後半微グロ注意です。
それとあとがきでお知らせがあります。
(7/13、内容一部変更しました。昼と夜間違えるなんて予測変換使うもんじゃないな…)
ある日、スミスは広報誌を読んでいるとあるページに目が止まった。
(去年に続いてまた水着スキンの発表か…は?これP38か⁉︎ま〜様変わりするなぁ)
しばらくそのページを眺めてるとふとある疑問が浮かんだ。…彼女達はこれを着たまま戦場に向かうのだろうか?
いやいや、流石にないだろうと一旦結論を出したが、やっぱりどうしても気になったのでバレットに聞いてみる事にした。
「なぁバレット、これなんだけどさ、流石にこれ着たまま戦ったりしないよな?」
「いや、戦うぞ?」
「はぁ⁉︎マジかよ⁉︎大丈夫なのか?」
「一応大丈夫らしい。他にもメイド服やらサンタコスやら着て戦ったりしてる時もあるな。第一、普段から水着とどっこいどっこいの格好した娘もいるだろ?」
「…それもそうだな」
とりあえず納得したスミスはまた広報誌を読み始めるが、今度は別の事に気付いた。
「美女が水着着て戦う……あれ?これってネ○カ隊じゃn…」
「やめろ。縁起が悪いってレベルじゃねぇぞそれ」
他にもあるのに何故よりによってネネ○隊をチョイスしたんだと思いながらバレットはレストラン関連の雑誌を読む。
「ん?なんでそんなもん読んでんだ?」
「この前の件でDSRに世話になったからな。その礼に食事に誘う事にしたんだが、どこがいいか…」
「ふーん、デートか」
「デッ⁉︎いや、これはただのお礼で、そういうのじゃ…」
急にワタワタし始めたバレットを見てスミスは若干ニヤついていた。
「ごまかすなよ。雰囲気が前の時と同じだったぞ?てかお前あれか、弱ってる時に優しくされるとコロッといっちゃうタイプか」
この時スミスはこいつチョロくないかと思ったが弱った過程が過程なので口にせず黙っていた。
「うっ…うーん…そっか…俺、彼女に惚れてたのか…」
だったらなおさらいい場所を選ばなきゃな、と真剣な表情で雑誌を読み始めたバレットに対してスミスは一言
「でもなんかの手違いで彼女が今度はM82A2になったりしt…」
ゴッ‼︎
「…で?こうなったと?」
「前が見えねェ」
「自業自得だろ」
大きく鈍い音が聞こえ何事かと様子を見に来たレストは、顔面がとんでもないことになってるスミスがいたので事情を聞いた後呆れ顔でそう言ったのであった。(なおスミスの顔面は修復したら普通に戻った)
────
別の日、DG小隊にある命令が下される。
最近、民生人形や任務中の部隊が行方不明になる事件が相次いでおり、行方不明になった付近に怪しげな輸送トラックが目撃されてる事から違法販売目的の闇業者が関わってる可能性があるため調査に乗り出したのだ。彼らは一番最後に行方不明になった現場に行き、トラックが向かうであろう場所に向かう。
「それで?トラックのルートはここであってんのか?」
「事前の調査でトラックがある地点に向かってる事がわかった。詳しい場所まではわからないが少なくともこのルートを通らないとその場所まで行けないから必ず通る。目撃情報もまだだから輸送方法が変わらなければ来る」
「なるほど」
「あと奴らはほぼ確実に妨害装置の類を持っていると見ていい。従来品なら対策が出来てるが、新型を使ってる可能性あるから注意しておけ。ま、その為にダミーを用意してるんだけどな」
行方不明になった現場付近に戦闘の痕跡や業者の死体が無かったことから相手は妨害装置を所持していると判断された。一応他の組織から鹵獲して解析、対策を施してあるが、新型を導入している場合はその限りではない為、警戒するに越したことはない。
近くに隠れ、しばらく待っているとエンジン音が複数聞こえてきた。
高所で待機していたバレットはスミス達に見えた一団の情報を報告する。
「見えた。トラックの護衛にジープが2台、銃座は無しでそれぞれ見た限り四人が搭乗してる。あとはサイドカー付きのバイクが4台、サイドカーに一人、バイク本体は二人乗り。武器は小銃のみで妨害装置は見当たらない。トラックかジープに搭載してるか小型化して隠し持ってるかもな」
「「「「了解」」」」
「んじゃ始めるぞ。ダミー1、向かって左のタイヤを狙え。俺は運転手を殺る」
「了解」
バレットはトラックの進行速度と風向きを計算し狙いを付け、狙撃する。
たちまち運転席は血に染まり、数瞬遅れてダミーがタイヤを破壊し運転手と右前のタイヤを失ったトラックは右に曲がり、近くにいたバイク1台を巻き込み横転する。
突然の襲撃に車両群は停止したタイミングでスミス達がダミーを先行させて突撃、銃撃戦となる。するとジープに乗った男達が何かを取り出した。恐らく妨害装置だろう。
「させるかよ…!」
バレットはすぐさま妨害装置を狙い撃ち、妨害装置を破砕する。
男達は動揺し、動きに乱れが生じたのをスミス達は見逃さず一人また一人と撃ち倒す。
(そもそも狙撃されたのにあんなもん悠長に出してる時点で妨害装置に頼りきりなのが見て取れるな)
その後、生け捕りにした2名を除き敵は壊滅した。
ジープやトラックから輸送先の手掛かりがないか探しているとバレットが合流した。
「何か見つかったか?」
「あぁ…これを見てみろ」
レストが差し出した資料を見てみるとそこに書いてあったのは製造年や銃種、傷の有無などいくつかの条件がある人形のリストがあった。
「……闇オークションか」
「みたいだな。こいつらから後で話を聞く必要があるな」
「バレット来てくれ、荷台を開くぞ」
スミスに呼ばれトラックの近くまで行き、荷台の扉を開ける。
─そこには裸にされた人形達がすし詰めで押し込まれていた。ほとんどは横転の衝撃で気を失ってるが、起きている何人かは酷く怯えているか虚ろな目でこちらを見ていた。
「…チッ‼︎クソ共が…‼︎」
「………」
スミスが忌々しげな顔で吐き捨てるなか、バレットは無言で生け捕りにした1人の男の元に向かう。
そして銃を突きつけて重く低い声で問い出した。
「…お前らの中で立場が上なのはどっちだ?」
すると1人がもう1人を見つめた。
「…そいつか」
「何する気だ隊長?」
「こいつらの尋問は俺がやる。スミス、至急迎えを呼んでくれ」
「わかった(あーあ、こりゃ相当キてんな)」
────
本社地下室にて、先ほどの男が拘束されていた。そこへバレットが台車を押してやってきた。台車の上には液体窒素が入ったボンベ、コップ、綿棒、針、ピーラー、バーナー、ガーゼ、注射器が置かれていた。
「さて、オークションについて詳しいことを話してもらおうか」
「知らねぇな〜?知ってたとしても人形なんかに教えるかよ」
「…もう一度言う、オークションについて話せ」
「知らねぇって言ってるだろ‼︎」
そうか、とバレットは呟き、注射器を男に突き刺し中身を注入する。中身は神経興奮剤の一種でしばらくの間痛覚が敏感になるものであった。
その後男の右手を抑えつけ、バーナーで炙った針を人差し指の爪の間に突き刺した。
「っガぁぁあ"あ"あ"⁉︎」
バレットは針を上下に動かした後、雑に針を引き抜く。その後液体窒素をコップに入れ、綿棒に染み込ませると傷口に押し付けた。
「─ッう"う"あ"あ"ぁぁあっ‼︎」
薬によって鋭敏になった痛覚に液体窒素を押し付けられた時の特有の内側から来るような痺れにも似た痛みが男を襲い、叫び声を上げる。
「どうだ?話す気になったか?」
「ハァッ…ハァッ…‼︎」
「……チッ」
息を切らし、何も話さない男にバレットは苛立ち、今度はピーラーを取り出し、男の腕にあてる。
「っ⁉︎ま、待て!話すっ!話すから─」
シャッ
バレットはピーラーを10センチほど動かし男の腕の皮を削ぐと、液体窒素を染み込ませたガーゼを押し当てた。
「グあ"あ"あ"あ"ッ!な"、な"ん"で…?」
「質問した時に答えないのが悪い。で、話すんだろ?さっさと話せ。オークションの日時、場所、参加人数、出品される人形の数、参加者の武装の内容もキッチリ話せ。もう1人に確認を取るから下手な嘘はやめとけ。もしついたら骨が見えるまで削ぐ」
「わ、わかった…」
男は全てを話した。日時は三日後の昼、場所は某地区の廃墟化したアリーナ。
参加人数は5〜600人程でうち三分の二は護衛、人形は150体ほどで攫った人形の中でリスト外の人形はいわゆるばら撒き用で出品される予定らしい。
武装はアリーナ内の警護組は小銃やショットガンだが、外の警護組は強化外骨格やRPGといった重兵器を用意してるとのことである。
「ふむ…最後に、お前達がいなくなったことでオークションが中止になることは?」
「それは…ない。もうリストの対象は集まってる…あれに積んでたのは俺らの
そこまで聞くとバレットは近くのモニターを操作する。モニターに映し出されたのは椅子に縛られ、怯えた顔をしたもう1人の男だった。
「おい、こいつの言うことに間違いはないな?」
『あ、ああ!全部あってる‼︎だから、助け─』
バレットはポケットからスイッチを取り出してボタンを押す。すると椅子が爆散し、モニターは砂嵐を映し出した。
「なっ⁉︎」
「あいつはお前の情報の真偽を確かめるために連れてきた、今までの事を中継させてな。立場が上のお前が痛めつけられれば自分もこうなると思って下手な嘘はつけなくなるしな。まぁ途中でお前が死んだ時の代理も兼ねてたがな」
「おっ俺も殺すのか⁉︎」
「俺らがどういう部隊か知ってるだろ?あんな事をしたお前らをさ……生かすわけないだろ?」
言うが早いか、バレットは男の股間に蹴りを入れ、急所を潰す。当然そこの痛みも増加してる為、男は痛みのあまりショック死した。その後、バレットは地下室を後にした。
────
ブリーフィングルームにてバレット達とヘリアン、ペルシカは先ほどの情報を元に段取りを考える。
「ふむ…やはり一番の問題は…」
「数ですね。俺らだけではまるで足りません」
DG小隊の総数はダミー含めて24人、どう考えても手が足りないのは目に見えていた。
「数の方は他の基地に協力を依頼するとしよう」
「私もツテがあるからそこに頼んでみるわね」
「頼みます。メンバーが集まり次第作戦を立てましょう」
そう結論づけて彼らはブリーフィングルームを出た。
DG小隊で大きな作戦が始まろうとしていた───
爪の間に液体窒素はマジで痛いぞ☆(イボ治療時の実体験)
お知らせですが、ぶっちゃけコラボ依頼です。
誰か協力する方、お願いします。
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