人形達を守るモノ   作:NTK

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どうやら次のイベントが大陸版準拠であれば物資箱でM82A1姉者が出てくるらしいッスね。これは頑張らなくては!

今回はあまり出番がないドリーマー・イノセントメインの話です。


Code-66 イノセントの日常

ドリーマー・イノセント、F05地区でのバルカン・ペイロード救出作戦において鹵獲し、バレットの日頃の憂さ晴らしと言わんばかりの制裁を受けた結果、見た目も中身も幼女化した彼女は普段は16labでパズルや絵を書いたりしていた。初めこそドリーマーが演技をしているのではと疑われたものの、複数回の検査を経て演技ではないとわかり、ほぼ無害としてこれといった制限はなく暮らしていた。

 

そんなイノセントだが、前までは時折バレットの部屋に泊まりに来てたが、彼が結婚しアスターと生活するようになってからは子供なりに気を使ってか、泊まりに来ることは減った代わりにリバイバーの部屋に泊まりに来ていた。

今日も泊まりに来ていた彼女は朝起き、身支度を整えると先に起きていたリバイバーに声を掛けた。 

 

「リバイバー…おはよう…」

 

「ん、起きたか。じゃ飯食べに行くか」

 

「うん」

 

二人はスプリングフィールドのカフェまで行き、朝食を摂ることにした。イノセントはオムライス、リバイバーはパン三種とコーヒーを頼みそれぞれのものを食べていた。

 

「イノセント、今日は何するんだ?」

 

「今日中庭で救護室の動物たち遊ばせるって聞いたから行こうかなって。リバイバーは?」

 

「この後呼ばれてるからその内容次第だな。ま、何かあれば誰かに連絡しときな」

 

「ん。呼ばれるって、リバイバーまた何かやったの?」

 

「やってないからな⁉︎多分、作戦会議か例の自称俺の姉貴絡みだと思うが…」

 

この二人だが、リバイバーは鉄血時代に別個体のドリーマーに小馬鹿にされてた故にイノセントを見たときにはあまりの違いに誰だお前状態だったが、向こうがこちらに懐こうとしてた事もあり結構仲は良く、側からみれば歳の離れた兄妹か従兄妹と思えるほどに仲が良いのであった。

朝食を食べ終えた二人はそれぞれの目的の場所まで歩いて行った。

 

中庭ではすでに世話係のNTW-20とグリズリーが保護した犬や猫、鳥といった動物達を遊ばせていた。

イノセントは二人を見つけると近寄って声を掛けた。

 

「こんにちはー」

 

「ん?あ、DG小隊のチビっこね…こんにちは。遊びに来たの?」

 

「うん、大丈夫?」

 

「ええ、平気よ。NTWもいいでしょ?」

 

「構わない、動物達もこの子に懐いてるようだしな」

 

「ありがとー!おいでおいで〜♪」

 

イノセントが呼びかけるとわらわらと動物達が駆け寄り、イノセントは動物達と無邪気に戯れ始めた。その様子を見ていたNTW-20はグリズリーに話しかけた。

 

「なぁ、この子本当にあのドリーマーか?違い過ぎて少し怖いのだが…」

 

「環境の問題じゃないかな?あとはバレット達の教育の成果かな」

 

その後しばらく遊んだイノセントは猫を膝の上に乗せて日向ぼっこをしていたがすぐにそのまま眠り始めた。その姿にかつての面影はなく名前の通り無垢な子供そのものであった。

 

「…こうしてみるとただの可愛い子供だな」

 

「本当ね。誰かしら迎えを呼んでおくわね」

 

────

 

リバイバーが呼び出された会議室に入るとバレット達に加え、コンダクターとヘリアン、ペルシカが中にいた。

 

「コンダクターまでいるのか…ヘリアンがいるって事は何か作戦をやるんだろ?」

 

「あぁ。先程調査隊からの報告で、人類人権団体過激派の大規模補給路を発見したとの事だ。そこで貴様らにはそこの破壊任務を行ってもらいたい」

 

「なるほどねぇ」

 

「あなたにはルイン装備で出撃してもらうわ。あと、あなたのガルムにも出てもらうし、スミスの腕も最優先で修理したから作戦には問題ないわ」

 

みるとスミスの腕は義手ではなく元の腕に戻っていた。あとは慣らしておけば平気だろう。

 

「他に参加する部隊は?確かEA小隊は別任務でいない筈だろ?」

 

バレットの問いにペルシカが答える。

 

「外部からはブラックウォッチとAODって組織が来るわ。あとはアラマキ元指揮官と副官が情報集めに参加するわ。それと…M134って子が参加するわ」

 

すると、スミスがその言葉に反応した。

 

「M134っていうと…バルカンの妹か?」

 

「そうよ。ちなみにあなたの事はDG小隊の一員って事は教えたけどバルカンとの関係は教えてないわ。ま、あとで会うときに話してみれば?」

 

「あ、あぁ…わかった…」

 

その後幾つが段取りを話して作戦開始に向けての準備に取りかかるためその場は解散した。

 

(こういうのは作戦前に言った方がいいよな…しかし、どんな子なんだM134は?変に嫌われなきゃいいんだが…)

 

M134に自分の事をどう話すか考えながら、スミスは腕の調子を整えるために射撃場に向かっていった。

 

────

 

グリズリーに呼ばれたアスターはイノセントを迎えに中庭に来ていた。彼女は寝ているイノセントに近寄り、肩を優しく揺さぶり起こしていく。

 

「(あらあら、随分可愛らしいわね♪)ほら、イノセントちゃん、帰るわよ」

 

「んゆ…?」

 

イノセントは目覚め、寝ぼけ眼でアスターを見て起こしたのが彼女だとわかるとついこう口走った。

 

「おはよう…ママ…」

 

「…っ!」

 

「…あ、間違えた…ん?どしたの?」

 

イノセントの言葉を聞いたアスターは彼女を抱き抱えるとその場を立ち去った。すると、ちょうどバレットが見えたのでアスターは彼に近寄った。

 

「ん?どうしたアスター、イノセント抱えて?」

 

「ねぇバレット…この子、養子にしない?

 

「…は?すまない、全然話が見えないんだが?」

 

どうやら先程の言葉で母性を完全に刺激されたようであった。

その後話し合いをし、結局その話は保留としてバレットは改めて作戦準備を進めた、

そして、作戦開始の日がやって来たのであった。




はい、というわけで試作強化型アサルト様作『危険指定存在徘徊中』主催のコラボに参加します‼︎

試作強化型アサルト様、よろしくお願いします!
oldsnake様、スミスとM134の顔合わせは好きに書いて大丈夫ですので任せます。

では次回まで。
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