対物ライフルや世界最強のリボルバー持ってる奴に手加減は無理だからね、容赦なくやっちまうぜ☆
アルゴノーツ・パピスの進行ルート上にてバレットとウェイターは迎撃準備を進めていた。
「それで、こっちはこっちで動いていいんだよな?」
「構わない。下手にこちらの指揮下に置いて不慣れな連携をとるよりはだいぶいいからな」
「了解」
この世界のジャッジに確認を取り二人は借りた戦闘車両に乗り、前線に出て行く。
ちなみに身も蓋もない話だが、列車の特性上、レールに爆弾を仕掛けて通過する直前に起爆し、レールを爆破してしまえばそのまま脱線して無力化できるのだが、向こうが強奪時に何を列車内に積み込んでいるかわからない以上、下手に横転させて誘爆させたら危険というのと、市民には制御不能による暴走となっているのでそういう荒っぽい手段を使えば流石に暴走ではないと感づかれ色々と面倒な事態となるため、レールの破壊はナシという事とのことであった。
向かう途中、カライナの迎撃部隊から連絡が入って来た。どうやら正体不明の航空部隊が砲台を破壊したらしい。内容からしてこの世界ともバレット達のいた世界とも違う世界の者の仕業と見ていいだろう。
「どうもこの世界は、他の世界の者を引き寄せる何かがあるようだな」
「そのようですね。…にしても万能者が来たのは予想外でしたが」
「…この世界は万能者のこと知らないから、あまり派手なことはするなとしつこいくらい釘を刺したが大丈夫だろうな?脅威認定されて別世界同士の戦争になるのはご免だぞ…」
そんな事を話している間にアルゴノーツ・パピスとその随伴部隊である攻撃ヘリと戦闘車両が視界に映り、二人は戦闘態勢に入った。
「ウェイター、そのまま運転を続けてくれ。何機かヘリを堕としたら乗り込むぞ」
「了解です」
バレットは立ち上がって愛銃であるM107を構えヘリの一機に狙いを定める。しばらくすると相手もこちらに気がつき、銃を構えるが次の瞬間、ドンッ‼︎と一発の銃声が鳴り、バレットの放った弾丸がヘリのパイロットを撃ち抜きコントロールを失ったヘリは墜落し仲間の戦闘車両を巻き込んで爆散していった。
そのままバレットはすぐさま次のヘリに狙いをつけ狙撃、そしてすぐにまた別のヘリを…と間髪入れずに次々とヘリを撃ち落としていく。
「なっ⁉︎対物ライフルを車上で立ったまま連射して当ててるだと⁉︎」
「まさかコイツ…ん?なんかこっち向いて…グッ⁉︎タ、タイヤが!アバーッ!」
運転手本人やタイヤを撃ち抜いたりしてクラッシュさせたりと着実に戦力を減らしていき、二人は列車の近くにまで着くと、ウェイターがワイヤーを取り出し振りかざすと外壁が切り刻まれて内部が露わになった。二人はそのまま飛び乗って内部の制圧に動きだした。その一部始終を見ていたジャッジは唖然としていた。
「あ、あれがDG小隊…!ん?そういえばバレットだったか?アイツ、対物ライフル抱えたまま車内に入ったが、平気なのか?」
結論から言えば平気だった。彼は狭い車内でなんでもないかのように愛銃を巧みに扱い連射してドアや防弾チョッキ諸共テロリストを撃ち抜いていった。ウェイターもワイヤーや自身の銃を駆使して無力化していくなか、テロリストの一人が二人に問いただした。
「おい、お前ら!まさかと思うがM107とSCAR-Hの、しかも男の戦術人形か⁉︎」
「あーその反応されるの久しぶりだな。あぁその通りだ。だがそれが何k「ふ…」ん?」
特に隠す事でもないため自分たちが人形である事を明かすと、何故か彼らはプルプルと震え出していた。
『ふざけるなああぁぁぁ‼︎何で男の戦術人形がいるんだよぉぉ‼︎』
「「…はい?」」
謎のキレ散らかしを見せる彼らに思わず二人は唖然とした。
そこから彼らが発したのはまさに怪文書といってもいいものであった。そしてこの後気づいたのだがこの場にいるテロリストは全員揃いも揃って貧乳好きと言う事であった。
「まずM107のお前ェ!M107の人形なら、M99ちゃんや四式ちゃんとかの幼女体型を除けば殆どが胸が大きいRF人形のなかでほぼ唯一の高身長だけど絶壁バストの持ち主でェ‼︎お姉ちゃんのM82A1のおっぱいが大きいのを羨ましがってる、ショートカットでタレ目気味で微シスコンのオドオド系少女と俺らは妄想してたんだ‼︎」
「なのになんでこんな凸砂で正確に連射してくるやべぇ野郎なんだよ⁉︎そんなに正確に連射しやがって!謝れ‼︎M2HBちゃんに謝れオラァ‼︎」
「な、なんだコイツら…⁉︎」
困惑するバレットを他所に、彼らの矛先はウェイターにも向けられた。
「そして次にSCAR-Hのお前だ‼︎ SCAR-Hの人形ならば、痴女巨乳のFALちゃん、隠れ巨乳のFNCちゃんと来て清々しいくらい期待を裏切るツルペタボディでよくFALちゃんの服装に小言いうけどその度に胸のことイジられてしょんぼりしてFNCちゃんに慰めでお菓子もらうけど胸じゃなくてお腹にお肉が付いて悩んじゃうロングヘアーの真面目系でなんだかんだ姉に愛されてる末っ娘ガールがベストだろう⁉︎」
「それが何で銃とワイヤーを駆使して戦う敏腕執事になるんだよ⁉︎そもそも何で執事キャラは妙に強いやつがいるんだよ‼︎」
「つーかコイツらよく見たら結婚指輪してるぞ!ファッ●ンリア銃‼︎」
「隊長、何なんですかこの人たち?いきなり訳の分からない罵り方されて少しばかし腹が立ってきましたよ…」
「俺も聞いてて頭痛くなってきた…こんな奴らに列車砲奪取されたのか…」
言動に呆れつつも、再び銃を構える二人に通信が入り、バレットは通信機を手に取った。
「スミスか。どうかしたか?」
《あー…端的に言う。レストが久々にガチギレした。ついでに俺もキレそう》
「…わかった。マズいことになりそうなら止めとけ」
それだけ言うとバレットは通信を切った。レストが本気で怒る要因は大きく二つに限られるが、どちらにせよ彼を怒らせたのなら彼らは無事では済まないだろうと考え目の前のことに集中するのであった。
時は遡り、爆撃騒ぎに乗じてアルゴノーツ・カライナ内に侵入したスミス達は一人ひとり着実に制圧していくと、向こうもこちらの正体に気がつき、バレット達のところと同じく怪文書を言い放ったのであった。ただ違う点があるならカライナ内のテロリストは巨乳好きということだった。
「テメェェ‼︎S&W M500の人形っつたらよぉ!デケェ弾頭を使う銃に相応しいバインバインのおっぱい持ってて、撃つたびに反動でブルンブルン揺らしてぇ!常に谷間に弾丸挟んでる露出の多い格好したアブないカウガールお姉さんだろぉ⁉︎それが何でどこか優しそうなツラして、こんなデケェ銃を二丁拳銃でバカスカ撃ちまくるバケモノじみた野郎になる⁉︎」
「それにさっきからそこの金髪オッドアイの巨乳ちゃんとさりげなくイチャつきやがって!見せつけるなこのヤロー‼︎」
「うわ、気持ち悪…というか人の彼女をそんな目で見るな」
「……っ!」
ドン引きしているスミスと、そのスミスをバケモノ呼ばわりされて不機嫌になっているバルカンであったがそれに構わず彼らは言葉を続けた。
「それとMP5Kのお前だ!MP5Kの人形なら、マイクロやらコンパクトやら付いてる割には巨乳が多いSMG人形の例に漏れず、お姉ちゃんと背丈変わらないけど胸が大きくてドヤってる小生意気なロリ巨乳っ娘が定石の筈だ‼︎」
姉のコンプレックスを言ったのと勝手なイメージを押し付けるなと抗議しようとしたレストだが、次の彼らの言葉で気が変わったのであった。
「それが何でこんな、
「……は?」
不幸にも彼らは、恐らくこの世界にやってきた者達の中でもトップクラスの地雷を持つレストのそれを踏んでしまったのであった。
この場どころか車両内にいる全員にハッキリ伝わるくらいの殺気と怒気を放ったレストはリンクリキッドを注入し、スパラグモスを起動させると無表情のまま車両ごと切り裂かんばかりの勢いで彼らに突っ込んでいき、辺りは阿鼻叫喚の有様と化していた。
「ひぃぃ!ゴメン言い過ぎた、だから許しアバーッ⁉︎」
「すみません許してください何でもしまウボァー⁉︎」
「あーあ、知らなかったとはいえ、これは自業自得だな…」
そうスミスは呟き、彼の後を追っていくのであった。
書いてる途中でレール破壊すればいいんじゃねとかふと血迷ったけど、それだと一瞬で終わるから皆さんレールにダイレクトアタックはやめとこうね!
テロリスト達の妄言は彼らの性癖を鑑みて話させただけで私のイメージじゃないことを話しときますね。
あと彼らと絡ませたい方はお好きにどうぞ〜。あとで見に行って合わせます。
今更ですが参加しているのはご覧の通りです。
一升生水様作『本日も良き鉄血日和』
無名の狩人様作『サイボーグ傭兵の人形戦線渡り』
oldsnake様作『破壊の嵐を巻き起こせ!』
焔薙様作『それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!』
試作強化型アサルト様作『危険指定存在徘徊中』
ガイア・ティアマート様作『閃空の戦天使と鉄血の闊歩者と三位一体の守護者』
白黒モンブラン様作『Devils front line』
村雨 晶様作『鉄血の潜伏者』『鉄血工造はイレギュラーなハイエンドモデルのせいで暴走を免れたようです。』
通りすがる傭兵様作『ドールズフロントラジオ』
…どうあがいても負け試合です本当にry