人形達を守るモノ   作:NTK

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半スランプ状態になってから思ったんですけど
小説投稿しつつ二十分弱の実況動画を数日置きに上げてる某ガバとバグに愛されてる旦那はガチですげぇよ…


Code-124 秘密はいつか暴かれる

「いや〜無事に子供が産まれて良かったなウェイター」

 

「はい。フィオナの方も問題なくて良かったです…しばらくしたら、旦那様たちに報告しにいくつもりです」

 

バレットとウェイターの会話からわかる通り、先日フィオナが産気づき無事に男の子を出産、『アイン』と名付けられたその子は親子共に健康上問題ないと診断された。ウェイターは過去が過去のため、無事に産まれたと聞いて嬉しさで泣き崩れるといった事態が起きたがすぐに落ち着き、これからのことを考えていた。

 

「未だに子供達のことは知られてはいませんが、いつバレるかわかりませんからね。子育てもそうですが、何があっても家族を守れるようにはしておくつもりです」

 

「それなんだが…少し気がかりな事がある。ここ最近グリフィンの職員が行方不明になっていると報告があってな。そのうち何人かはこっちの事情を知っている人間なんだ」

 

「っ!それってつまり…」

 

「恐らく過激派が職員を拐って嗅ぎ回ってると見ていいだろう。みんな口の堅い者たちだが拷問のやり方やクスリをやられちゃその限りじゃない。ある程度は覚悟したほうがいい」

 

「そうですか…ですが逆に言えばそれらを迎撃すれば向こうの力を削ぐ事ができますが…何度も返り討ちにしてる現状でそう愚直に来るとも限りませんしね…」

 

「連中や彼らの支援組織もそこまで頭は悪くないと思うが、中には短絡的に攻めてくる連中もいる筈だ。とにかく気をつけた方がいい」

 

少々重苦しい雰囲気となったが、話を変えて最近の子供たちの様子についての話をし始めた。

 

「確か、隊長のお子さんたちはもうハイハイが出来るようになったんでしたよね?」

 

「まぁな。かなり行動範囲が広くなったから大変だよ。それと、レストのとこの子供たちとも仲が良いみたいでよく一緒に遊ばせてるよ。特にアレルギーとかもないみたいだし普通の子となんら変わらないようで良かったよ」

 

事情が事情のため、定期的にP基地から診断を受けてもらっているが特に異常は見られず、子供たちはすくすくと育っていた。ちなみに子供たちは診断時は嫌がるような素振りをせず大人しく診断を受けており、寧ろ親の方が診断のたびに何かあるか心配で落ち着きがないくらいである。

 

このまま何事もなく無事に成長を見守れるようになればいいのだが、そうはいかないことはウェイターは身をもって知っていた。現に過激派だけでなく、パラデウスやPownといった勢力が暗躍してる以上、彼らとの衝突は避けられないだろう。つい最近も国連の拠点が謎の天変地異で壊滅したと聞く。恐らく状況からして先のどちらかの勢力の仕業とみていいだろう。

国連が被害に遭ったということで元々はそこに所属してたリヴァイルがどう思うかと思いきやそれを引き起こした技術の方に多大な興味を示しており、被害に関しては無関心どころか寧ろザマァみろと煽っていた。

 

そう言うのには訳があり、その事件の少し前くらいに以前の作戦の結果から事態を重くみた国連から戦力強化の名目で彼らが半ば不要としていた兵器が送られてきたのだが、その兵器というのが生前のリヴァイルが彼らに頼まれて渋々開発したものだったため彼はせっかく開発したものを不要品扱いされて不機嫌となっていたからであり、今はリバイバーが占領した工場内で改良を施しているのであった。

 


 

ガタガタゴットンズッダンズダン‼︎

 

ガタガタゴットンズッダンズダン‼︎

 

「ふぅ終わった〜。いやー本当思った以上に技術が進んでたおかげで改良が捗る捗る♪部品や武装規格はここのに合わせてあるから整備も楽になるだろうし、エネルギーや補給はコーラップス技術を応用すれば解決するし、調整も済んだからもういつでも運用できるな〜」

 

「うわぁ…下手すりゃ私らアレと戦うかもしれなかったと思うとゾッとするわね…」

 

妙に物騒な音を響かせた後、リヴァイルが改良し終えた兵器を見た一人の元鉄血兵が呟くと周りも同調するようにうなづいた。

人形用特殊可変飛行型大型外骨格『YoRHa(ヨルハ)』。人形による汚染地域への斥候や飛行型E.L.I.Dの対処をメインに開発を依頼されたこの機体は巡行形態と機動形態に変形することで幅広い作戦行動を可能にし、耐衝撃・対崩壊液汚染も高く、高速移動時の負荷も一般戦術人形でも十二分に耐えられるくらいに抑えつつも速度も申し分なく、機体内部にも補助AIを載せており、一定の体格と処理能力と認証コードがあればどんな人形でも使える汎用性と、安全性と実用性を備えたある意味彼らしい仕上がりであった。

 

武装は補助腕内蔵の機関砲もしくはレーザー砲の選択式、機動形態時の手持ち式レールガン内蔵式レーザーブレードとオプションでミサイルコンテナとそれなりに充実していた。

 

ここまできてじゃあ何故不要品扱いされたかというと、開発費と運用費がある程度抑えたものの、正規軍のアレスの倍以上と高く、それならば使い捨て前提のドローンで斥候してアレスに対空兵器を積ませた方がいいと判断され、試作機が五機のみ生産されたのみとなり、それらが全て送られたというわけである。

 

それが何の因果か開発主の元に戻ってきたので仕返しの意味も含めて今の技術で改良した結果、使用目的が変わった事による一部機能のオミットや規格の再統一化やコーラップス技術の導入、さらには彼がパラデウスで得た偏差障壁の技術を用いたため、コスト削減はもちろん、火力や防御力も向上するといったとんでもない魔改造機が生まれてしまったのであった。

 

「空いたスペースに銃の格納庫作ったからいざとなれば自分の銃持って脱出して戦闘続行できるし、我ながら良い改良をしたなぁ♪」

 

自画自賛して満足げな顔でヨルハを見ているリヴァイルだったがバレットから通信が入り、リヴァイルは通信を繋げた。

 

「ん?どったの?」

 

『なぁリヴァイル、お前が改良してるヨルハってやつ…近いうちに一機だけでも動かせるか?』

 

「一機どころか全部動かせるぞ。何かあったか?」

 

『さっき第二部隊から報告があった……

 

 

 

 

 

子供たちの事が連中にバレた。それなりの部隊が動いてるらしいから近日中に掃討作戦をやるつもりだからいつでも動かせるようにしてくれ』




ヨルハ: 元ネタはニーアオートマタの飛行ユニット。魔改造の結果グラ○ムスペシャルしても機体と搭乗者どっちも平気なくらいに対G性能が上がった。(ゲロしないとは言ってない)
ちなみにあのデザイン好き。ついでに言うと通常戦の槍×大剣で出す滅多斬りポールダンスも好き。にしても何で『アダム』って奴はどいつもこいつも一回全裸になるんだろう…

さて、ウェイターに息子が産まれたと同時に連中にバレました。
コラボっぽい雰囲気だけどコラボではないのでご了承を。
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