますので言って頂いて感謝します」
鬼が出るか蛇が出るか、いずれにせよ彼らは作戦成功のために鉄血の重要拠点へと歩を進めるのであった。
ハイ、ウチで絶賛イクメンしてる連中を動かそう思ってたらそれ以上のとこが動いてくれたのでリバイバーとグリンダには情報を元に作戦終了後ジョージ上級指揮官をとっ捕まえてもらうことにしました。
さーて、最終局面ですが、何が出るのやら…