人形達を守るモノ   作:NTK

16 / 168
コラボ回スタートです!
参加者については後書きで紹介します。


Code-14 オークション殲滅作戦─邂逅

前回の会議から一日ほど経った後、バレット達はペルシカにブリーフィングルームへと召集された。

 

「もう集まったのか?」

 

「とりあえず三小隊来る事になっているわ。二小隊はそれぞれ他の地区にいるから少し時間がかかるけど、近いうちに来るわ。あと、もう一小隊は本社(ここ)にいるから先に紹介するわね」

 

本社(ここ)に?それにあんたが絡んでるってことは…俺やスミスと同じ16Lab製か?」

 

「3人はね。入っていいわよ〜」

 

ペルシカがそう呼びかけると扉を開けて5人の人形が入って来た。

入って来た順に、金髪ロングに赤と青のオッドアイをした人形、小柄で赤髪の人形、少し気弱そうな感じの人形、そして白髪のイントゥルーダーによく似た人形とデストロイヤーであった。

最後の2人を見た瞬間、バレット達は目を見開いて驚いた。

 

「なっ⁉︎て、鉄血のハイエンドモデル⁉︎」

 

「デストロイヤーはともかく、この白イントゥルーダーは誰だ⁉︎」

 

「色んな地区でハイエンドモデルを鹵獲しているのは聞いていますが、まさか本社にもいたとは…」

 

「ペルシカ、この2人は大丈夫なんだろうな?」

 

「ええ、それに関しては平気よ。で、彼女達なんだけど、小隊名はExcessive Arme(過剰武装)の頭文字をとってEA小隊よ。ほら、自己紹介しなさい」

 

ペルシカが促すと彼女達はそれぞれ自己紹介をする。

 

「アンタ達がDG小隊かい?私はM62A2バルカンだ!よろしく!」

 

「M2A1火炎放射器のフレイムっていいます、よろしくお願いします!」

 

「えっと…XM109ペイロードです…」

 

殺戮者(マーダー)よ」

 

「やっと私の番ね!私はデ「いや、お前は知ってるからいいや」何でよッ⁉︎」

 

デストロイヤーの自己紹介にスミスが口を挟むアクシデントがあったが、彼女達の自己紹介が終わり、今度はバレット達が自己紹介をする。

 

「DG小隊隊長、バレットM107のバレットだ」

 

「俺は副隊長のS&WM500のスミスだぜ。ちなみに二丁持ちな」

 

「MP5Kのレストだ」

 

「SCAR-Hのウェイターと申します」

 

「9A-91のノアです」

 

互いに自己紹介を終えたところで、バレットは先程から気になってたことをペルシカに聞いた。

 

「ペルシカ、このXM109ペイロードって子…もしかして…」

 

「ええ、貴方の妹に当たるわね」

 

「俺の…妹」

 

XM109ペイロードはバレットM107の姉妹銃である。なので必然的に彼女はバレットの妹となるので急に妹が出来たことにバレットは戸惑っていると、XM109ペイロード(以後ペイロード)が近づいた。

 

「あの…バレットお兄ちゃん、で良いんですよね?」

 

「(お、お兄ちゃん…)あぁ、そうだが…」

 

お兄ちゃん呼びに困惑しながらバレットが答えるとペイロードは顔を輝かせた。

 

「やっぱり!やっと会えて嬉しいです!私、前に広報紙でお兄ちゃんの事見て驚いたんです!お兄ちゃんがいるって事でも驚いたんですが、対物ライフルを立って正確に連射できるって知ってお姉ちゃんと同じくらい尊敬してたんです!私も命中はまだまだですが立って撃てるんですよ!」

 

「立って?すごいじゃないか。それと、姉さんを知ってるのか?」

 

「はい!お兄ちゃんはお姉ちゃんを知ってるんですか⁉︎お姉ちゃんは優しいですか?怖いですか?あとお姉ちゃんが好きなものとかありますか?」

 

「姉さんか…優しい人だよ。姉さんが好きなものか…あー…うーん…子供が好きだったな(性的な意味で)」

 

「そうなんですか〜」

 

(あれ?XM109ペイロードって25mm口径だよな?…流石兄妹だな)

 

2人が会話をしているのを見てスミスがそう考えていると、フレイムがバルカンに話しかける。

 

「それにしても、男の戦術人形って初めて見ましたよねバルカン先輩…先輩?どうかしました?」

 

「ん?いやさ、私達ってさ…隊長決まってなくね?

 

「え?あ〜そう言えばそうでしたよね」

 

じゃあ私が…とバルカンが言うとマーダーがバカにしたような笑みで待ったをかける。

 

「な〜に目を開けたまま寝言言ってるのよ。あなたみたいな撃ちまくるしか能のないトリガーハッピーの単細胞に隊長が務まるわけないじゃないw私が隊長よ」

 

「あ"ぁ"?お前の方がありえねぇだろ!人喰い(カニバリズム)で殺せれば人間でも鉄血でもいいサイコ野郎が!」

 

「そうやってすぐにキレるのが隊長に向いてないのよ〜♪」

 

「んだとぉ⁉︎」

 

「ペイロード…あの2人はいつもあんな感じなのか?」

 

「は、はい…」

 

ワーギャーと口喧嘩を始める2人をバレットが見るなか、ウェイターがペルシカに若干顔を青くして質問した。

 

「ペルシカさん…あのマーダーって人形…人喰い(カニバリズム)なんですか?」

 

「そうだけど、どうかしたの?」

 

「いえ、あの人…さっき私を見て舌舐めずりをしていたので…」

 

「…大丈夫よ、ちゃんと調()()したから食べられることはないわ」

 

「だといいんですが…」

 

そんななか、2人の口喧嘩はエスカレートしていき、最終的にバルカンが表に出ろ‼︎、と言ったところでバレットが止めた。

 

「待て、作戦前にケガされちゃたまったもんじゃない。正式な隊長はあとでそっちで決めるとして一旦ここはEA小隊全員でジャンケンして勝ったやつを仮隊長にするってどうだ?」

 

「ジャンケンか…まぁ、仮ならそれでいっか」

 

「別に殴り合いでも良かったのに…」

 

「仮とは言え、隊長をなれる機会!燃えますね〜!」

 

「べ、別に私は…」

 

「いいじゃない!一時的でもこいつらの上に立てるのよ!」

 

「じゃ、はじめっぞ。はい、ジャーンケーン…」

 

バレットが音頭を取り、5人は手を出した。意外にも一回で勝敗が決まり、結果、勝ったのは…ペイロードだった。

 

「わ、私ですか⁉︎」

 

「決まりだな、この作戦中はペイロードがEA小隊の仮隊長だ」

 

「む、無理ですよぉ…だったらバルカンさんかフレイムさんに…」

 

「それだとジャンケンの意味がないだろう?大丈夫だ、俺もサポートするから、な?」

 

「むぅ…わかりました…」

 

仮隊長が決まったところでバレット達はEA小隊の武装を確認する。

 

「ガトリングガンとレールガトリングガン、魔改造火炎放射器に25mmの対物ライフルにキャニスター弾とフレシェット弾を撃てる巨大ショットガン…エゲツないな。まさに名は体を表すってやつか」

 

「あ、私他にもロケット弾とかついた特殊外骨格付けられますよ」

 

「マジか⁉︎」

 

その時、ヘリアンから通信が入った。

 

『たった今残りの二小隊が到着した。今ヘリポートにいるからバレット、案内してやってくれ』

 

「わかりました」

 

バレットはヘリポートへ向かう。

ヘリポートにいた二小隊のうち、一小隊はナガンM1895、一〇〇式短機関銃、64式7.62mm自動小銃、FAL、WA2000。

もう一小隊は銀髪のポニーテールに眼帯をした女性指揮官がおり、その後ろにG3、G36、G36C、MG3、USPコンパクトが待っていた。

 

「お待たせしました。DG小隊の隊長、バレットといいます。所属と名前をお伺いしてもよろしいですか?」

 

「うむ、S09P基地所属、副官のナガンM1895と第一部隊、ただ今到着じゃ」

 

「○地区基地所属、指揮官のアレクサンドラ・プーシキナと第一小隊、ただ今到着した」

 

「今回の作戦、協力感謝します。ブリーフィングルームまで案内しますのでどうぞ」

 

バレットは二小隊をブリーフィングルームまで案内していった。




えー、今回のコラボに参加してくださったのは
oldsnake様作
『破壊の嵐を巻き起こせ!』
よりEA小隊

スツーカ様作
『指揮官とG3がお送りするドルフロ銃解説』
よりアレキサンドラ・プーシキナ指揮官と第一小隊

焔薙様作
『それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!』
より第一部隊

が来てくださりました。
御三方、コラボ協力ありがとうございます!

今回はEA小隊との絡みをメインにしましたが、次回からしっかり絡ませる予定です。
ではまた次回まで。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。