人形達を守るモノ   作:NTK

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大型コラボ、開催です‼︎
今回は導入部となります。

また参加者については後書きにて説明します。


Code-142 【反抗期】-籠を開ける者たち

招集をかけてから幾日か経ったのち、各方面から準備が整ったとの連絡が入り、各自の移動手段を用いて一度タリンから数十キロほど離れた場所へ集結していった。

今回の作戦に置いてDG小隊は第一部隊に加え、待機中の輸送ヘリ護衛や救出活動の支援として第二部隊も参加、また事がことのため、ニモジンとマーキュラスも参加していたのであった。

顔馴染みの部隊に加え、初めてみる部隊もいる為軽く挨拶を済ますとリヴァイルが壇上に上がり話を始めた。

 

「……えー、諸君。初めまして。とはいえ知ってる者は連絡とかで知ってると思うがな。私はリヴァイル・ウィッカーマン。今回の作戦の立案者だ。さて、今回我々が救出するアイソマーについて改めて説明させてもらう」

 

「元々はネイトっていうクローン少女を機械化させた兵士なんだが、当然施術が全て成功するとも限らないし、クローンとはいえ多少の差は生じる。故に失敗することがある。それがアイソマーだ。彼女達の不幸は失敗しても死ぬこともなく全身に苦痛を抱えてタリンに収容されている。それを救出し、奴らの所業を明かすのが我々の任務だ」

 

「敵戦力については説明済みだから省くが連中には私が組み込んだ弱体化パッチが施してある。具体的には時間経過による機動力や偏差障壁の弱体化だ。ある程度経てば普通の銃器でも拮抗できる。だが、私がいなくなった後に新規で開発したものについてはその限りではない。君らのような戦力に対抗した兵器もあるかもしれない。だが心配することはない。諸君らの一部は去年の作戦で規格外な連中と相対している。それらに比べてみたまえ、パラデウスの兵力なんざハッキリ言ってカスに等しい‼︎」

 

「どんな兵器を奴らが開発してようと、所詮人の造ったモノ。同じ人である我々が倒せない道理はない。必ず倒せる隙はあるはずだ。正面切って無理ならば…

発射直前の銃口や砲門を狙え関節を狙え装甲の隙間や継ぎ目を狙えセンサーを狙えブースターノズルを狙え僅かな損傷を狙え。なんでも良い、どこかしら比較的脆い部分は必ずある。君たちならばできる筈だ」

 

少し息をついたあと、リヴァイルは別の注意点を話し始めた。

 

「連中はアイソマーを殺さずにわざわざタリンに押し込んでいるということは奴らには殺せない何かしらの理由があるのだろうが、流石に我々が内部に侵入し救出を始めれば証拠隠滅のために彼女達を殺し始めるだろう。そうなればアイソマー達は錯乱して手当たり次第に攻撃してくる可能性がある。故に被害は少なくしたい」

 

どれくらいのアイソマーがいるかはハッキリとはわからないが、ニモジン達の証言やクローンの作成及び成長ペース、施術の成功率、タリンの環境からして生存してるのは7〜800人程はいるとリヴァイルの予測である。

 

また、タリン内部には【優曇華】という特殊な花が咲いてるエリアがあり、崩壊液を球根に吸収し無害化できる特性を持つ反面、開花時に溜め込んだ崩壊液を放出する重大な欠陥を秘めており、下手にそのエリアを爆撃なりすればどうなるかは明白のためそこでの戦闘は注意を払うことをリヴァイルは伝えた。

 

その後偵察隊の報告でタリンから数キロ離れたところにパラデウスと思しき大群が防衛網を敷いており、おそらくタリン市内にもいるだろうということで彼らは早速防衛網を突破するための準備を進めていた。

 

「なあアンタ、ちょっといいか?」

 

「…手短で頼むよ」

 

リヴァイルに話しかけたのはP基地のノアであった。アイソマーについて説明していた時点で雰囲気が変わっていたのと、彼女の出生や軌跡について把握しているリヴァイルは何を言われるか予想がついたため、話に応じることにした。

 

「事情はある程度聞いてるが、アンタはパラデウスにいたとき彼女達のことを知っていて、アンタはそれを見て見ぬふりをしてた。それについてアンタはどう思ってたか聞かせてくれ」

 

「……正直、すまないとは思っている。私にも目的がある以上それを果たす前に死ぬわけにはいかなかったから、下手に反抗したりして始末されないために彼女達を放置した。要は保身のために見殺しにしたも同然だ。だからこそ、助ける事が出来るこの作戦では、今生きてる彼女達は何があっても助けたいとは思っている」

 

「…わかった。それだけ聞ければ大丈夫だ」

 

そう言い残してノアは作戦の準備をしに戻っていった。

その数時間後、まずはパラデウスの防衛線を突破すべく、彼らは出撃したのであった。




作戦の流れとしては
タリン手前でのパラデウスの防衛線を突破

タリン侵入後アイソマーの保護及び都市内部の戦力や対空兵器を排除しつつ、あとから来る輸送ヘリに彼女らを乗せて救出。

その中でタリン内にいる失格異性体とリヴァイルとM4を接触させる

といった形です。
故にヘリを落とされるのもマズイのでお気をつけて。

そして参加者の紹介です。
参加メンバーについては書くとかなり長くなるので作品名のみ記載させていただきます。メンバーについては活動報告欄にて確認ください。

アーヴァレスト様作『チート指揮官の前線活動』
ガンアーク弐式様作『MALE DOLLS外伝集』
焔薙様作『それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん‼︎』
試作強化型アサルト様作『危険指定存在徘徊中』
白黒モンブラン様作『Devils front line』
Tomネッコ様作『戦術人形にTS転生した話』
oldsnake様作『破壊の嵐を巻き起こせ!』

となります。
まずは防衛線の突破ですので大暴れしちゃってください‼︎
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