人形達を守るモノ   作:NTK

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宣言通り、日常回です。
久々にバレット達の出番でございます。
時系列はコラボからしばらく経ったあたりです。


Code-119 激闘のそのあと

とある廃墟、テロリストの隠れ家として機能してたそれはもうすでに鎮圧され、バレットは他のメンバーと連絡を取っていた。

 

「こちらバレット。第一部隊、対象の鎮圧を確認。負傷者無し。第二部隊、応答」

 

「こちらライ。第二部隊も同じく鎮圧済み。負傷者は無し」

 

「了解。では合流ポイントに到着後撤退するぞ」

 

しばらくして彼らは合流し、帰りのヘリの中でライがポツリと呟き出した。

 

「これで鎮圧依頼は今週七件目…やはり以前の作戦の影響とみて間違いないか…」

 

「そうだろうな。正規軍やこっちが大損害を受けて今が好機とみてる連中が多いのだろう」

 

あれから一ヶ月以上が経ち、流石にフードマント勢力のことは伏せられているものの、前回の作戦で鉄血と正規軍・グリフィン連合軍は互いに大損害を受けたことは知れ渡りそれにより治安は悪化、それらの鎮圧にバレットら第一部隊だけでなくライ達第二部隊も各地区を縦横無尽に駆け回る日々が続いていた。

 

そしてリヴァイルについてだが、グリフィン所属ではなく16Labの所属となり、前作戦で見せた鉄血の新型ユニットやフードマント勢力─万能者によると【Pawn】というらしい─にパラデウスといった高等技術を持った勢力に対抗する為のものを中心に開発するよう言い渡された。ある程度自由が効くと聞いてリヴァイルはそれを了承し自分のボディを作り開発の日々を送っていた。

ここで予想外だったのが、彼が思ってた以上に天才であり天災だったという事であった。

 

訓練に用いられるMCRを見つけるやいなやそれに興味を示し、すぐに仕組みを理解するばかりか、システムに掛かる負荷や電力コストを下げる方法を編み出しさらには処理能力を上げる方法まで考えだし数日掛けて改良を実行、その結果負荷や電力コストが大幅に削減され、さらには時間経過速度が一時間で三日分に底上げしたばかりか、同時に二つの空間を形成できるようにしたとリヴァイル本人から聞いた時はペルシカを含めた職員一同、開いた口が塞がらなかった。彼曰く、

 

『オレが生前に国連いた時に調べてたのは、遺跡の中でも特に難解な部分で、オレ以外殆ど匙投げてたようなものを僅かだが解読してたんだぜ?それに比べりゃこんなもん、子供向けのパズル組み立てるようなモンだ』

 

との事である。ちなみにここまで魔改造したのはもっぱら自分が研究する時間を大量に得る為にやったらしい。他にも様々なシステム面の改良や開発を行ったり伝授したりした結果、全体的に16Labの技術力が向上したのであった。

 

ここまでの手腕を持つ彼が何故生前その名が公表されなかったのかは実に単純で、有能過ぎるが故に存在を公表すれば彼の身に危険が及ぶと判断した国連や保安局が彼の存在を隠蔽していたからであった。無論、そんな彼が退所する際は何度も好条件を出して引き留められたが彼の意思は変わらず、その結果彼に圧力をかけた軍関係者との間で一悶着あったらしい。

 

「戦力の立て直しももうすぐ終わるようだし、そうなればある程度収まると見ていいだろうな」

 

「幸い、お子さん達のことはまだバレていないそうですからね」

 

戦力が低下してる中でバレットらの子の存在がバレてしまえば大変な事態となるため、その辺りの秘匿はより強固に行ったのが幸いして未だバレずにいた。

そうこうしてる内に彼らは本部に帰還し一連の報告をしたバレットとレストはアスターに場所を聞いてレクリエーションルームに入ると、彼女と自身の子たちの他にノアも子供を連れて集まっていた。子供たちも元気に成長し、すでに首も座りずり這いなどもできるようになっていた。

 

「ただいま」

 

「おかえりなさいあなた。ほら、二人とも。パパが帰ってきたわよ〜」

 

「「あぅ〜」」

 

声を上げる二人にバレットは微笑みながら頭を撫でやる傍らでノアもレストに声をかけた。

 

「レストさん、おかえりなさい」

 

「ただいま。リヒト達は何ともないか?」

 

「ええ。()()()()()がいい遊び相手になってくれてるようで」

 

「\ オカエリ、オカエリ/」

 

「本当、リバイバーの奴なんでも作るなぁ…」

 

足元にワラワラと集まって跳ねている20cmほどの色とりどりの球体ロボット達をみてレストはそう呟いた。彼らは『スフィア』といいリバイバーとグリンダ、一部リヴァイルが開発した子供用の所謂ペットロボットである。

 

音声機能と優秀なAIを搭載しており、普段は球体だが必要なら格納してある手足をだして話し相手や遊び相手になったり、ある程度のお世話もできるものである。また、拡張ユニットを付ければ修理や土木作業も出来たりと汎用性に富んでいた。子供用とあり安全性と耐久性、重量も問題なく、何より低コストで生産できるのが強みであり、リバイバーは礼を兼ねてぜひそっちの子供達の遊び相手にと、P基地に黄色、青、赤、白、緑、ピンク、紫の七体セット、D08には様々な色をした数十体ほどを拡張ユニット及び設計図と説明書込みで発送していた。ちなみにこれらのモデルは某ロボットアニメのマスコットである。

 

そしてそのリバイバーはというと、リヴァイルとともにネイト達に遊ばれていた。どうやら彼、というよりそのオリジナルであるリヴァイルもなのだが子供、もしくはそれに近い精神のものに懐かれやすい性分なのとネイト達も人懐っこい性格なのが噛み合って引っ張られたり周りを駆け回られたりといいようにされていた。彼女達は検査の結果発信機の類がないことが確認され、出生の事情が事情なのでグリフィンで保護する事となり無邪気に過ごしていた。

 

服装も年相応の可愛らしいものに着替えられているがその中には

 

「心」\ チワクチワク♪/

 

「威風堂々」\ オオォォラァァ‼︎/

 

「死亡」\ タチマシタ‼︎/

 

と、少々独特な文字入りダボTシャツを着てる子もいた。

なお、提供元は最後のみM82A1であとはリバイバーとリヴァイルであることをここに記す。




コイツ有能過ぎねと思ったけどあっちの後日談見てるとこれくらいの奴がいないとウチじゃマトモにやり合えなさそうなのでクッソ有能に仕上げました。いやぁこんな奴に退所させるほど圧力かけたのはどこの将軍だろうね〜?(棒)

スフィア: 言わずがな、ガンダムシリーズのハロがモデルです。拡張ユニットはダブルオーのカレルです。本文通り各所に発送したのでお受け取りください。歌いそうなカラーリング?何のことでしょうか?(すっとぼけ)

最後の文字Tシャツ着たネイト、一番最後の子はそのうちアホ毛生えるな(確信)
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